
ワンコ散歩中にまたもやパチ屋さんで珍しいかもなクルマを発見しました。アコードなんてマイナーな……。ローダウンされていますが、それ以外にいじってる感じがない。燃費も維持費も高いでしょうし、なんでアコード??
多分ですが軽く15年以上前、2000年頃の型ではないでしょうか?と思ったのでカーセンサーでテールランプの形で見比べましたら2000年前後のモデルでした。
何でしょう、この美しさ。昭和のオッサンにしかわからない価値観なのでしょうかねえ。そりゃプリウスや今時なクラウンの方がデザインはすばらしいと思いますが、この年代頃までのクルマは琴線に触れるダサかっこいい。
そして隣に駐車されていたのはホンダのS2000。
2000年頃のクルマかな?と思ったら1999年発売ですからまたもやアタリ。
そこで妙なことに気が付きました。私は24歳の頃に2回めの免取りやらかしまして、3度めの正直は結婚した後の29歳頃。24から後は仕事と自
転車にしか興味なかったのに、なんでS2000やアコードを知っているのだろうと不思議。
気になって調べたらアコードは名前だけ知ってただけで見た目で多分古いなと感じた、S2000は漫画で見ていたのでした。3分55秒から青いS2000が出ます。関係ないですが1分20秒から赤いNAロードスター。
こういうのは若い人には漫画やアニメやゲームの世界なのでしょうね。20年前はこんなのが夜な夜な山奥で実写版でした。山の斜面でこすって止まればラッキー、ガードレールに刺さっても崖から落ちなければ強運みたいなただのばかばかりでした。
何でそんなことしてたんだろう?と思い起こせば、昔は今みたいにスマホでゲームやSNSなんて遊び方がなかったし、バブル抜け切れていない親たちの影響で私ら団塊ジュニアもプチバブルだったんだと思います。事故って修理代50万円、まあ、しょうがないよね直すかーみたいな。
もうこういう、S2000や後期のアコード、R32、34、おまけでNAみたいなクルマは出ないと思うと本当に寂しい。今の自動車は消費者に媚びすぎなんです。昔のクルマはメーカーがユーザー無視で作りたいクルマ作って、買う側は喜んで惚れ込んで大枚はたいて乗りこなしていました。
そう思うと、昔のクルマは職人が作ったお手入れ必須の鉄製な和包丁、今の自動車は錆びないステンレスの万能包丁。家族乗せて移動するなら万能な自動車が楽ですけど、クルマが好きな人は職人カーだと思うのです。
NAロードスターの超重いドアを閉めた時の「ガンッッ!!!」が心地いい。運転席に座ると軽トラみたいなオイルの匂いが好き。キー少し回して「ミーーーーー」とかいう謎のアラームが懐かしい。奥まで回すと「行くか!」みたいなエンジン爆発音の一体感が素晴らしい。
一体感を上げるためにパワステ切りたい……。
NA「マジか……」
私「うそです」
補足:いずれ嫁さんに運転してほしいので切るに切れないのです。
Posted at 2017/01/28 23:19:51 | |
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