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ぎんがめのブログ一覧

2009年07月31日 イイね!

週末雑記 三連休 北岳登山編

週末雑記 三連休 北岳登山編
7月17日(金)


今年は残念ながら月曜日から海外出張が入ってしまい、3日間楽しめない上に、日食すら見ることができなくなってしまったのですが、それでも海の日三連休は山
で過ごすと決めていたので、天気予報を見ながらすこしでも晴れる可能性のある南アルプスに出かけました。(土日両方とも天気予報で駄目だといわれたら、行
かないつもりでした)

去年に引き続き北岳を目指すのですが、去年とは違い、2泊3日の縦走コースを2日で駆け抜ける計画を立てています。(出張のせい)

万が一下山が間に合わなくても、最悪車を下山口に置いて置けるので、そのまま成田空港まで走れば飛行機には間に合う計算です。

(なので、車に山装備と出張道具が積み込んで出社しました)







雨振る中、首都高から中央高速に乗り







甲府南インターで降ります。







そのまま南アルプスの麓を走る県道に入ります。

当然のことながら、誰一人とも会わない寂しい道です。







マイカー規制が敷かれているのは11月9日まで。

紅葉が終わって、雪が降る一瞬の間、ここを走ることができるのだと、本日知りました。

(狙ってみますかね)







時間は2時20分過ぎ、雨は降ったり止んだりといったレベルです。








手堀な感じのトンネルを抜けて、登山口に向かうバス停近くの駐車場に到着。


3時過ぎにそのまま就寝しました。










7月18日(土)




翌朝5時前に起床。(2時間睡眠)






こんな天気なので、別に急いで登る必要も無いので二度寝しようと思ったのですが、周りの人がいそいそと出かけていくのにつられて、私も最終パッキングを済ませてバス停に向かいます。







あ、もうバスが来ているではないですか。
(だから、皆さん急いでいたのですね)







すでに立ち乗り状態で満杯なので、このバスは諦めて、昨日の夜にコンビニで買ったおにぎりをパクつきます。

待っていれば、すぐに次のバスが来るとのことです。


ただ、皆さん並んでいないので、どこに立っていればバスに素早く乗れるのかよくわかりません。








2台目のバスがやってきました。







と、さっきまで無秩序に立っていた皆さんが、突然並び始め、出遅れた私は最後尾に・・・・


登山口まで1時間も立ちっぱなしは嫌だなぁと、乗るのを渋っていると、後方になにやら一台マイクロバスが居るような・・・






あれって、乗れるんですか? と切符売りのおじさんに尋ねてみると、今日は2台目のバスでも納まりきらないので、あちらのマイクロバスも使うとのこと。


早速、そちらに向かい、助手席ゲット!!

3年前のひざ笑い下山時のドンくささと比べれば、我ながらすごい成長ぶりです)








では、マイカー規制が敷かれている南アルプス街道で縦走スタート地点までレッツゴー!







滝の裏をトンネルが通っています。







右下は100mぐらい下を川が流れる断崖の細い道を進んでゆきます。







そして、バスに揺られること50分、いつもの広河原登山口までやってきました。







こんな天気なのに、すごい人です。

さすが三連休。







ゆっくり準備を済ませ、雨具を着てぼちぼち登山口に向かいます。







正面に見えるはずの北岳は当然雲の中。

では、いきますか!







うっげ~、紅葉の涸沢なみの渋滞です。







まったくペースが上がることも無く、じわじわと登っていきます。







ここも晴れていれば、奥入瀬に勝るとも劣らない景色の場所なんですけどねぇ。







北岳を正面に見る大好きな場所もごらんのとおり。









というか、何でしょう、この人の数・・・・



山小屋の状態を想像するに、テントを持ってきてよかったです。







とにかくペースが上がらないので、いっさい休憩は取らず黙々と登っていきます。







あ~、ここの景色も大好きなんですけどねぇ・・・


前回はここから、雪渓の左俣コースを進んだのですが、今年は残雪が多く冬山装備が必要と案内が出ていたので、右側に進んでいきます。






そして、ここからいよいよ急登がスタートします。

渋滞も途切れて、自分のペースで歩くことができるようになりました。







標高3000m近くまで上がるので、もしかしたら雲の上に出られるのではないかと期待していたのですが、下山してきた人に聞いてみると


「すごい風が吹いているので、危ないから引き換えしてきた」


とのこと・・・・


テント、大丈夫でしょうか・・・









シナノキンバイのお花畑です。








稜線が見えてきました。あと一息ですが、さすがにバテてきました。








本来ならお花畑に励まされながら、最後のひと登りと言ったところなのですが、本日は苦行状態であります。







猛烈な風が吹いている稜線に出る前に、サンドイッチで燃料補給。








稜線に出ました。



聞いていたとおり、すごい風が吹いています。。。








巨人の星の主題歌を心の中で歌いながら、北岳肩の小屋(山荘)を目指します。








上り始めてから4時間40分、北岳肩の小屋に到着しました。(コースタイム5時間半)



テン場を覗いてみると、風下にあるので風の影響は大丈夫そうなのですが、今年はかなり雪渓が残っていて、そもそもテントを快適に張れる場所がそれほど残っ
ていないようです。2時間睡眠で登りはじめましたが、これはこれで正解だったようです。




すぐに受付を済ませ、テン場を確保します。








こんな感じで、暴風の石組みが成されている一等地を確保しました。







山小屋に戻り、カレーライスをいただきます。


今回、雨はそれほど降っていなかったので、防水加工された帽子を使って登ってきたのですが、これだと、横風が吹いた時に、どうしても首から肩にかけて水がしみこんでしまい、うっすらと濡れてしまうようです。






着替えるのも面倒くさかったので、ストーブのそばに座って体ごと乾かすことにします。


ちょうど、横に座っていた40代半ばぐらいのおばさんが震えていたので話を聞いてみると、カッパのズボンが破けてしまい、ズボンがびしょ濡れのまま登ってきたのだとか。
しかも、履いているのがGパンなので、これではしばらく乾きません。(正直、ここに山小屋が無かったら、この方、命の危険にさらされていたと思います。カッパが破けた時点で引き返すべきですし、山にGパンはご法度です)

それはともかく、おばさんの横に座っていた
和大学の北岳山荘診療部?
の女子大生と私の横に座っていた甲府市民の4人で山の話で盛り上がります。女子大生の娘さんは現在3年生で、山と言えば北岳にしか登ったことが無いのだとか。診療所は去年私がテントを張った、山頂越えて反対側の北岳山荘にあります。(医療行為は医大生ではなく、OB、OGの現役医師があたるのだそうです)

女子大生の娘さんに「お勧めの山はどこですか?」と尋ねられたので、「黒部五郎岳」と、「下の廊下」をお勧めしておきました。ちなみに、Gパンびしょ濡れのおばさんは「鳥海山」を薦めておりましたよ。
まぁ、いずれにしろ、医者になってしまったら登るチャンスなんてほとんどなくなってしまうはずなので、今のうちにとっとと登っておいたほうが良いとアドバイスはしておきました。あと、山で一人っきりになったことが無いと言っていたので、1週間の診療所勤務期間中に、一瞬でもいいから、山の中で一人きりになることをお勧めしておきました。これが気に入るかどうかが単独行が好きになるかどうかの分かれ道なんですよね。

Gパンびしょ濡れのおばさんは単独行派、というよりも一緒に登る仲間が居ないのと、年間を通してそれほど休みを取れないので、今回もなんとか休みをとって北岳に来たのだとか。これで明日もこんな天気だったら、ちょっとかわいそうなだなぁと思いつつ、どこに言っても雨だと言っていたので、もしかして雨女?なのではないかと思ってしまいました。まぁ、楽しみにすればするほど、雨が襲ってくるものですよね、人生って。

私の横に座っていた男性は甲府在住で、南アルプスばかり登っているのだとか。逆に北アルプスはぜんぜん行った事が無いとのこと。そういうもんなんですかね? 日本全国、すばらしい山はあちらこちらにあると思うのですが。

そして、娘さんは「4年生になっても登ります!」 と、おじさんにはまぶしすぎる笑顔を振りまきながら、暴風雨の山頂の向こう側にある北岳診療所を目指して、出発していきました。本当にご苦労様です。


しばらくすると、別の中年男性が奥さんに連れられてストーブの傍に座りました。
顔が真っ青で、全身が震えています。


「助かった・・・・、助かった・・・・・」


と言いながら、手をストーブにかざしています。


「大丈夫ですか?」


と、声をかけてもまともに返事ができないくらい意識が朦朧としているので、この後もこんな人が次から次へとストーブの傍に集まってくるのだと判断し、場所をあけてテントに戻ることにしました。







山小屋を出てみてびっくり。

受付待ちの長蛇の列です。(ガスで奥が見えていませんが、50人近く並んでいます)

北岳山荘に続く左俣コースが残雪のせいで登り難くなり、加えて稜線が強風で山頂を越えるのが困難になったせいで、三連休の登山客がすべて北岳肩の小屋に雪崩れ込んで来たようでした。

さきほどの男性も受付を待つ間、暴風雨に晒され、汗が冷え切ってしまったのだと思われます。

(雨天で風が吹いているときは、汗すら命を奪う原因になります。山に行かれる方はゴアテックスなど透湿の良いカッパと、ビバーク用のツェルト、それに着替えを必ず持って行ってください)






テン場は足の踏み場も無いぐらいテントで埋め尽くされています。
早めに場所を確保しておいて良かったです。







乾ききっていないTシャツを着替えてからダウンジャケットを着込み、お湯を沸かして(粉末の)カフェオレを飲んで落ち着きます。

時間はまだ午後2時過ぎ、外は暴風雨のため何もすることができません。

シュラフにもぐりこみながら、小説「栄光の岩壁」(新田次郎著)を読みながら時間をすごします。









睡魔に襲われて眠ってしまったり、本を読んだりしている間にテントの外が暗くなってきました。

雨も止んだみたいだったので、小屋に頼んでおいた弁当を受け取りに出かけます。

しまった!  中途半端に寝たので軽い高山病になってしまいました・・・(睡眠中は呼吸回数が落ちるのでかかりやすいようです)

軽く頭痛と吐き気がします。(酷い症状ではないです)







小屋の方へ上がっていくと、上の雲と下の雲の間に夕日が広がっています。(ポケットに入れていたコンデジで撮影)

あわててテントに戻りデジイチを取って戻ってきます。(山頂も見えていたので、山頂から夕日を眺めればよかったです)





甲斐駒ケ岳をはじめとする山々が見えていました。足元の街明かりは伊那方面でしょうか。

明日は晴れてくれると良いのですが・・・


気がつけば高山病の症状は無くなっていました。(現金ですな)

小屋に伺うと、弁当はまだできていない様子。

というよりも、キャパシティを大幅にオーバーした登山客全員にいまだに夕飯がいきわたっておらず、弁当の配布は早くても20時半になるのだとか。

明日の天気を聞いてみると、無常にも曇り。

もし、朝起きて本当に曇りだったら白峰三山縦走は諦めて下山することに決めます。

やはり、晴れるという確信が無いときに山に来るもんじゃぁ無いなぁとつくづく思いました。







小屋から外に出てみると、真っ黒な雲が湧き上がっているところでした。







本来テン場ではないはずの小屋の前にまでテントがびっしりと立っています。

稜線上に位置しているため、ここでは風の防ぎようもありません。寝ている人たちはさそがし不安な時間をすごしていることでしょう。





いったん自分のテントに戻り、小説を読みながら時間をつぶしてから、再び懐中電灯片手に小屋に顔を出して弁当を受け取ると、後はすることも無いので、眠くなるまで小説を読んでから、眠りに就きました。。。(23時)




夜中に何回か空を見上げるものの、一度として星空を見ることはありませんでした。



7月19日(日)



朝4時起床。





無常にも天気は曇り・・・







山頂方面も何も見えません。



登山前にコンビニで買っておいた冷え切ったハンバーガーを無理やり腹に放り込み、お湯を沸かしてカフェオレを飲んで目を覚まします。


もしかしたら晴れるかも
と期待して6時過ぎまで2時間近くテントで粘っていたところ、晴れるどころか雨が降り始めてきたので、いよいよ諦めて下山することにします。






雨の中、カッパを着て撤退開始。

北岳からの銃走路は美味しい水が得られる場所が少ないので、今回はかなり余分に水を下から担ぎ上げてきたのですが、ほとんど意味もなくなったので、ここで必要な分を残して捨ててしまいます。

別に北岳の山頂に未練があるわけでも無いので、山頂を目の前にしてはいますが、このまま下山することにします。





山小屋の前は相変わらずの大混雑。

そんな中、昨日Gパンをぬらしていたおばさんに再会したので様子を聞いてみると、やはり布団1枚に2人体制ぐらいの勢いで詰め込まれて、よく眠れなかったのだとか。
加えてこの天気ですから、ご愁傷様としか言いようがありません。






下山を開始してみると、小屋前どころか、登山道脇にまでテントが張られていることがわかりました。

いったいどれだけの人が悪天の中ここを目指したのでしょう・・・・







風は勢いを増し、時々立っていることすらままならない強風によろめかされます。

本当はお花畑の中を歩いているのですが、それどころではありません。







稜線から外れて、ようやく一息つきました。

どうせ、雨が降っていて楽しむもへったくれも無いので、ガンガン下ることにします。







急坂を後先考えずに下ります。







雲の下に抜けました。右側が北岳です。







雪渓ポイントに到着したので、菓子パンと牛乳で燃料補給。

遠くの空は晴れていますが、デジイチのレンズが曇ってしまい、こんな写真になってしまいました。







二股の雪渓を見上げます。

腕時計で時間を確認すると、けっこう良いペースで下ってきたことがわかります。

このままがんばれば、予定より1本前のバスに乗れそうです。






鳳凰三山が光の中に登場。今回はあちらにしておいたほうが「マシ」だったかもしれません。







再び下山を開始すると、単独行の若者に追いつきました。

この人のペースがちょうど良い感じだったので、着いていくことにします。







しばらくすると、登山者渋滞が始まりました。登り優先ですので、われわれはこの列が途切れるまで、待たなければなりません。







登山者の列が途切れると、猛烈に下る若者を追いかけながら、私も早足で下山していきます。







そして、 2時間20分で下山しました。(コースタイム3時間20分)

膝が笑ってどうにもならなかった初回に比べれば、たいした進歩です。







しかも、もしかしたら今回は筋肉痛にすらならないかもしれません。










(それは大いなる勘違いであると、翌日広大なアメリカ大陸に向かう遥か手前の自宅のベッドから降りる瞬間に気付かされるのでありました・・・)








北岳を振り返ります。

その勇士を一度として見せてくれることはありませんでした。


山は逃げません。

花のシーズンだからと言って、あせっちゃ駄目ですね。




乗り合いタクシーの運転手が、芦安までという答えを期待しながら



「どこまで行くの?」



と、声をかけてきたので、



「奈良田です」



と、答えると、



「それだったら、急がないとバスが出ちゃうよ。」



との返事。

10時20分発の1本前のバスは9時10分発だと思っていたら、なんと9時ジャスト出発との事。

本当はカッパや登山靴の泥を落としたり、着替えたりしたかったのですが、再びバス停まで走り始めます。







右奥のバスが奈良田行きです。







なんとかぎりぎり間に合いました。



汗だくのままバスに乗り込み、座席に座ったところでバスが出発です。







本来、縦走で駆け抜ける行程を屈辱のバス移動・・・・

ってほど、屈辱だとは思っていないのですが。






遠くの絶壁の道(たぶん芦安方面へ続く道)を眺めながら、す
んごいところに道を作ったもんだと感心します。







奈良田の駐車場まで戻ってきました。







車から温泉セットを取り出し、ここから数百メートル歩いたところにある奈良田温泉に向かいます。







南アルプスをはさんで反対側にある温泉もそうだったのですが、ヌルヌルする濃い目の温泉がかけ流しになっていて、大満足でした。軽く硫黄臭がしたのも良かったです。







駐車場に戻るときに、日が差してきました。

一瞬、早く下山しすぎたかと思いましたが、南アルプスの方角を見上ると相変わらず雲の中。

たまたま頭上が晴れたようです。







小屋で受け取った弁当は、ロードスターで景色の良い場所に移動してからいただきます。







ついさっきまで雨が降っていたようですが、今は止んでいるのでオープンにして走り始めます。







頭上にはちらほらと晴天が見えています。







この水の色が不思議なんですよね~。







そして、この設備が何のためにあるのかも気になります。







途中にこんな看板を発見したので、車を停めて少し歩いてみました。







下山して温泉に浸かった体に、冷たい湧き水が染み込みます。

うま~い!







どれどれ・・・・
(ブツブツは、たまたま降ってきた雨です)






右側の黒く古い地層が左の白く新しい地層の上に覆いかぶさっているとな。

プレートがぶつかって隆起して、日本アルプスが形成されているわけですね、surfrider6さん。





国道まで戻ってきましたが、まっすぐ東京に戻る前に、少し晴れ間が広がり始めたので、ちょいと走ってみることにします。







適当に県道に入っていきます。







雰囲気満点のトンネル。







東京都の隣の山梨県でもこんな景色が楽しめるんですねぇ。







再び国道に出ると、空を見上げてから甲府市とは反対の静岡市を目指して南下を始めます。







静岡方面はスカッと晴れているわけでは無いですが、どんよりしているってわけでもないようです。







川の反対側に並行して走る県道があるのでそちらに行きたいのですが、なかなか橋が見当たりません。


しばらく走っていると、前を走っていたバイクが突然ウインカーを出して、左側の小屋みたいな家の駐車場に入っていきました。

なんか、「うなぎ」という看板が見え、数台の車が停まっていました。
一旦そのまま通り過ぎてから、Uターンして、すぐに引き返します。







なんか、人気店の予感。







干してあるうなぎを眺めつつ店内に入ると、土用の丑の日(本日)は、焼き役一人では裁ききれないので、お弁当のみの販売になっているとか。見ると、予約を入れている人達が次々に弁当を受け取って清算を済ませています。

専門の焼き役というところが信用できそうです。

迷わず弁当をひとつ注文して、食べる場所を求めて、冷めない程度に周囲を探して景色の良いところで車を停めます。







水田を眺めながら、うな重を頬張ります。

なるほど、うなぎ養殖場直営と言うだけあって、脂の乗った、炭でパリパリに表面を焼かれたうなぎはかなり美味しいです。(私は歳なので、1年川で泳がせて脂を落とした岐阜の川小屋のうな丼の方が好きですが、焼きのレベルと言い、タレの味付けといい、好みの差のレベルです)
こりゃぁ、良い店を見つけました。さっそくカーナビに登録しておきます。


ここから少し走ると、反対側にわたる橋を発見したので、さっそく渡ってみることにします。







渡りきったところで右折して、県道に入ります。







うな重にありつけた事を除けば、やはりこちらの道が正解です。







ロードスター乗りにとって、このエリアで国道を走るべき理由は何も見当たらないですね。







と、思っていたら、道が国道に合流してしまいました。

ただ、ナンバーが400番台なので、これはこれでちょっと期待できそうです(笑)







そして、期待通りに400番台らしい道幅になってきました。







さすがに青森の某所みたいに国道が階段に化けたりはしないでしょうけど、すれ違いが困難な道幅です。

(実際、すれ違いで一度道を譲るためにバックしました)





横に川が流れていると、ついつい「○○の奥入瀬」と言いたくなりますが、さすがにここは似ても似つかないですね。







正面に巨大な採掘場が見えてきました。そう言えば、栃木にもびっくりするほど大規模な採掘場がありましたね。
八戸キャニオン
はまだ未体験なので、今のところ栃木が私の中でナンバーワン採掘場です。







一瞬整備された道に出たと思ったら、国道はここで右折。







国道を覗き込んでみると、400番台に似つかわしい注意書き。
迷わずハンドルを切ります。






またまた、細い山道(国道469号線)を登っていきます。







緑のトンネルではフォグランプをつけておかないと、対向車と急な鉢合わせをしてしまいそうです。

と、思っていましたが、誰とも会いませんでした。







ここが峠のようです。







峠の麓に町並みが見えてきました。

カーナビで確認すると、富士宮の街のようです。







富士宮の街に入ってきました。



B級グルメ、2年連続日本一位として知られるこの街・・・・







焼きそば屋はご覧のとおりの混雑っぷり。






富士宮から高速に乗り、東京を目指します。







御殿場インターを降りるのに渋滞しています。

皆さん、ご苦労様です。







晴れ間の覗く東名を走って東京に夕方に戻って来ました。


雨で汚れたり濡れたりした登山道具を一通り洗って乾かし、部屋の片づけをしていたら夜になりました。







そう、明日は晴天なんですよね~。明日から出張になってしまったことを恨めしく思います。







河川敷の道を自転車を漕いで、隣街の映画館に向かいます。







よーのすけさんの大作を読みながら、冷たい天ぷらうどんを頂きます。



ハリーポッターの最新作、大混雑でした。スターウォーズ2を見た時と同じような感想を抱きつつ、家に帰宅しました。






北米出張編に続く






Posted at 2009/07/31 03:47:17 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月29日 イイね!

週末雑記 7月11日(男鹿半島) 7月12日分

週末雑記 7月11日(男鹿半島) 7月12日分前回の続き









ん? なんか、男鹿半島(右奥)の方角から雲が流れてきているような・・・・









う~む、嫌な予感がします。。。











八郎潟に突入しました。


どこまでも続くまっすぐな道を走っていきます。











この細長い雲はやはり男鹿半島から流れてきているようでした・・・・









八郎潟も大好きな場所の一つです。

まるで北海道を走っているみたいです。









そして、男鹿半島のエリアに入ってきました。









それを示すかのように、ガラッと植生が変わります。









そうでした、男鹿半島はすばらしい景色が広がる場所だったのです。


数年前に一度来たことがあるのですが、その素晴らしさを半分ぐらい忘れていました。









もっと、日が高いうちに来ればよかったです。








海に向かって降りていきます。








どうやっても自分の影が入ってしまうぐらい、日が傾いてきました。










そして、予想通り雲がかなり垂れ込めているようなので、太陽がその中に入ってしまうのも、時間の問題のようです。








では、その残り少ない陽光を浴びながら走りますか!











ここで、自分の影が入らないように、こんな撮影を試して、あとから液晶で確認して自分のバカさ加減に噴出したのは内緒です。。。






気を取り直して、残り少ない陽光ドライブ!











と、意気込む間もなく、太陽は雲の中に隠れてしまったのでした。








さすがにこの時間に観光客は誰も居ないですね。









あ~、そうでした、男鹿半島の先端部分は生月半島や竜飛に勝るとも劣らない景色が広がる絶景道路だったのでした。








う~む、これは晴天時にもう一度来ないと駄目ですね。








先端部分に近づいてきました。








入道崎灯台を確認したところで、Uターンします。


秋田を目指したのは、本当はここから夕日を拝む予定だったわけです。








お、雲の間から少しだけ顔を覗かせてくれましたね。








さて、絶景道路を走りますか。








さようなら、本日の太陽。








また、明日。




って、そういえば、明日は曇りの天気予報だったような。。。




あらためて、携帯を引っ張り出して、17時発表の最新の天気予報を確認してみます。

気象庁によると、明日は秋田、山形、岩手で晴れ間が少し見られるみたいです!
ウェザーニュースでも岩手は晴天が少し覗く、と。



二つの天気予報をあわせると、晴天確実なのは岩手県ですが、ここ最近岩手ばかり通いつめているので、今回は気象庁を信じて秋田、山形を中心に走ることにします。




そうと決まれば、今からすぐに東京を目指さなくても良いので、ちょいと寄り道をすることにします。









男鹿半島の海岸線にへばりついて、走っていきます。








ご覧のとおり、ジェットコースターロードです。








こんな時間なので、誰に気兼ねすることもなく、伸び伸びと走れます。








え~っと、たしか、このあたり。。。








ありました。ここです。



記憶が確かなら、この先の海辺に元温泉宿で野湯が沸いている場所があったはずです。


写真には写っていませんが、横に一台停まっていて、先客が居るようです。(ってことは、野湯も入れる状態なのでしょう)










獣道のような踏み分け後があったので、デジイチを首からぶら下げ、交換レンズとタオルをウエストポーチにつっこんで、入っていくことにします。








大股で歩かないと、草に足をとられそうです。








たしか、あの先を海岸線に下りたところだったような。。。

というか、日が沈みかけているのをすっかり忘れていました。

ウエストポーチをまさぐってみると、持ってきたと思っていた懐中電灯が入っていません。

う~む、これはまずい。。。

まぁ、暗くなっちゃったら、先客の人と一緒に戻ってくれば良いかと思い直して、そのまま先に進みます。









ススキで腕に擦り傷作るなんて久しぶりです。

汗でヒリヒリします。










秋田駒ヶ岳の「馬の背コース」より、足元がよく見えない分、こちらの方が危ない気がしました。








最後はロープをつかんで海岸線まで降りるようです。


ここまでは記憶通り。





そして、ロープに体重を預けながら慎重に降りていく私の目に、衝撃の事実が飛び込んで来ます。









あ、あっれは・・・・













つ、釣り人!!






って、ことは、私の横に停まっていた車の持ち主は温泉の先客ではなく、釣り人だったという事?

(そりゃ、そうか(笑))









こりゃいかん、と言うことで携帯で野湯へのたどり着き方を調べようとしたところ、電波は入るのですが電池残量が・・・・


というか、斜面の途中、片手でロープ掴みながらこんな事をしている場合ではありません。









もう、日も沈んで来ましたし、野湯は諦めて戻りますか・・・・









いつかリベンジしたいです。









こちらは新しくできた温泉ホテルの源泉。


たぶん、この真下辺りにあるのでしょう。(後で調べたら正解でした。ただ、快適に入れる状態では無かったみたいですが)










引き続き、絶景道路走行。








せっかくの景色もここまで暗くなってしまうと、何も見えません。。。




漁村に入ったところで充電中の携帯を取り出し、秋田市の「大浴場付き」の宿を抑えます。








いざ、大浴場!




男鹿半島の根元から走ること30分、、、









大浴場付きの宿に到着。




先に飯を食べておかないと、街から灯りが消えてしまいそうだったので、あわてて街に繰り出します。












地元料理が食べられそうな店を適当にチョイス。


芸能人のサインがたくさん飾ってあったので、テレビ取材うけるような店なのでしょう。






ハタハタ寿司(左)に、イワガキ。

たしかに美味しい!!









比内地鶏の肉じゃが。

お~、これも美味しい!!


適当に入りましたが、この味には大満足です。(値段は観光客向けです。口コミ情報を後から調べたら、皆さん「高い!」「高い!」とおっしゃってますが、実際量はびっくりするぐらい少ないので、満腹まで食べようと思ったら、もう数品頼まないと厳しいです)




そして、大浴場で一日の汗を流します。う~ん、ススキのキズが浸みる。








では、おやすみなさい~。




7月12日(日)



5時起床。

曇天なのを確認して、すぐに二度寝・・・








7時にホテルを出発。








昼頃一瞬晴れ間が広がるという予報を信じて山形県を目指します。








朝食はシーチキンおにぎりにからあげ君レッド。私にとっては定番コンビです。









う~む、晴れ間が広がりそうな予兆はまったく無いですね。








見えますでしょうか?    鳥海山です。








ちょいと寄ってみることにしますか。








近づくに連れ、シルエットがはっきりと確認できるようになって来ました。

これで山頂付近は雲の上という期待は見事に打ち砕かれました。




さて、せっかくですから、登るだけ登ってみますか。

突然晴れるかもしれませんし。

(携帯電話で衛星画像を確認しているので、それはあり得ないことはわかっているのですが)







鳥海山に上がる道は楽しいから大好きです。








今日はこんな天気だから空いてますしね。










登山口に近づいてきました。








私の大好きな場所です。








一旦、登山口の所まで行ってアイスを購入。


真っ白に見えるのは、本当にパッケージが無地だからです。









再び先ほどのポイントまで戻って、素朴な味のアイスをいただきながら、水の流れが削り取って出来た深さ300mの谷と山頂付近を流れる雲を同時に堪能します。










やはり、一瞬でも晴れるって事は無さそうですね。


(ここ数日の予報を見る限り、気象庁は楽観過ぎ、ウェザーニュースは悲観過ぎという感じがしますが、正確なのは後者でしょうか)










庄内平野に入りました。








おぉ、あれは!








ラジコンヘリで農薬散布してます。








ヤンマーのラジコンヘリなんですね。



燃えるオト~コの~♪


の、イメージとは違って大分洗練されているような・・・・










最上川を渡ります








風車地帯を抜けて








最上川上流へと進んで行きます









無料高速道路








山間部に入ってきました








さらに細い道を登って、一旦駐車場に車を停めます








というわけで、銀山温泉です。

なんせ、昼過ぎぐらいまでしか日帰り入浴が出来ないので、こんな天気の時にこの辺をうろついていないと入るチャンスが無いんですよね。

(過去に何回もフラレてます)








ようやく、入ることが出来ました。

しかも、ばっちり12時ちょい過ぎに到着したので貸し切り状態です。


露天風呂から滝を見下ろせるので、ほてった体を風に任せ、仁王立ちで滝を見下ろしていたら、そこにはたくさんの観光客が・・・・。


まぁ、こちらを見上げている人は居ないと思いますが。




13時頃になって、昼御飯を食べ終わった人がドヤドヤと入ってきたので、私は逆に昼飯を食べに行くことにします。







見下ろしていた滝の方へと降りていきます。








見えてきました。








その名も「そば処滝見館」。そのまんまです。








実はこちらも13時30分まで。
時間的にはギリギリでした。








滝見館と言っておきながら、滝が見える座席はかなり限られています。

ちょうど、昼飯時のフル回転が収まって席が空いたのでそこに移動させてもらい、滝を見ながら料理をいただきます。









さきほど入っていた温泉旅館が経営しているだけあって、板さんもホンモノ、蕎麦以外の料理も美味しいですし、蕎麦もいけます。

山菜天ぷらなんかは、その辺の蕎麦屋さんではなかなか味わえないクオリティでした。


う~ん、満足!









散歩がてら滝を観に行ってみます。








白銀の滝です。








銀山温泉と言えば、こちらの景色の方が有名ですよね








ぶらぶらと一周散歩。








かつての銀鉱山跡でしょうか?




さて、天気も良くないですし、そろそろ東京に戻りますか。


今から帰れば、レートショー(21時以降1200円)の映画(トランスフォーマー)に間に合いますしね。








銀山温泉の奥へと続く県道があったので、試しに入ってみます。








おおお、イタドリで道幅が狭くなってますよ。ワクワクします。









さらに悪化するかと思われましたが、少しずつ状態が良くなって来ました。








晴れていたら、すばらしいドライブになったでしょう。








対向車が来たら、すれ違いが厄介ですが、当然のごとく誰とも会いません。








銀山温泉に行くなら、むしろこちらの道の方を使った方がドラマチックかもしれませんね。








かなり雰囲気の良い道です








写真には写っていませんが、月山がちらほら見えていたと思います








今度こそ東京を目指します。








と、思ったら魅力的なお誘いの言葉が・・・・

迷わずハンドルを切って入っていきます。









通行止めマークは大型車向けです








背あぶり峠、何とも魅力的な名前。。。


名付けの理由はこちらに書かれている通りのようです。

(もっと、こう、ホラーな逸話かと思ったら、えらいロマンチックでした(笑))









さ~て、行きますよ~








狭くなってきましたよ~。










たくさん看板が出ていて期待しすぎたからかもしれませんが、案外走りやすい区間の方が多かった気がします。









こんな感じに山間部の中腹を進んでいきます











ちゃんとガードレールもあるし、整備が進んでいますね。









山形の棚田20選、中沢の棚田、だそうです。











棚田マニアの方はこちらのページを参考に、是非コンプリートしてくださいませ。










さて、今度こそ東京を目指します。








お、月山ですかね!








高速に乗ってしまいました。


やはり、ちょいと寂しいですね~









ガソリンがギリギリだったので、エアコン付けないかわりに屋根を開けっぱなしにしていたのですが、なんと雨まで降ってきました








と、思ったらドラマチックな空になってきました。


たまには高速オープンドライブも良いもんですね。









お~、晴れてきましたよ。


さすが関東平野。









ちょうど関東方面の帰宅時間にぶつかってしまったので、いくつかの渋滞に巻き込まれつつ、夕日を眺めながら東京を目指します。









実は銀山温泉出発してから一度も休憩を取っていないのですが、八幡平で得体の知れない物体に成り果てた元ビッツだったものを食べながら、そのまま走り続けます。

誰ですか?  ○○○みたいって思ってしまった人は?


(私です)










首都高に突入









オープンで首都高なんて、本当に久しぶりです







石原都政で排ガス規制が厳しくなったからか、トラックの排ガスが気にならなくなってきましたね。


首都高オープンドライブ、これは、けっこう楽しいかも。




というわけで、銀山温泉からノンストップで映画館に到着。(20時半頃)








映画館に入る前に、佐世保バーガーを頼んだのですが・・・・



う~む、やはり本場の方が断然美味しいですね・・・・




しっかし、天気に翻弄されっぱなしの週末でございました。



以上です!






Posted at 2009/07/29 03:29:05 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月27日 イイね!

週末雑記 7月11日分

週末雑記 7月11日分7月10日(金)



曇天、もしくは雨だと思っていた週末の天気が、直前の天気予報で東北地方を中心に晴れ間が広がることが判明。日曜日までは持たないものの、どうにか土曜日はなんとかなりそうだったので、蔵王日帰りぐらいで出かけてみることにします。



まったく準備をしていなかったので、一旦家に戻って車に荷物を放り込み、そそくさと出発です。







なんとか福島県ぐらいまでは進んでおきたいところです。



というわけで、気合いで国見(福島と宮城の県境あたりの)サービスエリアに深夜3時過ぎに到着し、今夜も車中泊。





7月11日(土)








5時前に一度目が覚めますが、さすがにまだ眠いので、もう一眠り。





6時頃目を覚まし、蔵王に向けて出発します。









思っていたよりも雲が多いです。










うわ、蔵王、雲の笠被ってます。。。



パーキングエリアに入って携帯で天気予報を確認すると、梅雨前線が北上を開始しています。



う~む、これは北に逃げるしかないか。。。




というわけで、雲と追いかけっこしながら、北上開始。









まずは、晴天の下に出ました。




栗駒岳が晴天の下に見えているのですが、たしか地震の影響で、まだ近づけなかったはずです。








そのまま北上を続けます。









早池峰山、前回登っていなければ間違いなく今回登ったのですが。。。









サービスエリアで山のガイドブックを開き、どこに行くか悩みます。



日曜日も晴れているなら、いくらでも選択肢があるのですが、日帰りともなると、行ける場所も限られます。

というか、せっかく今日は晴れていると言っても、あまりに晴天の北上に拘ると、もうすぐガスが上がり始める10時を越えてしまいます。



もう、悩んでいる時間すらありません。








ならば、あそこに行きますか!





なんだかんだで、埼玉(川口)から500kmの看板を通過。










岩手山、さすがに雲が発生しています。








高速を降ります。さて、天気はどうでしょうか・・・・








ん?   なんか、天気が良さそうな気がします。








おお、良い感じですよ~








というわけで、前回に引き続き八幡平アスピーテラインです(笑)


なんか、伊豆に行く感覚でここに来ている気がします。









いやぁ、何度走っても素晴らしい場所です。









これだから県道ドライブは止められません。









ただ、今回は走るために来たわけでは無いのです。









駐車場に車を停めて、バス停の方へと歩いていきます。









右手の山に登山道が伸びているのが見えますでしょうか?


ここ(茶臼口)にバス停があるので、ここから歩いて反対側からバスで戻ってくることにします。

しかし、バス停の時刻表には1日2、3本のバスの時刻しか書かれていません。


ちょうど準備体操中だった若いお兄さんに質問してみます。


「山頂からだと12時半のバスがあるので、今から急いで登って行けば、それに間に合うと思いますよ。それに間に合わなかったら、次は14時ですね。私は12時半のバスに乗るつもりですよ」


とのこと。



私は山頂を越えて反対側まで下るつもりだったのですが、さすがに反対側(秋田のバスで、岩手のバスとは山頂で連絡しています)の時刻まではわからないとのこと。


八幡平は百名山なのですが、わざわざ下から歩く人は少ないみたいですね。山頂付近に駐車場があるので、普通はそこに車を停めて、ハイキング間隔で散策するみたいです。









では、とりあえず行ってみますか!








流れる雲を眺めながら、登っていきます。








さすがに、道がちゃんと整備されています。




気分良く登っていると、背後で突然物音がします。



えっ?、と、思う間もなく、今までまったく気配も感じさせなかった先ほどの若者が颯爽と追い抜いていきます。



急ぐって、そんなペースじゃないと駄目なの???



まぁ、今日はあちらこちらに行きたいわけでも無いので、気にせずマイペースで行くことにします。







アスピーテラインと岩手山を振返ります。








お、普通の登山道になりましたね。








なかなか気分爽快な山(高原)道です。








特にそれほど登ることもなく、山小屋に到着しました。

すこし、脇に歩くと茶臼岳の山頂があるみたいなので、行ってみます。








茶臼岳山頂です。








こちらは八幡平山頂方面に続くアスピーテライン。








三等三角点です。








ありゃりゃ、さすがに10時をまわってますし、ガスが出てきてしまいましたよ。








いやぁ、晴れているときに眺めたかったです。








すべて整備されているかと思っていたのですが、意外に歩きにくい箇所もありますね。


茶臼口から行かれる方は、ちゃんとした登山靴で行った方が無難だと思います。








ワタスゲ咲く高層湿原ですね。








雲が沸いてしまったのが、本当に残念。








花も沢山咲いています。








久しぶりに見かけた登山者。 ビックリするぐらい静かな山歩きです。








池糖ですね。








山頂付近に近づいてきました。

こんな天気ですし、反対側に下るのは諦めて、私も山頂からバスに乗って、さきほどの登山口に下ることにします。


幸い、このペースなら間に合いそうですし。








ハイライトのはずなのですが、本格的にガスって来ました。

そして、山頂パーキングに車を停めたであろうハイカーが沢山歩いているのが見えます。








おおよそ、登山とは縁が無さそうな格好をしています。








去年の春にここに来ましたが、初夏はこんな景色だったのですね。








ここは見覚えがあります。








池糖から植物が生えています。








誰がどう見ても足元に注意しなければならない朽ち具合の木道。








一瞬晴れ間が覗いて天候回復を期待したのですが、すぐに消えて無くなりました。


まぁ、雨が降っていないだけマシなのですが。








ほんと、花はたくさん咲いています。








このぐらいガスが出てくれると、これはこれで神秘的で良いですね。(ガマ沼)








山頂バス停にまっすぐ向かわなくても間に合いそうだったので、山頂方面に歩いていきます。

すでに、登山道じゃなくて石畳の道になってます。








ありました。頂上です。








前回来たときにも、ここに立っているので、証拠の写真だけ撮って、すぐに駐車場に向かいます。








いくつかの沼を眺めながら、駐車場へ歩いていきます。(メガネ沼)








季節によって色が変わるらしいです。(鏡沼)








バスの時間に間に合う感じで頂上バス停に到着です。








なるほど、遠くが明るくなっているということは、八幡平の上にだけ雲がかかっているわけですね。

やはり、出発の時間が遅すぎたようです。。。








その後、すぐにバス停にやってきたバスに乗り込みます。








八幡平をバスで移動するなんて不思議な気分です。








いつもは落ち着いて眺めることのない景色を、のんびりと眺めながらバスに揺られます。

結論から言うと、八幡平を散策するのに、わざわざ下の茶臼岳登山口から登る必要性は無い気がします。7月の晴れ間を狙って、山頂付近の湿原をぐるっと一回りするのが良いのではないでしょうか?








ものの10分でバス停まで戻ってきました。

なんか、少し空が晴れているみたいなので、やはり山頂付近に雲がかかっていたようです。







高速道路のSAで購入しておいたつくねをいただきながら、八幡平ドライブ再開。(バスに間に合うように歩いていたので、食べる暇がありませんでした)


登りに使ったアスピーテラインを下るのも何だったので、樹海ラインに入ることに決めて、いったん山頂まで登り返します。








つくねに続いて焼き餅。








さらに牛タンつくね。








もひとつ焼き餅を食べながら樹海ラインに突入。







おぉ、空が晴れ渡ってます!   (鳥ネギ塩)









やはり、晴れ間が覗いていると気分が盛り上がりますね!







いやぁ、気持ちよいです。

山菜取りの人もいないし。

ちょうどニッコーキスゲが咲いていたらしいのですが、まったくもって見落としてしまいました。

残念。。。








特に目的地を決めていたわけではないので、空の晴れ具合を見ながら安比高原を目指すことにします。








やはり、東北は良いですねぇ。








安比高原に到着です。








この写真が、今私のPCの壁紙になってます。


実はこの先、未舗装路を走って、さらに1時間ほど歩くと野湯があるのですが、八幡平方面の天気を知っているので、今回は行くのを断念しました。









八幡平と平行して走り、秋田方面へ抜ける県道があったので、入ってみることにします。

こう何度も八幡平に来ている状況でなければ、なかなか使うことのできない道だと思います。



私って贅沢~(笑)








わお、こちらもすばらしい道じゃないですか!








これは良い道を発見しました。








とは言え、絶景区間は短いので、岩手・秋田県民の方以外は、やはり普通に八幡平を抜けるのがお勧めでございますよ。
(もしかしたら、冬期通行止めの時に抜けられるかも)







というわけで、秋田県に突入。

気象衛星の画像を見ながら、より北を目指すことにします。

明日の天気は曇りなので、そもそも蔵王日帰りのつもりで出発したことを、すっかり忘れています。



効率を考えて、高速道路に乗ります。








途中のサービスエリアで小岩井ソフトを購入。


先日、小岩井牧場で食べたもののより、こちらのほうが美味しいような・・・


気のせいでしょう。









埼玉県の川口から600km、目の前に十和田の景色が待っています。


が、しかし、八甲田の山頂には雲がかかっているように見えます。


なんとなく、日本海側のほうが天気がよさそうな感じがしたので、高速を降りて男鹿半島を目指すことにします。








これで正解! と、思いたいところなのですが、、、








なんか、行く手に黒い雲が。。。

こういう雲を見ると、オーストラリアで食らった1時間100mmオーバーのスコールを思い出してしまいます。






NCは風も雨も巻き込まないので、激しい雨の中、オープンのまま駆け抜けます。



って、信号待ちの時に濡れるわけですが、そこは我慢。傍から見たら、「何やってるんだろう」という感じでしょう。










再び晴れ間に突入。








つづく







Posted at 2009/07/27 03:02:25 | コメント(16) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月14日 イイね!

週末雑記 3週間分の3

週末雑記 3週間分の3
前回のつづき








馬の背(右方向)と男岳(左方向)の鞍部(一番低い部分)へと登る登山道を眺めます








望遠レンズを望遠鏡代わりにして覗くと、たくさんの登山者がジグザグに登っています。



これは、けっこうな登りになりそうです。


たしかに、アップダウンを細かく繰り返すので、8合目スタートでちょうどいいのかもしれません。



では、行ってみますか!










相変わらず花はあちらこちらに咲き乱れています。タカネザクラ(高嶺桜 Prunus nipponica Matsumura










いやぁ、綺麗なもんです。  シラネアオイ(白根葵、Glaucidium palmatum









さ~て、覚悟を決めて登りますか。








大分気温が上がってきたからか、汗が吹き出してきます
(似た写真ですが、微妙に登ってます)









えっちらおっちら登って、ようやく鞍部まで上がってきました。








男岳へ向かう稜線もご覧の通りで、たくさんの登山者が行き交っています。


休憩できるスペースは登山者でごった返していたので、人気が無い馬の背の方に少し登り、大きな石の上にあぐらをかいて座ってコンビニ弁当を取り出します。








男岳を眺めながら、親子丼です。

(この卵を模したドロドロのゲル状の物体はいったい何なんでしょう?  あと、コンビニの卵サンドとかにも最近入ってますよね、マヨネーズみたいな味する物体が)




昼食が終わると、(馬の背は使わずに)男女岳の避難小屋まで戻り、今度はショートカットで八合目駐車場まで戻る道を進むことにします。









何か、歩道荒廃とか書かれています・・・


ここも、前回は使っていない道なので、どのぐらい荒廃しているのかわかりません。



ただ、道の行く先を眺めていると、下から上がってくる人がちらほら居るので、通行に支障は無いのでしょう。



というわけで、進んでみることにします。


まずは、大きな雪渓をキックステップで足場を確保しながら、慎重に木道に下ります。







とりあえずは問題なく進めそうです









こちらも花の道になっています      ヒナザクラ (Primula nipponica Yatabe)








いやはや、気分が良いですね~








本日最後の花畑ですかね








お盆の北アルプス縦走ぐらいまで、しばらくは花の山歩きが楽しめると思います。








では、名残惜しいですが下山することにします











う~む、たしかに荒廃してますね








ショートカットルートは下から見えていた、地肌がむき出しになっている部分を通過していくようです








こちらの斜面は雪渓がまだまだ残っています








滑落どうのということは無いのですが、たしかに歩きやすくは無いです








ここは道幅が靴の分ぐらいしか無く、ちょっと緊張しました。

(足元が意外にグリップするので、見た目ほどズルズルは行きません)








最後はこんなところを通過して








駐車場に戻って来ました。


冷たい雪融け水で喉を潤し、バスが出発するというので、すぐにスタンバイします








一般車は通行禁止の時間帯ですが、ルールとして、バスの後ろをついて走るのなら、日中でも下山することは出来ます。
(登る方はバスの後ろでも駄目です)




最後尾に車をつけて出発です。







再びこんな道を走り








秋田駒ヶ岳にお別れを告げます




この後は、バスが作る車の列に加わって下山。

その後は田沢湖方面には下らずに、山奥へと進みます








下山後は温泉に入るのが通例なのですが、皆さんお気づきの通り、ここには日本有数の温泉があります。








この奥、乳頭山とか書かれていますが、どれのことなのかさっぱりわかりません。(靄で見えていない?)








最後は砂利道を進み、








乳頭温泉(鶴の湯)に到着です








さすが、歴史ある温泉ですね~








混んでいるかと思っていましたが、貸し切り状態になる瞬間もあるぐらい、空いていました。

ラッキ~。








温泉に入ってさっぱりしたので、再びドライブに出かけます








その前に、秋田駒ヶ岳をバックに撮影





ここから、さらに北上すること15分。









ジュースの自販機ぐらいあるかと思って、  ダムの展望施設に立ち寄りましたが、何もありませんでした。
(昆虫か何かを展示している資料館はあるみたいでしたが)








よっぽど雪がすごいんでしょうね~








どんどん標高を上げていきます








この針葉樹林、皆さんおわかりですよね








八幡平でモウマンタイ!








予想通り快晴でございます











しかも、けっこう空いています





のどが渇いてお腹が空いたので、駐車場に車を停めます

背景に岩手山がうっすらと写っているの、わかりますでしょうか?







しばらく八幡平の道を眺めた後、食堂に移動し、








牛筋カレーと美味しい天然水を頂きます


(これ、けっこういけるんですよね。毎回お腹ペコペコの時に食べるからかもしれませんが)



駐車場に戻ると、おじさんが私の車(屋根開けっぱなし)をバックにして、Vサインで奥さんに写真を撮ってもらっているところでした(笑)


気まずい雰囲気にならないよう、二人が視界から消えるのを待ってから車に乗り込み、いつもなら樹海ロードを下るのですが、今回はそのままアスピーテラインを下ることにします。








いやぁ、何度走っても素晴らしい道ですね~








まだ、未体験の人はお早めにどうぞ~








一年ぶりの八幡平を満喫です








ほんと、ペースカーも居なくてラッキーでした








では、下りますか








そう言えば、今年の開通直前にここまで来たんでした。


なので、ここから先は前回とは違う道を走ってみることにします。








ちょいと探検モードです








例によって砂利道に突入








う~む、道が荒れてきました








うげ、さすがにコレは無理。。。

(ワイドレンズで写しているので小さな水たまりに見えるかもしれませんが、4輪とも水たまりに入るのは確実なサイズなので、さすがに交通量の少ないここで突っ込むわけには行きません)








別な道を探検してみます








残念ながらこちらも通行止め








治山事業用の林道だったんですね








開通したばかりの岩手山パノラマライン、もちろん快走路です。
(カーナビには載っていなかったのですが、偶然見つけました)

この週末にポチさんも行かれたみたいですね。







道の駅でソフトクリームにチャレンジ。



久しぶりのヒット作!!



これは美味しいです!








もう少し県道、農道を探検します








焚き火と言うか、何というか、大迫力です








岩手山の登山口へと続く道。(馬返し方面)








似たような写真が続きますが、再び探検モード








まだまだ探検モード。

私の影の長さから、大分日が沈んで来たことがわかるかと思います。


明日から仕事なので、いいかげん東京に向かわなければなりません。。。









東北道の入り口までは県道ルールで走ることにします








県道をいろいろ乗り継ぎます








さらに乗り継ぎます








まだまだ乗り継ぎます








そして、いよいよ東北道に近づいてきました








さらに陽も傾いてきました




決心して東北道に乗ります。(盛岡南インター)









東京まで500km!








さようなら、楽しかった一日。








サービスエリアで休憩したり、ご飯を食べたりしながら、12時半頃東京に帰ってきました。








7月4日、5日




愛知の実家に帰省しておりました。







愛知県はロードスターで行くにはあまりに遠すぎるので、新幹線で向かいます。
(実家ではお酒を飲むからという第二の理由もあります)







実家はこんな立派な列車とは縁がない、ど田舎にあります。







すぐに岐阜県高鷲の川魚料理を食べに行きます








いやぁ、今年は鮎も





自家製トマトに雑魚の唐揚げ、そして大根おろしに自家製たまり醤油の組み合わせも







アマゴも





何と言っても、うな丼も何もかも美味しかったです。

(ここのうな丼を越える店があったら、ぜひ紹介してください。私は日本一だと思っております)





移動する分には便利な実家の車。

こんなブログを書く人が社長になったわけですから、ぜひ作る車もワクワク感溢れる車に変わってもらえたらな~と思っております。



そう言えば、愛知県ではロドよりMR-Sの方をたくさん見ましたよ。(偶然かもしれませんが)





見たと言えば、実家で上高地の話をしたら、すでに私は上高地に行ったことがあると言うではありませんか。


というわけで、姉が整理し直したアルバムを見せてもらったところ、、、






幼少期に上高地を体験済みでした。(右に写っているのが若き日の私、当然記憶無し)






さらに、今年のゴールデンウィークに九州に行く前に訪れた九頭竜ダムの写真が出てきました。


なんか写真のアングル的に、遺伝子の力を感じます。

そして、ダムを目の前にしてすっかり体が斜めになっているのが私です。




当時は今ほど体力が無かったようで・・・







あまり記憶が無いのですが、ぎんがめ家は会社支給のこんな車に乗っていたらしいです。
(FRで雪の上・・・)



さらに、この歳になるまで見たことも無かった両親のアルバムをついでに見せてもらいます。
(私がもう少し若かったらこっぱずかしくて見られなかったと思います)





父の社員旅行が黒部ダムだったり、母にいたっては、観光地として黒部アルペンルートがオープンする前に工事用トロッコに乗せてもらって、高熱隧道を実体験したという話を聞かされるにいたって、血は争えないと思うのでした。(後で母に直接聞いたら、覚えていないとのことでしたが)




あと、映画「剱岳、点の記」見て来ましたよ~。


山の映像(特に、かっとんで行く雲の映像)はさすがでございました。

こればっかりは小説よりも映画の方が良いですね。ただし、映像以外のすべての点において小説の方が楽しめました。それはどんな作品でもたいていそうですよね。







今は登山道が整備されていますから、何も考えずに「正解コース」を通って登れるんですよね。
(写真中央、数名写っています。馬場島から上がるコースです)






こちらも、そうですね。鎖がついているので、ジャングルジムやフィールドアスレチックと同じ難易度になってます。(こちらは前剣からのコース) いずれも、測量隊が当時あきらめたコースです。


このコースを見つけた人、偉い!!




でも、まさか彼らも剱岳が「日本百名山」に指定されたり、パワースポットなんて呼ばれたりして、







山頂がこんなに混雑するとは夢にも思わなかったでしょうね_(笑)




以上です!!

Posted at 2009/07/14 03:10:55 | コメント(16) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月10日 イイね!

週末雑記 3週間分の2

週末雑記 3週間分の2
前回の続き




6月28日(日)



朝4時に起きました。


外を見ると、






なんだ~、曇りか~、




と、思ったのですが、よくよく空を眺めてみると、うっすらと青空が覗いています。



これは登山日和!! (標高の高いところは晴れていて、雲海が広がるパターン)









慌ててホテルを飛び出し、田沢湖方面を目指します。









途中で朝日が昇ってきたのですが、薄い雲に阻まれて、肉眼で直接見ても眩しくないぐらいです。








ちょうど、秋田駒ヶ岳の向こうに太陽が隠れる形になり、神秘的な光景になっています。









田駒ヶ岳は3年前に一度登ったことがあり、その時もマイカー規制があって、バスで上がったのですが、実は夕方から早朝はマイカーで入れるのと、下山時はバ
スの後ろにくっついて降りれば日中でも問題ないと教えてもらっていたので、どうしてもマイカー規制がスタートする朝5時半までに登りたかったのです。








八合目まで車で上がっちゃうわけですから、いわゆるハイカー向けの山です。

そして、ここも花が沢山咲く山なので、この季節に来たかったのです。








あれ?


バスがいる。。。


というわけで、しばらく排気ガスを被りながら走っていたのですが、途中で道を譲ってくれました。









ガスの中に入りました。すぐに抜ける、、、、はずです。









あ~、やはり抜けましたね!








と思ったら、 まだですかね・・・







お~、秋田駒ヶ岳が見えてきました。

これなら、気分良く歩けそうです。








手の届きそうなところに山頂があります。








ここも立派な山岳道路です。
走るだけでも価値ある道です。








う~ん、気分が盛り上がってきました!








そう言えば、駐車場のキャパシティのことは一切考えていませんでしたが、かなり車が停まっていて、あと数分遅かったら停める場所が無かったかもしれません。
(ハイシーズンは5時前に駐車場に到着するぐらいで来ないと駄目だと思います)







まだ、始発のバスが到着する前なのですが、もうこんなに登山者が待機しています。
なんせ、八合目スタートの花の山です、早く歩かないととんでもないことになりそうです。








というわけで、冷たい水を汲んでハイキング開始!








三年前はもっと遅い時期(初秋)にここに来たのですが、その時はこの辺りが花満開でした。今回は逆にこの辺りはまだ緑の山です。








左側にさきっぽの尖った山がありますが、たぶんあれが乳頭山です。(そんな形ですよね。正式名称は、これまた、そのように見える「烏帽子」岳。 どちらに見えるかはあなた次第)


そして、その麓にあるのが、かの有名な乳頭温泉郷。








ゆるやかな登りを気分良く歩いていきます。いやぁ、晴れていて本当に良かったです!








やはり下界は雲海(というか、モヤ)に覆われています。1000mを越える山が、なんとか海に浮かぶ島のように見えていますが、それ以下の世界はまったく見ることが出来ません。

そして、一瞬、鳥海山が見えているのかと思いましたが、鳥海山はもっと遠い場所にあって、今日は見えていないそうです。








青森方向を向いているのですが、どうでしょう、晴れているのでしょうか?

(青森ツーリングを楽しまれた皆さんによると、晴れていたみたいですね。八甲田に行けば良かったです)








ホテルをあわてて飛び出してから、何も食べずにここまで来てしまったので、あらかじめコンビニで買っておいたおにぎりを一つパクつきます。








木道も整備されていて、歩きやすい道です。








花畑が広がったところで、もう一つのおにぎりを取り出し、気分良くいただきます。








いやぁ、見事なもんです。

ちょうど、花畑の右奥側に見えているのが男岳です。

そう言えば、早朝なのにガスが上がってきてしまっていているので、そのまま男女岳方面に進もうと思っていたのですが、晴れている男岳方面に行って少し時間つぶしをすることにします。







まずは鞍部(一番低い馬の鞍のようなところ、峠とも言います)に上がります。








そこで右に曲がって、痩せ尾根を歩いていきます。








ミヤマキンバイでしょうか、斜面で群生をよくみかけます。








奥に男岳の山頂が見えてきました。








あ~、やはりすでに登山者が何人か来てます。








こちらも山岳信仰の山、叢祠が見えます








山頂から雲海に浮ぶ他の山々を眺めます

山頂は少し賑やかで、落ち着いて座っていられる状況でもなかったので早々に退却します。








再び痩せ尾根を下っていきます。








写真をワイドで撮るとこんな感じです。夫婦が立っている場所から下りきったところ(鞍部)から、さらにその先の馬の背と呼ばれる稜線を歩くことにします。

このあたりは三年前に歩いたコースなので、だいたいどんな感じかは覚えています。

ちなみに、左側に避難小屋へと続く木道が見えていますが、普通の人はそちらを歩くので、わざわざ馬の背コースに行く「モノ好き」は少ないです。









鞍部を通過し、馬の背に突入です。

右下にかつての火山が見えています。








左側の標高差は50mぐらいしかないのですが、





右側は300mぐらいあるみたいです。









                                                                ↑

                                                              右足です

こういう場所は、少し緊張します。













歩いてきた尾根を振返ったところです。

右に見えているのが、秋田駒ヶ岳の主峰、男女岳です。








さすが、馬の背。

予想通り、今のところ誰とも会いません。








う~む、この緊張感(高度感)はあいかわらずです








だいたい歩き終わりました。振り返って右下にある避難小屋の方へと降りていきます



降りていく途中にすれ違った人に、花がたくさん咲いている場所を訪ねてみたところ、なんと今降りてきた避難小屋とは反対の300m下の雪渓の辺りに、チングルマの群落が広がっているのだとか。


その道は全然別の登山口へとつながっているらしいので、行くとしたら、300m下って、300m登り返してこなきゃならないみたいです。

さ~て、どうしたものか。



ついでに、




「男女岳(だんじょだけ)に花は咲いてましたか?」


と、尋ねてみると


「あぁ、男女岳(おなめだけ)ね、僕は登ってないからわからないや」


との返事。


男女岳、おなめだけって読むのですね。


「だんじょ」にしろ、「おなめ」にしろ、何というか、かんというか、、、







というわけで、次は男女岳に登ることにします。








その前に、空が晴れ渡ったので(この瞬間を待つために男岳に登ってから馬の背を歩いてきたのでした)、花畑の写真を撮っておくことにします。








花畑と男女岳。








花畑と男岳。








男女岳へ登る道をゆく登山者の列

次から次へと登山者が登って来ているはずで、だんだん混雑してきましたね







チングルマの群落です

八甲田や南蔵王のように「ぱーっと!」という規模では無いのかもしれませんが、見事なもんです。








皆さん見とれながら歩いています








さて、男女岳に登りますか!








それほどきつい登りでも無いので、景色を楽しみながらテクテク上がっていきます。








ちゃんと階段も整備されていますしね。








というわけで、登った実感はありませんが、山頂に到着です

ここに咲いている高山植物は活発な火山による造山運動と山頂効果によるもので、偽高山帯になるんだそうです。北海道のアポイ岳もそうかもしれませんね。
(調べてみたら、あちらは岩の成分が特殊なんだそうです。早池峰のほうが似てますね)








ここで水を飲んで一服。

花の咲きっぷりもご覧の通り。








下からゾクゾクと登山者が登ってくるのが見えたので、山頂を離れることにします。








あ、あの特徴あるシルエットは岩手山です。

って、ことは八幡平は晴れているってことです。








再び馬の背の終端地点まで登り返してみます。

左から続く尾根で300m下るわけですが、そこから右手前へ木道が続いているのが見えます。








その木道を目で追いかけると、どうやら、その道は馬の背の反対側に登り返す形でつながっているようでした。
なるほど、違う登山口へ行くだけでなく、戻ってくることが出来るのですね。


なら、行ってみますか!  と、尾根を下り始めます。







雲海の向こうに見えているのは、、、昨日登った早池峰です。

あちらも、山頂は晴れたみたいですね。








ちょうど写真を撮っていた登山者が教えてくれたのですが、東北地方最大のタカネスミレの群落です。

もう数週間すると、この花がすべて落ちて、コマクサと入れ替わるのだとか。








タカネスミレ群落の向こうに男岳を望みます








歩いてきた尾根を振返ります








そして、下の雪渓に目を写すと、登山者が渡っている姿を確認することが出来ました。








進行方向はこんな感じです。
ザレ地に登山道が整備されています。(大焼砂と呼ばれています)

奥の方にも黄色い花(タカネスミレ)が一面に咲いているのが確認できます。








さ~て、後で登ることは考えずにジャンジャン下りますよ~。








お、もうコマクサが混ざって咲いているじゃないですか!








と、思ったら、けっこうあちらこちらに咲いてます。


ほど私にタカネスミレを教えてくれたおじさんは、コマクサをまだここで見たことが無いと言っていましたが、これだけ咲いていればさすがに大丈夫だと思うの
ですが、残念なことに先ほどの群落を確認したところでおじさんは登り返してしまっていたので、今年も見ることが出来ませんでしたね。

(つまり、コマクサを見ようと思ったら、もう少し下らないと駄目だったのです)







鋭角に曲がり、今度は男岳に向かって歩き始めます。

正面に見えているのが馬の背で、左が男岳です。








お~、チングルマの花畑ですよ~








ちょうどお腹が空いてきたので、シャリバテを起こす前に行動食のチョコレートをつまみます。








チョコレートをほおばりながら、先ほど下ってきたザレ尾根(大焼砂)を行く登山者を見上げます








そして正面には馬の背が大迫力の壁となって、行く手をふさぐようにそびえ立っています。

こんなにすばらしい景色なら、朝一のまだ空いているうちにここにこればよかったです。

ちなみに、ここは馬場ノ小路と呼ぶそうです。







先ほど見下ろしていた雪渓を渡ります








そして、雪渓の向こうにはお花畑が広がっているはずなのですが、どうでしょうか?








お~、広がってますよ!   ぱ~っと。

(この写真が今私の会社のPCの壁紙になってます。ここ、外国? と同僚に聞かれました)







こりゃぁ、見事です。








三年前に歩いたときは、(チングルマの季節では無かったですけど) こんな場所があるなんて気がつきませんでした。








車に戻ってからガイドブックを見たら、馬場ノ小路がモデルコースでした。








ようは、ここと馬の背を私が勝手に勘違いしてしまい、ガイドブックの癖に馬の背なんてマニアックなコースを紹介するなぁって思い込んでいただけなのでした。



馬場ノ小路、人気の場所らしく、写真には写していませんが、たくさんの登山者でごった返していました。


次に来るときは、朝一で来るようにします。



つづく



Posted at 2009/07/10 03:33:37 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記

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「SF325レビューとユーノスロードスター乗り必携の本 http://cvw.jp/b/268932/42922046/
何シテル?   06/04 01:06
NA→NB→NB→NC→NAとロードスターを5台乗り継いでます。人馬一体最高!!
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