OPEN GRAVE

チェック：『エリジウム』などの個性派俳優シャールト・コプリーと、『アポロ18』などの異才ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ監督が手を組んだ異色パニックスリラー。ウイルス感染者たちに囲まれた森の中の一軒家に取り残された記憶喪失の男女6人が、死にものぐるいで現状を把握しようと奮闘する姿を描き出す。物語の鍵を握る女性を、『コンテイジョン』などのジョシー・ホーが好演。それぞれの登場人物たちの記憶の断片からよみがえる衝撃の真実に絶句する。

ストーリー：男（シャールト・コプリー）は死体が山積みの穴の中で目覚めるが、記憶を消失し自分の名前も覚えていなかった。彼はアジア系女性（ジョシー・ホー）が投げてくれたロープのおかげで命拾いするものの、目の前にはただ森があるのみ。ようやく彼が明かりのついた家を見つけると、中には先ほどのアジア人女性と男性3人、女性1人がいた。



2013年のアメリカ映画　『オープン・グレイヴ 感染(邦題)』　観ました(2/19)

↑この動画冒頭の累々たる死体の山の映像は、
映画の最後の最後にようやく謎が解けて見れるものなのに… (-"-)





謎が謎を呼ぶ記憶喪失スリラーmeets謎感染系アパカリプティック・ホラー


すんげく良いプロットだけども、作りがコンパクト過ぎたな～





パンデミックそのものも、アレはゾンビなのか、噛むのか、その規模がどのくらいのものなのか



見た限り、およそ1～2キロのせっまい狭いエリア内でしかゾンビ的なのが出てこなかったり…


【全・世・界・感・染】とパッケージにデカデカとあり盛大に大風呂敷を広げとるが

とにかく劇中の行動範囲が狭いうえに、コレ系定番のTVやラジオの情報も一切ないので

世の中の終末感なんざ全くの皆無で

ハッキリ言って、ひとつの森の中の出来事にしか見えなかったんだな～


すっごいコンパクトなパニックにしか感じなかったのは残念






感染者も、どういう症状なのかどういう特徴なのか、恐ろしさが良くわかんなかった


製作者にソレ言っても、

「私が描きたかったのはそこではいんだよ　この映画を観てる人は、

　記憶を失った登場人物と共に謎を、カオスを考え　一緒に解いていってほしい(｀・ω・´)キリッ」　

と言われるだろうけどねファックアス






全く見覚えのないような森、木々が独特で、雰囲気あったが

なるほど、撮影はハンガリーだそうだ　


森の雰囲気だけでも、未知の不気味感は感じたから、そこはナイスロケハンですね






ストーリーもなかなか良く練られてる　

役者も熱演だし、悪くないんだけど


惜しいなぁ～　　惜しい





そっかそっか、主人公のシャールト・コプリーって、

『エリジウム』であの超凶悪な敵役エージェントのクルーガーを演じてたヤツか！！


あの狂気は凄いものがあったもんな　近年でも相当印象に残ってる悪役演技だった

地味だけど良い役者だね～