フーテンのとらのブログ一覧

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
家内の実家、相馬市の山上地区は福島第一原発から直線距離で４５ｋｍ。

地震ではそれほど大きな被害は無かったのですがこちらは大問題・・・。

そのうち治まるかと様子を見ていても一向にその気配が見えないので、

先週から高齢の義兄夫婦にはこちらへ避難したらと勧めていました。

しかし子供や孫と離れるの躊躇ってか、なかなか納得しなかったのですが、

実家を継いでいる甥と話をし、屋内待機や避難指示が出てからでは遅い、

高齢の夫婦が安全に移動できるうちに避難しておいたほうが良いと説得。

一昨日、朝８時に相馬市を出発して東北道経由で午後３時に到着しました。

どれ位の期間になるか？分かりませんが、原発が心配無くなるまで、

我が家でゆっくりと避難生活をしてもらいます。

ちなみに、東北道の岩槻ＩＣを出るときに相馬市からの避難と伝えたら、

福島西インターからの高速料金は無料だったそうです。

相変わらず危険な状態の原発冷却に東京消防庁のハイパーレスキュー隊が出動。

一晩で大量の海水を原子炉建屋に注水し、放射線レベルが若干改善されたようです。

既に出動している自衛隊や警視庁の皆さんも懸命に作業していただいていますが、

さすがに消火活動、注水のプロ！、何とか原発を落ちつかせてくれると嬉しいです。

先ほど、昨夜からの活動を終えて交代した隊員の記者会見がありました。

出動命令を受けて、家族にメールした隊員が多く、

緊急出動する多くの隊員が「必ず帰ってくる」と出したメールに、

「信じてます」や「日本のために頑張って」と返信した家族に感動します。

なんだかよく分からない説明しかできない東電幹部や保安院の高給取りに比べて、

現場で放射線や爆発の恐怖に耐えて作業するすべての人達こそ英雄です！。

頑張ってください！、そして一人も欠けることなく帰還される事を祈ってます！。

皆さんご承知のとおり、福島原発の状況が予断を許さない事態になっています。

九州の友人からこちらに避難してきたら？と有難いお言葉を頂いていますが、

現役で仕事をしている子供達を無視して、私が避難する事はできません。

この先、茨城県がどんな状態になって行くのかは分かりませんが、

たとえ困難な状況となっても子供たちと一緒に行動する事に決めました。

心配していただいている多くの知人友人の皆様には感謝してます！。

家の屋根にダメージを受けましたが、

家族全員の無事は確認できました。

お見舞いのメール等、ありがとうございます！。

心友から体調悪化の連絡を貰ってからはブログを書く気にもならず、

何とか持ちこたえてほしい、回復してほしいと毎日ひたすら祈っています。

私より一回り以上若いのに・・・、どうにもならないもどかしさがつのります。

やはり入院しますと連絡をもらって一週間、頼む！友よ、なんとか頑張って！。

今までも十分に頑張った友に、さらに頑張ってというのはとても辛いけれど、

でもまだサヨナラは早い！、サヨナラを言うのは私が先で順番が違うよ！、

辛く苦しいだろうが頑張って欲しいと心から祈る毎日です・・・。