参戦してきました。「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」
http://www.mazdafesta.com/event_info/course_events/4time/
所属チームは、「カタマラン with iTSCOM」です。
スイスの高級腕時計メーカー、カタマランHP
http://www.catamaran.jp/
僕も愛用してます
心配してた台風も何のその・・とてもいい天気になりました。・・これで、僕の雨男伝説もおしまいだな・・笑
さて、予選開始・・・雨宮監督のもと、アタックはGTでも雨宮監督チームでハンドルを握ってる井入選手がコースイン。
結果は、25台中9位のまずまずの好位置。
レース車両のロードスターはマツダから供給され、チームでいじっていいのはカラーリングと空気圧だけというまったくのイコールコンディション・・・
使用できるガソリン量も決まってて、各チーム平均的なラップタイムと燃費を計算した作戦が大きなカギとなります。毎年、燃費計算を失敗してゴール直前でガス欠ストップするチームも出てくるそうです。
さあ、決勝前のセレモニーでは、出場する超有名選手がウヨウヨしてました。
一緒に何度かお食事もしたことある、おなじみの織戸選手
泣く子も黙る、元F1パイロット片山右京選手
カメラ向けたら、自分から寄って来てくれました。
凄くいい方でした。
ルマン方式のスターティインググリッドで、友達に記念撮影してもらってると、人がどんどん集まって「あの選手有名な人かな?」と言ってる人もいたらしく、プロドライバーと勘違いして知らない人からもいっぱい写真を撮られました・・・笑・・・まるで、プチGTドライバーになった気分でした。
壇上での各チーム紹介・・・物凄いカメラや観客の数でビックリしました。
決勝前の撮影会
今回は、チームの密着取材でケーブルテレビの1時間番組が11月に放映されるとあって、テレビカメラがいつも向けられてました。
途中では何回かインタビューも受けて、緊張でもうシドロモドロ・・どんな内容になるのかなー・・・
番組内ドライバー紹介で、僕のポルシェでのレースシーンも放映してくれるそうです。
決勝前には、チームオーナーから「表彰台に上がったら、ハワイ旅行をプレゼントします」という宣言も飛び出し、チーム内の闘志も最高潮になりました。
さて、ルマン式のスタートです。レースは、16時~20時までの4時間、後半はナイトレースです。
スタート後は、チームメイトの堅実的なラップでしばらくは10位あたりを走行。
さあ、5人中4番目のドライバーとして僕の出番です。
ドライバー交代直前で、ピットの屋上から「がんばれー」と声援を送ってくれるたくさんの友人を見て、「こんな友人達に囲まれて本当に幸せだな」と思わずヘルメットの中で嬉しボロ泣きしてしまいました・・・アドレナリンもバンバン出て緊張ーーーー
さて、11位でバトンタッチを受けいざコースイン・・・前日の初ドライブはウェットだったので、ドライでは初走行。しかも僕のパートは完全に夜間走行でこれも初めて。
S字の1個目のゼブラと、第2ヘヤピン出口のゼブラがぜんぜん見えずに感覚で走る状態です。
また、ブラックバード号での筑波走行方程式を崩すののが大変でした。
ダンロップ手前ではアクセルオフだけのノーブレーキ、その先の80Rはベタ踏みでクリアできます。
最終コーナーも、BB号では4→3速に落としますが、ロードスターでは4速ホールドのまま走れます。
こんな状態なので、最初の方の慣れるのに精一杯でラップタイムはぜんぜん伸びずに最悪の状態・・・これではチームに申し訳ない・・・
だんだん慣れてきて、やっと想定してたタイムを平均的に出せるようになってきた。
しかし、イコールコンディションなだけに、特にストレートで抜くことはかなり難しく、コーナー突っ込みで抜くことがほとんどでした。
また、各チームのプロドライバーにはバンバン抜かれました。同じ車なのになんでこんなに早いの?と思うくらいです。
途中で、アイドラーズでもポルシェで一緒に走ってるGTドライバーの壷林選手に抜かれてから付いていこうと一生懸命に走りましたが、さすがに1ラップ1~2秒づつ離される状態でした。
結局、11位から9位にポジションアップして、最終ドライバーのGT選手の井入選手にバトンタッチ・・・雨宮監督のゲキが飛びます。ドライバー交代の間に10位にポジションダウンしてコースイン・・
さすがGTドライバー・・・前半飛ばしすぎて低燃費走行チームも出てくる中、驚異的なラップタイムでどんどん追い上げます。残りガソリン量も計画通りです。
1台づつラップして、残り1分の段階で7位まで追い上げました。入賞の6位まであと1つですが厳しそう・・・と思った瞬間・・・なんと2台のチームがガス欠でストップ、残り1分で一気にポジションをふたつ上げて5位で感動的なフィニッシュ。
もうチーム内は大歓声で大盛り上がりでした。
チームとしても過去最高位をゲットできました。
心配してた台風は来なくて「雨男」は返上したつもりでしたが、ゴールの瞬間は僕の顔は大洪水になってしまいました。本当に感動・・・
レース後の表彰式パーティーでは、5位入賞で壇上に上がってトロフィーと副賞でプレステ3をゲット。インタビューでは、井入選手が来年こそは優勝を宣言をしました。
今回も20人近くのマイミクさんを含めた友人が応援にかけつけてくれました。本当に嬉しかったです。
中には、あのポルシェの漫画「彼女のカレラ」の作者である麻宮先生まで僕の応援に来てくれました。
「彼女のカレラ」
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kanokare1/top.html
みなさん、本当にありがとうございました。
そして、今回このような晴れ舞台を与えて下さったチームオーナーのG氏、そしてオーナーに僕をドライバー推薦をして頂いたI氏の両名には、本当に感謝しています。
また、このようにチーム運営ができたのも、裏方で頑張っておられたスタッフ、特にY氏、Å氏のお陰です。本当にありがとうございました。
レースが終わって、自宅にはAM2時に帰宅・・・2時間だけ寝て、ポルシェ仲間との箱根ツーリング(通称おは箱)に行く予定でしたが、目覚ましも気付かずに12時間も爆睡してしまいました。
さて、今年のレースもあと4戦(もしかすると3戦)。BB号でのスプリント3戦と、マイミクのmedjaiさんとのコスメティックジャパンチームでの耐久レース1戦です。