菊@MAXのブログ一覧

定期的にFR欲しい病を発症するのと、最近NDロードスターと戦う事もよくあるので、どんな車か知るためNDの試乗に行ってきました。



サーキットでよく見るのは1500ccの幌オープンで、電動オープン2000ccのRFはほぼ見ないのですが、今回はRFに試乗してみました。

なぜかというと…



これをやってみたかったから(笑)

家から１番近いマツダにRFの6MT試乗車があるようなので、行ってみました。





RFはロングノーズ、ショートデッキでカッコいい。





ちなみにボンネットとフロントフェンダーはアルミ製のようです。

純正タイヤは205ですが、リアフェンダーもけっこう出っ張っているので太いタイヤが履けそう。





今回の試乗車は、上級グレードRSにオプションてんこ盛り仕様だったので、ブレンボキャリパーやBBSホイール、ビルシュタインのダンパーやトルセンLSDが付いていました。

NDが４穴なのは知りませんでした。NCは５穴だったような？





当たり前だけど、２シーターなのでなかなか狭い。自分の背が高いので、乗ったら天井に頭が当たりました。

フルバケに変えないとヘルメットがかぶれない(笑)



シートはレカロでした。金がかかってます。



運転席の視点はこんな感じ。ボンネットの出っ張りが目立ちます。

驚いたのが、レッドゾーンが6500rpm。トルク重視なのかな？


そして、電動オープン！
屋根を開けるときは指で押し続けないといけないので、動作中の写真はありません…




開けるとこんな感じ。
後部が残るファストバックなので、オープンが苦手な人にも受け入れられやすいと思います。

ただ、電動オープンの動作中は周りの人からめちゃくちゃ注目されます(^^;




２リッターエンジンはこんな感じ。室内に吸気音を取り入れるパイプがあって面白い。スポーツ感の演出とのことです。




トランクルーム。屋根格納時にも充分なスペースを確保しているのは素晴らしいです。買い物にも使えそう。



さんざん見た後、やっと試乗へ。
アクセルはうちのzc32sと同じでモッサリ感があります。

信号で停止したら、エンジンが止まったので驚いていたら、アイドリングストップ付きとの事。すぐにアイドリングストップのスイッチはオフにしました。

スポーツカーもアイドリングストップする時代なんですね…



走った感想は、オープンなのにボディ剛性が高いと感じました。
静粛性も良くて、屋根を閉めていると室内は静かなのもあり、普通のクーペに乗っていると錯覚してしまいます。

2000ccのエンジンはカタログで150psくらいですが、正直zc32sの1600ccと比べても加速には大差がない感じでした。
ギアがハイギアードのような気がします。

ダンパーもよく動き、段差を吸収して町乗りなら全く不満はないです。サーキットで走らせてみたい。

ブレンボキャリパーはちょっと効きすぎかなと感じました。軽い車にデカイブレーキは要らないと思います。

トルセンLSDは効いてるのかよくわからない感触なのですぐに機械式が欲しくなりそう。



いちおう見積もりをもらってみたら、ブレンボやらのオプションパーツ全て無しでも350マン…

高い！！


RFは町乗りやゆったりドライブするには凄くいいと思います。もっと運転してみたいと思いました。

見た目はカッコいいけど、幌より重量があるのでサーキットメインなら通常の幌NDのほうがいいかな？

…高いから、買うなら中古車だな(+_+)

昨日は筑波TC2000の耐久に参加して来ました。


参戦するクラスは「1500cc以上のNA車両」というクラス5。(なんて大ざっぱなんだ…)
クラスのライバル車両はZ33、SW20、86、アルテッツァ、ロードスター等でした。

Sタイヤの使用を禁止されている以外はB車両と同等なので、割と何でもありな感じでした。



今回、ドライバーとして出場予定だったものの数日前に貰い事故に巻き込まれてしまい、出走を断念せざるを得なくなってしまった、いしいちゃん。

大破してしまった愛車の今後について、まだメドもたっていないというのに代車のヴィッツで参加し、ピットでサポート役に徹してくれました。本当に涙が出ます。


愛車を機材車両にして、荷物満載のスイフトでサポートしてくれたスイsuzuさん。

出走はスイフトの３台体制で申請していたので、いしいちゃん車両の代わりにスイsuzuさんの車両をサポート専用車として、ピット待機して頂きました。



そして自分と２人でドライバーで出場する、raulafragaさんのスイフト。

みんなで無事完走を目指して１日楽しんで来ました。




午前中はスーパーFJのレースなどが行われていました。








ようやく車検が始まって、その後にブリーフィング開始。

ここで私がやらかしました。
ブリーフィングの途中でハラが痛くなり、慌ててトイレへ直行…



そしてトイレから出て来たら、ブリーフィングは終わり、予選走行が始まっている！！

ちなみに本戦スタートグリッドを決めるための、予選タイムアタックの出走者は私です…


慌てて荷物を下ろし、車の暖気もせずに予選へGO！という感じでした。





予選の走行時間が終了し、大変な事に気づく…

エアコンと横滑り防止をしっかり入れたまま、タイムアタックをしていました！バカヤロー！





そして、気になる予選のリザルト発表。
な、な、なんと…


上位クラスを含めた全25チーム中8位、クラス5の中ではなんと1位…
まさに奇跡としか言いようがない！

今日はツイテル！





午後になり、本戦が始まります。

奇跡で獲得したグリッドに、１番手ドライバーのraulafragaさんがスタンバイ。
全クラス混走のため、8番グリッドです。


raulafragaさん、いつもは袖ヶ浦フォレストを走っているドライバーなので、なんとTC2000は今回が初走行！

それなのに、ガチな車両に囲まれたこんな状況でスタート…(^^;




初走行のサーキットで１番手ドライバーでもこの余裕、頼りになります！
偏向レンズのメガネがカッコいい！





ついに本戦がスタート！

raulafragaさん、最初は様子を見るなんて言っていたのに、初めてとは思えないペースで走っています(^^;



ピットで２人のドライバーをサポートしてくれているのは、タイム計測と周回チェックはスイsuzuさん、ピットインの指示はいしいちゃんです。



18周を走ったところで１回目のピットイン、２番手ドライバーの私にチェンジ！



車両チェンジをする時はピットに入り、計測器の付け替えが必要なのですが、スイsuzuさんといしいちゃんが素早くこなしてくれます。



累計45周目になり２度目のピットイン、再度raulafragaさんにチェンジ！


エンジンノーマルの車両はトラブルもなく、順調に周回数を稼いで行きます。


その後、raulafragaさんが累計62周目になり３回目のピットイン、再度私へ！




私の走行のまま、終了時刻が近づいてきます。
コースは暗くなり、全車ライトを点灯して走ります。


この時、身体中が痛くて息は上がってしまい、早くチェッカー振られてくれ～と思いながら気力で走っていました。


メインストレートを通過する時にチームのピットを見ると、見守るみんなの姿が…
もう１回ピットインして、苦痛から逃れてしまおうか…と思いました。


でも暗くて視界が悪い状態で、まだコースに慣れていないraulafragaさんに走ってもらう訳にはいかないし、TC2000をホームにしている自分の意地もあります。

頑張っている姿を見せて少しでもいしいちゃんに元気を取り戻してもらい、サーキットで一緒に走りたい。


色々な気持ちが苦痛に勝って、火事場のクソ力が発動しました。





それから何周走ったかは覚えていませんが、ついに待ちに待ったチェッカーフラッグが！！






事故や車両トラブルもなく、無事に完走。それだけで充分な戦果でした。





そして表彰式。
各クラスの優勝チームが発表されます。

な、なんと…






クラス5で優勝してしまいました。


２時間の累計周回数は89周、２位のチームは87周、３位のチームは86周、僅差での優勝という結果でした。

ガチな競技車両を相手に勝ち取った勝利は、まさにチームの総合力のなせる技だと思います。





そして翌日…

忘れてはいけない勝利の立役者と。


納車して１年なのに、バンパーやボンネットは傷だらけ…いや、勲章だらけでずいぶんと男前になりました…


改めて、このコンパクトカーが持つポテンシャルに驚かされてしまいます。

今回はこれ以上無いくらい頑張ってくれたから、奮発して良いオイルを入れてやらないと！



すべてが最高の１日でした。
一緒に楽しませて頂いて、皆さま本当にありがとうございました(^o^)




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※この記事は筑波２時間耐久 について書いています。