ロッソくんのおやじのブログ一覧

以下は14世紀に発生したペストの感染率、死亡率から割り出した、あくまでの算数の結果です。医学的な根拠はありませんので、そのあたりのツッコミはなしでお願いいたします。参考にしたペストの情報出典元はWikipedia及びNIID国立感染症研究所などです。その他COVID-19(新型コロナウイルス)の現在の感染者数や、死亡者数は各ニュースサイトで4月14日に収集したものを使用しました。算数が間違っているだけなら良いのですが、結構衝撃的な数字が出てしまいびっくりです。現代ではマスク・消毒などの予防策も広く周知・実施されているため、感染率や、死亡者数がここまで高くはならないと思われますが、予防策を何も取らずにいるとこんな数字になってしまうのかもしれません。
※算数が間違っているのを気づかれましたら、修正いたしますのでお知らせください。

ペストが14世紀に起きた世界的大流行では、当時の世界人口4億5000万人の22％にあたる1億人が死亡しました。治療薬がない状態での致死率60〜90％と言われているところから、当時の感染率は以下の数値になります。
致死率が60％だった場合の感染率は　22％×100/60　＝22×1.67　＝36％　となり、当時感染した人口は約1億6,200万人となります。
致死率が90％だった場合の感染率は　22％×100/90　＝22×1.11　＝24％　となり、当時感染した人口は約1億0,800万人となります。

※有効な治療方、治療薬がある現在でも、感染してしまうと致死率は約8％と言う怖い病気です。

COVID-19(新型コロナウイルス)の感染力が高く最終的にペストと同様な感染率に達したと仮定した場合で、現在の人口を76億人とした場合の感染人口は、感染率24％の場合18.24億人から、感染率36％の場合27.36億人となります。

現在の致死率は約2％(現在の日本の致死率)〜5.7％(現在の全世界での致死率)程度であり、このまま有効な治療法、治療薬がないままだと上記条件でコロナでの死亡者数は、最小で感染者数18.24億人×致死率2％(現在の日本の致死率)　≒　3,650万人から、最大で感染者数27.36億人×致死率5.7％(現在の全世界での致死率)　≒　1億5,600万人となります

日本にこの考え方を当てはめた場合は、現在の人口を約1.26億人として25〜72万人の死亡者が出る潜在的可能性があるということですかね。現在日本ではこんな事にならないよう感染のペースを少しでも落とし、治療法、治療薬の開発をしてくれているものと信じ、我々も感染を広げないような行動に努めていきましょう。

現在は医療先進国で蔓延していますが、今後医療が脆弱な国に感染が広がった場合は本当にこんな数字になってしまうかもしれませんね。そうならないように早く治療法と治療薬が開発され、それまでは感染が早く広がらないようにすることが重要ですね。

現在世界にどれだけ蔓延しているのかなどのほぼリアルタイムな情報は、世界版 新型コロナウイルス感染者数マップから確認できます。公開されているデータを、より分かりやすい情報に加工して可視化。国別に感染者数や死者数の推移が把握でき、画面上で見たい項目のボタンをクリックするだけで特定の項目を拡大して表示することも可能です。