現在(2015Rd6関越)までのジムカーナ86のセッティングをまとめます。前回開幕戦は
こちら。
①タイヤサイズ&溝 もちろん
POTENZA RE-71R
●基本はフロント215/45R17、リア225/45R17、全日本Rd6関越では225/45R17使用。
・フロント215は進入時にステアリングを切った瞬間の反応がスムーズ、225はクリッピング付近でのグリップに優れる。
タイムとしてはどちらもそれほど変わらない。低温時の温まりは225はやや物足りない。
・リア225は絶対。215よりも立ち上がりにアクセルが踏める、スライドしにくい。0.5~1secの差。
ただし、ウェットではリア215もコースによっては可能性あり。
●本番で使うタイヤは、新品を街乗りで走ったもの(皮むきなどのジムカーナ走行はしない)。
カチッとしていて、スライドはややピーキーな特性、限界の少し下で使うと良好。
数本走ると、カチッとした部分は穏やかに、スライドもマイルドになってくる。
②タイヤ空気圧
開幕戦から徐々に低くなってきた。
低い空気圧は、フィーリングは操作に対して挙動が遅れて良くないが、タイムは出るんです。
250/250→240/220→200/180kPa(現在)
気温、コース特性や慣れなどの直接の原因は不明。
フロントは215&225ともに200kPa。
ウェットでは前後300kPa以上。
③ホイール(
PRODRIVE GC-05N 17*8&8.5J,inset45)
フロント8J、リア8.5J
リア8.5Jの方が若干限界が高まるが、マストアイテムではない。
フロントは225でも8J使用。
④スプリング(
UC-01 7インチ)
フロント: 6kgサーキット、7kgパイロン
リア:8kg
ヘルパーなど無し
レートは上記を基本とし、メーカー毎の特徴を生かして、セッティングしていくのが良さそう。
⑤LSD
クスコtypeMZ、1.5way、カム角35°、Fプレート使用、
ALEXチューニング
イニシャル8~9kg
⑥車高
ホイール下端~フェンダーで前後とも575~580mm
⑦アライメント
フロントトー:トータルゼロ
フロントキャンバー:ネガティブ1°40′
リアトー:トータルイン20′=4mm
リアキャンバー:ネガティブ2°40′
⑦ブレーキ
itzz
フロント:アウト側R0.5、インピストン側R1
リア:R4
リアシュー:RS2
R0.5はコントローラブル、R1は前後の効きのバランス良い、これらの組み合わせ。
⑧ショック
オーリンズITO
フロント3~5段戻し、リア5段戻し
パイロンコースはリア縮みの弱いタイプを使用
ウェットでは前後7~9段戻し
【追記】
ショックの細かい仕様、デフの組み方などはノウハウが詰まっていて、数字や文字では表しきれない部分もたくさんあります。
ビギナーの方はスプリングレートを前後1kg落としたりして、扱いやすくしてもいいかもしれません。
以上で~す。
Posted at 2015/08/30 20:51:25 | |
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