
今日は、友人IのS2000・AP2のクラッチ交換です(半年ほど前にも同じような事を書いたな・・・(;´・ω・))
完全に滑っているわけではないのですが、加速時に一瞬滑るということなので、滑りの初期症状と判断して、完全にダメになる前に交換します。
なお、AP2純正ではレリーズシリンダーに、遅延機構が組まれているので、そのような症状が出るのが普通なのですが、この車はそれを嫌ってAP1の遅延機構無しのレリーズに交換済です。
この車も、初めて作業するので、整備書・ネット情報を参考にして、工程を把握しておきますが・・・一般的なFRと違ってこいつも面倒そうです(;^ω^)

まずは、室内のシフトパネル周辺、エアクリーナBOX、エキマニ遮熱板等、作業の邪魔になるものを取り外していきます。

次は、バッテリー端子を外してオルタネーターを取り外します。これはなぜかと言うと・・・

赤丸部分は、スターター固定ボルトが刺さっていたトコロなのですが、ここにアクセスする為に必要なんですね;つД`)
次は、エキマニ、触媒、プロペラシャフト、配線の固定を外して、どんどん分解していきます。
エンジンとミッションを切り離す為に、固定ボルトを緩めていくのですが・・・

ここの3本が、通常の車載状態では、アクセスすら出来ないという状態(;゚Д゚)
なので、フロントメンバーごとエンジンを半降ろしして、なんとかこのスペースを作り出したという・・・これさえ緩められればあとは簡単です。

クラッチとご対面(^-^)
さらに分解していきます。

カバーとフライホイールに変な跡がついていますね(;´・ω・)
ディスクもそろそろ交換時期というトコロです。
フライホイールは、軽くヤスリがけをして再使用します。

この車は、サーキット走行をしないので、純正部品で交換します。

車両に組み付けて・・・

ミッション側のベアリングガイドも、こういう時にしか交換できないので、ついでに交換して、後は元に戻していくだけです(^-^)
ミッションが載って、元に戻していったら最後は、クラッチマスターも今回新品へ交換します。
エア抜きをして、ペダルストロークの調整をして、最後に試運転をして終了です(*´▽`*)
あ~疲れた・・・;つД`)
Posted at 2019/10/19 00:41:31 | |
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