代車日産ノートがやってきてから5日経ちました。元気であれば意味も無く遠出してしまうところですが、ご報告の通り体調最悪のため、インプレ記事すら書けていない状況でした。
今週末には返却しなければならないので、そろそろ書きます。
写真を全く撮っていないのはお許しください。
グレード 15X SV +プラズマ
全長/全幅/全高 4020mm/1690mm/1535mm
ホイールベース 2600mm
車両重量 1100kg
乗車定員 5名
最小回転半径 4.7m
燃料消費率 (国土交通省審査値) 20.0 km/L(10.15モード)
総排気量 1.498L
最高出力 109PS/6000rpm
最大トルク 15.1kgf・m/4400rpm
使用燃料・タンク容量 無鉛レギュラー・45L
タイヤ 175/65R14 82S
かつてK12マーチに乗っていた事もあり、兄弟車なので同じような乗り味だろうと思っていたら、全然違いました。マーチはパワステがかなり軽く、シートのアンコが不足していましたが、ノートはパワステは軽すぎということはなく(重いことはありませんが)、シートの作りはマーチよりもしっかりしているように思えました。
マーチを男性が運転するとちょっと恥ずかしい、という声がありましたが、ノートは幅広い世代に乗れそうな風貌ですね。ルノー好きなワタシから見れば日本に来ていないモデュスに似ているような気がしますが。
私のK12はMTだったのでATがどうだったのかわかりませんが、確かCVTではなかったような。かつ変速ショックがあって、あまり燃費がよくないと聞いていましたが、こちらは信号が変わってからの出足は鋭く、変速ショックも全く無くて年月の差を感じました。先日乗ったコレオスは車の格は全然違いますが、出足のスムーズな感じは同じ流れだと思います。それだけにマニュアルモード付であればなおよかったと思います。130万円くらいの価格では無理な御願い事でしょうか。
バイパスの合流で鋭い加速が必要な場合、カングーであればギアを1段落として3速でがおーっと引っ張って加速するのですが、こちらはDレンジのまま強めに踏めばリニアに加速し、その間の回転数は2000回転あたりを維持したままという何とも不思議な状態になります。車重が軽い事もあり、高速道路に行かない限りはスクーターのような加速を見せます。
乗り心地は低速時はかなりゴツゴツしていて、舗装が悪い道だとかなり不快な感じになりますが、比較対象がカングーなので一般的にはこんなものなのかもしれません。40km/hを超えるともう少し落ち着いてきます。山道は走っていないのでわかりません。
最近の車は空力を気にしてなのかフロントガラスの傾斜が急で、Aピラーの死角が大きい傾向にあると聞いたことがありますが、ノートもしかり。一度歩行者が完全に消えてビックリしました。カングーはガラスが起きあがっているので、怖い思いをしたことはありません。
ブレーキはカックンではありませんが、カングーよりは多めに踏まないと効かない感じです。CVTゆえエンジンブレーキが少なく、フットブレーキに頼る性格なのかもしれません(というかカングーみたいにフットブレーキを踏むだけで勝手にシフトダウンするのは珍しい)。
このようにいつも乗っている車とはかなり性格が違うのにも関わらず、何となく懐かしい印象を受けたのは何でかなあと思っていたら、かつての愛車初代プリウスのいいところによく似ているんですね。
初代プリウス所有経験あり&ノート試乗経験ありという人はとても限られているので、あまり賛同を受けるとは思いませんが(笑)。
似ているところ
・変速ショック(ほとんどないんですが)
・0~60km/hまでの加速感
・ブレーキ掛けるときの回生ブレーキみたいな音(ノートで聞こえてきます)
・椅子の座りごこち
・50km/hあたりで巡航しているときの揺れ具合
比較対象がレア車ゆえ、あまり参考にならずすみません。
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くるまインプレ | 日記
Posted at
2012/03/21 21:34:51