フーテンのとらのブログ一覧

マニュアルのプレーヤーが面倒になってきて、フルオートの中古品を買いましたが、購入１ヶ月で早くも不調になりました。症状は、電源を入れるとトーンアームがアームレストと演奏開始位置の間を往復するだけで、アームが下がらず何時までたってもレコード再生を開始しません（笑）。
到着時に正常動作しないときは対応するでしたが、１ヶ月経過してるのでクレームは言えません。まあ、安い中古品に手を出すときはこう言った事態になる事は予想しなければ・・・。


何時もの通り、ダメ元で自力修理を試みます。
まずは、ラックから引き出して裏蓋を外して内部確認と原因を考えます。



トーンアーム基部のオートマチック機構を見ると、アーム位置を検出して信号を出すスイッチがみえます。シッカリした作りですが接点にカバーも無いので接点の汚れが考えられます。　アームの動きを伝えるプーリーに溝が作ってあり、そこにスイッチの先端が入って２個のスイッチのオン・オフの組み合わせでアームを動かす構造ですね。



たぶん、この接点が劣化して信号が正確に出ていないのだろうと判断し、極微のサンドペーパーで接点を磨き潤滑油を塗りました。



これにて一件落着（笑）、何事も無かったように動いています。
半日かかったけれど、良かったよかった。