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サカイほーかいのブログ一覧

2018年07月15日 イイね!

小型軽量FRクーペの夢




70年代の匂い。直線基調。でも面に張りがあって同時代の日本車のように貧相に見えない。サイズと性能が合っているのも良し。ホンダのバラードスポーツはこのクルマから上手くリスペクトしているよ。事情通は知っているけどね。
しつこくジュリアザガート推し。
クルマ好きが買えた理想のスポーツカー。
小さい
軽い
安い
カッコいい骨格のFR

ロードスターを別にすれば
クルマなんてこれで良いよ。


トヨタが自動車趣味を理解してそれに貢献したいというなら
このコンセプトで一台やるべき。まぁトヨタの文脈でスポーツカーを作ると自動車趣味なんていうのは吹き飛んでしまうけれど。
やはりマツダか。絶対やるべき。走りのスポーツカーはやはりクローズドクーペだから。


300万も出さないと良い(クルマ好きにとってあって当然)なクルマが買えないというのはメーカーの事情。我々のニーズは変わらない。



人の能力は高性能にならないのでクルマは速くならなくていい。
環境や安全には常に配慮が要される。クルマは社会性から逃れられないので。

でも一番大事なのは
人間の本能と感覚、能力そして気分に合うことなのだ。
経済原則から溢れ落ちたそういう要素を
メーカーは現代に再構築する責任が少しはある気がする。
絶対に必要な条件だけでクルマを作っても面白いクルマは出来ない。
クルマは玩具であり娯楽なのだ。
だとすると一定程度の加減でそういうクルマを作り続ける義務がメーカーにはあるかもしれない。


責任や義務でスポーツカーは作るもんじゃないけどね。
欲しい人が開発して乗りたい人が売る。
それがスポーツカー。
イタリアのクルマに理屈はないのは殆どの場合、作り手が未熟ということなんだけれどそうであるが故に最後は情熱だけが浮かび上がってくるのさ。
作りそのものは実際のところいい加減だと思うけれど。
陽気なバカっぽさ。愛しむべき未完成さ。されど沸き立つ情熱。
狙って出来ることでもないし真似て未熟なモノをこさえてはいけないけれど。見ただけで心を奪われる。それが愛されるクルマの資格。
翻って今は市場調査や効率だけでクルマを作らざるを得ない現代。

芝居やライブみたいに伸び伸びクルマを開発することは出来ないことはわかっている。
わかっているが膨大な資料をこさえて会議、検討を繰り返し日々積み上がる退屈な仕事で
クルマ作りを終わらせたくはない。つまらない気乗りが全くしないミニバンの企画検討会議で居眠りしながら(企画の人間の貧相な提案にまともに付き合う必要はない。)頭の中はこういうクルマでいっぱい。クルマ好きの会社員ならみんなそうさ。


Posted at 2018/07/15 11:26:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年07月14日 イイね!

触るとわかる




JR名古屋駅東にあるショールーム。食事の帰りに立ち寄った。
我らマツダ党にとってさほど興味は涌かない…つまりここの販売店に立ち寄ることは我らマツダ党にとって殆ど無いと思う。個人的には元業界人の癖で新車が発表されるとついつい出向いてしまうのだ。
さて感想だが触って一発でわかる。
ここのメーカーは昔も今も相変わらずだ。見た目の充実ぶりと貧相な中身の隠し方が巧い。(←わかるけど)省くコストは徹底的な市場調査の上熟慮の末決定されている。ここのメーカー的にはどうでもよいことなんだろうがインナードアハンドルを引けばマツダ乗りなら直ぐ嫌悪感を抱くだろう。
インナードアハンドルの位置決めが曖昧。引くとグラつく感じ。
堅牢なタッチの今のマツダ車の感覚ではあり得ない。些細な事だが如何にもここのメーカーらしい。世界一お値打ちな商品は当然部品コストに繋がる。安くて頑丈というのは理想だがそれは夢物語だ。インナーハンドルの立て付けがあんなものであれば他も推し量ればクルマ作りの成り(優先順位)が見えてくる。

今日、走りのクルマは皆高い。税込で300万は超える時代だ。
300万というのは結構な額であり趣味性とクオリティはそれに見合うものでなければならない。いや今の作りでここのメーカー的にはオッケーなんだろう。我々は300万でアレなら論外だが。

クルマ好きとマツダ乗りがここの販売店に出向く必要はなさそうだ。


Posted at 2018/07/14 18:12:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年07月01日 イイね!

信頼構築の難しさ




レクサスのビスタ・カムリ。いやウィンダムかアヴァロンか。
目線がリアフェンダーにいくように造形されている。だって真横からみるとFFだからカッコ悪いもん。


レクサスのBMW3
造形に小細工の必要なし。これはマツダロードスターをはじめとする鉄則のため。骨格が良ければデザイナーの仕事は減る。(ウソだけど)
みんな忘れているだろうけれど、日本にレクサスが導入された際、ここのオーガナイザーかインフルエンサー~要するにトップが「レクサスはFRで展開」と賜っていた。その心はプレミアムブランド。ベンツとBMWはFRなのでレクサスもそうじゃないといけないわけで。
だからウィンダムがアメリカでレクサスESとしてあっても日本では導入されることはなかった。ただ高級車であってもそこはトヨタ。数を捌かないといけない運命がこのブランドにのし掛かる。でも大丈夫。顧客と対話してニーズを掴みそのハートを射止めることはこのメーカーは宇宙一得意だから。
でどうなったかといえば何でもアリ。
HSという名前のSAIの投入。同じ寸法のクラスにISがあるのに。
HSとISは別のクルマ。それを同じレクサスで売るというのはなんともダサい。顧客対応力は凄いが心というものがない。
ISというクルマを企画した際(旧アルテッツァ)、BMW3相当クラスで走りの魅力を狙った。FRかFFかAWDか(FRベースかFFベースか)…遡上に載せ検討すればBMW3相当のクルマのレイアウトは決まってくる。
これは今でもそうだ。
走りの魅力の質を表現出来るレイアウトはFRしかない。
好きとか嫌いではなく常識なのだ。
だからブランドとしての答えはISだった。でもプランナーや社長はそれを許さない。(あと株主、労組も)


売らないと仕事がない。
レクサスにアリストが廃止されウィンダムが今度導入されるなったのはそういうわけ。

GSを買った人の想いは?
プレミアムブランドとしての矜持は?
次の小型FR(今でも小型とはいえないかも)を期待しているISは?


全てご破算だ。
風向き次第で何でもアリ。それがレクサス様。いかにもニッポンジンらしい。信頼構築は斯様に難しい。マーケットメイクに失敗すればアルファロメオみたいになってしまう。ブランドも何も存続してこそという理屈は正しい。でも魅力が薄いブランドを必死で維持展開するのは最終的に誰もシアワセになれないと思う。

Posted at 2018/07/01 15:05:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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