
どこの雑誌社よりも早く2009年モデルのスタッドレスREVO GZのレポートです。
高速道路を2時間 下道を1時間 計3時間かけて旭岳(大雪山)までわざわざ雪ドリしにいきました。
旭川を降りて 天人峡方面に車を走らせます。
市内にほとんど積雪はありません。
山に向かって30分くらい走ると標高800mあたりで白銀の世界へ!
最初は水分混じりの雪も氷点下マイナス7℃くらいで乾雪 圧雪路面へ
ワインディングは3速~4速の中、高速コーナーが中心です。
REVO GZは初の非対称パターンのスタッドレス。
以前 使用していた評判の良いMZ03から比較すると GZのパターンは圧雪では正直目詰まり
しそうなくらい細かな感じです。
氷上性能は別としてMZ03の大胆なブロック調のパターンから比べてGZの圧雪性能は絶対落ちる
だろうなぁと思っていましたがこれが意外にグリップするのでした。
まず一番最初に感じたのはGZの圧倒的な横方向のグリップ感。
あまりホイールスピンさせずに高いギヤで直線卍で車体を振ってみます。
スタッドレスという点でフルピンスパイクタイヤのような劇的な感動はありませんが、
MZ03と比較するとグリップの限界が物凄く上がっていることに加え
さらに横に滑り出してからの食い付きが増しています。
少々深いドリフトアングルを与えても なんなくクリアしてしまう感じでした。
感覚的にはMZ-03の30%増しというところでしょうか?
続いて発進時のスピニングトラクションのかかりが物凄く良い!
期待していた通りコーナー脱出時の3速踏切りが鬼加速です。
3速満開で姿勢制御している最中、途中パワーが食われて回転落ち。
すかさず半クラッチでパワーバンドまで入れてあげましたがそれでも断続的にクラッチ使わないと
テールが戻ってしまい姿勢を安定させることができません。
BMWのバランスの良さもありますがグリップが横に逃げずに縦に加わる感じです。
今回は圧雪路面でのテストでしたが 今度はアイスバーンを走ってみたいと思います。
氷上性能はかなりの期待ができそうです。
かなりのBSフリークなので過剰評価になっている面もありますが、横Gや縦Gが当たり
スタッドレスもここまで進化したのかと少し感動しました。
Posted at 2009/11/03 20:06:27 | |
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