12日目
さて、ついに帰国の時がやってきました。
朝4時30分に起床。
5時にホテルを出発。まだ外は真っ暗です。

ちゃんと送迎サービスがあるので楽チンです。
まずは国内線でクライストチャーチからオークランドへ移動します。
こんな朝早い時間なのでカウンターには誰も居ないかと思ったら、数名並んでました。国内線だと思って甘く見て30分前に空港に到着していたので、内心チョット焦ります。
しかも、けっこう皆さんカウンターでもめるんですよね~。もうちょっと遅くなったら、係員に申し出るところでした。(ギリギリに行く自分が悪いのですが)

クライストチャーチからオークランドまではすぐに着きます。

こんな柄の飛行機でオークランドに移動しました。
(ポケモンジェットみたいなもんでしょうか)

空港では時間があったので、朝食を食べたりして時間を過ごしました。

国内線から国際線へ歩くとけっこう距離があります。

さて、いよいよ出国手続きを済ませて飛行機に乗り込めばこの旅も終わりです。
手荷物検査の所に行くと、何やら私の荷物が違うところに運ばれていき、手招きで呼ばれます。国内線も普通に乗れたし、シャンプーとかの液体物もでかい旅行鞄に入れて預けちゃったので、何も無いはずなんですが・・・
係員がザックに手をつっこみ何やら探しています。少しずつ荷物を外に出し、最後に水筒を手に持ち、「これは何かね?」という顔でこちらを見ます。
あぁ、そう言えばトランピングしたときの水がそのまま残ってたんだ。しかもあの時はコーラで済ましたから、水筒は満タンのままです。
水筒を受け取り、「トイレかバケツか」と独り言を言ってみると。
「ここで飲むか水筒を置いていくかどちらかにしてください」
と事務的に言います。
まぁ、750mlだから何とか飲めます。そう思いながら、水を一気飲みしていると、係員が何やらまだザックの中に手を入れています。
そして、ザックの中から取り出したのは、予備の水入れ。(ビニール製の水入れでこちらも750ml入ります。やはり9割ぐらい入ってます) 危うく飲んでいる水を吹き出すところでした。
そっか、これもこっちに入っていたのか!
水筒の水は、飲み干せたのですが、ビニールの方はかなり苦しいです。朝食でも思いっ切り水分取ってますし。デトックスとかで大量に水を飲むと思うのですが、こんなに大変だとは思いませんでした。
係員は特に感情を乗せることもなく、無表情にこちらを見おろしています。
無理矢理、1.5リットルぐらいの水を腹に押し込むと、係員はくるっと背を向けて行ってしまいました。なんてひどい仕打ち! (ってほどでも無いですが。まぁ、皆さんも水の持ち込みには細心の注意を払いましょう!
あ、注意するのは俺か。
搭乗する寸前にトイレに行ったのですが、席に着くなりすぐに尿意が襲ってきます。
飛行機が飛び立ち、ベルトサインが消えるまで長いこと長いこと(笑) すぐに飛び出し、トイレに駆け込んだのでした。
さて、その後の帰国はスムーズに完了し、荷物を置くといそいそと駐車場に向かい、久しぶりにロードスターのエンジンに火を入れてやるのでした。
で、乗って最初の一言。
「げ! シャローンに体が慣らされちゃった!!」
というわけで、近場に出かけるときもわざわざロードスターを引っ張り出して、駐車代まで払って感覚を取り戻しておりました。
あ、帰ってきてからおそるおそる体重計に乗ったら2kg減って体脂肪率もガツンと下がってました! ミートパイ最高!!
おしまい!
つづきまして、(続くのか!)
おまけコーナー
まとめムービー
ムービー(南島)をアップしましたので、よろしければご覧ください。
BGMはクリエイティブコモンライセンスのBeautiful Day(Rika Shinohara)を使用させていただきました。
さらにつづきまして
もしタクシーに忘れたデジイチが返ってこなかったらどうなっていたか。

デジイチで撮影したこの画像

コンデジのIXY700だとこうなります。
え? 変わらない?

さらに携帯電話で撮影。画質(CCDがCMOSに変更されたとかで)で酷評されている920SHです。たぶんTABさんの携帯ならもっと解像感高く撮れると思います。

デジイチ ist DS

コンデジ IXY700
レンズ修理に出しただけあって、バビっと写ってます。
そういえば、本日(12日目)の写真はすべてIXYで撮影してます。なぜかというと、忘れるのが嫌でデジイチをザックに閉まってしまったからです(笑)

携帯電話 920SH
さすがにダイナミックレンジが足りずに雲が吹き飛んでます。iXYもミルフォードサウンドのカヤックのシーンでは雲が飛んでましたね。基本的にはマニュアル設定にして、露出は2段下げてフォトショップで元に戻しています。白飛び対策です。
ちなみにカメラに関係なくどの写真もフォトショップで手を入れています。
今回デジイチはCCDが埃まみれで、日本に帰ってきてから半泣きになりました。
(枚数が枚数だけに)
フォトショップエレメントの最新版を買ってきて、チマチマと埃を取り、手ブレ対策でISOを上げてノイズだらけになった写真は
NeatImageを導入してノイズを取ってます。
ペンタックスの写真なのにキャノンのDiGiCのような不思議な柔和感のある写真はこれを強めにかけすぎたせいです。11日目の急に晴天になったシーンでISOを下げるのを忘れていたので強めにかけている写真があります。
とは言え、かなり使えるソフトだと思います。フリー版で気に入ったので、シェアウェア版を購入してしまいました。
今後はISO800とかも積極的に使えそうです。
では携帯電話920SHの写真で振り返るニュージーランドの旅(笑)

北島 1号線

フェリーの甲板より

アオラキ/マウントクック 80号線

フィヨルドランド国立公園

コーラを飲んで休憩していたブラックレイク

ミルフォードサウンド
結論としては、今どきの携帯電話でもなんとかなるわけですね!
にしても○鳥さんには感謝感謝です。
さらに、さらにつづきまして
ニュージーランド、気付いたことあれこれ
(行こうと考えている方へ)
■安くあげるのなら
予約は半年前に! 格安チケットを確実にゲットしましょう。(私は余裕でゲットできませんでした)
大手レンタカーは北に向かって走ると安くなる割引があります。例えばクライストチャーチで借りてピクトン返しとか。
これだと、大人が寝れそうなバンを1日5000円ぐらいで借りられます。AVISでも1日2000円とかのサービスがありました。私を含めて南へ下って(帰り飛行機?)って人が多いんだと思います。
レンタカーは夏だと3500円~だと思います。たいてい日本車なので故障の心配はそれほど無いかと思いました。(壊れて停まっている車はそんなに見かけなかったので)
今回はユースホステルをここでまとめて予約とっちゃいましたが、バックパッカーズハウスならもう一つ安く出来ます。ただ、その質は線差万別で、場合によってはダニにかまれる布団で寝たり、大騒ぎするグループ客と一緒になる可能性もあるので、覚悟はしておいた方が良いと思います。ユースホステルは快適そのものでした。他人と同室でも問題ない人は積極的に活用しましょう。
いわゆる、日本で言うところの5000~7000円のビジネスホテルが無いんですよね。B&B(ベッドアンドブレックファースト)で10000円前後です。ただ、人数が多いと割勘が効くのかもしれません。
現地でよく見かけたレンタカー。変な音声流れます。ボリューム注意。距離割り増しとかは無いみたいです。安いと思います。
ニュージーランドのユースホステルのページ。日本でまとめて予約できます。
AVISのニュージーランドホームページ(北へ20$キャンペーンやってます)
■ロードスターに乗りたい!
ばどっさんに教えていただいたのですが、
ここでNBを借りられますね。
100kmまでは距離割り増し無しで79$~139$ 為替レート次第ですが、12000円/日ぐらいになるんじゃないでしょうか。(値段はシーズン(夏か冬か)によるとのことです。これはどこのレンタカー会社もたいていそうです。
あと、借りる日数が5日以下の場合、1日400kmペースで走ると、追加で300km×0.39=$117で1万円余分に必要で、ガス代も足すと1日25000円ぐらいってことになりますかね。
小さなレンタカー会社は距離割り増しが設定されていることがあるので、気をつけてください。長期で借りれば(10日間とか1ヶ月)値引きもあると思うので、細かくは確認してみてください。
排気量が2リットルって書いてあるので、もしかしたらNCが借りられるのかもしれません。
5日以上借りると100km以上割り増しは無くなるそうです。それはでかいですね!
(往復含めて7日以上の旅になりそうですが)
たぶん私が次に行くときはここで借りると思います。
あと
TABさんに教えてもらったのがこちら
WAIHEKE AUTO RENTALS
北島オークランド東側のワイヘケ島で走ることになります。2時間4500円+$0.6/km
1日 9000円+0.6$/km です。距離は伸びないと思うので、島でちょっと乗るのにいいかもしれませんね。
mx5クラブに連絡を取るって手もありますね。けっこう毎週あっちこっちでツーリングが開催されていますので混ぜてもらうとか。
あと、中古情報もあるので(個人売買ですが)、勢い余って車そのものを買ってしまうとか。見てるとNAで40~100万円ぐらいですかね。
■トランピング編
ランクはいろいろありますが、バックカントリートラックやルートクラス(ミューラーハットや最後に登ったサドル)を歩くのであれば、やはり日本アルプスや2000m以上の岩場やガレ場などのある山を経験しておいた方が良いと思います。あと、こちらは夏でも雪が降るみたいなので、そういう意味では私もまだ深入りはできないみたいです。地元の人は皆さんアイゼン、ピッケルを普通に持ち歩いてましたし。
観光地にはいくらでも簡単に歩ける散歩道があるので、この機会にぜひ参加してみてください。歩くのって気分いいですよ~
DOCのページ
この方のページは大変参考になりました。今回温泉に入らなかったのが心残りですね
こちらのページもすばらしく良くまとまっております
■旅行計画・交通ルール
ロンリープラネット1冊あれば地図すら必要ないです。主要都市の地図はありますし、国道を走っていて迷うことは皆無でした。実は今回USBのGPSと無料のナビソフトをノートPCに入れて、ナビが使えるようにしていたのですが(肝心な設定でミスがあり、常にずれた位置を指し示して使えなかったのですが) そんなものまったく必要ありませんでした。1分でも迷う時間がもったいないと思っていたんですよね。
というか、ロンリープラネット、私みたいなスタイルの旅人にはすばらしすぎる本です。写真が少ないし、また最低限掲載されているどれもがすばらしい写真なのがまたいいです。良いものは良い、悪いものは悪いとはっきり書いてあるので、ブログを読む感覚で読めます。写真が無いので、記者の文章を信じて行き、現地で感動することが出来ます。
国道1号線や8号線、要はオークランドからクライストチャーチ、クイーンズタウンを結ぶ道の交通量はそれなりにあります。それを逸れると交通量はぐっと減りますが、ジュースを買ったりガスを入れるのにも困る感じになるので注意が必要です。
だいたいどこも時速100kmで流れています。トラックやバスですらそのスピードで走っていることがあります。
100kmで走っていて抜かされることもありましたが、私は無視しておりました。
なので計画は街の通過や休憩込で平均70kmぐらいで組んでおくとちょうど良い感じになります。
制限速度100kmですから、それを越えてまでスピードを出す必要性はまったく無いのですが、下り坂とか注意してください。10kmオーバーでも捕まるのと、対向車の速度を測る装置を着けているらしいです。
あと駐車違反とかシートベルト、けっこう厳しいらしいので注意しましょう。
とにかくものすごい数のパトカーがパトロールしております。(特に北島。南島は忘れた頃にすれ違います)
街中にはオービスもあるらしいです。(一回も確認できませんでした)
旅行計画のページ 観光協会の公式ページ。二つの都市を入れると距離と地図が出ます
こちらの方がいろいろとニュージーランド情報をアップしてくれています。
→
南島バイク情報
最後に歩いたホーマートンネルそばのトランピングルートもこの方の日記が決め手になりました。
■アクティビティ
アクティビティの予約はたいていネットで出来ます。ネットの翻訳サービスを使えば、英語出来なくても問題なし!
ミルフォードサウンドやフランツジョセフなどのその名を海外にまで轟かせる有名観光地のアクティビティは早めに予約した方がいいみたいですよ。(私は3週間前には乗馬を除いてすべて予約を済ませてました)
シーカヤック アベルタスマン
ドルフィンスイム カイコウラ
乗馬 ワナカ ホームページは無いので直接電話してください
氷河トレッキング フランツジョセフ
ミルフォードサウンド クルーズ
翻訳サービスは個人的にはエキサイトよりもヤフーがおすすめ
以上です!!