
前にも書きましたが、A-class購入に至るまでの1年は、実に様々なディーラーに脚を運びました。メルセデスのほか、BMW、ミニ、Audi、VW、ボルボ、フィアット(アルファロメオ含)、プジョー、ルノー、シトロエン、レクサス、マツダなど。1年の間には複数回訪れたディーラーもありました。車種は特に決まっていなかったとは言え、基本インポートカー好みだったので、国産では気になっていたレクサスとマツダだけでしたね。
接客対応はディーラーによって本当に様々でした。基本的にはどのディーラーもとても気持ちのよい対応をしていただきました。やはりスタッフの方もクルマ好きの方が多くて、どこに行ってもクルマの話で盛り上がりましたね。自社のクルマをイチ押しするのは当然ですが、他社の良いところを認めながら、自社のクルマの良さを語る方が多くて、クルマやクルマ業界全体への熱い愛情が感じられるセールスの方もいて「この人から買ってやりたいなぁ」と思わせる方も何人かいました。
少しだけ具体的に紹介させていただくと、フィアットのセールスの方はかなり年配の男性でしたが、本当にフィアットが好き!という気持ちが伝わってくる方で、本当にアツく語っていましたね。だからと言ってそれがうっとおしいとか、ウザい感じはなくて、なんだか可愛らしく感じてしまうような、子供みたいな感じで微笑ましかったです。
あと、プジョーのセールスさんは唯一女性でしたが、この方も女性なのに本当にクルマが好きで、特にプジョー愛の感じられる方でした。
Audiのセールスさんは、新卒で研修が終わって配属されたばかりの若い方でした。イケメンだったのでヨメは非常に喜んでました(笑)。でも、すごくしっかりした方で、人柄が良く応対も気持ち良くて、息子と同年代だったこともあって、そのあたりの話でもすごく盛り上がりました。
自分の場合、購入を急いでいなくて、じっくりと吟味して買いたかったので、あまりガツガツしたセールスさんには良い印象がなかったです。そういった意味では、人はそんなに悪くはないんだけど、ちょっと押しが強すぎて引いてしまったのがボルボとルノーでしょうか。逆に高級すぎて引いてしまったのはレクサスですね。自分が貧乏性なのかもしれませんが、あそこまで高級演出しなくてもいいんじゃないかと思ってしまいました。
接客対応という意味で一番不愉快だったのがBMWです。30代くらいの比較的若いセールスさんでしたが、初めて脚を運んだ時は試乗もしていい感じで歓談できたのですが、1シリーズがモデルチェンジ直前だったため、旧モデルの在庫を売るための特別仕様車やキャンペーンなんかがあると電話が頻繁にかかってきて今ならお得だからと「買え買え」攻撃。じっくり考えたいしモデルチェンジ後のクルマも気になるので、もうしばらく検討したいと言っているのに、最初の歓談で自宅で仕事してることを知っていたため平日に特別仕様車の試乗車に乗ってアポなしでいきなり訪問されました。今は仕事中なので帰ってくださいと丁重にお引き取りいただきました。その後、1シリーズのニューモデルが出たので、ヨメと休日にディーラーを訪れましたが、ちょうど別のお客さんを接客していて、遠目に目が合ったので、その時だけはお互いに軽く会釈をしましたが、その後はいくら待っても先客につきっきりでこっちは無視。若い営業さんや女性スタッフが時々声をかけてくれましたが、1時間近く待たされてもちょこっとも挨拶にも来ないのでもうヨメと頭に来て帰りました。その後はこういう時こそ「先日は接客中ですみませんでした」くらいの電話の1本もかかってくるかと思いましたが、一切電話はなく、ダイレクトメールだけは現在も送られてきます。1シリーズもいいクルマだったけど、この時点でどんなにいいクルマでもここでは買わん!と思いましたね。
たまたま自分の地元のディーラーのセールスさんだけかと思いましたが、みんカラ登録後に初めてお友だち登録いただいた方のブログにBMWの接客への不満の投稿があった際、多くの賛同コメントが書き込まれて正直驚きました。全国のBMWのディーラーの応対が全部悪いということではもちろんないと思いますが、少し改善の余地があるのかもしれないと思うのも、正直な感想ですね。
Posted at 2016/02/15 11:51:37 | |
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