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YXS10のブログ一覧

2024年09月26日 イイね!

初代デボネア(6)

初代デボネア(6)オーディオは1979年以降、電子チューナー式AM/FMラジオが装備されています。

モデル後期となり陳腐化が目立ってきた中、同車では数少ない当時最新鋭の装備であり、日本車全体でもかなり早い採用でした(モデルサイクルが短く、最新技術をいち早く採用していたクラウンも1979年に初採用)。

アナログ時代はAMのみであり、電子チューナー化によりFM初採用となりました。
KWTは従来通りアナログAMとなります。

ラジオとは別体で装備されたカセットデッキです。
従来は当位置にラジオが装備され、カセットが上部にありましたが、電子チューナー化で配置が入れ替わっています。

KWTはカセット非装備となりますが、ラジオの配置は電子チューナー式に準じます。

電子チューナーラジオ装着車は6スピーカー仕様となっており、純正ではフロントドアに10cm、リアトレイに中低音用10cm+高音用3cmが装備されますが、現状はフロントのみ装備されています。

採用当時は日本車の中で最高スペックのシステムでしたが、1982年に250プレジデントで8スピーカーが採用されています。

KWTはダッシュボード内蔵の1スピーカーです。


エアコン吹出口の下に装備された、灰皿とシガーライターです。
シガーライターのマークはタバコではなく着火状態の携帯ライターですが、昔ながらのオイルライターを連想させるデサインです。

ルームミラーです。


サンバイザーです。
運転席側にはアラームランプこと排気温警告灯の注意書きが記されています。


グローブボックスはキー付きです。

グローブボックス付近に装備された、作業灯用DC12Vコンセントです。
初期型はボンネット裏に直にランプが装備されていましたが、途中で脱着式に変更されています。

AC100V機器は交流で規格が異なるので使えません。
DC24Vのトラックやバスでは現在もこのタイプの直流コンセントが装備されています。
Posted at 2024/09/26 20:58:27 | コメント(0) | 日記
2024年09月23日 イイね!

初代デボネア(5)

初代デボネア(5)メーターパネル右下に装備されたワイパー、ライトスイッチです。

1970年代まではステアリングコラムではなくインパネにプッシュプルスイッチが装備されるのが一般的でした。

ワイパーは捻ると速度切替、ライトは捻ると駐車灯が作動します。

2スイッチの左側にあるアラームランプは排気温警告灯です。

排気音警告灯の車名ロゴを挟んで左側にはテール・ストップランプ球切れ警告灯が装備されています。

ウインカーレバーです。
先端のボタンを押すとパッシングとヘッドライトのハイ・ロー切り替えが可能です。

運転席足元付近に装備されたヒーター操作パネルです。

初期型ではインパネ中央部でしたが、1967年以降は当位置となっており、正直使い勝手は今ひとつです。

オレンジのランプはリアウインドウデフォッガーの作動灯で、当初はエンジンキーシリンダーが装備されていました。

外気内気切り替えスイッチの上にあるのは室内灯スイッチです。

一番右側にある丸いノブはベンチレーター開閉レバーです。

運転席足元の縦長のレバーがボンネットオープナーです。

アクセルペダルはオルガン式です。

駐車ブレーキは全車ステッキ式です。

電動リモコンミラースイッチです。
1976年以降、KWT以外に装備されており、70年代までは左右個別にスイッチが装備されるのが一般的でした。

クーラースイッチです。

同車の空調は元々ヒーターとクーラーが別系統で、リアトレイに吹出口が装備されていましたが、1976年以降はエアミックス方式となり、エアコンとして機能します。
エアコン化された後もスイッチは昔のままで、ヒーターとは離れた位置に配置されています。

消費税導入前は税金対策でエアコンはオプションの車種が大半でしたが、元から自動車税が高額な3ナンバー車は標準装備が多かったです。
同車は1976年に排気量が2600ccにアップされて3ナンバーとなりましたが、それ以降もオプションのままでした。

インパネ中央吹出口に装備されたカップホルダーです。
木目調でクラシカルなデザインの為車に溶け込んでいます。
Posted at 2024/09/23 20:19:17 | コメント(0) | 日記
2024年09月22日 イイね!

初代デボネア(4)

初代デボネア(4)外装を一通り見たので内装を見たいと思います。

ドアトリムは世代によって色や形状が異なりますが、1976年以降はベージュ系で布やメッキパーツが使用されるなど、歴代でも特に高級感ある造りとなっています。

インナードアハンドルはセンチュリー同様ドアアームレストに装備されています。

また、各ドアにカーテシランプが装備され、運転席にはドアポケットも装備されています。

運転席ドアトリム上部の注意表記です。

パワーウインドウは当初非装着車も存在しましたが、1976年以降は標準装備されているようです。

スイッチは運転席側もドアトリムに直接装備されており、右から運転席、助手席、後席右、後席左の順に配置されていますが、横一列のため一目でどのスイッチか分からず、親切とは言えません。

運転席はオート機構付きですが、1978年以降に追加されており、スイッチが通常開閉用と別体です。

ドアトリム固定用ネジです。
高級車では隠すことが多いですが、周りに装飾を施すことであえて見せる造りをしています。

インパネです。

1967年のソフトパッド採用以降、基本的な形状は最後まで変更されておらず、60年代の雰囲気が漂います。
カラーは当初ブラック系でしたが、1976年にブラウン系に変更されています。


ステアリングは2本スポークです。
1967年以降は年代や仕様によってカラーやホーンパッドの装飾が異なるものの、形状は全てこれです。

ノンパワステ前提で設計されているため、乗用車にしては大径で細く、チルトステアリングも無いので体型によっては運転席はちょっと窮屈です。

モデル末期ではパワステ標準装備です。


トランスミッションはコラム3速ATです。
1965年に設定され、一貫して米ボルグワーナー製が採用されています。

60年代当初は日本でATの生産技術が無かったため、海外製ミッションを採用し、それをアピールしていましたが、70年代以降は国産化が進み、メーカー名は表に出なくなっています。

同車では1970年まで搭載車にはトランクリッド右側に「B-W Full Automatic」エンブレムが装着されていました。
それ以降も1976年までフロントグリルに「Saturn6 AT」エンブレムが装着されています。

当初はコラム4速MTもありましたが、1976年に廃止されています。

尚、フロアシフトはMT・AT問わず一切設定がありません。

メーターパネルです。
スピードメーターは当初バーグラフでしたが、1967年以降は扇状に針が動くタイプです。

オドメーターは昔ながらの5桁表示です。
車の耐久性向上により80年代に入ると普通車は6桁が主流となっています(軽はまだ5桁が主流)。
5万km台ですが、1周しておらず実走行とのことです。

エンジンキーシリンダーは当初インパネに装備されていましたが、ステアリングロック採用に伴いステアリングコラムに移動しています。

ハザードスイッチはステアリングコラム下部にあり、引くと作動します。
分かりづらい位置で操作性も悪いです。
Posted at 2024/09/22 22:13:27 | コメント(2) | 日記
2024年09月21日 イイね!

初代デボネア(3)

初代デボネア(3)トランクリッドです。

中央部のラインが盛り上がっています。

テールランプは当初L字型(通称Lテール)でしたが、1973年に角型(通称サイコロテール)に変更されています。

車名エンブレムは当初リアガーニッシュにバラ文字で装着されていましたが、1970年にトランクリッドへ移動しています。

移動直後は左側に車名、右側にサブネームでしたが、1973年以降は右側に一体で配置されています。

空いた左側は1976年に2600表記となり、1978年にMCA-JET表記となります。
MCA-JET表記は当車は無く、1982年に廃止された説もありますが、表記された車両も存在しており詳細は不明です。

リアガーニッシュには1973年以降エンブレムが装着されています。
当初は模様デザインでしたが、1976年にSE表記に変更されています。

バックランプは2灯式でリアバンパーに配置されています。

リアナンバープレートはバンパーに装着されています。
ナンバー灯は2灯式でドーム状のレンズが露出しています。

フューエルリッドです。
最初期はトランクルーム上部にありましたが、すぐリアフェンダー左側に変更されています。

車内にオープナーは無く、外から開ける必要があります。

また、リアフェンダーにはロケットテールと呼ばれる装飾パーツが装備されていましたが、1969年に廃止されています。

燃料タンクはトランクルーム床下に装備されています。
初期型は後席とトランクルームの間にありましたが、短期間で元々スペアタイヤ収納スペースだった当位置に変更されており、これに伴い給油口の位置も変更されています。

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがリーフスプリングです。

リーフサスは1970年代までは乗用車でも標準的な構造でしたが、1980年代に入るとコイルサスが増え、商用車以外では採用されなくなってきています。

乗用車、ショーファーカー用にチューニングされているので乗り心地は良好です。

リアガラスです。
熱線は1970年頃から装備されています。
Posted at 2024/09/21 23:39:20 | コメント(0) | 日記
2024年09月21日 イイね!

初代デボネア(2)

初代デボネア(2)横から見たボンネットフードです。

中央部が盛り上がり、外側が凹んだ複雑な形状です。

外気導入口はボディ一体のスチール製です。

ワイパーは長らくメッキでしたが、1982年に今風のブラック塗装に変更されています。

ボンネットに装備されたウォッシャーノズルです。

フロントフェンダーには60年代チックな筆記体風の車名エンブレムが装着されています。
当初は前よりの配置でしたが、1973年のウインカー配置変更で後ろよりに移動しています。

車名下部のエンブレムは1970年に採用されており、当初は模様デザインでしたが、1976年にSE表記に変更されています。
こちらは当初から後ろよりに配置されており、後から車名を合わせた形になります。

ホイールは14インチスチールで、入手時は社外アルミでしたが、スチール交換後にホイールキャップが装着され、純正の外観が取り戻されています。

デビュー当初は13インチでしたが1969年に14インチ化され、同時にフロントディスクブレーキが採用されています。
また、1979年にABSがオプション設定されています。

ホイールキャップは14インチ化で当形状に変更され、当初はDマークでしたが、1976年にエム・エムマーク+車名に変更され、1982年のMMCマーク採用後も変更されませんでした。

私が知る限り、エム・エムマークとMMCマークが共存した車種は他にありません。

タイヤサイズは175SR14が標準で、現在は175/80R14が装着されています。
当初はホワイトリボンが標準でしたが、1970年代に黒タイヤに変更されています。

後輪にはマッドガードが装備されています。

ドアハンドルです。
スチールメッキで当初はグリップ式でしたが、1976年にフラップ式に変更されています。

ドアサッシはメッキで高級感があります。
フロントドアには当初三角窓が装備されていましたが、1973年に廃止されています。

ドアバイザーは金属製です。

Cピラーに装備された外気導入口です。

左リアドアガラスに残るJAFの案内ステッカーです。
これを見る限り新車時は福岡で使用されていたようです。

右リアドアガラスにはOKステッカーが残っています。
Posted at 2024/09/21 16:07:11 | コメント(0) | 日記

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「本日コンフォートのローンを完済しました。契約上はあと1年残っていますが、多めに入金していて繰り上げ返済しました。」
何シテル?   10/01 17:25
HNは2006年からHPで使用しているもので、クラウンコンフォートの2008年以前の型式から来ています。 愛車はそのライバルだったりしますが、いくつもHNを増...
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