お役所仕事未だ健在。
証紙販売は12時45分からしか開かないし、案内なのか暇つぶしなのかわからん警官はタメ口だし、貴様等の仕事は行政というサービス業だと未だわからんのか。
しかも何故申請出してから交付まで二時間も要るのか。
ただ申請受付の係員は「時間開いて申し訳無いんですが」と一応の配慮は見せてくれた。
上の方で決められてしまっている極悪なシステムに「乗っていただく」という配慮が見て取れたので、とりあえず末端の人にあたるのはやめておいた。
てか、今日が4月9日だって事に申請書いている時に気がついた。
死・苦…
考えないでおこう
某冥土ライダーサイト管理者の方のように、写真撮影の際にメイド服なりツナギなりとを着込むネタを仕込もうかと一瞬考えたが、それは間違い極まりない事に、試験場に来て気がついた。
上記管理者殿と私が出向いた運転免許試験場は大体同一の来場者と考えていいと思う。
で、その同一環境の試験場というシチュエーションで、メイド服を着るというのは相当な根性が要るなと感じたのだ。
山口の試験場はあんまり人がいないので、メイド服を着ていても多分そんなに気にならないと思う。丁髷(ちょんまげ)でも多分そんなに気にならないと思う。
関東よりもシャレが通じる関西と言われるが、むしろシャレが通じない所では関東より冷たいのが関西。その「シャレが通用しない」の最たる所の一つ運転免許試験場。
『あいつあほちゃうか?』成分を帯びた目線が相当数ブッ刺さる事になる。
他人に意外と無関心な関東とはいえ、このプレッシャーに耐えた上記サイト管理人殿は偉大だと改めて感じる所。
さて、免許交付申請受付から交付まで2時間ほど開いたので、当試験場4階にある違反者関係の階でくつろぐことにした。
4階には「取り消し処分者講習申請」だの「免許返還窓口」だのあまりお世話になりたくない物騒な窓口が数箇所と、違反者講習用の教室が並ぶ。
また、違反者の聴聞を行う場所もあった。
まず驚いたのが、「取り消し処分者」の為の窓口が常設されている事。そしてそこに2時間の間に少なくとも1人は訪れる人がいたこと。
・・・日本人から自制心なる言葉は消えてしまったのか。
さらにその受付に面白い物が貼られていた。
『免許停止処分中に運転をした場合無免許運転となり免許取消となります。
本日車を運転して来所された方は受付にて申し出てください。
なお、処分者講習を受けた後であっても、停止期間終了は明日からとなります。
当日は停止処分期間中ですので、絶対に運転をしないで下さい』
・・・申し出たら、どうなるんだろう。
正直者だから許してもらえる?
んなわけねぇだろうなぁ・・・
処分者講習の額にちょっと驚く。
2日間拘束されて3万ちょいの出費か・・・
こりゃ、受けずに120日間我慢する人もおるわな。
TVから流れてきたチービシ(宮古島沖の浅瀬。年二回大潮の日にだけ姿をあらわす)の映像に今年も行けなかったと悔し涙を流しながら時間が過ぎていった。
ところでなぜこんな物騒な所で時間を潰していたのかといえば、それは喫煙所が近かったのと人がいないだろうという憶測を持っていたためである。
喫煙所の窓から外を眺めると下は技能試験場になっており、丁度二輪の試験をやっていた。
うちの教習所とは比べ物にならないくらいの広さ。大型二種までやるから当たり前といえば当たり前なのだが、むしろそんなに広いとやりづらいような気がする。
急制動で派手なスキール音が聞こえた。私にはそれが葬送行進曲に聞こえた。
(急制動で後輪をロックさせたら試験中止。とりあえず助からない)
確かに最初、四階ロビーには人がいなかった。
しかし私が時間になったので去ろうとした時、丁度小休止の時間になったのだろう、処分者講習の教室からワラワラと人が現れ、喫煙所がパンパンになった。
こんなにも多いのか。
違反者を増やさない為の、何か根本的な対策というのをそろそろ本気で考えるべきではないのか。
それとも彼らは、交通安全関係者の「油田」でしかないのか。
その油田に殺される思いをする市民の怒りの持って行き先は、もしかしたら利権者にした方がいいのかもしれない。
違反とは、その運転を継続すれば必ずや市民を殺傷するから違反ではないのか。
2階に下りて写真撮影。私は二番目に並んだ。
待っている間に最初の人が撮影されている画面を後から見ることが出来たので、映り方の参考にさせていただいた。
そこで「顎を少し引いたらいい感じで写る」という事を学習したので実践してみたら・・・。
出来上がった免許証を見ると・・・
あんたどこの構成員ですか。
犯罪者なんてもんじゃない。小さい子見たら逃げ出すってこれ。
ゴールド免許が旅立った後にきた免許はやはり青色免許。でも有効期限は@4年。
違反歴とかそういうの関係無しに新たに免許を取得したから青色・・・なのか?
このまま違反歴無しが5年続いたらええのう・・・。
とりあえず、これで大型車を試乗する資格は取れたわけだが、実際に試乗するとなると腰が引ける。
なんかコカしそうでいやだわ・・・。
帰宅前のハプニング。
帰宅しようとバイクの鍵につけているセキュリティアラームのリモコンを見ると、表示がまっちろ。
これじゃ解除できねぇぇぇぇ!と焦った私はキーを突っ込んでスタートさせる事でセキュリティを強引に解除し様とした。(説明書の誤読で、セキュリティONならエンジンをスタートさせても無駄。)
試験場前で高らかに鳴るサイレン・・・。そして意外と集まらない注目。
むしろ、このアラームの意味はあるのかと小一時間悩むハメになった。
試験場の売店で単四電池(本当は充電式の電池だが非常事態なので一瞬だけ0.3Vオーバーさせることに。)を買おうとしたら売ってない・・・でもオバチャンが親切にも駅前で売ってることを案内してくれる。
駅前の西友で単四を買い求め、電池を入れ替えようとすると・・・あら?あんたついてない?
結局充電池が接触不良だったらしく、買った電池の意味なし!
強引にアラーム鳴らした意味なし!
あーはずかし。
※おまけ。
光明池運転免許試験場は、大阪府警察本部交通部の事務所も兼ねている(模様)
ゆえにかどうかはしらんが、構内では時折交機白バイ隊員を見かけたし、終いには白バイを真近で激写させていただくチャンスもいただいた。
冒頭の写真はそれ。
何のために?
VFR800のアップハン・バンパー付き仕様を作る為の資料っすよ。
何よりこの人たちは長時間職務でまたがるわけで、それはロングツーリングと似たような状況だと思うわけです。
そしたら、それに似たような単車を作ればロングツーリングにもばっちり!
・・・エンジンとかもいじらんとあかんらしいですけどねー・・・そのへんはどうでもいいや。
※おまけのおまけ
和泉300ふ 646 紺のクラウン
天井に妙な開口部があって、バックミラーが二つ備わっていて、グリルにはカバーの被ったライトらしきものがあって、んで、んで、構内で見かけた人と同じ青い服を着た屈強そうな男二人がのってました。
このナンバーと車種は覚えておいて損はないんでしょうかねぇ?
うふー