• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

T7のブログ一覧

2022年01月24日 イイね!

Caterham・・・「Upgrade2022」・・・「駆動系/LSD」。

Caterham・・・「Upgrade2022」・・・「駆動系/LSD」。今晩は・・・😉

My7・・・「Upgrade2022」・・・「駆動系」・・・。

・・・昨日の、「概要」に続き、今回は、「LSD」に関して、「私見」を少々・・・。

冒頭の画像・・・「Upgrade2018」・・・完了時のモノ・・・

当時は、エンジン・ギアボックス等を文字通りフルチューン致しましたが、「デフ」に就いては、「R500純正BMWケース+TITAN LSD」仕様のままでした・・・その時点では、「満足」しておりましたが、今から見れば、「重大な妥協」・・・でした・・・😖
マウンティングに就いては、かなり工夫しておりましたが、その後、「BMWケース」内の「TITAN LSD」の重大な欠陥や「ドライブシャフト」の強度不足等の情報を得ました・・・My7の様な乗り方やサーキット走行を趣味で楽しむレベルでは、「実害」は殆どない事・・・ではありますが・・・😅

・・・とは言え、「最強のロードゴーイング7」を目指す以上、「進化」は既定路線ですので、今年も、「かなり無理をする予定です」・・・🤣

・・・長くなりますので、本題に・・・

★Caterham 7用Differential Housing★

Caterham 7用のDifferential Housingには、「BMWケース」と「Ford Sierra 7”ケース」とが存在します・・・「ケース」に就いては、どちらも、「実用上の問題はない」・・・という事を先に申し上げておきます・・・。

・・・ですが、「どちらかを選択するなら」・・・「Ford Sierra 7”Housing」を選択するべきである・・・という事に就いては、前回、ご説明致しました・・・。

https://minkara.carview.co.jp/userid/2045811/blog/45818023/
(Caterham・・・「Upgrade2022」・・・「駆動系/概要」。)

・・・その点を踏まえた上で、ココでは、「Ford Sierra 7”Housing」用のLSDの内、「定評」のあるものに就いて、幾つかご紹介致します・・・。

★Caterham 7" Differential用LSD★

・・・「詳述」すると、キリがありませんので、T7が実際に走行させた事のあるモノ、もしくは、実装している経験豊富なユーザー方からのレヴューを得られたモノ・・・の内、比較的、「特徴のあるLSD」に限定して、ご報告致します・・・。


・・・上の画像は、現在、日本の正規輸入元のカタログ(本国と同様)に掲載されている、「Ford Sierra 7”LSD Final 3.62Assy」です・・・。

・・・しかし、コチラは、現在、本国で「製造中止」となっており、実際には販売されておりません。
しかも、内蔵されているLSDの詳細な仕様はおろか、「製造元」も不明のままカタログに掲載されております・・・多くの部品を「外注」で搭載するのはCaterhamの常套手段ですが、まさか、「LSDのサプライヤー」が不明のまま「アッセンブリー」を販売していたとは・・・少し驚きました・・・😅

・・・ですので、現在、620R等の「Ford Sierra 7”」デファレンシャルギアボックス搭載車のオーナーさん方は、一度、中を開けてみると良いかも知れませんね・・・大抵は、Quaifeが使用されているようですが、自分が試乗した620Rは、デフの効き具合からATBだった様な気がします・・・🤔

・・・それはさておき・・・以下は、「WESTERMANN-MOTORSPORT社」のカタログからの情報と海外の知人たちから報告された内容をまとめたものです。
(画像は、WESMOのサイトから借用)

●Quaife ATB Differential

・・・コレは、一番有名なATB(トルセンデフ)です。
メンテナンスや破損を心配したくない場合は、ATBが最適だそうです・・・ノイズも殆ど発生しないとの事。
但し、アグレッシブな走行やレースシーンでは、「ロック率の低さ」故に、リフトした内輪が空転する場合があります・・・その分、扱い易く、メンテナンスサイクルも長く、ロードカーには人気がある様です。価格も、機械式LSDよりはリーズナブルです。

・私の個人的な印象では、「扱い易いがヌルイ」・・・という感じですね。「TITAN LSD」と似ています・・・耐久性は段違いでしょうが・・・。

●Tran-X Limited-Slip Differential

・・・コチラは、Quaifeがリリースする、「機械式プレートタイプLSD」です。
先のATBよりも遥かに高いロッキングパワーがあり、また、ランプ角やプレートの設定変更も可能。
90年代の「Ford Motorsport LSD(ZF)」がディスコンとなった後、多くのRacing 7で使用された実績品です。
しかし、プレートの摩耗が多い事、オイル管理がシビアな事等が指摘されています・・・。

・コレは、多分、乗った事がある・・・のですが、断言はできません・・・。
ただ、ストレートでも、「直ドリ」・・・バリバリでした上、「Quaife製」と聞いておりましたので、多分コレかな・・・という感じですかね・・・。
「いかにもLSD」・・・という印象でしたが、メンテナンスサイクルが短いのはどうかと・・・。

・・WESMOのHPをご覧になればお分かりになりますが、上記の2品・・・「格安」ですね・・・。

・・・で、お次が、「本命」・・・。

●WESMO LSD for 7" Differential

・・・コチラも、WESTERMANN-MOTORSPORT社がリリースするLSDですが、「コンペティションシーン」では、最早、このLSDの一択・・・という事の様です。

ランプ角は、30°/45°から選択が可能で、これは好みによるようです・・・WESMOのRacing 7では、30°が「基本」の様ですが、45°でも、「空転」の問題は、ほぼ無いそうです。

90年代の「ZF LSD」は、最高の実績品でしたが、最早絶版です。また、元々は、「Ford Sierra 7”」用・・・というだけあって、プリロードが高過ぎる為、Caterham 7用には、再構築が勧められておりました。
もし、現在でも、「ZF」をご使用なら、当方で、「プレート」のスペアを御提供は出来ますが、「ZF」のシングルプレートに対して、「ツインプレート」で伝達トルクを倍増させた上に、Caterham 7用に適正なプリロード設定を行っているこのLSDが選択肢に入るなら、迷う余地は全くありません・・・。

・・・実は、このLSDは、ある著名なエンジニアのデザインしたモノで、WESMO以外でもこのLSDを扱うサプライヤ-は、多く存在致します・・・あまり、「大声」では言えませんが・・・。

・・・以下に、ユーザーのレポートを御紹介させて頂きます・・・。

◎「私は、このLSDを初めて使用した際、スタート時に、車のエンストを防ぐために、一定の始動回転数を従来の2倍にする必要がありました。以前は4000〜4500 rpmで起動する必要がありましたが、現在は定期的に8000rpmが必要です。これは、両方の車輪がロックしてグリップしていることを明確に示していますが、過去には1つの車輪が滑っていたに違いありません。」

◎「ケーターハムは、限界でのパワーオーバーステアを減らして、コーナーをより速くネゴシエートすることができ、車のハンドリングを向上させました。もう1つの機能強化は、スタンディングスタートからの加速の大幅な増加でした。
このLSDは、現在入手可能なSierra7インチLSDの少なくとも2倍のトルクを伝達することができます。使用中のノイズ(NVH)も最小限に抑えられます。
4年間のレース/テストでは、静的プリロードはドロップオフなしでまったく同じままでした。」

・・・今まで、このLSDを批判するレビューを見た事がありません・・・。

・・・My7では、既に、この「定番品」の導入を決定しておりますが、LSDの「ガツン」という効き具合と、アクセルオフでのターンインのスムースさ、そして圧倒的な耐久性(=ハイコストパフォーマンス)の点から採用を決めました・・・。是非、改めてレポートしたいと思います・・・。

・・・これ以外にも、国内外で、「優れたLSD」は存在しますが、「Caterham専用」にデザインされた物ではない為、あの「超軽量な車体+ハイグリップタイヤ」に使用するには、「再構築」が必要なのです・・・。


・・・国内では、「O社」、海外では、「D社」等、「LSDのサプライヤー」としては一流でも、「Caterham 7用LSD」を製造し、データ収集までしたメーカーではないのですね・・・その様なサプライヤーに「特注」すれば、素晴らしいLSDを製造可能だと思いますが、現実的ではありません・・・。

・・・既に、「最適解」が確定している以上、My7には、件の「最強LSD」を搭載する予定でおります・・・。

・・・十分にお伝えする事は出来ませんが、要点を申せば・・・

「現在、レース或いはスポーツ走行用のCaterham 7用LSDの決定版は、確定している」

・・・という事の様です・・・。

・・・個人的には、ZF、TITAN、Quaife搭載車両の「試乗」・・・位しか経験がありませんが、皆が絶賛するLSD・・・是非ともテスト&レビューを行いたいと思います・・・ああ、楽しみ😝

・・・と言う訳で、”Caterham・・・「Upgrade2022」・・・「駆動系/LSD」。”・・・現行の有名どころのLSDの御紹介でした・・・。

・・・では、皆様、また近々・・・。



Posted at 2022/01/24 20:00:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月23日 イイね!

Caterham・・・「Upgrade2022」・・・「駆動系/概要」。

Caterham・・・「Upgrade2022」・・・「駆動系/概要」。今晩は・・・😊

My7・・・既に、「Upgrade2022」の準備に取り掛かっておりますが、何しろ、「課題」が多くて、出来る事から少しずつ・・・という状況です・・・。

冒頭の画像は、「Ford Sierra 7”Differential gearbox」・・・。

今回のイジリでのメインテーマは、「デファレンシャルギアのUpgrade」・・・。

・・・「詳述」すると長くなりますが・・・デフ周りに就いては、以前にも触れて来ましたので、ココでは、「駆動系」に関して要点を整理して、「備忘」としておきます。

・・・先ずは、「全体像」に就いて、次回は、「LSD」に就いて、最新情報を御提供したいと思います・・・。

◉デフケース

・・・コレは、My7に現在使用中の、「BMW Housing」・・・。

ご覧の通り、貧弱なブラケットを介して、シャシーにマウントするスタイルです。このブラケットも幾度か強化されて、Dラーさんでの無償交換のサービスが提供されました・・・「事実上のリコール」ですね・・・。
ですが、強度不足は否めません・・・。
Ford Sierra 7”Housingを使用する事を前提に設計されているCaterhamのシャシーに「BMW Housing」を取り付けること自体に、やや無理がある訳ですが、実際には、耐久レースでもしない限りは、大きな問題にはならない様です・・・。


My7では、「強化ブラケット+強化ブレース」をワンオフして、画像の様に取り付けております。
ケースの取り付け強度の点では十分でした・・・。
このまま、中の、「LSD」をUpgradeすれば、「実用上」は問題がない筈でしたが、420Racing(Ford Sierra 7”Housing搭載)での耐久レース等によって、従来の「Ford Sierra 7”Housing用のドライブシャフト(620R等に搭載)」の強度不足が露見・・・BMWケース仕様のR500用ドライブシャフト等は、それ以下ですから、「ドライブシャフト」をUpgradeする為に、「Ford Sierra 7”Housing」の採用を決定しました・・・。

現在、「最強のドライブシャフト」は・・・


・・・コチラの、「420Racing用ドライブシャフト」です・・・。

これは、「Ford Sierra 7”Housing用」しか出ておりません・・・。
海外の620Rのオーナーさん方は、挙って交換しているようです・・・Caterham本社でも、現在品切れ・・・。


・・・そして、デフケースをFord Sierra 7”に交換すると、プロペラシャフトも要交換・・・。

画像は、「SADEVギアボックス用強化プロペラシャフト」・・・Caterhamの純正部品ですが、コチラは問題ない様です。

昨年から、「ワンオフカーボンプロペラシャフト」の製作を計画しておりましたが、少々手間が掛かりますので、現時点では、製作時期は未定・・・「来年以降」になりそうです・・・。


・・・更に、「Ford Sierra 7”」のデフケースを使用しても、現在の、620Rの取り付け方では、「信頼性」に欠ける・・・というのが、一部の専門家のご意見です・・・。

国内で、サーキット走行後に、「ボルト欠落」等のトラブルが報告されております・・・。
My7では、「強化ブレース」をワンオフする事にしておりますが、デザイン等は、目下、検討中・・・。
十分な剛性と応力分散・・・コレは、Factoryのノウハウを存分に発揮して頂く点になりそうですね・・・。

・・・以上、My7に於ける、「Upgrade2022」・・・「駆動系」の作業の概要ですが、昨今の事情に依り、Parts供給に遅滞が発生中・・・。

・・・その為、作業の目途が十分に立ってはおりません・・・。

・・・ですが、「いずれはヤル事」・・・ですので、出来る事から少しずつ・・・という状況です・・・。

・・・次回は、肝心の、「LSD」に就いて、少し詳しくご紹介したいと思います・・・。

・・・では皆様、また近々・・・。
Posted at 2022/01/23 17:00:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年01月11日 イイね!

Caterham・・・雑感90・・・「御挨拶」。

Caterham・・・雑感90・・・「御挨拶」。皆様、新年、明けまして、おめでとうございます!

・・・遅ればせながら、本年も、宜しくお願い申し上げます・・・😊

2022年・・・今年の、「初投稿」になります・・・。

My7・・・既に、今年、「2回」の出撃を敢行しております・・・。

冒頭の画像は、「2022年1月3日」・・・本年、2回目の出撃直前、「点検」の際のモノ・・・。

最近は、「横着」になりまして、OIL類の全交換サイクルも、大分、長くなりました・・・。
但し、OIL類の不足は、「致命傷」になりかねませんので、適宜、「補充」・・・走行距離自体が少なくなっておりますので、特に問題はなさそうです・・・。

・・・「全交換」か「補充」か・・・この辺りのテーマに就いても、また触れる機会が有ると思います・・・。


・・・コレは、いつもの、「近場」・・・。

「正月三箇日」・・・地元は、混雑しますので、人通りの少ない場所で、「新年」のひと時を過ごして参りました・・・。

以前と比較すると、出撃回数・走行距離共に、「激減」しておりますが、My7なりの「ペース」を把握しておりますので、「不機嫌」になる事はありません・・・。


・・・コチラも、同じ場所で・・・。

My7・・・「新車時代」から、かなりのハイペースで、「Upgrade」を実施して参りましたが、当初の目標レベルは、既にクリアしておりますので、今後は、少し、「呑気に」弄って行く心算です・・・。

昨年は、駆動系の強化、内外装のモディファイ、新作パーツの試用・・・等々を企てておりましたが、「車検」が間近に迫った時点で、クラッチトラブルが発生するなどの事もあり、想定外の作業を行う事になりました・・・。

・・・今年は、それらの、「緊急性のある作業」は、一応、完了しておりますので、「当初の計画」を少しずつ片付けて行く心算でおります・・・。

・・・順序に関しては、未だ、「確定的」ではありませんが、現在、確認出来ている、「マイナートラブル」の解決や「全体的な補修作業」を行いながら、先ずは、「駆動系」のUpgradeを実施したいと考えております・・・。


・・・コレとか・・・


・・・コレ・・・


・・・勿論、コレは、「マストアイテム」ですが・・・


・・・要するに、この辺ですね・・・。

・・・「ファイナル変更」によって、「理論上の最高速」よりも、「実際の戦闘力」の向上を狙って行こう・・・という目論みでおります・・・。


・・・本当を言えば、「タイヤ交換」が、先決問題なのですが・・・😅

・・・いやはや、今年もまた、「課題は山積」・・・しておりますね・・・。

・・・と言う訳で、「Caterham・・・雑感90」・・・新年の、「御挨拶」と「抱負」・・・のご報告でした・・・。

・・・皆様、今後共、御指導・御鞭撻の上、変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます・・・。

・・・では、また近々・・・。

               T7 謹白

Posted at 2022/01/11 03:00:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@T46 …いや、ホント🤣…「妥協」すれば、見通しも立つのですが、「ココ迄頑張って、妥協はしたくない」…ので、「無期延期」…という状態🥱…まあ、コレ以上遅れると、出来上がって来ても、あまり乗る事はなさそう…もう、時間がないので…またいつか、御目に掛れますように…🙏」
何シテル?   04/28 19:30
T7です。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/1 >>

      1
2345678
910 1112131415
16171819202122
23 242526272829
3031     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

LED 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/02/27 14:45:47
 
窓落ち修理(その1) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/10 17:16:01

愛車一覧

ケータハム R500 ケータハム R500
ケータハム セヴンに乗っています。
スマート K スマート K
足車として導入。 超便利(笑)。
イタリアその他 デ・ローザ イタリアその他 デ・ローザ
アンレストア、当時のオリジナルペイントです。
ハスクバーナ WR250 ハスクバーナ WR250
軽量・ハイパワー。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation