現在、ジムカーナのラジアルクラスではDLが優勢ですが、BS RE11で勝つために分かっていることをご紹介します。
あくまで私のデミオ&ラジアルを使い始めた2010/12~現在2011/4までの極低温~中温コンディションに限定した話です。参考程度に読んでください。
使用サイズは、フロント:205/50R15(7.5J)、リア185/55R15(6J)。
①空気圧
フロント:かなり高め、リア:少し高め。
フロントは空気圧を上げていくと、グリップ・剛性感が上がっていきます。空気圧が高すぎると、グリップがさらっと抜けるようになります。リアも同様ですが、リアのグリップ・剛性感が高すぎるとアンダーが強くなるので、あまり上げません。フロントの空気圧調整だけで0.5秒は変わると考えています。
ウェットではフロントだけ下げて、リアと同じくらいにします。フロントを下げ過ぎると進入での応答性が悪くなり、グリップも下がります。
②残溝
フロント:
新品は使いません。使っていくにつれて、ブロックのヨレが少なくなり、剛性感が上がっていくのですが、どれ位の残溝がベストかは分かっていません。
ただ、残溝が少ない(OUT側ショルダーの浅溝部分で1ミリ~溝底と一緒になる)と0.5秒程度タイムダウンします。
リア:
残溝比較したことがないので分かりませんが、影響は小さいと考えています。
また、ウェットでも新品は避けた方が良いと考えています。
③製造年
なるべく新しいロットのものが良いですが、2010年以降のもので良いと考えています。
④逆組
アウト-インを逆にすると、
フロント:タイムはあまり変わりません。ヨレるフィーリングですが、操舵初期から安定したグリップ感があります。グニャグニャしているけど、粘っこいグリップ感があります。私はカッチリしているのが好みですので、正組みです。
リア:タイムは少し下がります。これも操舵初期にヨレます。リアを流しやすくなるわけではなく、全体的に鈍い動きになります。私は正組みです。
※Sタイヤに比べ、ラジアルの方がゴム・構造とも性能が低く(弱く?)作られているので、空気圧や残溝で調整・補完できる部分が多いと考えています。先入観にとらわれず、いろいろ試してみてください。
Posted at 2011/04/29 09:09:53 | |
トラックバック(0) |
メンテナンス | クルマ