アイドラーズ2015年シリーズ 第3戦に参戦してきました。
今回の舞台は筑波サーキット。
今回も、ポルシェ最高峰クラスのスーパーカップのSタイヤクラスににエントリーです。
第1戦、2戦と、予選は雨で、ABS無しのマシンで、しかも2本溝のSタイヤで大苦戦したので、今回はドライで走りたいと、数日前から天気予報と睨めっこしてました。
そして、当日の早朝の筑波は・・・・・やっぱり雨です・・・悲
僕の雨男伝説は健在です。(雨男の称号は、お友達のluceさんが引き継いだという噂もありますが・・・笑)
でも、なんとかスーパーカップの予選には雨は止んでドライでスタートできそうです。
実は、レースの10日ほど前に、クラッチが完全に滑ってしまいお亡くなりになり交換が必要に・・・・急遽、アメリカからカーボンレーシングクラッチを発注し、レース4日前に到着し、突貫で修理して間に合いました。メカには感謝です。
スーパーカップは、スリックタイヤクラスとSタイヤクラスに分かれてて、しかもポルシェに勝負を挑みたいポルシェ以外のマシンも参戦可能で、今回はバラエティにとんだ、しかもバリバリのレーシング仕様の顔ぶれになりました。
コルベット、ダッジバイパー、GT-R、インプレッサ、TVRなどです。みんな速い・・
さて予選開始です。
今年から導入したカーツのLSDの効果で、ほんとブレーキングが安定します。
今までは、フルブレーキングでお尻が暴れるのを、ステアリングで修正しながら走ってましたが、LSDを入れたらステアリングを真っ直ぐでブレーキングができます。
LSDというと、加速時のトラクションロスを無くすイメージが強いですが、ポルシェの場合は、RRで元々トラクションが逃げにくい構造なので、むしろ減速時の安定のが効果が大きいのです。
ブラックバード号に導入したLSDも1.5WAYなので、減速1、加速0.5なのです。
そして予選結果は、Sタイヤクラス2位・・・予選1位の最新式ポルシェ991GT3とはたったの0.08秒差でした。チョー悔しい。
予選1位の991GT3
実は、お友達のクロスポイント25の社長経由で、中国の車メディアがブラックバード号の取材をさせて欲しいということで、車載、ドライバー、3つのコーナーの合計5カメラ体制で動画の撮影をし、それを編集してユーチューブにアップすることになりました。
どんな映像になるか楽しみです。
さあ、決勝です。
前方にはスリックタイヤクラスのマシンが並び、ブラックバード号の右前に、同じクラスの991GT3がいます。
最近調子の良いスタートですが、今回は普通のスタートで順位をキープしたまま1コーナーに突っ込みました。
その後、前のマシンを突っつきながらも、真後ろピッタリに付かれてる同じクラスの996GT3に抜かれないように、ラインを潰しながら走ります。
すると、1周目の第2ヘヤピンコーナーで、クラストップの991GT3がスピン・・・
これでトップに上がりました。
しかし、後方の996GT3にはピッタリと付かれたままなので、抜かれないように必至に走りましたが、レース中盤からちょっとずつ離すことができたので、単独トップを走ることができました。
あとは、スリッククラスのマシンを何台食えるかです。
スリックのマシンを抜いても、自分の順位には関係無いのですが、でもスリックだからこそ抜いてみたいという闘争心に火が点きます。
すると、インプレッサにどんどん近づき、第1コーナーでインプレッサのINを刺して鼻先を入れましたが、インプレッサが見てたのか見てなかったのか、INを締めてきて、片足をIN側芝生に落としながらなんとか接触せずに逃げました・・・危なかった
これで冷静にと言い聞かせながらも、更に闘争心に火が点き、その後の周の同じ1コーナーで抜くことができました。
その後も、スリッククラスのマシンとバトルしましたが、無理してスピンでもしてSタイヤTOPを落としてもいけないので、冷静に周回して、1年ぶりの優勝をもぎ取りました。
ゴール後は案の定、涙が止まらなかったです。ほんと嬉しかった・・・・
ブラックバード号車載動画
今年は、マジでシリーズチャンピオンを狙います。
Posted at 2015/06/18 16:10:28 | |
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