先週の全日本ジムカーナ最終戦でデビューした「RE-05D typeA」についてまとめておきます。
【全般】
タイヤとしては縦横ともバランス良くグリップが上がっています。
RE-71R(225/45R17)から履き替えて特に違和感ありませんでした。ゴムかパタンの柔らかさがありそうで、操作に対する挙動のタイムラグを見こした進入アプローチが必要かもしれませんが、すぐに慣れます。
【走り方】
コーナリングは、リアのグリップが上がっているためか、私の場合は少しプッシュアンダーが強かったです。
サイドターンは71Rの時より、サイドをしっかり長く引き、向きが変わるのを待ってからアクセルオンした方が良さそうです(イオックス路面の特殊性もありそう)。
【セッティング】
基本的には71Rと同じセッティングでOKです。
実際に私は、ショックの減衰クリックは同じ。
スプリングはフロントは同じ、リアは同レートで、立ち上がり方が違うものにしました。
ブレーキパッド・車高なども同等。
【新品とユーズド】
新品はかっちり感あり(71Rもそうでした)、特にリアはスライド限界が分かりづらい面があります。ユーズドでは少し穏やかになり、コントロールしやすくなります。
ド新品のウェットだけは前半20秒程度はかなり滑ったので、本番がウェット想定の場合は前日にDry1本走っておくか、街乗りをしておいた方が良さそうです。
ドライならド新品でもいけます。
【空気圧】
ウェットでもドライでも190/170kPaで走行(71Rは200/180kPa)。上記新品のかっちり感を少しマイルドにする狙いで下げました。220/200kPaも試しましたが、それほど変わりませんでした。
空気圧は、気温・路面・コースによってまだまだ探っていく必要がありそうです。
【耐久性】
正直なところそれほど高くはないと思います。特にセンターブロックの角が削れ・めくれて減ってきます。ただし、実際の練習会で私もそうしましたが、左右対称パタンなのでIN-OUT逆履きすれば綺麗に・長く使えると思います。フィーリングやタイムもほとんど変わりませんでした。
【サイズ】
215/45R17、265/35R18の2サイズのみですので、現状は使える車種は限られています。
リムは最大幅8Jを使用しています。
【温度】
全日本のレースウィークは、気温18~25、路温20~30℃でした。
決勝当日の気温18℃ウェットはグリップ感物足りなかったですが、それでもユウ選手がトップでしたので、この条件でもいけそうです。
ドライではタイヤ表面20℃でも、少し温まった30℃でも前半からグリップ感あります。
スタートだけなら30℃の方が有利。後半のタレは全く感じませんでした。
今回は全てイオックスアローザでの結果です。駐車場のザラザラ路面、雨上がりは砂っぽくなるなど、特殊なコンディションとはいえますので、今後サーキットなどの一般的な路面でのチェックも必要です。イオックスの路面とβの相性が悪いとの話も聞きますし、A052も良さそうでした。
希望価格はかなり強気の設定ですが、実売価格はそれほどでもないようですよ♪
Posted at 2016/10/15 08:51:39 | |
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