
今晩は・・・😊
・・・左の画像は、先日、UP致しました、My7の、「カムカバー破損部分」の補修後の様子です・・・。
・・・その後、160km/h+での走行も行いましたが、実用上の問題は全くありませんでした・・・。
・・・と言う事で、「このまま続投」・・・する事も、「十分に可能」・・・です・・・。
・・・ですが、個人的には、「イマイチ」・・・。
・・・偶発的なDamage を契機として、各部の、「Upgrade」を重ねてきた自分としては、今回の、「アクシデント」は、「Upgrade」の為には、「良いChance」・・・でもあります・・・😋
・・・そこで、今回破損した、「Cam Cover」・・・のUpgradeを検討していた訳ですが、「純正新品」への交換は、「単なる修理」に過ぎません・・・。
・・・現在の、「リペア済み純正カムカバー」に、実用上の問題がない以上、「純正品」への交換という選択肢は、「単なる気休め」として、最初に削除されました・・・。
・・・では、「Upgrade」・・・と呼ぶに相応しいモディファイの為には、如何にすべきか・・・と言う点で、「検討」を重ねて参りました・・・。
・・・結論から申し上げますと、社外品でも、「樹脂系素材」を使用したカムカバーの場合、基本的には、「純正品のコピー」に過ぎない・・・という事です。
それなら、「純正新品」で良い訳で、先述の如く、自分の目指す、「Upgrade」とは、全く異なる作業になります。
・・・すると、次に考えられるのは、「より高精度・高強度の軽合金系素材」を使用したカムカバーの採用です・・・。
・・・但し、コレも、「外見重視」、「強度不足」、「重量過多」・・・その他の理由で、殆どが、「失格」・・・😣
・・・それら、自称「Upgrade Parts」の中で、敢えて、「本物」と呼べそうなものを数点、発見致しました・・・。
・・・先ずは、順番にご紹介して参ります・・・
◉Duratec-R

・・・ご存知の方も多いであろう、RACELINE製のカムカバー。コレは、キャスト製ですが、純正品よりも、ローハイトで、2.5LまでのDuratecに使用しても、2Lと同等の高さに収まります。デザインも良く、定評のあるヘッドカバーですが、「鋳造品」と言う点と「ロゴ」がイマイチ・・・。コイツを使用するなら、やはり、「RACELINE」製エンジンに搭載したい所ですね・・・。
◉Duratec in detail

・・・コレもご存知の方は多いかと思いますが・・・CNC加工のアルミ削り出しパーツで、「純正品」よりも、遥かに、「高強度」且つ「高精度」・・・。
ただ、「難点」としては、「純正品」よりも、「大きくて重い」・・・事。見た目も、「いかにもアルミ」というこの画像の仕上げは、個人的には好みではありません・・・勿論、「仕上げ」は、後からでも変更可能ですが・・・。
・・・やはり、「造型の自由度」の高い、「樹脂製」や「鋳造品」と比較すると、CNC加工品は、「強度」、「質感」の点では勝りますが、「サイズ・重量面」では、「不利」・・・なようです・・・😞
◉COSWORTH CNC Cam Cover

・・・そこで、「登場」するのが、天下の、「Cosworth製Cam Cover」・・・。
・・・流石は、「Cosworth」・・・CNC加工品との事でしたが、裏面の仕上げは鋳造品の様にも見えますが・・・アルミ製であるにも関わらず、「純正品」とほぼ、同等のサイズに収めてあります。
勿論、強度・精度については、更にハイグレードな物でしょう・・・。
・・・更に、「COSWORTH」のロゴが、実に誇らしげ・・・😁
・・・Cosworth系エンジン、或いは、Cosworth系パーツをメインに組んであるエンジンには、「うってつけ」・・・ではないでしょうか・・・。
・・・但し、My7の場合、R500用D5型エンジンをベースに「フルチューン」しているエンジンです。
勿論、Cosworth系のパーツも、部分的には使用しておりますが、決して、「COSWORTHチューン」のエンジンではありません・・・。
・・・すると、この、「COSWORTH」のロゴにも、何となく、「違和感」を覚えます・・・。
・・・因みに、Duratec搭載車で、「COSWORTH」のコイルカバーのみを装着した個体を今までに何台か見かけましたが、例えば、R300、R500、620R・・・等々は、本来、「COSWORTH」とは、ほぼ、「無関係な車」ですので、ご注意を・・・。
「COSWORTH」のロゴに相応しい7は、C型エンジン搭載車、Cosworth系チューンドエンジン(Duratec2.4L Cosworth等)、Cosworth系パーツをメインに組んだチューンドカー・・・等ですので、その辺りは、「押さえておきましょう」・・・😅
・・・と言う訳で、「Upgrade品」・・・としては、上記の3点は、「イイところ」までは行っているのですが、いずれも、「ミスマッチ」であったり、「パフォーマンス的にイマイチ」であったりと、「決め手」に欠けていました・・・🤔
・・・そのような、「模索」・・・を重ねた結果・・・

・・・ありました・・・😆
・・・コチラの、カムカバーは、かの、「SBD Motorsport」が、かつて、「数点」のみ製作した製品です・・・。
・・・その名も、「Duratec CNC ultra lightweight cam cover 」・・・😋
・・・このカムカバーで特徴的なのは、その、「造型」です・・・。
・・・上記の、「Duratec-R」、「Duratec in detail」、「COSWORTH」のカムカバーと比較して頂ければスグにお分かりになりますが、先の3点は、全て、「カムカバー部分」が、「直線的」に成型されております。
コレは、「純正品」も同様ですが、「カムカバー」部分全体を「カムホルダー」のサイズに合わせて製作してある為です。
・・・それに対して、コチラのSBD製カムカバーは、「カムホルダー」部分の「逃げ」を残しつつ、その他の部分は、「カムシャフト径」に合わせて、極限までタイトに絞り込んであります。
また、その他の、アウトラインについても同様に、「ギリギリまでコンパクト」にデザインされています・・・。
・・・しかも、それらを全て、「アルミ塊からCNC加工で削り出し」て製作しているのですから、先にご紹介した、「カムカバー」達とは、次元の違う製品です・・・🤤
・・・「高精度」、「高強度」、「超軽量」・・・まさに、「最強」のカムカバー・・・😍
・・・但し、製作に掛るコストの問題で、「量産」はされませんでした・・・。一般的な商品としては扱われず、SBDのWeb.上にも掲載されてはいません・・・。
・・・現時点では、事実上の、「絶版品」・・・。
・・・勿論、「在庫品」があればそれに越した事はないのですが、元々、「少量生産品」であったため、「販売用の在庫品」と言う様な物は、SBD自体も持っていない様でした。
・・・しかし、コレも、「縁」・・・でしょうか・・・。今回、某ルートからの情報で、「SBDがディスプレイ用に持っている在庫品が1点だけある」・・・との情報を入手・・・。
・・・早速、SBDに「確認」した所、「当社のディスプレイ用エンジン」に搭載されていた物が、「1点」残っている・・・との事。
・・・「販売歴なし」、「エンジンの稼働歴無し」の「展示用の在庫品」・・・つまり、事実上の、「新品」・・・😝
・・・また、My7のエンジンには、ECU、ピストン等の、「重要部品」にSBD系のパーツを使用しておりますので、ヘッドに見える、「SBD Motorsport」のロゴも、決して、「ハッタリ」ではありません・・・。
・・・という事で、ココ迄、「確認」が取れた所で、当然の如く、「決めておきました」・・・🤣
・・・未だ、現物は手元には届いておりませんので、「詳細」については、後日、UPさせて頂く予定です・・・。
・・・と言う訳で、「作業ミス」から始まった、「カムカバーUpgrade計画」・・・にも、一応の、「決着」が付きそうです・・・。
・・・長々とお付き合い頂き有難うございました・・・。
・・・2020年・・・「Upgrade」・・・先ずは、「SBD Special Cam Cover」からのスタートとなりそうです・・・。
・・・では皆様、また近々・・・😉