
2日目は、ワタシには予約が入っていないので、朝から整備に入ります。
マフラーやら、プロペラシャフトやら、GTRといえばのアテーサの処理をしてミッションを降ろしていきます;つД`)

やっとクラッチとご対面(;´Д`)
ここまでで約3時間・・・整備書で事前に確認しているとはいえ、AWDは外す箇所が多い&ミッションにトランスファがくっついているので、クソ重い(;´Д`)
カバーの色から、外した瞬間にOS技研製なのはわかり、またカバーの厚みから、マルチプレートなのもわかっていました・・・
で、さらに分解していったのですが・・・

トリプルプレートじゃね~か_| ̄|○
なんでエンジンノーマル車両に、こんなモノ入れてるんだ(;´Д`)
ここで一瞬ノーマル戻し車両か?と思ったのですが、それにしてはある意味車全体としてはバランスが取れています。クラッチ以外は距離・年式相応ですし、その他装着されている社外品も普通の車検対応品ばかりです。
ノーマル戻し車両って、よほどうまくやらないと、劣化具合が他の部分と違ったり、あきらかに場違いなパーツが付いていたりして結構わかります。
わざわざ、現走行距離に近い中古部品を探して取り付けたりなんて、コスト的にもなかなかやりませんからね。
まあ、前のオーナーがやったコトなんで、真相はわかりません(´・ω・`)

ディスク残量は、それぞれ1㎜を切っている状態だったので、やはり交換時期でした。
変な焼けは無かったので、メーカーから出ているOHキットを使えば再使用はできそうですが、外した部品はT氏に返すコトになっているので、その後の処理はわかりません。

リヤのクランクシール、パイロットブッシュも交換します。
前回スイフトのクラッチ交換した時にも言いましたが、ココはミッション降ろさないと交換できないので、こういった作業の時には必ず交換しましょう(;・∀・)

今回はニスモのスポーツクラッチキットを装着します。
部品自体は、T氏に用意してもらいましたが、部品の選定はワタシがおこないました(´ω`*)
まずは、フライホイールまで一式セットのクラッチキットが入っていることはわかっていたので、フライホイールも新規で購入の必要があること。
パワーは今後も上げるつもりが無い。
ペダル踏力を軽くしたい、半クラもちゃんとあるヤツがいいとのことだったので、基本は純正形状の方が良いだろうと判断しました。
オール純正で組むのもありですが、調べると金額があまり変わらないので、ニスモ製を選ぶコトになりました(´ω`*)

ニスモ製フライホイールを組んで・・・

ディスク・カバーを組んで、センター出しをしておきます。

そしてミッション側も、本来プル式なのをプッシュ式に変換するパーツが組まれていたので、プル式に戻すべく新品部品を一式用意しました。
この作動変換パーツも結構高額(メーカーHPによると\40000)で、交換前のガラガラ音も、この部品のガタが原因のようでした。
ま、余計な機構を組み込むとトラブルが起こりやすくなるという、良い例ですな(´ω`*)
交換が終わったので、あとは元に戻していくのみです(・∀・)
ミッション載っけて、マフラーを戻し、下回りの復元が終わったら、ラジエータ・パイピング等のエンジン側の残り部品を搭載していきます。
LLCを入れて、各部締め忘れの確認をして、エンジンをかけます。
この瞬間は、毎回緊張します(;^ω^)
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無事にエンジン始動しました(;・∀・)
2日目はこの時点で、終了時間となったのでここで終わりました。
3日目は、朝からエア抜きをしていくのみです。
LLCは当然として、アテーサの配管も外しているので、そちら側のエア抜きもおこなっていきます。
整備書を確認しながら、アテーサの作動チェックをおこない、最後に軽く試運転をして終了です(`・ω・´)
最後に、クラッチペダルの踏力ですが、ものすごく軽くなりました(*´▽`*)
車両引取り時に、本人に確認してもらいましたが、ペダルの軽さ・発進のし易さをものすごく喜んでもらえました(*´ω`*)
これで心置きなく年を越せます(*´▽`*)
ちょっと早いですが、みなさんよいお年を。
Posted at 2020/12/30 00:08:22 | |
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