
40歳過ぎた中途半端なおっさんの私。
ヒゲもなければハゲてもいない、白髪にもならずシワもあまりない、若造とジジイの中間で中途半端なおっさんの私がロードスターに乗る時の作法として心がけていることです。
別に手本じゃないし作法なんてないのですが、自分なりにこうするべきと信じて疑わないことをいくつか紹介いたします。
晴れの日は屋根を開けましょう
めんどくさいのか知りませんが幌をかぶったままで走っているロードスターをみかけます。普通の自動車のドライバーから見れば屋根の色が違うだけで普通ですが、
いさぎよく屋根外して捨てようかと思っている私みたいなロードスター乗りから見たら「はあ?」です。降水確率0%と予報があったら屋根はバーンが基本。なお、夏は暑いので閉めてもいいです。オープンカーは冬の乗り物。また、ハードトップは別です。
洗車して出かけてください
赤や黄色ではなくてもオープンカーってだけで注目されますので洗車は必須です。写真のように少しでも汚れている状態で走るべきではありません。ヒッチハイクしている人がいて
「ヘイユー!あっち行きたいわ!」なんて言われても止まるわけに行かなくなります。まるごと水洗いしなくてもいいので常にきれいに。
同乗者に気を使いましょう

NA~NDはフルオープンが基本ですが助手席のお姉さんの髪が激しくばたばたしていたらさりげなく窓は上げるべきです。あなたは窓も全開したいでしょうけどナビシートも外から見られています。同乗者の髪バタバタを軽減するためにさりげなく窓を上げるのはロードスターオーナーならあたりまえです。
ドヤ顔やニヤけてはいけません
オープンカー初心者はドヤったりニヤけたりすることがあるでしょうけどドライバーが照れると見ている方も恥ずかしいものです。中が見えない普通のクルマとは違う
人馬一体で丸ごと舞台みたいなクルマがロードスターですからドヤらず平常心を保ってください。おっさんなら真顔だったり考え事している表情がおすすめ。
シフトノブやハンドルへの接触は最低限で

シフトに手をのせたままだったりステアリング握ってハアハアするのは若者ならいいですがおっさんなら堂々と乗りこなして下さい。必要な時にしかさわらない、必要な時に触る。ハンドル握る手はデザインに合わせまっすぐに。シフトノブはチェンジする時以外に手を乗せてはいけません。
手を振られた時の対処法
休日などまれに歩道から手を振られることがあるかも知れません。ギャラリーが子どもなら軽い笑顔で軽く手を振り返しましょう。大人だったり、未成年っぽくても制服ではなければ笑顔で軽く会釈してゆっくり去るのがクールです。
信号待ち1
視線はまっすぐ正面を見ない方がいいです。こちらは丸見えなので「う、後ろの、なんか、屋根壊れてるクルマのおっちゃんがにらんでる」と思われたら通報されかねません。視線をやや左右の下へ落としましょう。
信号待ち2
左右の歩行者用信号機を見て正面が青になる時間を計るのはださいです。オープンカードライバーなら正面の信号機が青になるのをゆったり待ってください。青になるまでは両手をキリスト教の棺桶内に寝転ぶ死体のように両手を腹にのせて組んでおくのがいいです。
運転マナーを徹底的に守りましょう
信号が黄色になり無理なく止まれるなら止まる。右折時に歩行者がいたら前もって減速し徐行。ウインカーは教則本通りに出し、停止前はブレーキランプを何度が点灯させてゆっくりと止まってください。オープンカーは紳士が乗るクルマと心得ましょう。
フルオープンのロードスターって走ってて気持ちよさそうで見ていても気持ちいいですが、見て見られるクルマなので慣れるまで気を抜けません。何も考えていない若造や屋根バーンするの面倒で開かない「にわか」オープンカーオーナーにはわからない。
自動車学校で習った以上にルールとマナーを守り、歩行者や周囲の自動車に気遣い、決してドヤらずニヤけず平常心で運転するのです。
ロードスターは人馬一体ってコンセプト以外にドライバーを育てるってフレーズもあったはず。クルマを走らせるドライバーを楽しませ育てるって意味以外にも、マナーやルールを超守り、だれに見られても恥ずかしくないドライバーを育てるって意味もあったのかなーと妄想しています。
中指立てられたら本気出しましょう
信号待ちの先頭で右のGT-Rが中指立てて来たら周囲に白バイいないか確認して受けましょう。返事のお返しは親指だけ出して自分の首を横一文字です。もちろん勝てませんが2016年の今でもそういうしょうもない遊びに付き合ってくれる骨董カーとおっさんって粋だと思うのです。
Posted at 2016/03/30 03:18:18 | |
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