
今日は2区と5区を見ました。私の母校は出場していないので、特に贔屓のチームはありません。
有力ランナーが集まる「花の2区」は15人抜きとか13人抜きとか区間新記録とか色々出ましたが、ごぼう抜きは1区で出遅れないと実現しませんし、記録を作ってもトップを競って走る場合よりもオーバーペースになりやすいため、結局最後に失速してタイムが伸びなかったりと、必ずしもいいことばかりではないようですね。チームの士気を高めるにはいいんでしょうが。
留学生2人の快走の裏には留学生不要論が根強くあると聞きますが、異国の地で全く違う文化に面食らいながら陸上の厳しいトレーニングをするわけですから、血のにじむような努力をしているはずです。それを乗り越えて出場するのですから、1チーム1人くらい、いいんではないかと私は思います。
5区の山登り、去年までは順大の今井君という山登りの神様みたいな選手がいて、彼がどんな走りをするか、という関心がありましたが、今年は純粋に走る一人一人に頑張れ、とTVに向かって声を出して応援できました。早稲田・駒澤の両選手はよく走ったと思います。
もう1つ5区での大きな出来事は順大の選手が足の痙攣のため、涙の途中棄権になったことです。コンディションが悪かったのか、走っている最中の故障なのかはわかりませんが、前者であれば二十歳くらいの青年が箱根を目指して日々努力してきたのが無になるのを恐れて黙っていたことになりますが、チームのためにはならないので、後者であってほしいと願うばかりです。
※この年になっても上司に正直に悪いことを伝えるのは本当に難しいです。
あと学連選抜が大健闘。何としても10位以内に入って、他校に一泡吹かせたいでしょう。
早稲田が往路優勝しましたが、駒澤が復路にいい選手を残しており、1分ちょっとの差は十分挽回可能だと思います。明日の復路は8区・9区あたりを見たいですね。毎年この辺で逆転劇があるので、楽しみです。
Posted at 2008/01/02 23:52:00 | |
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