フーテンのとらのブログ一覧

天候不順に泣かされた今シーズンの白馬行きでしたが、いよいよスキーシーズン間近になってきました。

９月末に上部で始まった紅葉も一か月かかって里に下りてきて、白馬村はハイキングや登山のシーズンからスキー場へと準備が進んでいます。

何時も車中泊するパーキングから見た朝焼けの白馬三山、このパーキングは絶好のロケーションに有りますが、目立たない場所にあるので観光客が少なく静かです。

ご存知の方も多いと思いますが、先般の都知事選挙に立候補もした元航空自衛隊幕僚長の田母神氏の著書(共著)です。

常々、氏の持論には賛成しかねると思っていましたが、この本の副題「心配しなくても中国とは戦争になりません」に興味を覚え、図書館から借りてきて読みました。
なぜ、中国と戦争にならないと言い切れるのか？。その根拠は空軍と海軍の装備と運用技量に、少なくとも１０年のギャップがあり、中国軍上層部は現状で日本と戦っても勝てない事を認識しているとの事です。 特に、海上自衛隊との統合運用では格段の差があって、簡単に追いつけるものではないとは、単なる評論家ではなく、航空自衛隊のトップだった人の見解なので、それなりの重みがあってなるほどと思えました。

ただ陸軍だけは、圧倒的な差（兵力数）があるが、幸い海を隔て一度に輸送できる兵力に限度が有り、心配はまったくないそうです。 と言うことで、現時点では尖閣諸島近辺で嫌がらせする位しか出来ないんでしょうから、過度に危機感を煽らず冷静に見守り対処するのが正しい方針でしょう。

また台風が来る前に恒例の名水汲みに栃木県塩谷町に行ってきました。 １２０Ｌの水を積むので、車は相変わらず好調のカペラです。

塩谷町の市街地を過ぎて荒川ダムへの道には、放射性物質の焼却場と最終処分場建設反対のプラカードや幟旗が林立していました。 国有地だと言う理由で施設を作ろうといている政府とは徹底的に戦って、名水百選のトップクラスと折り紙付きの湧水を守って欲しいと思います。


ここ数年で日本中のＴVは液晶になり照明もＬＥＤに変わりつつあって、基本的に電力は足りているのに、今までの既得権益を守ろうと原発再稼働に前のめりな政府与党と大企業（経団連）は、原発事故を過去の出来事にしたいので、知事選挙等では再稼働の是非を争点にしないようにしています。

過去の事は水に流して忘れようとするのは日本人の特性ではありますが、原発事故で今も１０万人以上の人達が家に戻れずに避難していて、 まだ過去の出来事ではないのです！。

先日の御嶽山噴火でも明らかなように、日本は何時何処で大規模な災害が発生するかは予測不可能です。 事故が起きたら原発から半径２００km位までは酷く汚染されるのは、チェルノブイリや今回の事故でも明らかです。 日本国民の全員が今回のような被害者となる可能性が有ることを認識して、今後、原発をどうすべきか？、しっかり考えて欲しいと私は思っています。