さて今日が本番の木崎湖ツーリング初日な訳だが、気分的には既にツーリング行程の半分は消化して後は帰るまでのおまけみたいな感じに。
7時頃起床して身支度を整え、7時半から朝ごはん。
昨日の夕飯もそうだが量がものすごい。朝から腹いっぱいっす。
宿の主人曰く「長鮮寺という寺の天井がすごいから見ていってみ?」ということなので、出発後見に行くことに。
宿の前で記念撮影の後、1000出発。
少し行った所に長鮮寺はあるが、その前の道が工事中・・・。
ガードマンのおっちゃんがカラーコーンをどかして道を空けてくれた。
長鮮寺には人の影がなく、そのまま入っていいのかどうかちょっと躊躇したが、宿の主人の言葉(誰も居なくても勝手に入って大丈夫だから!)を信じて境内に足を踏み入れる。
『寺の中に入ってすぐ上を見てみるんだよ?』という事で、中に入ってすぐ見上げると・・・
見事な龍の絵が!
色々な天井画を見てきたが、ここまで意外性のあるのは初めて。
だが水平に目をやると、どう考えても「これからお葬式が始まります」的シチュエーションが広がり、長居は無用と悟る。
だって、普通仏像とかあるポジションにどう考えても故人の遺影としか思えない写真が飾ってあって、その後ろに座布団がずらーーーっと並べられているんだもん!
こりゃまたしつれいしましたー といった感じで早々に境内より立ち去る。
寺からの出発前、嫁からサイドバックを固定しているゴムのあまりがヒラヒラしているとの指摘があり、それを修正していると日が昇ってきて暑くてたまらなくなった。
とりあえず木陰に避難して処置を再開。
実はひそかにここで動きたくなくなっていたのだが、豊科1200時というオーダをこなす為には気合と根性で出発しなければならない。
また工事中の道路にもどり、今度は機材を積んだトラックに移動をしていただきながら出発。1015長鮮寺発。
国道19号をひたすら北上し、東に方角を変えた所で国道20号へ、そしてすぐ塩尻のICから長野自動車道へ。
昔友人の実家に遊びに行った際に走った大分自動車道のような片側1車線の高速を想像していたが、ここ長野道はそんなチープな作りではなく、中央道もびっくりの走りやすい片側2車線の道路だった。
梓川SAにちょっと早めの1100着。
ここで本日のツーリング参加者二名に声を掛けられる。
お二人はここで東京からの本体と合流する予定だそうだが、私は単車の性能があまりにも終わっているので、失礼して先行させていただく。そして後のこの判断は非常に正しかったことがわかった。
小休止して1125発。
豊科ICを1135に通過して一路集合場所「そば処 安留賀」へ・・・と思ったが、ナビ代わりの携帯が熱暴走を起こしてシャットダウンしてしまった。
とりあえず記憶と勘を頼りに走ってみるが・・・ちょっと左に曲がるのが早すぎたようで、市街地を彷徨う羽目に。
とりあえず建物の影に隠れて携帯を冷やし、復活を試みる。
電池の蓋と電池そのものを外し、その奥にあるであろうメインユニットを日陰で冷やす。
5分ほど冷やして何とか起動したので、それ以上暖めないように充電をせず素でナビを走らせた。
ナビの指示通りに走行して何とか指定された
集合場所に到着。
すぐ対面にガソリンスタンドを発見。給油でメンバーに迷惑をかけるわけにはいかないので給油。
バイトのねぇちゃんは大阪の例に漏れずケバくて不親切だった・・・。
ケバいのと化粧が濃いのとは違う。
化粧がヘタクソで単にやっつけで塗っているとケバくなるのだ。
本当に綺麗で居たいと思うなら化粧をきっちり研究してくるもんだ。
そしてそういう人は自分が綺麗に見られたいが為、客に親切になるもんだ。
暫く店の駐車場の木陰で休んでいると、赤いYZF-R1が来られた。今回地元より参加のAさんだった。
暫し談笑に花を咲かせていると、道の向こうからデロデロと多数の単車が一斉に動くとき特有のエンジン音が響いてきた。
十数台の単車が一斉に走ると、地響きのような音になるという事をこの日初めて知った。
そして姿をあらわしたのが東京発の一群。合計13台の単車が蕎麦屋の駐車場に溢れた。
ここでやっと西からと東からとが合流した。
そして私らはその一群が着ている格好を見て反省する事になった。
BBSでの事前打ち合わせでは『まぁ半袖半キャップヘルメットは不可かな?』って話だったのでフルフェイス(嫁はジェッペル)に普通の長袖で出陣したのだが、東京からの一群が着ている格好ってのがこれまた本格的なものばかり。
カウル付きのレーサーレプリカに乗ってはる方の革ツナギ着用率が非常に高く、そうでなくてもライディングウェアを全員が着用してはる。何も着用してないの俺達だけってどうよよよ。
ライディングウェアについては直前まで買うかどうかかなり迷った品で、緊急性は薄いと判断して見送ったものだった。
後で知ったのだが、人によっては亀の甲羅(脊髄ガード)も装着しておられた。その方は昨年あたりに3ヶ月ばかり生死を彷徨ったそうで、やはりそういったものの装着は必要なのかとちょっと思った次第。
その後の経緯については、
こちらをご参照戴ければ・・・
追記するとすれば・・・
・皆さんの出発に遅れまいとする為早めに単車で発車用意をしていて、主催者Iさんが一等を引いたなんてイベントを見逃した。
・木崎湖のバンガローは、岬のが他より少し面積が小さい。
・夕食は洗う手間を考えても網の方がよかったなぁ・・・。
・夕食の鉄板にトラップ放り込んだのは私らです。(ぉ
Posted at 2007/09/14 21:09:40 | |
ツーリングレポ | 日記