ヒデ英のブログ一覧

12月になり、自分の仕事上タイヤ履き替え依頼を受けることも多くあり、通常の車両整備と並行しておこなっているのですが、ちょっと思うことがあるので愚痴ってみます。

私の地域(大分県大分市街)では、基本雪は積もりません。チラつくことは何度かありますが、積もるほど降らないのです。年に一度、大寒波が来た時に積もるかどうかですが、１センチ積もっただけで大混乱になるほど雪に慣れていません。

以前に比べて、スタッドレスタイヤへの履き替え依頼も増え、もしもに備える方が増えているのは良い事なのですが、いまだに『スタッドレス履けば、雪道OK(^^)/』と勘違いされてる方も多いです。


ご存知のように、スタッドレスタイヤはスリップサインとは別にスタッドレスとして使えるプラットホームという摩耗限界があります。これが出ている状態での履き替え依頼が多いんです(;´･ω･)
で、そのような場合大抵ホイール無しのタイヤのみの持ち込み交換です。
製造年を確認すると７年以上経過しているものもあり、先日は02製、１４年前のスタッドレスへの持込交換依頼もありました。
まあ、02製のタイヤはプラットホーム以前に、タイヤがカチカチで夏タイヤとしても話にならない状態でした。お客様に作業前に報告すると、『昨シーズンもそれを使ってるし、今までそんなこと言われたこともない』と(；ﾟДﾟ)
今回、うちでは交換をお断りしましたが、納得していない感じでしたし、タイヤの処理もせずそのまま持ち帰ったのでたぶん交換してくれるところに持っていくでしょうね。ちょっとの売上欲しさに、クレームリスクを抱えるのは勘弁です。


交換・取付前に、お客様へスタッドレスとしては使用できないことを、新品と比較しながら説明し、『それでもいいから』と言われる場合は、交換はおこないます。
でも乱暴な言い方ですが、古いスタッドレスよりは溝の十分残っている夏タイヤのほうがマシだと思います(私の地域での話ですよ(;^ω^)積雪する地域での夏タイヤは論外です)

みんカラに登録されている方々は、そのあたりの危険度を理解しているでしょうから問題ないでしょうが、一般の方にもっとその認識が広まってくれると良いのですが(｀・ω・´)


長い愚痴に付き合っていただいてありがとうございましたm(__)m