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ぎんがめのブログ一覧

2010年06月22日 イイね!

週末雑記 はやぶさ映像&富士山ドライブ


すっかり梅雨入りしました。
本州全域が曇りか雨の天気予報を見て、自宅もしくは自宅付近で済ませられる予定をこなすことにしました。




6月19日(土)




まずは、電車を乗り継いで神奈川県の相模原(淵野辺)へ。






淵野辺駅からバスに乗って相模原市立博物館へ。


前々から観に行こうと決めていた、「はやぶさ」の全天周映像。









カプセルを回収して話題になったから行ったわけではなく、行ける日に行こうと思っていたら、たまたまこの日だったというわけです。

非常に嫌な予感がしていたのですが、1時間以上前に到着したにもかかわらず、200席ちかくある座席は余裕で満席。。。


そのかわり、本日は夕方に臨時上映があるとのことで、そちらに申し込み、ついでにプラネタリウムの予約を申し込みました。

プラネタリウムの開始時間まで2時間ほど、時間をつぶすことにします。








せっかくなので、博物館の中を見て回ることにします。




まったく期待していなかったのですが、これが予想以上に楽しい!









相模原、すなわち関東平野について、人類誕生以前から近代までどのような歴史をたどったのかを地学・古代人類史・歴史・産業・文化風俗について事細かに解説してくれます。


こういうのって大人の方が楽しめるんでしょうね~。








調子に乗って津久井の自然・歴史・文化も。
(こちらはダイジェスト版かつ詳細版って感じです)







私と同じバスに乗っていて、同じように満席食らって、博物館をうろついていた若い女性と少し話をしたところ、向かいの建物に「はやぶさ」の実物大レプリカが展示されていると言っていたので、次はそちらを観に行ってみることにします。
(写真はボーイング777と比較した小惑星イトカワ。「イトカワ」に乗っかっている「はやぶさ」、見つけられますか?)








ちなみに向かいの建物とは、JAXAの宇宙科学研究所のことでした。
(ここにこんな建物があることは知りませんでした)









後で知ったのですが、例のカプセルはここに届いたみたいですね。







お~、さすがにけっこうな人気です。







実物大の「はやぶさ」です。







想像していたよりも大きな探査機だったんですね。

(係員の方が「特別に上から撮影してよいですよと許可を出してくれました)







なるほど、なるほど。

こんな装置が着いていたわけですか。


トラブルについてはリアルタイムでニュースを読んでいたので、感慨深いものがあります。







その他聞いたことがある衛星や探査機のレプリカが並んでいます。







お~、宇宙ヨット。







そういえば小学生の時、図鑑眺めていたなぁ。







ペンシルロケットとコントロール装置。







右手前がH2Aのレプリカ。















外には実物大のロケットも。







「はやぶさ」はこのMVロケットで飛ばされたそうな。


そうこうしているうちに、「プラネタリウム」の時間になったので、先ほどの相模原博物館へ戻ります。







プラネタリウムなんて久しぶりだなぁ。



うん、うん、山で観るほどではないけど、たくさんの星が見えていましたよ。

山で観るほどではないって、わざわざ書かなくてもいいことを書いたのは、別に周りがカップルや家族連ればかりだけだったからではありません。客観的な事実を(以下略)


星座の解説は勉強になります。


自分の星座であるさそり座、あの並びだったんですね。勘違いしていました。


そして、プログラムの後半戦は「おかえりなさいはやぶさ」という内容でした。
(今日見に来たプログラムとは別です)


そこで「はやぶさ」の功績のダイジェスト、「はやぶさ」が燃え尽きる姿や開発者のインタビュー映像が流されました。

オーストラリアの砂漠でのカプセル回収の写真は、砂漠の景色に対していろいろなことを思い出しながら見ていました。








さて、ようやく本番の全天周映像の始まりです。(16時半)


こちらも満席になっておりました。







興味のある方はトレイラーをどうぞ。

涙腺の弱い人は泣いちゃうみたいですよ。(私は泣くほどではなかったですが、個人的には「はやぶさ」を擬人化して語りかける演出よりもそれを支えた技術者に焦点を当ててほしかったような)


横のおじさんは開始早々軽くいびきをかいておりました。あとで家族から文句言われるんだろうなぁ。


帰還時に話題になったイオンエンジンの推力がA4の紙を押せる程度だということは知りませんでした。




この手の宇宙モノの映像は全天周映像とのマッチングはバッチリなので、ぜひご近所のプラネタリウムでどうぞ。

ニュースだけではわからなかった「はやぶさ」の航海の様子がよくわかりますよ。










お~、古いポルシェ。(テントウ虫も。右手前、KP61でしたっけ?)








最近お気に入りの近所の定食屋の鯖の塩焼き定食。



を、食べていたらhirofooさんから連絡が入り、さらにTOKIOさんからも。



以上、土曜日はコンデジでライフログを撮影しました。





6月20日(日)




朝9時。



中央フリーウェイ♪







右に見えるJRA府中競馬場♪







左はサントリービール工場♪







この道はまるで滑走路、曇天に続く♪



というわけで、現在東京にいらしているTOKIOさんとドライブです。







目指すはTOKIOさんの希望もあって富士山五合目。

私は十合目でも良かったのですが、丁重にお断りされてしまいました。







話題の中心はやはりロードスター。

別にストーキングしていたわけではないのですが、自然と他のロドの後ろに。

この色のNBを見ると、私は結婚生活最後の1年を思い出します。いろいろな意味で人生が大きく変わった1年でした。このNBに乗り換えていなければその後のNC買い替えも無かったわけで、NCを買っていなければ(NAに乗り続けていれば)みんカラも始めていなかったのではないかと思うのです。






私は普段ドライブするときに音楽を聴かない人なのですが、TOKIOさんが持ってきたiPhoneからトランスミッターで飛ばした主に80年代ミュージックを聴きながら、懐かし話に花が咲きます。








お、曇天ながらも富士山が見えております。


一瞬空が晴れた瞬間もあったのですが、、、


後で確認したところ、長野県は目指さなくて正解でした。

たぶん、高速を走っているうちに晴れ間はなくなってしまったいたと思います。


スバルラインのチケットをしまおうとサンバイザーをおろしたら、なぜかTOKIOさんも眩しくもないのにサンバイザーをおろしています。

てっきり、NCについている女性用の化粧ミラーについてのコメントが来るのかとおもいきや、サンバイザーの裏にこびりついた、歴代の林道で吸い込んだ砂を人差し指でツーっと撫でています。


思わず「堪忍!!!」って叫びそうになってしまいました。

すみません、汚く乗っていて。。。







TOKIOさんが学生時代のぶっとんだエピソードに大笑いしつつスバルラインを登って行きます。







五合目では少しつまみを食べてからすぐに下山します。

(残念ながら下界も見えませんでしたので)







そう言えば、TOKIOさんもロードスターの左後ろのホイールと左のアマガミベゼルを激写していましたが、何がそこまで人を惹きつけるのでしょうか? 


謎です。








下山時はTOKIOさんのビデオライブラリーからNA映像による清く正しいロードスター乗りとしての教育を受けます。


そして、突然


「ぎんがめさん、このエアコンの吹き出し口は、わざとこうしてるの?」


と、聞かれたので、



「いえ、特に、、、何か気になりますか?」



と、答えたところ、、、







「直していい?」


と、エアコンの吹き出し口を「まっすぐに直していただいた」ので、あわてて、運転席側のエアコンの吹き出し口もまっすぐに直します。









エアコン吹き出し口を正しくまっすぐにあわせ、富士宮に向かってまっすぐの道を走っております。








というわけで、やって来ました、B級グルメの王者、富士宮焼きそばで人気上位の店です。
TOKIOさんに調べてもらいました。







作るのにコツがいるとかで、おばさんが全部準備してくれます。

麺は油でコーティングされているので、多目の水分で蒸し焼きしているところです。






鰯節をたっぷりかけて出来上がり!

なるほど、本気の富士宮焼きそばってこんなに美味しかったのですね。


みんカラをやっていなければ、もっと言えばロードスターに乗っていなければ出会うこともなかった人の縁の不思議さに思いを馳せながら、二人で完食しました。



ちょうど食べ終わったころに若い従業員が


「もしかして、オープンカーでいらっしゃっている方ですか?」


と、声をかけてきいたので、あまりのかっこよさにサインでももらいに来たのかと思いきや


「雨が降ってますよ」


とのこと。



げげげ! オープンにしたままです!



外を見ると、雨はすでに止んでおりましたが、他の車のボンネットには大きな水玉が・・・・


嫌な予感がしつつ車に戻ると、内装はすっかり水浸しに・・・・


TOKIOさんにタオルを渡すと、水で内装を拭きつつ、勢いで掃除までしてくれています。




そして、自らのズボンを犠牲にしてまでお尻でシートに染みこんだ水分を吸い出してくれました。


すみません。。。






忘れていました、太平洋側は梅雨前線に近いので雨が降りやすいことを・・・

その後も断続的に雨が降ってくるので、クローズドのままにしてドライブです。


そして、車内では引き続きNA関連の映像が流れ続けています。



TOKIOさんが、雨の日の洗車がいかに大変か熱く語り、そして洗車バ○で上には上が居るという話をされたので、つい


「目く○、鼻○そですよ(笑)」


と、口を滑らせてしまったところ、無言でサンバイザーを下ろされ、人差し指で砂をツツツーっと拭き取られ


「わしのホイールの裏よりも汚いじゃろ」


と、反撃されたので、速攻で白旗を揚げました。



TOKIOさんの結論としては、走りと洗車(車を大事にする)のバランスではhirofooさんがベストということです。

私も同感です。




本当は箱根の温泉にでも浸かってから(内心では西伊豆のお湯に浸かってから)帰ろうと思って居たのですが、明日からの仕事に影響を出さないようにという(TOKIOさんの)配慮により、御殿場からまっすぐ東京へ向かうことに。



おかげさまで海老名の大渋滞が本格的に始まる前に通過することが出来ました。




「しかし、NAを見ないとテンションがあがらんのぅ」



ということでしたので、







見つけましたよ、NA。

いやぁ、居てくれてありがとうございます。







蚊取り線香みたいな案内看板を眺めつつ都内入り。

こちらはさすがに渋滞しておりました。



シートに染みこんだ水分がすっかりTOKIOさんのズボンに移ったところで解散です。



TOKIOさん、ありがとうございました!

(って、書くと、まるで水分お尻で吸い取りに感謝しているように読めるかもしれませんが、そうではなくて、楽しかった一日に対しての感謝でございます)


しばらくはこちらにいらっしゃるみたいなので、青森とか北アルプスとか水深20mの世界にまたお連れしますね!



さて、家に帰るわけですが、せっかく都内に居るので、携帯で単館系映画の情報を調べてみます。


お、面白そうな映画にまだ間に合いそうです!






というわけで渋谷の外れ(夕方から駐車料金が安くなる駐車場)に車を停めてやって来ました。









夕飯は映画館そばでハンバーガーを。(さすが渋谷)



本日観た映画は・・・・










「ビルマVJ 消された革命」

ビルマ(ミャンマー)の現状を現地に潜伏した記者が命がけで撮影した映像を編集したドキュメンタリー作品。


なぜ日本人記者が射殺されたか、それに至る流れが理解できました。

重たいテーマの作品です。









7915km

激渋映画です。


パリダカのコースとなった場所を辿りながら、コース付近に住んでいる人々の生活ぶりやインタビュー映像を紹介するドキュメンタリー作品。



(以下ややネタバレ)

ノーカット編集で、「間」が完全にアフリカそのものなのです。(映画自体はオーストリア映画です)
水汲みに来た子ども達が水を汲んで村に戻るまで(台詞一切無し)がノーカットだったり、インタビューを受けていた子が突然何かを思い出してカメラの前を去り、戻ってくるまでノーカットだったり。
しかし、慣れてくると、これが妙にリアルと言うかなんというか、そこに自分が居るかのような錯覚に陥ります。カメラも基本広角で引き気味の映像が多いですし、まず余分なパンニングすらしませんし。
レース車両が走った後の轍、村の様子、インタビューの3部構成が延々と続きながら、撮影ポイントはゴールのダカールを目指します。

中身は非常に興味深かったです。

パリダカに浮かれ、裕福なヨーロッパ人と、レース番組ではまず紹介されることの無いコース上に暮らす人々の対比、そこで暮らす人も一様ではなく、いろいろな人が居ることを教えてくれます。アラブ圏なのに西洋ポルノ(古臭いやつ)の映画館の管理人のインタビューとか近代文明に対してまったく逆の見解を持った人々、トレイラーにも映ってますが、貨車でロバやヤギを運びつつお祈りをする人々、ヨーロッパへの密航の話、パリダカについて肯定的な人、否定的な人、医療にドラッグ、ヨーロッパへの移住や仕送り、鉱山で働く老人、国境の軍人、、、

今年はアルゼンチンでダカールラリーのスタートシーンも見て浮かれていた私ですから、思うところもいろいろありました。

この映画は見ごたえ十分でした。

(多くの人が観る機会が無いであろう作品なのが非常に残念)









さて、自宅に帰りますか!


写真は自宅のヒルズ、ではなく、右折しそこなってたどり着いた六本木で、


「俺道に迷った、超ウケルダブリュゥ!」


と、今ドキの若者はに言うんだろうなぁと思いながら撮影した本日のラストショットです。



トーキョーの道は走り慣れていない人には複雑すぎます。



以上です。


Posted at 2010/06/22 02:13:20 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月17日 イイね!

週末雑記 秋田・青森 ドライブ&登山

週末雑記 秋田・青森 ドライブ&登山


都民がJRの陰謀で毎朝毎晩洗脳を受ける時期がやって来ました。








北東北がNEWSなのです。








神秘の地を巡るのは必然のことなのです。




というわけで、週末雑記です。





元々知り合いのロードスター乗りの方と「晴れている場所にドライブに行きましょう」という話をしていたのですが、寸前の天気予報で晴れそうな場所が北東北しか無いことが判明し、結局私一人で出かけることに。(ご本人は青森でもどこでも行ってみたかったみたいだったのですが、突然の決定に奥様の許可が下りなかったようです)



さて、どうせ一人で行くなら改めていろいろ計画を立てなければなりません。梅雨入り前ということもありますので、無理してでも行くべきタイミングですし。



それに、2024年にマイカーがほとんど無くなるという衝撃の未来予測が文科省から発表になりましたしね。出来る限り乗っておくべきでしょう!





さて、実際のコースですが今年の5月に一度岩手・青森(八幡平・八戸-下北-十和田)を走っているので、それとダブらせないようにすることと、比較的晴天の可能性が高そうな日本海側にあり、前々から行ってみたかった白神山地をコースに組み込んで大ざっぱな計画を立ててから家を出発します。(金曜夜20時30分)







 
白神山地まで720km。。。う~ん、遠い!!


白い点々は前回の涸沢の帰り道です。(走った記録が全部残せれば良いのに、消えていってしまうんですよね)








夜の内になんとか岩手県まで走り、中尊寺PAで一眠り。おやすみなさい。






6月12日(土)









朝から快晴かと思いきや、えらい曇天で慌てて天気予報を確認し直しますが、予報自体は相変わらず「晴れ」になっているので、朝靄か「やませ」の影響か何かでしょう。(5時)








PAで買ったおにぎりとバナナをパクつきながら秋田を目指します。







よしよし、ちゃんと晴れ間が覗いています。






秋田道に入ってしばらく走ったところで晴れてきました。








クラレでも飛び出して来るんでしょうか?







秋田市を抜けてから高速道路を降り、青看板につられて気の向くままに男鹿半島を目指します。







やって来ました日本海。 男鹿半島の南の付け根辺りです。







ご覧の通り、すばらしい海が広がっております。






海が鏡になるのははじめて見ました。









さて、いよいよ男鹿半島の真骨頂、海を眺めながらの絶景ワインディングロードに突入です。







そう言えば、太平洋側でこういった景色を眺められる場所って少なかった気がします。(砂浜が多いですよね)







そりゃぁ、男鹿半島ですから海はもちろん綺麗です。







海に山に変幻自在の極上ワインディングロードです。









半分ぐらい走って振り返ったところです。ガスをまとい海に突き出した山々が圧巻です。







早朝は誰も居ないので、好きなだけ好きなペースで走ることが出来て幸せです。







程よい長さの直線と程よい半径のコーナーが続きます。







ヤッホ~








この海に飛び込んで行くような感覚がたまりません。







イタドリ(オオイタドリ?)が道路にはみ出すような道に出会うと、東北に来たんだなぁと実感します。







入道崎のエリアに入ってきました。








植生が一気に変わって、視界が広々と開けます。







春の花が道路脇に咲き乱れていて爽やかな気分になります。









入道崎です。







さて、お次はメインイベントの白神山地に向かいますか。







白神山地の山々がガスをまとっているかどうかで本日登るかどうかを決めるつもりなのですが、とりあえずコンビニで最低限の食料を買い込んでおいてあります。

そして、早くも小腹が減ってきたので、早速パンを囓ります。







ここも大好きな景色が広がる八郎潟です。







このスケールは何度走っても圧倒されますね~。







さらに内陸側の農道をつなぎながら北上を続けます。







いよいよ青森県入りです。







この分だと、もしかしたら晴天の白神山地を拝めるかもしれません。







普段なら必ず立ち寄る十二湖エリアもすっ飛ばして、まっすぐ白神山地へと車を進めます。







さて、白神ラインです。正式名称は県道28号岩崎西目屋弘前線。

全長54.5kmのうち44キロがダート区間ということでその名を全国に轟かせている白神山地世界遺産緩衝地域を駆け抜けるスーパー林道です。



登山口が白神ラインのど真ん中にあるので、ついにこの道を走る時がやって来ました。

北東北をドライブするときは、どうしても時間に追われるかのようにこのエリアを駆け抜けることが多く、結果白神ラインは宿題のまま今日まで残っておりました。








では、空の状態も悪くないですし、行ってみますか!
(山は少しガスっていますが、もう11時過ぎなので、これは仕方が無いです)






最初は拍子抜けするほどきちんと整備された道が続いているのですが、、、







途中からいよいよダートロードに突入します。

凸凹は少ないのですが、石が浮き気味でタイヤがほとんどグリップしません。

仮にダート区間が40kmあったとすると、メーター読みで20km前後しかスピードが出せていないので、抜けるのに軽く2時間はかかる計算になります。







途中の峠から見渡した白神山地最高峰の白神岳(標高1235m)です。
(写真で一番高く見えている山のひとつ奥の山です)


そして、 今回登るのは白神岳ではなく、景色が一番良いと評判の天狗岳に決めております。







わかってはいましたが、延々とダート区間が続きます。(ところどころ展望台の付近などで一瞬だけ舗装されている場所もありますが)







白神ラインに入ってから1時間、12時半に登山口の天狗峠に到着。私の車含めて4台ほど車が停まっていますが、世界遺産の山とは思えない静けさです。
(反対側にもう一台停まってます、宮城ナンバー1台に青森ナンバー2台)







すでにお昼を回っていたので、昼食でも食べようかと思ったのですが、せっかくなら景色の良い場所で食べようと決めて、ひとまず登山装備に切り替えて出発することにします。 (12時半)




出発してすぐに残り5kmの看板が出るのですが、そこからしばらく歩いたところに同じ看板が出ていて、「残り4km」を期待して覗き込んで皆がずっこけるであろう、、、






「残り4.5km」の看板。


 もちろん私もずっこけました。







天狗「峠」から天狗岳の「山頂」を結ぶ道ですから、いわゆる稜線歩きということになります。とは言え、ブナ林の中を歩くので北アルプスの森林限界上の稜線歩きのように視界は効きません。(ブナ林を楽しむのが本来の姿ですし)加えて稜線は痩せている場所もけっこうあって、ブナの木に見とれて上を見上げながら歩くと、両脇の斜面から滑落しそうです。







なかなか展望が開けないので、弁当を食べるきっかけをつかめないまま歩き続け、結局腹が減ってきたので、パイネを歩いたときから残してあった行動食を頬張ります。(って、チョコが灰色に変色しグニャグニャに溶けてました・・・)空にはどんどん雲が広がって来ているのですが、眺望がきかないのでそれほど気にはならず、かえって涼しく歩くことが出来ました。








途中に道が少し崩壊している場所があって、「自己責任」なる言葉が書かれた看板が出ています。いろいろ守られた現代社会にあって、「自己責任」とはっきり言われる感覚が好きだったりします。







これが「自己責任」崩落地帯です。(右側にちゃんとロープがあります)







歩く人が少ないからか、道を覆う笹類が伸び放題です。よく見て歩かないと登山道から外れてしまいそうです。







山中ですれ違ったのは写真の団体1組、夫婦1組、父子1組(らしき男性2人組)の計3組でした。(車の台数とぴったしです)







ミズナラかと思ったら、これもブナの木でしょうか? 

幹の直径は軽く1mはオーバーしていそうです。






稜線と言うことで思ったよりもアップダウンが多く、いつまでも続くブナ林の中を500m刻みで案内看板が登場するので、なかなか進んでいる感覚が得られず、いいかげんお腹が空っぽでシャリバテ気味になって来たところで最後の急登が目の前に現れます。

諦めてこの辺で昼食を食べようかとも思ったのですが、せっかくなので歯を食いしばって上り詰めます。(毎度このパターンのような・・・)


そして、気がつくといつのまにやらデジイチのレンズフィルターが外れて無くなっています。笹藪漕ぎの時に外れたのでしょうか?どうせ来た道を帰りも歩くので、そのときに探すことにして、そのまま進むことにします。(運悪く斜面を転がり落ちていたらアウトです)





案内看板によると、山頂付近で緩衝地域から世界遺産核心地域に入るようです。







ここまで来てようやく視界が開けてきました。

同時にかなり雲が取れてきて気温も急上昇です。






出発してから約1時間45分、ようやく天狗岳山頂に到着しました。

もう、バテバテです。 (14時15分)






しかし、山頂到着と同時に晴れるなんて、なんてタイミングが良いのでしょう!!

(写真右端が白神岳)







向白神岳と白神岳のあたりからガスが湧き上がってます。


天狗岳の先へと続く道があるのですが、この先、核心地域に分け入っていくためには事前の届け出が必用なようです。







さ~て、待ちに待った昼食です。(おにぎりに焼き鳥)

いやぁ、腹減った~。







世界最大と言われるブナ林はこうやって山肌を遠くから眺めるより、中に飛び込んだ方が体感しやすいんだと改めて実感。


なんでも、「こんなに遠くまで来て苦労して登ったのに、こんな景色!?、これで世界遺産?」と、白神岳の山頂で絶句する人が多いという話を事前に聞いていたので私は過度な期待はしていなかったのですが、核心地域の入り口に入ることが出来たという満足感は十分に味わうことが出来ましたし、ここからの眺めは写真で伝わる以上の迫力と神々しさがあります。







さて、そろそろ下山しますか!  (14時40分)







しかし、下山と言えるのは最初の急坂だけで、あとは行きと同じで稜線を登ったり下ったりを繰り返します。

しかもレンズフィルターを探すために藪を除けて探ったりしながら歩かなければならないので、いっこうにペースが上がりません。







やったぁ! あったぁ!

わかりやすい場所に落ちていて助かりました。






再びブナ林の中を歩いて行きます。 

というより、前半飛ばしすぎた上にシャリバテまでやってしまったので、帰りのちょっとした登りの辛いこと辛いこと。







お、倒木にキノコですね。

ブナってキノコの苗床ぐらいにしか利用価値が無いからこそ手つかずで残されたという側面もあるみたいです。







行きはこの辺りも曇っていたのですが、帰りは快晴でかなり暑いです。








再び崩落地帯を通過。







どこまでも続くブナ林の稜線を歩き続けます。

痩せ尾根で気を抜けなかったり、藪で道が分かりにくかったり、アップダウンが延々と続くために「往復10km」という距離以上に疲労が進行するのに驚きました。






山頂を出発して1時間40分、行きよりも少し時間を短縮しつつ天狗峠に到着。(16時20分)



メジャーな登山口なら温泉とか自販機があって一気に復活出来るのですが、ここにはそんなものはありません。










あるのは峠からどちらに進んでも20kmはあろうかと言う白神ラインのダートロード。。。



るるる~








あまりの暑さにとっくの昔に水は飲み干しちゃったのですが、頬をなでる風が涼しいので、それだけが救いです。







ダート区間40kmオーバーはさすがに長い!








なんせ峠だけでも3つ越えますから。







車も砂かぶり放題! (たま~に対向車とすれ違うので前からも被ります。喜んで走っているのはたいてい四駆です)







しかし、これが白神山地らしい姿ですよね。









ようやく白神ラインのゴール地点、西目屋まで降りてきました! 


暗門の滝遊歩道入口にアクアグリーンビレッジANMONなる建物があって、自販機が見えます!!


というわけで、ようやく一息つきました。さらに温泉もあったので入ろうかどうしようか悩んだのですが、日が沈む前にどうしても行きたい場所があったので、今回はパスすることにします。(17時25分)







舗装道路、最高!!






岩木山を横目に見つつ、、、







夕日が沈む前に慌ててやって来ました、、、







津軽半島です。(十三湖手前の直線地帯)

予定では夕日を眺めながら竜泊ラインを走れるはずなのですが、間に合うかどうか。







太陽、沈むのちょっと待った!!







さようなら~、私の太陽。







気を取り直して、竜泊ライン、マジックアワードライブです。







う~ん、これはこれで贅沢な気分!







なんせ、ただでさえ空いている道なのに、輪をかけて誰も居ませんから。







ここから先へと続く道を眺めていると、体の奥底から抑えきれない衝動が沸いてくるのを感じます。






では、行きますよ~








ビバ、ロードスターロード!







そして、展望台までやって来ました。(白神爺。さんの物欲を刺激するような写真を一枚)










デジイチ+フォトショップ合成



展望台に停まっていたBMWのオープンカーも私と同じ品川ナンバーで、朝の三時に出発して笹川流れ経由でここまで来たとか。最近は関東から土日青森ドライブが流行りなんですかね? 

(そう言えば十和田の方にもたくさん関東の人が居るみたいですし)







♪ご覧あれが、竜飛岬、北の外(こぶし)れと~



というわけで、やって来ました本州の北の外れ。


写真ではわかりにくいのですが、北海道もうっすらと見えています。








竜飛崎灯台が明るい光を放っています。







夜の灯台は本来の役割を果たしていて、かっちょいいですね~。




 さて、もう20時になりましたし、今晩寝る場所を確保せねばなりません。一応テントも持ってきているのですが、できれば掛け流し温泉付きの宿に潜り込みたいところ。

 下北半島の先端、大間崎には素泊まりの民宿が何件かあるのですが、竜飛には無いようです。


 携帯で調べたところ、弘前・黒石エリアまで行かないと、今から飛び込める宿は無いようです。その中に一件、あきらかに掛け流し温泉がついていそうな宿があったので早速予約を取ります。

 ところが、手続きをしている最中に「本日の受付は終了しました」の表示が出た後、手続きをやり直そうにもリストから消えてしまい、手続きを完了させることが出来ません。

 幸い電話番号は分かっているので、直接電話をかけると、白神爺。さんとまったく同じしゃべり方(つまり、津軽弁)のおじさんが「大丈夫だよ」という返事をくれたので、予約を入れてすぐに出発します。







途中のコンビニでおにぎりとソーセージを買い込み、パク付きながら青森市方面を目指します。







どうせ景色も見えないので、国道を使って津軽半島を突っ切って青森まで走り、さらに高速まで使って移動します。(良い景色のところ金払ってまで迂回する勿体無いルート)







というわけで、22時過ぎに弘前大鰐の大坊温泉にやって来ました。電話で話をしたおじさんが、同じ話し方で丁寧に建物の中を案内してくれました。







出稼ぎ対応長期滞在型(立派なランドリーがあったので)っぽい感じの、清潔感溢れる宿でした。(温泉に宿がくっついたような感じです)







大浴場の営業は終了していたのですが、こちらの小浴場で十分です。もちろん源泉ドバドバ掛け流しです。温泉最高!!部屋に戻ってから翌日の下調べを少ししてから、速攻で布団に潜り込みました。


 おやすみなさい。(24時)



6月13日(日)







 4時45分起床。



 
すぐに宿を飛び出します。周囲は青森の広大な田んぼ地帯です。







日本の朝ですね~。

 本日のメインイベントは岩木山なのですが、自動車で入れるのは朝8時からなので、それまで周囲をドライブすることにします。


 すでに北東北名物(やませが原因?)朝靄が立ちこめて来たので、まずは標高を上げることにします。







なんせ、裏山が八甲田ですからね~。すぐに標高を上げられます。
 







毎回、毎回、地獄沼で撮影しているのに、今回も吸い寄せられるように車を停めて撮影。







ここからの眺めは本当に神秘的で、硫黄の香りに釣られてつい入浴したくなっちゃいます。







早朝の八甲田は本当に静かで独り占め気分満点です。






交差点のコンビニ風スーパー(白神爺。さんのみわかると思います)でおにぎりを買わなかったことを軽く後悔しつつ、絶景を眺めながらの朝食タイム。







食べ終わって荷物を確認しようと、すこし後ろに下がった隙に、絶景ポイントを撮影おじさんに奪われました。 どうやら、私が食べている間、場所が空くのを待っていたようです。







水芭蕉がものすごい数咲いているのですが、ここには近づくことが出来ませんでした。







う~ん、デジイチのラチチュード(暗いところから明るいところまでの許容範囲)を余裕で振り切るコントラスト。

すばらしい!






ここも来るたびに毎回同じアングルで撮影しているような気が・・・






ここも







そして、ここも。







すばらしすぎます八甲田。







これだけの規模の広葉樹林は日本広しと言えどもそうそう無いですからね。







さて、いつもは車で駆け抜ける八甲田ですが、たまには自分の足で歩いてみることにしました。







田代平の湿原です。








レンゲツツジがちょうど満開でした。







さすがにボチボチと観光客が来ています。







ワタスゲも綺麗だなぁ~








コンデジパノラマ~。








池糖にはおたまじゃくし。

鳴いている声はてっきり親蛙かと思っていたら、ハルゼミだそうな。

カッコウの鳴き声と白神爺。さんの鶯の鳴き真似も聞こえてきます。

こちらのページの私コメントのに対する返信参照)








そっか、八甲田の湿原は歩かないと眺められなかったのですね。(道路から見える場所は湿原という感じでは無かったので)







う~ん、すばらしい。

堪能しました!







そして、再び幸せドライブです。







八甲田は何度訪れても気分をハイにさせられます。







いつもの牧場を抜けて下界へと下っていきます。






あれ? 展望台から岩木山が見えないどころか、なぜか雲海が・・・







時間が経てば下界も晴れると思っていたのですが・・・







お~、こりゃ酷い。(右に青森空港が見えているはずの場所です)




ちょっと焦りましたが、街中をしばらく走ってようやく霧が晴れてきました。







県道を適当につなぎながら、メインイベントの岩木山を目指します。







ようやく見えました! (アップルロードにて)







とっくの昔に8時を過ぎて岩木山エリアに入ることは出来るのですが、せっかくなのでアップルロードドライブ。







りんご畑、堪能しました!!







さて、今度こそ岩木山に向かいます。




昨日、天狗岳を下山した後に、カーナビを使ってどこで夕日を眺めるか物色しているときに、、、







岩木山を直登する道を発見したのですが、、、








拡大すると全然直登じゃ無いんですよね。しかも、カーナビによると営業を終了しているらしく、ルート検索が出来ませんでした。


なので、本日チャレンジと相成りました。



その、直登じゃない岩木山スカイラインの入り口で1700円を支払い、八合目まで一気にワープです。







日本百名山に所属する山なのですから、歩いて登るべきなのでしょうが、ロードスターで登ってみたいという衝動には勝てませんでした。







お~、こちらもすばらしい景色の山岳道路ですね~。







69回ほどハンドルを右へ左へと切っているうちに、、、







八合目に到着しました。


おみやげ屋さんに顔を出してペットボトルのお茶を調達しつつ、美人のおばさん店員にこの先の登山道の様子を尋ねてみると


 「登山道の様子って言われても、私、登ったこと無いし・・・」


 という返事。


質問の仕方がまずかったと思い、登山靴が必用かどうか尋ねてみると、


 「私はいつもズックで登ってるわよ」


とのこと。


つい数秒前に「登ったことがない」と言っていたような気がするのですが、ズックで大丈夫らしいので、そのまま登ることにします。



ちょうどバスから高校生か大学生ぐらいの団体さんが降りてきて、元気よくそのまま登山道へと吸い込まれていきました。


では、私も!







下界に手を振りつつ、すごいスピードで登ります。


今日は体の調子が良いのか汗一つかきません。(というか、なぜか上着を着ています)


きっと財布から800円分の硬貨が消えて無くなって体が軽くなったからでしょう。








10分で九合目に到着です。

日本に数ある山の中から百名山に選定されるだけあって、さすがの眺めです。







この登り坂を見たときに確信しました。


おみやげ屋の美人なおばさんが「私は登ったことが無い」と言っていたのが正解だったことを。







去年乗鞍になんちゃって登山靴で挑んで両足挫くという憂き目にあったというのに、今回は登山靴でも無い街歩き用の靴で登ることになりました。


車で八合目まで行けて、リフトで九合目まで上がれるというイメージですっかり勘違いしていました。

まぁ、とにかく捻挫だけはしないように気をつけて行きましょう。


幸いぐらぐらと動くような石はほとんど無く、グリップが効くザラザラの岩肌だったので、快調に登ることが出来ました。

(でも、登山靴の方が数倍楽なのには違いがありません)







九合目から20分で山頂に到着です。







単独峰だけあって、360度すごい視界です。


が、例の靄が立ちこめていて、なかなか遠くを見渡すことが出来ません。


一応、十和田八甲田方面に向かって手を振ったのですが見えましたでしょうか?






昨日登った白神山地方面。






パノラマ~






鷹とか鷲と言われてましたが、ただのトンビだったりして。







コッペパンをパクつきながら、景色を堪能します。

やたらとカミキリムシが舞っていたので、一匹手に載せて眺めていたら、思いっきり指を噛まれました。







私が山頂に到着してから20分後、ほぼ同時に出発した学生軍団が元気よく登って来ました。

いやぁ、若いっていいなぁ。







さて、下山するとしますか。 (写真に写っているおばさん2人組は静岡の沼津から来たそうな)







お~、直登じゃないロードが見えてますよ。近くを歩いていた子どもが「田んぼみたい!」って言ってるのを聞いて、さすが青森と思ってしまいました。(青森に棚田ってありましたっけ? もしかしたら別の地方の子かも)






そこら中にミヤマキンバイが裂いていて目を楽しませてくれます。







そんな仲に、綺麗な紫色の花が咲いていたので写真を撮っていたら、おじさんに「その花はなんていう名前の花ですか?」と声をかけられて、「花は詳しくないんです」と答えたところ、別のおじさんが「それはミチノクコザクラ、固有種だよ」と教えてくれました。


固有種と聞くと急に得した気分になります。おじさんありがとう。








岩に手をついたところで違和感を感じ、あわてて手をどけたらカミムシが居ました。危ない、危ない。







慎重に、慎重に下っていきます。







さて、8合目まで一気に行きますよ~







下界が眩しい! 


 手で眩しさを遮りながら8合目駐車場まで一気に下ります。



 決して登山をする人間としての後ろめたさから何かを手で隠しているわけではありません。








8合目駐車場からロードスターに乗り、69回ハンドルを切りながら下っていきます。








途中、巨木の森なる場所があったので、少しだけ立ち寄ってみます。 (熊出没とか看板が出ていましたが、軽トラも停まってますしね)







再びブナの森です。人間を写さないと大きさが分からないので一緒に写しておきました。







下山後は一度日本海側の鰺ヶ沢に向かいます。







この日本海が目の前に広がる景色は何度見ても感動的ですね~。


そう言えば、いつの間に高曇りになったんでしょう?



携帯で調べてみると、南から一気に雲が広がってきていて、北東北も全滅の勢いです。
 この動きは予想できませんでした。(各種天気予報も青森・秋田は快晴マークでしたし)








「日本一の大銀杏」です。(白神爺。さんのブログを読んで一度見てみたかったんですよ)


気のせいか、先日青森県の別の場所で日本一の大銀杏を見た気がするのですが・・・






青森県には2本有るのですね!  (納得)
(前回見たのは根岸の大銀杏。樹齢1100年以上で日本最古の銀杏の木という説もあるのだとか)



お腹が空いたので、道の駅に立ち寄ります。







本日の「トイレで一言注意」。








本日のてんぐさ(for マニアなTABさん)






海を眺めながらイカ焼きとイカ焼きそばを頬張ります。 (焼きそばが本当に出来たてで、手を火傷しそうになりました)







追良瀬川です。

平仮名で書くと、おいらせがわ。









国道を外れてちょいと脇道へ。
(ここでわき道は普通チョイスしないコースだと思います)







まだまだいろいろありますね~、青森は。







杉の木に藤がからみついて不思議な組み合わせになってます。






春のクリスマスツリーって感じです。





その後は五能線の特急と追いかけっこしながら、、、







椿山へ。(立ち入り禁止でした)







ここまで来たら当然立ち寄りますよ、、、







不老不死温泉。





実質男性専用の混浴です。(女性用は別にありますから、わざわざここに入る女性は居ないでしょう)




と、思っていたら嬉しい事実が!!





やったぁ~






というわけで、 目の前の海を眺めながら潮風にあたるのがなんとも気持ちよかったです。


(途中から数名殿方が入ってきましたが、湯船がでかいので芋洗い状態にはなりませんでした)


わかっているのに源泉を舐めたら死ぬほどしょっぱかったです。











さ~て、そろそろ東京に向かうとしますか!





自宅まで残りの距離を検索っと・・・、、、




720km!! 




見なかったことにして、近場でルートを作り直します。



(そう言えば、行きもそんなもんでした)



何度も書きますが青森県、遠すぎです。








残りの距離を思ってやるせない気持ちになった心の渇きを、お殿水で癒します。







現実逃避しながら下道を南へ走り、再び八郎潟へ。







一瞬だけ高曇りが晴れてくれてラッキー。







ん? なんでしょう? あれ。







NHK秋田第二放送の電波塔だそうです。







とりあえず、最後の最後に晴れてくれてありがとう~!







さ~て、現実逃避はここまで。


いよいよ東京を目指します。(残り650km)







秋田道に乗って岩手方面に向かいます。








今回、はじめてまともに食べた料理が天ぷら稲庭うどん。


(あとはすべてコンビニ料理だったような・・・。せっかく北東北に来たのにちょっともったいなかったです)







東北道に入ったところでに、後方から追い越し車線をロードスター軍団(3台)が走ってきました。


なんと、同じタイミングでなーちゃんhiroさん達とジャンクションを通過したみたいです。







何食わぬ顔をして前沢SAまでついて行き、ここで皆さんに挨拶をしてから東京を目指しました。
To-yさんoku_yu-さん、一緒にいらした皆様、ありがとうございました)




その後、休憩で立ち寄ったSAでジュースを持ってレジに行ったら


「釣りですか?」


と、突然尋ねられ、きょとんとしていると


「いや、あんまり焼けてるから」


と、レジのおじさんに言われました。


そう言えば、関東組の皆さんも焼けてましたから、私が焼けないはずはないのでした。




その後は順調に走り、東北道も首都高も渋滞レス。




 24時頃東京に無事到着しました。




 入梅直前、全行程2030kmのドライブ&山登りでした。








今回何食わぬ顔で混ざっていたコンデジ(TX7)画像は・・・・






こちらの八甲田での写真でした。





 以上です。






Posted at 2010/06/17 02:19:21 | コメント(20) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月09日 イイね!

週末雑記 北ア涸沢&奥飛騨・富山ドライブ

週末の天気が西日本を中心に良いことはあらかじめ分かっていたのですが、金曜日の夜に焼き肉のお誘いを受けていたので、今回はそちらに参加。






一生に一度級の美味しいお肉を頂きました。
(両隣テーブル芸能人(お笑いの人と、昔、ド○ッグで逮捕歴があるとか無いとかの音楽関係の人だそうです。疎いので名前は聞いたけど忘れました)みたいな店でした。誘われなければ一生縁がなかったかもしれません)




お酒を飲んでしまい金曜夜にそのまま出発することが出来なかったので、一度家に帰ってから天気予報を最終確認し、北アルプスの涸沢テント泊に決定。早速荷物のパッキングを開始します。



パッキングがパタゴニア以来で全然段取りが出来ておらず、酔っぱらっていることもあってえらい手間取りました。(2時就寝)





6月5日(土)




朝5時起床。







30分後に出発。








中央道はすでに渋滞が始まっています。








だから金曜夜出発で都内を抜けておくのが有利なんですよね~、、、とほほ。








甲府のあたりはすごい霧に覆われていて幻想的です。









時間がもったいないので、車中で調理パンをパクつきつつ松本を目指します。










10台ぐらいのコペンが走っていましたが、みなさんド派手。ロードスターとは少しカルチャーが違う気がします。








松本郊外のコンビニで食料を最終調達してから沢渡駐車場を目指します。









いやぁ、6月になりましたが、まだまだ新緑が眩しいですね!



程なく沢渡駐車場に到着。


駐車場でご夫婦1組とおじさん一人をリクルートして、4人相乗りでタクシーに乗り込みスタート地点の上高地に向かいます。







タクシーのうんちゃん(ご年配の方)が、「上高地に抜ける旧釜トンネルは朝鮮からの強制○○で~」とか、「上高地を発見したウエストンは宣教師ではなくス○イで~」とか、観光気分を台無しにするような解説をするもんだから、タクシー内は会話も弾みません。
(上高地のタクシーのうんちゃんは全般的に個性が強い方が多い気がします)









というわけで、3人は途中の大正池で降りて行き、私はうんちゃんと二人で上高地まで移動。

そう言えば、okazakiさんも(自称)大正池に行かれたそうな。





私が終始無言だったので、うんちゃんが気を遣って


「明神池まで足を伸ばすといいよ」


と、真っ当なアドバイスをくれたのですが、


「今日は明神の先の涸沢まで行きます」


という、提案つぶしな回答をしてしまって会話も終了。(そう言えば「明神池」に立ち寄ったことは無かったかもしれません)



そうこうしているうちに上高地に到着しました。



では、涸沢まで17km、早速行きますか!(10時半)






思っていたよりも雲が多いので河童橋は素通りです。(明日は快晴の天気予報ですし)









何を撮ってるんだろうと覗き込んだら、お猿さんでした。

上高地の猿は雨を呼ぶと聞いているので、見なかったことにします。
(河童橋あたりに出没するとヤバイらしいので、ここでの出没は大丈夫だとは思いますが)








徳沢ぐらいまではトレッカーが多く、いつもの上高地という感じです。








白く見えているのはニリンソウの群落です。








いやぁ、新緑に包まれて気分が良いですね~。








暑くも無く、寒くも無く、Tシャツ1枚で快適に歩けます。








この時期に上高地を歩くのは初めてですが、こんな景色なんですね。








1時間半で徳沢に到着。
野沢菜チャーハンを頂き、燃料補給。









この時期に登山目的で来ている人は少ないらしく、徳沢を超えると道を歩いている人がずいぶんと減りました。









上高地から歩いて、こんなに人が少ないのは初めてかもしれません。









天気も良くなったし、こりゃぁ気分最高です!








コースタイムでは中間地点の横尾通過。(13時10分、上高地から2時間40分)

残り6kmほどです。








横尾を越えて、ようやく登山道らしくなりました。

シーズン中は渋滞する場所ですが、今日はすれ違う人すら居ません。
(たま~にスキー板を抱えた人が降りてくるぐらいです)








全行程の残り1/5からは雪の上を歩きます。(写真中央やや左に雪渓の上を先行している2人が写っています)









その2人組はどうもバテバテだったらしく、あっという間に追いつき、追い抜かしました。
(若い女性2人組)



雪上を吹き抜ける空気は冷たく、さすがにTシャツ1枚では寒くなってきたのですが、立ち止まりさえしなければ十分しのげるぐらいなので、そのままガンガン進みます。






徳沢で食べたチャーハンを消化しきってしまったので、軽く燃料補給。








雪に足を取られるし、誰かが雪を踏み抜いた跡や、滑落注意名場所があって、どうしてもペースが上がりません。









あまりに眩しいので、サングラスを装着。








涸沢カール(右奥)の裾野が見えてきました。








望遠レンズで確認すると、遙か前方を先行する方が複数いらっしゃることがわかります。








先行者は遙か彼方と思っていたのですが、どうやらこの方々もバテバテになっているらしく、みるみる近づいてきました。








涸沢カール(穂高)の上はガスに覆われていて、このまま進むと日陰に突入してしまいそうです。







先行者を次々に追い越しつつ、涸沢ヒュッテに向かって登って行きます。

日陰だと吹き付ける風が冷たく、刺し込みます。







到着!! 上高地から5時間ぐらいかかりました。








暑ければビール!と思っていたのですが、あまりに寒いのでホットミルクで一息つきます。

というか、周りの人が皆ダウンジャケットを着込んでいる中、私一人Tシャツ1枚で明らかに浮いています。
(この後すぐに1枚長袖を着込みました)







ひとまずテントを張り、カールを眺めながら時間を過ごします。


しばらくすると、背後から女性に声をかけられます。



「すみません、私たち今回初めてテントを張るんですけど、雪の時ってどうしたらいいんでしょうか?」


「スコップとか持っていたら、普通にならせばいいんじゃないですか?」


「踏み固めなくてもいいんですか?」


「このくらいの固さなら、別にしなくていいと思いますよ」


「ありがとうございますぅ」



この二人組み、どうやら、最初に追い抜かしたバテバテの女性二人組のようです。


しばらくしてから、テント組み立ての作業の様子を見てみると、なんとテントの取説を見ながら組み立てているじゃないですか。しかも、グランドシートを風で飛ばされそうになったりと、危なっかしいったらありゃしない感じです。

見かねた他の登山者が手を貸すと、
(山は基本自己責任なので、私は手を貸さないほうが良いという判断です)


「ありがとうございますぅ~、私たち初めてでわからないんですぅ~」


と、喜んでいます。

初めてのテン泊で春の北アルプスですか。
私ですら最初は初夏に東北の野湯傍で試し張りなんかをしてみたんですけどね~。




さて、日も暮れてきたし、暗くならないうちに夕飯の準備を済ませますか。今回は麓のコンビニで買ったハンバーグとひじきの真空パックを持ってきました。







名付けて、ひじきハンバーグ丼!ご飯はジップロックで炊いたのですが、水の量を間違えて芯が残りまくりの酷いことに・・・・まぁ、この景色があるからいいか!








さらに極上ロールも!

クリームが冷えすぎてぼろぼろになっていましたが、美味しかったです。








涸沢カールは場所柄夕日を拝むことが出来ません。








ただただ静かに暗くなるのにあわせて、タイミング良く眠気を感じたので、そのままシュラフに潜り込みました。



お休みなさい。(19時)





そして、おはようございます(22時)




何のために本日涸沢に来たかと言えば、、、、








テントから首だけ出して満天の星空を眺めるためです。ちょうど高気圧がこちらに向かってきており、月の出も12時過ぎなのでこうなることはあらかじめわかっておりました。

今にも振ってきそうなほどの星空を頭が冷え切るまで眺めます。




そして、お休みなさいパート2。




6月6日(日)




おはようございますパート2。(1時半)




そろそろ月が出た頃だろうと、再びテントから顔を出します。










わお! 月明かりでカールが輝いているだけでなく、ちょうど前穂のところに天の川がかかってますね。


テントから飛び出し、星空の下を軽く散歩してみます。

月明かりがあるので、懐中電灯が無くてもなんとかなるぐらいです。

しかし、星空セット(三脚と明るいレンズとリモコンシャッター、持ち歩いたためしがないし、たまに持ち歩いてもめったに使わない)を持って来ればよかったなぁ~。
(満天の星空になるとわかっていたくせに、重量をけちって持ってこなかった・・・)


凍った雪の上にカメラを置いて、30秒間シャッターボタンを手で押しっぱなしにしているのですが、さすがに体が動いて、それがカメラに伝わってしまいます。








涸沢ヒュッテの展望スペースの石にカメラを置いて撮影。(さすがに手振れ量が減りました)
手前のオレンジ色の部分は展望スペースの柵です。


いやぁ、溜生きものの美しさです。


1時間近く外で眺めていたら、さすがに体が底冷えしてきたので、再びテントに潜り込み一眠りすることにします。


おやすみなさいパート3。(2時半)




おはようございますパート3 (4時前)



目覚ましが鳴る前に起きました。(パート1、パート2でもそれぞれ鳴る前に起きていますが)








まずはイチゴミルク(粉を溶いたモノ)で体を温めます。








ほんの少しだけ上の方が赤く染まり始めています。

側のテントで宿泊していた若い男性が、冬山装備で奥穂へと登っていきました。(写真中央)

テン泊の方は女性二人組と私を除いて皆さん冬山装備になっており(テントの外にピッケルとかヘルメットが転がっているのでわかります)、アルペングリューエンを眺めているのは私と他に数名ぐらいなものです。(涸沢ヒュッテの方には数名人影が見えますが)女性二人組は爆睡中のようです。(私が出発するまで姿を見かけませんでした)








アルペングリューエンが始まりました。








K7でパノラマ合成







黄金色に輝く奥穂高岳です。








涸沢カールの立地上、輝くのは上の方だけなのですが、このコントラストがすごく綺麗です。








テントの中から眺めながら、鮭(真空パック)茶漬けを用意します。お湯に入れればご飯の芯が無くなるかと期待しておりましたが、頑ななまでに芯は残っておりました。。。


ま、いっか、アルペングリューエンのカールが目の前にあるし。








のんびり後片付けをしたり、出発の準備をしたりしているうちに完全に日が昇りました。あまりの眩しさにメガネをサングラスに取り替えます。









さて、では上高地に戻るとしますか!








サングラス越しに紺色の空を振り返りながら降りていきます。








さようなら~、涸沢カール、また来ます。








まだ固く凍っているので、踵から蹴りこむ感じで好きな場所を降りていけます。

(前の二人、歩き慣れているのかバカっ速でした。あっという間に見えなくなりました)








下り始めてからすぐに体が温まってきたので、どんどん脱いで最後はTシャツ1枚になります。








残雪地帯が終わったところで、ポンジュース休憩を取ります。(ポンジュースは登る前に買ったものです)








雪融け水はエメラルド色なんですね~。

これが雪渓じゃなくて氷河ぐらいまで行くと、アルゼンチンやニュージーランドで見た湖の色ぐらいになるのでしょうか。








涸沢~上高地間は悪天か渋滞かどちらかばかりであまり良い印象の無い道だったのですが、今日は空いている上にご覧の景色。








新緑と晴天の組み合わせが眩しすぎて、あちこちで眺めてばかりで、いっこうにペースが上がりません。








ようやく横尾まで戻ってきました。


上高地まで残り11km。








前穂と明神岳を眺めながら歩いて行きます。(ちょうど正面でカップルが休憩中です)








昨日に引き続き、快適な森林ウォーキングです。








どんどん景色が変わるのでいちいち感動しながら歩いています。







徳沢で前穂と明神を眺めながら早めの昼食。








さらに特製アイスも。(あれ? 味が落ちたかも。去年は下手な専門店より美味しかったんだけどなぁ)








徳沢を過ぎるとトレッカーが増えてきました。








皆さん、思い思いに景色を眺めています。








お二人が激写していたのは、たぶんこんな景色。(同じ場所、同じ方向を撮影)








ひたすら上高地目指して歩き続けます。








人工物が見えてきました。

もう少しです。

(昨日と同じ場所に、昨日と同じように猿の群れが居て、昨日と同じように写真を撮りまくられていました)








河童橋に到着! (11時 4時間半)








奥穂を涸沢カールの反対側から見上げます。









毎度おなじみの上高地の景色。何回見てもすばらしいことには変わりがありません。

発見してすぐに保護を訴えたウエストンさん、ありがとうございます。(本日はウエストン祭をやっているらしいのですが、それらしい催し物は見かけませんでした)








こちらは去年の今頃登った焼岳。







なんだかんだで30分近く上高地をぶらついておりました。

後ろ髪を引かれる思いではありますが、そろそろ行くとしますか!








帰りはバスに乗り込みます。








うっげー、満席状態。

ザックを膝の上に載せたら、ザックに括り付けていたストックの先が何度も自分の首に刺さりそうになりました。(窓から景色が見られず、ついウトウトしてしまったもので)








沢渡駐車場からロードスターに乗り換えて、すぐに安房峠を目指します。








中の湯温泉で、穂高を眺めながら入浴タイム! (露天風呂から駐車場は見えません)お風呂は空いていましたし、気分爽快です。








こちらは安房峠に向かう途中に見上げた焼岳の山頂付近。








安房峠に到着。

あまりに高曇りが酷くなってきたので、一度天気予報を確認しようと思ったのですが、ここは残念ながら電波が入らない様子。

(稜線とかは大丈夫なパターンが多いんですけどね~)まぁ、いいやと言うことで、そのまま岐阜県側に降りることにします。








安房峠名物、猿の群れ。(いつも居ますよ、TABさん)








まぁ、慣れたもんです。








急ぐのなら有料トンネルなのでしょうが、急がないなら無料でこの景色の方が断然良いですね!








登山後ドライブはまったくペースが上がらないので、文字通りのんびりと下っていきます。
(背景が流れているのは木陰でシャッタースピードが落ちているからです)







道の駅で飛騨牛を頂きます。

先日のお肉と比べるべくも無いですが、これはこれで美味しかったです。


さて、天気予報を確認・・・・、、、げげげ! 新潟まで行かないと晴天にならないのか!!時間を逆算すると、新潟に付く頃には夕方寸前、それじゃぁ行く意味がありません。








晴天は諦めて素直に奥飛騨&富山ドライブを楽しむことにします。








有峰林道へと向かう道です。








これがなかなかの快走路。(ツーリングマップルの中部版を持っていないので、どこがお勧めの道なのかサッパリ分からぬまま探検しております)








お~、正面に北アルプス、位置からして薬師岳でしょうか。(例のお腹壊した下り道の山です、というより百名山って紹介すべきでしょうね)








思いの外すばらしい道でロードスターもご機嫌です。








と、喜んでいたら、有峰林道(有料道路)で富山には抜けられないとのこと・・・

なんでもすでに開通している方の道が崩壊していて復旧は年内は難しく、もう一本の除雪が完了するのが6月下旬ぐらいとのこと。

4年前に初めて北アルプスを縦走した時、この先の折立に下山した後に有峰林道をバスで走り、いつかロードスターで走りたいなぁって思っていたのですが、、、

残念。

料金所のおじさんにどうやったら富山に行けるか尋ねてみたら、「高山経由で」という衝撃の返事をもらったのですが、そんなはずはないとカーナビで探したところ、おあつらえ向きの県道があったのでそちらに向かいます。








県道484号線です。








景色はまったく期待していなかったのですが、これもなかなかの山岳道路。








街並みを見下ろす瞬間はかなりドラマチックです。
(遠くに見えているのは御岳かなぁ)







遠くに乗鞍も見えています。








これ、白い池なのですが、なんなのでしょう?


帰宅後調べました。

神岡鉱山の廃滓堆積場です。(和佐保廃滓堆積場。鉱物に凝集剤を加えてここで中和してるとか)


神岡鉱山はイタイイタイ病の舞台になった場所。


そして、近所には坑道跡を利用して作られたスーパーカミオカンデがあるそうな。

知っていたら見に行ったんだけどなぁ。







そんなことはまったく知らない私は、おとなしく国道41号線に乗って富山を目指します。








国道と言っても、岐阜と富山を結ぶ道だけあって、なかなかの景色。








川沿いに延々と続く履道を駆け抜けていきます。








ようやく富山県に入りました。(有峰林道の入り口も富山県との県境でしたが)








適当なところで県道や農道に入って自由気ままに走り始めます。








左から剣岳、大日岳、立山でしょうか。








本日のスイーツ。(けっこう美味しかったです)








立山町にスーパー農道なる案内が出ていたので、入ってみました。








美しい麦畑の中を走っていきます。富山にはスーパー農道なる道が何本かあるみたいです。








ショートカットも兼ねて山の中へ。(ここまで道が細いのは予定外でしたが、すぐに普通の道幅になりました)








途中に富山の滝37選、岩室の滝という看板が出ていたので立ち寄ってみることにします。

しかし、100でも50でもなく、37選というのは、「良さそうなのは全部選んでみた!」という感じで期待が持てます。





駐車場(もちろん誰も停まっていない)から急坂を下り、川沿いに歩いて行きます。








お~、なんか、すごい独特な雰囲気漂う場所ですね~。








岩室の滝です。

期待はしていましたが、それ以上にロケーションがすばらしい滝でした。お勧めです。








さらに大観峯自然公園にも立ち寄ります。


こちらも駐車場からすぐに景色が見られるわけではなく、少し歩かなければならないようです。








歩いてやって来たのが大観峯展望台。(適当に歩いてたどり着いて良かったです。よくわかって居なかったので、危うく逆に向かって歩くところでした)







富山の街並みの先に能登半島があるらしいのですが、今日は観ることが出来ません。








こちらは剣岳。








反対側にも歩いてみます。道は整備されているのですが、倒木はほったらかしです。







反対側にも展望台があるのかと思っていて歩いていたら、駐車場に戻ってきてしまいました。(先ほど書いたとおり、知らずにこちらに来たら、訳も分からず駐車場に戻るところでした)









カーナビには載っていない道なのですが、林道が続いているのでそのまま走っていきます。








5月31日まで通行止めとか書いてあったので、6月なら大丈夫とは思いつつ内心ドキドキしながら走っていたのですが、林道とは思えない道の整備具合で、快適に走り抜けることが出来ました。

(途中に舘櫓(昔の見張りやぐら?)とかがありましたが見学は事前申請が必用なようでした)








県道3号線で立山連峰を横目に見ながら魚津を目指します。








と、言うわけでやって来ました日本海!








北アルプスが不親知のあたりまで伸びているせいで、日本海まで出ないと家に帰れないのですよ。

困ったものです。

(と、言いながら海岸線ドライブを楽しんでいるわけですが)





さ~て、ここからは東京に向かうモードです。自宅までの距離は、、、、、








395km!!!やはり妙高のあたりまで一度遠回りしてから、さらに長野に戻るのが距離に効いているようです。(直線だと250kmぐらいなのですが・・・)








この「う」というのが宇奈月の何を表すのかに興味があります。



では、高速に乗って東京を目指すとしますか!








不親知では高速は海の上に飛び出します。








程なく日も沈みました。(曇っていなければどこぞで夕日を眺めたのですが)








夕飯を食べようと途中すべてのSAやらPAに立ち寄ったのですが、どこも「ラーメン」とか「うどん」、「豚汁定食」ぐらいしかメニューがありません。(一カ所鱈汁定食ってのがあったのですが、気分が乗らずパスしてしまいました)








20時近くになっていたので、新井PAハイウェイオアシスの飲食店は全滅かと予想していたのですが、念のため立ち寄ってみると、富山名物の「きときと寿し」(昔富山に出張したときによく食べに行ってました)が営業していたので、思わず飛び込みます。








こちらはクロソイ。地の物のお寿司も美味しいし、マグロの赤身なんかも値段を考えたら本当にすばらしいお味でございます。

勢い余って9皿も食べてお腹いっぱいになってしまいました。








その後は渋滞に巻き込まれることもなく、順調に東京に帰ってきました。





TX7(コンデジ写真集)





























ところで、本編にも焼肉以外で1枚だけTX7の画像が混じっています。
一発で見抜いた人はスゴイ。





以上です!




Posted at 2010/06/09 03:42:18 | コメント(14) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月01日 イイね!

軽井沢MTG 2010レポート & 長野ドライブ

軽井沢MTG 2010レポート & 長野ドライブ


今年も軽井沢MTGに行ってきました。(行くようになったのはNC購入後からですから、今年で4回目です)






早朝、曇天の東京を出発。



出発してからカメラのレンズを忘れたことに気が付いたのですが、本日は会場でちょろっと写すだけなので、広角1本でいいかと思い、引き返さずにそのまま進みます。




そして、進みすぎて曲がるべき高速の分岐を間違えて直進してしまい、一度降りて戻る羽目に・・・








軽井沢に近づくにつれ、道路がロードスターだらけになってきます。







そして、弱い霧雨の中、会場に到着。

ボランティアスタッフの皆様、本当にご苦労様です。

そして、前の車のナンバーが「鳥取」であることに驚きます。 長距離の運転、お疲れ様です。







到着!

って、むちゃくちゃ寒い!!


慌てて上着を着込みます。


東京では毎日半袖1枚で生活しているのですが、ここまで寒いとは。。。



会場ではKRCの方々Alwaysメンバーの皆さんと久しぶりの再会を果たしました。その後、TABさんポチさんと合流。







早速見せてもらいましたよ、今年度の成果を。


いや、もちろん驚くほど綺麗なんですが、それよりも、私よりたしか年上のポチさんが



 「見て! 見て!」



 と、嬉しそうにボンネットを開くものだから、ついつい笑ってしまい、



「すごい綺麗!! って驚くところでしょ! なんで笑うの!」



と、ポチさんに突っ込まれたのがかえってツボに入ってしまい、しばらく爆笑してしまいました。


すみません。。。




 ゴホン。。。


 いやぁ、綺麗です! すばらしい磨きっぷりです。







お尻もキュート!









その後、TABさん、ポチさんとポチさんのお連れさん(名前を聞きそびれました)とレストルームで暖を取りながらお話しさせていただきました。



なぜロードスターの上下が逆さまになっているかと言いますと、なんでもTABさんが一週間も粘って「逆さロド」の写真を撮ったからです。

















この写真ですね。TABさんの新しい名刺もこの写真になってました。




その他の写真はこちらからどうぞ。





その後okazakiさんチッキぃさんとら。さん(雨お○この)ブリスターさんトシぼんさん&息子さんが入れ替わり立ち替わりテーブルのところに遊びに来てくれたので、時間があっという間に過ぎて行きました。

(さらにくまRHTさんぱっつんさんぴどきちさんSamgetanさんに会場でお会いできました。皆さん、楽しいひと時をありがとうございました)




ところで、この日一番驚いたのは、私よりも若くて色白だと思い込んでいたokazakiさんが、そのまったく逆のチョイ悪○ログロ親父風のダンディメンだったことです。


まさか色黒勝負で負けるとは思いませんでした。恐れ入りました。






会場入りしてから、かなり時間が経ったのですが、レストルームから駐車場に停まっているロードスターが見られないほどの濃霧はなかなか晴れてくれません。







あんまりにも晴れないので、いったいどうなっているのか天気を確認すると、どうも、軽井沢より西側は晴れている気配なのです。(数字の「1.0」は1時間あたり100%日が照っていた、「0.0」はまったく日照が無かったと見ます)


個人的にはMTG終了後にどこぞの温泉にでも入ってからのんびり帰ろうかと思っていたのですが、天気の話をしていたら、なんとなくの流れで急遽TABさん、okazakiさんと近場ドライブに行くことに決定しました。





 
じゃぁ、会場出たところで待ち合わせましょうと言い残して、会場を出発いたします。



てっきり長野県民のTABさんが案内してくれるのかと思っていたら、ふと気がつくと何食わぬ顔をして、TABさんの車が私の後ろに停まっています。

さらに後ろにはokazakiさんの車。



え!? 私が案内役?とは、思ったのですが、よくよく考えてみたら、TABさんは長野県人と言うよりも諏訪の民、エスティマ助手席から常に放たれるダークパワーにより「定点観測」と諏訪民に呼ばれる場所に縛られているらしく、あまり長野中を走り回っているというイメージは無いんですよね。
下手したら私の方が長野県のことをよく知っている・・・、それは無いか。


それはともかく、どうやら私が先導のようです。

なら、少しぐらい出発前に打ち合わせを・・・、と思ったのですが、会場前に3台も長々と停めておくわけにもいかず、そのまま出発しました。









TABさんはともかく、okazakiさんがどこを走ったことがあって、どこを走ったことが無いのかわからず、とりあえず近場の絶景ポイントである志賀高原を目指して走り始めます。







こういう写真、久しぶりに撮影しました。(まだ屋根を閉めているので、窓から撮影)







軽井沢エリアの別荘地帯を抜けていきます。




その後、大気が安定したエリアに入ってきたので、屋根を開けます。








ちょっと、細い県道に入るとTABさんの車が急に元気になり、スーパー銭湯のリクライニングチェアで寝落ちしたおやじのイビキのようなサウンドを轟かせながらバックミラーにぐわ~っと、迫ってきます。









町中に入ると、いつも通りのテンションに戻りました。やはり道が細くクネっている事が元気になるために重要なようです。




信号待ちをしながら、先ほどの日照状況を確認すると、どうも志賀高原方面はよろしくないことが判明しました。



本日はとにかく晴天優先ということで、晴れていそうな長野市方面にハンドルを切ります。(後ろの二人は私がどこに向かって走っているのか知りません)








そう言えば、2年前にとら。さんとこの辺走ったなぁと思い出しつつ、嬬恋の畑地帯へ。







okazakiさんは、昨日ここの南側を走ったとのことだったので、内心「しまった!」と思ったのですが、北側は初めてということで、そのまま探索することにしました。

(普段からやんし~さんとよく走ってるから、この辺りはよくご存知だったんですよね)







畑地帯ではokazakiさんのテンションが明らかに上がっているのがわかります。


気に入ってもらえたような予感。








逆にテンションが上がらないのがTABさん。







諏訪民のTABさんにとって、畑はあまりにも「日常的すぎる」らしく、我々のような非日常体験をここでは味わえないのだそうな。


 (同様に私が有難がたがって入る掛け流し温泉も)








晴れていたら絶景だと思うのですが、TABさんにはそれでもピンとこないんでしょうね。


ここを「定点観測」って地名にしたら反応してくれますかね?








それともロードスターが逆さまになるような場所があったら、喜んでくれるのでしょうか?








それはともかく、晴天のエリアがどんどん狭まってきています。

これはマズイ!!









急がないとということで、ここからはノンストップで晴れているエリアを目指します。


快適な道なので、曇っていてもこれはこれで気分が良いです。







気のせいか、ここではokazakiさんが元気だったような。







峠を下ってくると、交通量も増えてはきましたが、同時に空も明るくなってきました。







街中に入ったところで、ようやく青空も見えてきました。

空にはグライダーが気持ち良さそうに舞ってます。







もう、ほとんどこのエリア(長野北部)しか晴れていない状態です。



頼みの綱は新潟との県境、妙高エリアが晴れていることなのですが・・・









青空を目視で確認しながらコースを取ります。





しかし、どうやら妙高エリアは曇天の様子。(しかも太陽が沈む西側に山があるので、晴天は期待できそうもありません)



もう、ここからどこに向かっても曇天で、これ以上走ることも出来ません。








途中、ローソンでプレミアムロールを買ってから、スイーツタイムをとる場所を探します。







最初は、ブドウ畑の真ん中なんかが良いかなと思っていたのですが、







こちらの静かな高社山麓の河川敷で頂くことに決定。








最近マイブームなコンデジパノラマショット。






ここで一曲




♪「地球の~、おと~こに~、飽・き・た・と・こ・ろ・よ!」









ア~ン!

(「ア~ン」は、ちょっと息を抜く感じで色っぽく。まさかとは思いますが、元ネタ知らない若い方はこちらの1分18秒あたりをどうぞ)




と、3人でスイーツの舞を踊り、晴天と生クリームに感謝の気持ちをささげます。










シートバックベゼルにプレミアムロールを載せると美味しくなると喜ぶokazakiさん。







では、風の吹き付けない河川敷に降りて山でも見上げながら頂くとしますか!










河川敷に降りるところで、okazakiさんがスライディングの練習をしている音が「ズザー!」っと聞こえたのですが、見損ねてしまいました。

残念。









こんな景色を見ながらプレミアムロールを頂き、ガスをまとった高社山を見上げながら、まったりとした時を過ごしました。









;まぁ、とにかく晴天の下まで来られてよかったです。








ほんと、頭上だけがピンポイントで晴れている、この時はそんな天気だったのです。









さて、ここでTABさん、okazakiさんともお別れです。(17時30分)



楽しいひとときをありがとうございました! またよろしくお願いいたします。





以上、ほんの少し脚色有りのレポートでした。





さて、やれ長文だとか、ホイールスクロールで指がつるとミーティング会場で散々言われまくった私のブログですが、右横のスクロールバーは見なかったことにしていただいて、この後の記録を少し。。。













二人と別れた後、長野電鉄の線路を越えて、志賀高原方面へ向かうことにします。








頭上を東へ通り過ぎていった晴天エリアに追いつきました。







なんか、このまま晴天と一緒に群馬まで行けるんじゃないかという妄想が頭に浮かびます。








が、しかし、当然のことながら志賀高原への登りで追い越してしまいました。


この時間に草津方面に向かって走る車はほとんど居ないので、ものすご~く快適に走ることが出来ます。







前回走ったときは、この陸橋が凍っていて焦りました。







いやぁ、気持ちよいですね~。







まだ、たま~に晴れているエリアも残っています。







しかし、標高が上がるにつれガスに包まれ始めます。







これはこれで幻想的。まだ、視界も確保できていますし、快適です。







ペースカーどころか対向車すらほとんど走ってきません。







こんなに頭を空っぽにして志賀草津道路を走ったのは久しぶりです。








これぞ最後の晴天。








ひたすら標高を稼ぎます。








上空の雲が分厚くなり、なんとも言えない雰囲気に。








お~、幻想的!








なんて、喜んでいたら霧&雨。。。







NCは前進している限りは雨も巻き込まないので、オープンのまま走り続けます。








頂上付近の気温は3度でした。

急に霧が晴れたので、もしかしたら群馬側は視界が抜けているのかと期待します。


 







が、やはり群馬側も濃霧。







白根山も、まったく見ることが出来ません。 


 雨も強くなり、霧で視界は20mほど。久しぶりです、こんな濃霧。







お腹が空いてきたので、Samgetanさんからいただいた草餅を頂きます。

う~ん、美味しい! (ありがとうございます)







けっこう雨が本降りになって来たのですが、まだ雨を巻き込まないのでそのまま下ります。







硫黄の臭いが漂い始めました。草津温泉に入りたい気持ちで一杯になります。







快晴なら八幡平みたいな景色が広がるんですけどね~。







後半は軽自動車の後ろにくっついて下っていきます。







工事中の信号待ちの時は、さすがに雨が降り込んできました。

(それでもオープンのまま)






草津温泉まであと少しです。







と、言うわけで、やって来ました草津温泉、西の河原。









おっと、あと5分で入場制限時間じゃないですか!慌てて温泉まで駆け足で向かいます。(18時55分)








ちょうど男性が2人ほど出てきてすれ違ったのですが、この方々が最後に入っていた方だったようです。







と言うわけで、巨大な露天風呂を独り占め。



霧雨の降る中、これだけの湯船を暖める大量に流れ込むお湯を浴びて最高に気持ちよかったです。








湯上がり後コンビニ立ち寄り、軽く夕飯代わりになるものを購入し、どうやって帰宅するか考えます。


いまさらですが、草津って高速の入り口が遠いんですよね~。



 コンビニのおじさんが、近いのは碓氷軽井沢だけど、霧が嫌なら渋川伊香保とアドバイスくれたので、渋川伊香保方面を目指すことにします。









これが大正解。

空いている上に道路が乾いていたので、気持ちよく走ることが出来ました。







いくつかの町中を抜けていきます。
 







中之条から渋川に向かい、、、







関越に乗った後は渋滞知らずで帰ってきました。(23時過ぎ)





以上、軽井沢MTGの一日でした!





会場で相手してくださった皆様、ありがとうございました!!







Posted at 2010/06/01 02:45:37 | コメント(20) | トラックバック(0) | 日記

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