
昨年の2月13日にタフトが納車されて、めでたく1周年を迎えます。先週末に法定12ヶ月点検を済ませ、新たな1年のスタートを切りました。この1年、自分なりにいろいろと手をかけてあげて、ほぼやり切った感じ。〝オリジナルを活かしたまま、やりすぎない範囲で〟をポリシーにやってきましたが、自己満足ですがとてもいい感じにカスタムできたと思っています。みんカラでもタフトオーナーの皆様のカスタマイズをいろいろと参考にさせていただきました。ありがとうございました。自分としてはこれ以上は〝やりすぎ〟領域と感じているので、とりあえずこれが完成形。今後は現状維持で可愛がっていこうと思います。
で、12ヶ月点検でダイハツを訪れたついでに、今、アウトドア好き、キャンプ好きの間で話題になっている新型「アトレー」を見てみたいと思っていたのですが、あいにく展示車も試乗車も無し(泣)。聞けばアトレーは発売以来アウトドア好きを中心に人気沸騰中で、各販売店を転々とする試乗車もなかなか回ってこないんだとか。「ハイゼットカーゴならありますよ」とのことで、ちょこっと見せてもらいましたが、妻も私も我慢できずに点検が終わったその脚で展示車がある販売店へGO!
私たちも夫婦キャンプが趣味であることは以前からみんカラでもご報告しておりましたが、当然ネットやYouTubeでは真っ先に新型アトレーはチェックしていました。キャンプはとても楽しいけど、何が大変かって、テントの設営と撤収が一番の重労働。今年還暦を迎える身としても、最近はテントの設営と撤収はけっこう腰に来たりもするし、設営はモチベーションが上がってるのでまだいいとして、撤収はホント疲れる^^;妻とも「これだったら二人キャンプならテントいらないよね!」と話しつつ盛り上がっておりました。
何度も出入りしているうちにテント内に芝生や土、虫とかどうしても入っちゃうので、まずは掃除しなきゃならないし、夜露で濡れたアウターシートや土で汚れたグランドシートを拭いたり乾かしたり、テントって単に撤収だけすればいいってもんじゃない。しかも、キャンプ場って標高が高い場所が多く、天気が変わりやすくて想定外に雨なんか降られた日には撤収の苦労も倍増!その点、車で寝られるならテント要らずでタープだけ張ればいいので、キャンプが格段に楽になるし、今よりももっと気軽にキャンプができる!
そんな感じで妻ともども非常に興味があったので、アトレーを見るのを楽しみにしていました。販売店の駐車場に乗りつけると、外に展示してあるカーキ色のアトレーがすぐに目に入りました。上級モデルの「RS」の外観はノーマルでも非常にカッコよく、アウトドア感のあるカーキのボディと相まって、非常にワクワクさせられるエクステリアです。すぐに女性スタッフが出てきて要件を伝えると、どうぞどうぞとアトレーにご案内。車内を覗き込んでみると、ネットの画像で見るよりもはるかに広く感じる!実際に後席倒して横にならせてもらったけど、マジこれなら余裕で寝れるわ!と感動しました。それもそのはず、後席をフラットにした時の室内の広さが、横幅1,410mm、奥行きが1,820mmとのことで、なんとダブルベッドとほぼ同じサイズ!余裕で二人寝られるわけだ。前席を一番前にスライドさせるとさらに15cmくらい室内長が伸びる!
これって意外に画期的なことで、軽バンでは一人勝ち状態のホンダN-VANでも、横幅は1,390mmとほぼ同等ながら、奥行きは1,585mmと(お子さんや150cmくらいの小柄な女性ならともかく)後席をフラットにしただけでは平均身長の大人二人は寝られない。(※ただしN-VANは助手席のみフラットにできるので1人なら余裕で寝られます。)自分的にはN-VANもいいなぁと日頃思っていて、アースカラーのN-VANを街で見かけると〝かっこいいなぁ〟と思いますが、妻と二人で乗ることが多いので、助手席の座り心地が悪いのが致命的でアウト。
後席をフラットにした時の室内長の差って、N-VANが普通の乗用車と同じようにボンネットにエンジンがあるのに対し、アトレーは軽トラみたいに座席の下にエンジンがあってボンネットはほぼ無く、その分、前席と後席のスペースをグッと前に出して荷室を長くとっているからなんだって。ただ、座席を前に出した分、前輪のタイヤハウスが足元に出っぱるので、通常の軽乗用車に比べると足元は狭いというデメリットも当然ある。でも、実際に運転席に座ってみると、それほど足元の狭さは感じない。もちろんタフトとかに比べると明らかに狭いけど、自分たちには許容範囲で全然問題ないと感じました。
それに、インパネをはじめ、室内のクオリティも十分で、商用車然としたハイゼットとは比べ物にならない質感の高さ!普段の乗用でもまったく違和感なく使えるレベルでした。ただし、やはり後席はあくまで補助シートレベル。でも、ほとんど後席に人を乗せることがない自分たちの使い方ではこれも無問題。
さらに、アトレーでのアウトドアを快適にしてくれるような、キャンプ好き、クルマ好きがそそられまくる魅力的なオプションアイテムが豊富で、キャンプ仕様にカスタマイズするのも楽しそう。だからと言って今はまだタフトを手放す気は全然ありません。手をかけた分、愛着もあるし、テントありきのキャンプならタフトは最高、まだまだタフトを楽しみたい!次回の乗り換えの時は間違いなくアトレーも検討対象になると思いますが、体力が持つ内は、これからもタフトは普段使いでもキャンプでもいい相棒です。

Posted at 2022/02/07 14:47:33 | |
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