2008年12月01日
新車&中古車の販売が大幅ダウンの厳しい状況が続く車業界。
財布のヒモが固くなり買い控えということになるんでしょうけど、乗り換えできない分、これからはメンテ&修理の時代なんて勝手に思っています。
外国では日本の使い古された過走行ポンコツ車を輸入し直しながら乗り続ける現実があります。
走行20万キロのコロナを買って整備しながら80万キロ以上までは平気で乗っています。
パーツが簡単に手に入らないので 例えばフライホイールの歯が欠けてもガスで肉盛りして削って目立てて再生したり スイッチやリレーが壊れても分解してハンダ付けや焼けたコンデンサーを入れ替えて基盤修理や結線しなおして使います。
昔おばあちゃんから聞いた 湯たんぽに穴が空いたら 1円玉を溶かして穴埋めして使う!
こんな感覚に近いですね。
日本に入ってくるインポートカーを見ても現地でのパーツ生産は40年~50年は当たり前ですし・・・
末永く使ってもらえる体制が整っていますよね。
日本では車が家電製品のようにさえ思えてきます。
僕も乗り換えが多い方ですが・・・
車検で30万円オーバーかかると言われたり、直すくらいなら買った方が安いって良く聞く言葉ですが、実際にはなんでもかんでも全てをアッシー交換することしかできない応用技術のない工場がそれだけ増えたっていうこと 又は非分解式パーツを増やし利益確保していくメーカーの体制にあると思います。
今 仕事で使っているジムニーですが軽のエンジンで走行15万キロです。
この前 デスビキャップとデスビローター(全部1000円ちょっと)を交換しました。
見違えるほど調子が良くなり トルクもりもり の燃費が大幅に上がりました。
まだまだ走れます!
こんな程度のことで息を吹き返したようによみがえったりするのが中古車の魅力ですよね!
オイルだけマメに交換してあげれば まだまだ乗れそうです。
BMWのドット欠けの修理も アッシー交換で10万円オーバーのところ、ある業者は分解修理で15000円で対応 こういう修理の提案をしてもらえると本当に助かります。
車がどんどん高度に電子化されていく時代、昔に戻って分解再生修理が今後のトレンドになりそうな予感がします。
技術は宝ですね!
Posted at 2008/12/02 00:19:51 | |
トラックバック(0) | 日記