みんカラを捨てよ、カーチューンに出よう！

みんカラの運営さんが全てのユーザーが快適なみんカラを利用出来るように投稿ガイドラインページを公開しました。

明らかに僕達みんカラユーザーに規制を掛けてきていますが、もしかしたらこのブログのタイトルもガイドラインに沿わないかもしれません。

何せ無料で遊ばせて頂いているみんカラを捨てて敵対勢力であるカーチューンに出ようと言っているのですからみんカラ運営さんにしたら面白くありませんし、しかもタイトルはあの寺山修司さんの評論集であり劇団天井桟敷の演劇であり映画にもなった「書を捨てよ、街に出よう」を「もじった」モノです。







こんな有名な作家の引用は「パクリじゃないか！著作権を侵害している由々しきタイトルだ‼︎」と言われ二重の意味でアウトなのかもしれませんが、僕が何の意図でこのブログを書いているのかという事を理解して頂ければあながちアウトではない内容だと思います。

ちなみに「書を捨てよ、街へ出よう」は映画だけ観た事ありますが、映画というメディアであるにも関わらずに冒頭で主人公が観客に向かって「何しているんだよ？映画館の暗闇で、そうやって掛けて待ってたって何もはじまらないよ。スクリーンの中は空っぽなんだ。ここに集まっているたちも、あんたたちと同じように待ちくたびれている。こんな暗い小屋で映画なんざ観てるんじゃねえ！」と映画というメディアに対する自己否定的アジテーションするようないわゆる前衛映画というヤツであり、寺山修司さんの個人的な青春や当時の学生運動や時代に対する怒りや湧き上がる性欲や死への憧憬や左翼思想を描いた私小説的な映画と言ってもいいでしょう。







映画が文学や絵画的モチーフや性や死や思想やエピゴーネンや哲学を内包するモノであるからこそ色々なモノをコピーして編集する媒体であるのと同じように人生もきっと同じ事だと思います。

何か特別なオリジナリティを持てたり素晴らしい発明が出来たりする事はごく一部の天才だけが獲得し得るモノであり、その他大勢(もちろん僕も含む)は何かしらの真似をしてそれを編集しているだけなのは自明の理です。

はっきり言って僕達凡人にオリジナリティなんかは存在しませんし、皆んなで色々な先人の賢者の思想や文化や科学や人間関係を共有してそれらの中から選んで自分自身に取り込んで自我というモノを規定しているのであってそれ以上でもそれ以下でもありません。

僕がガイドラインで気になったのは以下の部分です。


「著作権やプライバシー権などの権利を侵害する投稿

当社または第三者の著作権（著作権及び著作隣接権を含む）や商標権等の知的財産権を侵害する投稿、パブリシティ権、名誉権、プライバシー権、肖像権又はその他の権利を侵害する投稿を禁止します。

著作権の侵害

引用の方法を用いて外部のテキストや画像を掲載する場合は、出所を明示し正当な引用になっているか十分にご確認ください。他⼈の著作物を無断で改変した文章や画像等を投稿した場合も著作権侵害に該当する恐れがあります。

NG例
他のユーザーが投稿した文章、画像等のデータを無断で転載すること
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雑誌、書籍などに掲載された文章、画像等のデータを無断で転載すること
権利者の許可を得ずに楽曲データや歌詞（画像を含む）を転載すること」

プライバシーを守らないといけないと言うのはよく解りますし、アイドルやグラビアの著作権や肖像権を守らないといけないというのも百歩譲って理解しますが、ほとんどのみんカラユーザーさんは営利を目的としてない筈です。

著作権や肖像権というのは街の建物にも発生しますからクルマのバックに写る風景にも気を使わないといけなくなります。

繰り返しますが僕達は営利を追求してる訳ではありません。

もう自分の駐車場で撮った愛車の写真か誰のものでもないような大自然で撮ったクルマの写真か版権フリーの素材を使うかしかありません。

もしかしたらみんカラは恐怖政治を用いて管理社会を徹底し登録者を減らしたいのかもしれませんし、後発のカーチューンの縮小版になりたいのかもしれません。

僕はカーチューンにも登録していますがこちらの方が面白いので今はみんカラしかしていません。

しかし今後みんカラユーザーさんがタイトルのようにならないかと心配です。


皆さんは今度のガイドラインはどう思いますか？