7月20日(土)

横浜でランチ。
かつての仲間がそれぞれの道を歩み、結婚して子どもを産み育てていく様を感慨深く眺めておりました。

せっかくなので帰りに新子安のR&Dセンターへ立ち寄り。

ちょうど
「2013 Roadster展」でM2の企画展示をやってました。

この内装の雰囲気はお手本にしたいところです。

たしかにこの状態を維持できていたらおしゃれでエレガントですね~。

展示されていた1028はそのまま売り物になってました。
誰か買われたんですかね?

なるほど、これが1008でしたか。
リア周りなどの一部パーツに見覚えがあります。

へぇ~、こんなのもあったんですね~。

なるほど。
M2と言えば、日経ビジネスオンラインの「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」の今やってる200回記念シリーズが貴島さんと多田さん
(86)のインタビューシリーズになっていて、その中(その2)でM2の思い出話をされておりますね。
M2(ビル)の現状を知らなかったので目が点になりました。
儲かり続けること、文化として根付くために確かに重要な要素です。
その1 200回突破!記念鼎談は86の人とロードスターの人を呼びました
M2の話が出てくるのはこちら
「クルマが売れないのはお前たちのせいだ!」
第201回 多田さん×貴島さん×フェル、カーキチ鼎談(その2)
今後も楽しみなシリーズです。
ついでにこの記事が興味深かったのでシェア
“本物のバブル世代”F氏、アベノバブル時代のクラウンを試す:日経ビジネスオンライン
より一部抜粋
坂:いやいやそうじゃない。やはり今のクルマに取って、軽さは“正義”なんだよ。
軽くすればタイヤへの負担が減るからタイヤが長持ちするようになるし、ブレーキへの負荷も減る。所有者個人には関係の無いことだが、道路へのダメージも少なくなる。そして何よりも燃費が良くなる。クルマをできるだけ軽く作って、その中で“重量感”と”重厚感”をいかにして演出していくか。そこがいまのクルマ造りのキモでもあるんだ。
車(ロードスター)関連の話はここまでで、いつものノリに戻ります。
7月27日(土)
お盆の準備。
ようやく捗りました。
年に1度のブルーウォーターダイビングのために夕方に東京を出発。
21時頃伊豆雲見の民宿に到着。
(夜に飛び出してくる鹿猿サーチしながら富士見彫刻ラインを走っていて、彫刻ラインであることを忘れており、カーブ抜けたら名前の通り道路脇に白い薄い人型の彫刻が置いてあるのがライトに突然浮かんで声を上げそうになったのは内緒です)
7月28日(日)
朝5時前に起床。

なかなか個性的な名前の民宿でした。(奥の方)
じゃらんの抽選が当たったかなんだかで3000円分割り引かれたので、いつもは伊豆なら車中泊で済ますところを贅沢に前泊した次第です。(期限付きだったので、今回使っちゃいました)
5時半に田子のダイビングショップに到着し、6時に出港。

さっそくハンマーヘッドがお出迎え。
今、神子元はハンマー祭りが開催されているので、すぐにでも飛んでいきたいところなのですが、お盆の準備最優先なので、今年は無理そうです・・・。なので、これで満足することにします。
(写真以外にも数匹水面に背びれを出して泳いでました)
魚探しと船上アシスト役で乗り込んでいた漁師のおじいさんの目の良さに感心することしきりでした。
今年は黒潮蛇行が酷くてどうなるんだろうと思っていたのですが、寸前に御前崎沖に近づいたので本流方面を目指すことになりました。(これは翌日の黒潮の位置、私達が潜った日はもう少し西側を流れていたはずです)
風が強かったら外洋に出られないのでその点も気がかりだったのですが、こちらも問題なし。(朝の天気予報では「ダメかも」と宣告されておりました)
天気も悪くないし、これ以上無い条件が揃ってます。
さらに言うと、明確な潮目ができているとそこに流れ藻や流木が集まり、その下に魚がつくのでワンダフルな状況になるのですが、さてどうなることか。
御前崎沖の黒潮が接近している場所までは片道2時間以上の船旅です。
さらに、良い場所に着いてから流木や流れ藻を探すこと1時間。
見つかりませんでした!!!

というわけで、今年も「ザ・ブルーウォーター」です。
(こんなに条件が良かったのに、最後の条件「潮目が無かった」そうです・・・)

毎度おなじみのロープに繋がれての外洋ダイビング。
(なんか年々センターロープが短くなってる気がします。たぶん気づかずに水深30m以上に行っちゃう人が多いんだと思います)

GPSログと海流図を重ねてみました。
最初に右上に流されてるのが1本目、一番左下から右上に流されてるのが2本目です。
黒潮本流まではまだ数十キロあったみたいですね。
でも水温29度でした。(1本目も28度オーバー)
透視度は2本目だと30mは超えていたと思います。(30m先に見るべき対象物などが無いので、よくわかりません。ひたすら青一色の世界です)
潜る前は「45分間暇だなぁ」って思っていたのですが、(それよりも真夏に5mmのウエットスーツ着て直射日光浴びてエントリー待ってるほうが辛かった。
見かねたオーナーさんが「ぎんがめさん、そっち(指定場所と反対側)から入っちゃっていいよ」と助け舟を出される始末(笑))、エントリーしてから数分、思わぬ楽しみがあることを発見しました。

それは外洋のプランクトン観察。

本来ブルーウォーターダイビング自体が外洋プランクトン調査のために始まったわけですが、流木下の豊かな生態系を一度見ちゃってただけに、それが目的化しておりました。
あと、「
眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く」を読んだことも大きいです。
この本の中で水中生活を送る動物がどのように「敵(捕食者)に発見されにくく進化したか」とか、性淘汰と光の関係が語られているのですが、それをまさに生で見ることができます。
上の写真でクラゲの後ろに手を置いてるのは、私が目で見るためです。(あとピント合わせする意味もあります)
浮遊してるのでフワッと手の平から離れる瞬間があるのですが、その途端に視界から消えます。
そりゃぁもう見事ですよ。
私が必死に何を観察していのるか、わからなかった人も居たと思います。
あと、ネオンサインのように光るのもとても綺麗です。

触った感触も「ポヨンポヨン」で、かなり気持ち良いです。

触られた後の反応も種によって様々。

この種は全速力で泳ぐ時にかなりのスピードを出します。

この種も見事な遊泳能力。
あっという間に視界から消えて写真に撮りそこねたのですが20cmぐらいの
オビクラゲ(かなり前のブルーウォーターダイビングで60cmぐらいのを見たことがあります)も居て、45分×2本、まったく飽きることはありませんでしたし、むしろ時間が足りないぐらいでした。
上の写真を撮ってるまさにその時に、イワシが1匹全力で駆け抜けていき、周囲にイワシの群れと捕食者が居たっぽいのですが(ショップの下見時はマグロが跳ねていたらしいのと、船に上がった後に周囲に居たという話を聞いたので)、それらに遭うことはありませんでした。
やはり外洋は何かが居そうな予感がするものの実際には魚探か何かで探さない限り動物プランクトンぐらいしか見られない」という現実に驚かされる興味深い場所です。
いずれにしろ、今回はかなり楽しめました。

そして帰る最中に発見した「流れブイ」。
船の上からカメラだけ水中に突っ込んで撮影した動画が後半に入ってますが、やはりいろいろ魚が居着いてました。(カメラが魚を追いかけているのは、船の上からでも魚が見えているからです)

こちらはカマイルカの群れ。
むつ湾フェリー航海中に見られるのと同じ種類のイルカで、性格が臆病なので船に近づいてくることはありませんでした。
(内心ではニタリクジラを期待してたんですけどね~、今年は会えませんでした)
帰りも2時間オーバーの船旅。

途中でシュノーケリングしました。(水深何mあるかわからない場所です)
私も海パンに3点セットで飛び込んだんですが、なんかシュノーケルに水が入りまくります。

なのでシュノーケル無しで漂ってました。
(水深5cmから空を写した写真)

そりゃ、入りまくるわ。
ダイビングを始めた当時(1996年)に買い揃えたギアがまた一つダメになりました。
現役なのはレギュ一式とウエットスーツぐらいですかね。ウエットスーツはすでに寿命を迎えているので、実質オーバーホールをしているレギュだけです。
帰りの船旅は同じような趣味の方が隣に座ってたので、楽しくお話ししていたら、あっという間に時間が経ってしまいました。

16時半、「お金を払って遊覧船に乗れば見られる景色」を眺めながら田子に帰港。
何が出るのかわからないブルーウォーターダイビング、来年の分も予約入れておきました。
本日の動画はこちら

帰りは仁科峠経由で。

ここに牛が放牧されているのを見るのは何年かぶりでした。

新セッティングでの走り、まだリズムを完璧に掴みきれていません。(フロントトーアウト、リアトーインをトーゼロ方向へ元に戻したので、理屈通りテールハッピー傾向になりました)
タイヤの空気圧が高めにしてあるので、これの影響も重なってます。
先に掲載したインタビューで貴島さんもおっしゃってましたが、何か一つ弄っただけでもバランスが変わるのが車の奥深いところです。

しかし、西伊豆は何度走っても良いですね~。
夕暮れ時の誰も居ない西伊豆の道をとことん堪能しました。
この日は無駄な抵抗もせずに東名の渋滞に突っ込み、夜に自宅に戻りました。
以上です!