夜明けを目指して、真夜中の弾丸ツーリングに行ってきました。
駄菓子菓子・・・。
某日・某所・某時刻。
激しい夕立があり高速道路は大渋滞。それでもどうにか仕度を済ませ、ほぼ定刻通りに待ち合わせ場所にて集合。いざ出撃。
今回の弾丸ツーリング編は S15 シルビア & RX-8 の2台編成でお送りします。
RX-8は以前にも当ブログに登場しましたが、今回ようやくオーナー本人がやってきました(笑)
山間部の高速でふたたび豪雨に襲われ、速度規制が入る中、かまわず進みます。
ところどころ冠水していて、強烈なウォータースプラッシュでインナーフェンダーが外れるんじゃないかと思いました;
高速を降りる直前のSAで給油を済ませます。この先、深夜早朝に開いてるガススタは無いようだし、
それなりのペースで走行するつもりなのでだいぶ燃料を消費するでしょうから。
高速を降りたら雨は降ってなかったです。快適なワインディングを走り、やって来ました。ここは深夜のリゾートステーション。
ここは個人的に好きな場所でして、深夜にこっちのエリアに来た際にはよく立ち寄ります。
それにこの標高で一旦カラダを馴染ませておくと後の行動がだいぶラクになりますので(ボクの場合)。
休憩ついでに愛車撮影会をおっぱじめます(笑)
周囲のタクシーや送迎車両も気を利かせて距離を開けてくれているようでした。あざーす。
終電通過後、駅建物の照明が消されますが、シルビアとRX-8のところだけ照明が消えませんでした。暗闇にクルマだけが浮かび上がるナイスシチュエーション。ラッキ~!なんて思って引き続きしばらく撮影を楽しんでしまいましたが、どうやらボクらのために消灯せずにいてくれたようでした。
カッコいい写真たくさん撮れて満足です。ではリスタートします。真っ暗な高原と森の中をひたすら快走します。周囲には街灯も何も明かりがなく、自車のヘッドライトの明かりだけが頼りです。
緊張感のあるペースでの走行でしたが、無線を使ってのお互いの会話も大弾みでした(笑)
ひぃ~、疲れた(笑)
小休憩をし、ここから標高差1,400Mのヒルクライムに向かいます。
ですが、走りはじめて間もなく雨天に。どうやら自分たちが雨雲に突入してしまったようです。
豪雨。濃霧。豪雨。濃霧。豪雨。
路面は濡れているというより、水の厚い膜に覆われているという表現のほうがふさわしい。
それでも集中力切らさずに一気に駆け進みます。
後続のRX-8は普段ボクよりもはるかに高いスピードレンジのステージを走り込んでいるのですが、
実はこれほどまでの山岳路は初めて。しかも夜×濃霧×豪雨×初めての道路。手厳しい洗礼か。
シルビアを追撃中にアンダー出したりオーバー出したりしだしたのでこちらも速度を抑えます。
実はボクのほうもあまり余裕なかった(笑) 先頭だし。
しかしこんな天候の中、この2台は何しに来たんでしょう(笑) ドSですね。
本来はこちらの道から来たかったのだけど、通行止め。
そんなこんなで目的地に到着。豪雨の中、夜明けまで車内でしばらく仮眠します・・・。
そして夜明け時刻になりました・・・とにかく土砂降りです、豪雨です。本当にありがとうございました。
それでもときどきパタッと雨足が弱くなる瞬間がありましたので、急いで写真撮っておきます。
ほんと、豪雨&濃霧。
RX-8はこれまでのカーライフにおいて、これほどまでの豪雨体験は無かったそうで。
夜明け時刻から30分ほど待ちましたが、ただただ途方に暮れるばかりです。
ボク&RX-8「天気予報大外れじゃないか!」
天気予報「当たるとは一言も言ってない」
諦めて、山の反対斜面側の展望スポットへ行ってみます。
山の反対側では霧が晴れて十分な視界を得られましたが、相変わらずの豪雨です;
途中にあったスノーシェッドで雨宿りします。雨天の時の屋根って素晴らしいものですね!(笑)
車内にいれば人間は濡れないで済むけど、車体を豪雨に激しく叩かれていると心が落ち着きません。それでもボクはこういうことに慣れているのですが、RX-8のほうはだいぶメンタル面で消耗してる様子でした。慣れていないとそういうものなのでしょう・・・。
こんな天候じゃなかったらやりたいことがいくつもあったのだけど、予定を切り上げて下山することにします。
スノーシェッドを抜けたら再び豪雨と霧の世界です。もう飽きました。
下山途中で。
流れる水の膜でセンターラインすらほとんど見えません;
下山したら雨やみました。なんでやねん。
気を取り直して、高原キャベツゾーンへ向かいます。
途中のストレート区間。
昨夜の豪雨で畑の土が流れ出てきたようで、路面はドロドロ&ヌルヌル状態です。
これもまたボクは慣れていますが、RX-8のほうはだいぶ堪えたようです(笑)
途中の湖畔にて。
雨雲の下、一面に広がるキャベツ畑。アオムシの楽園でしょうか。
本日唯一の晴れ間です!(笑)
帰りの高速道路に向かって、また大きな峠を越えます。路面は濡れているけど、雨はやんでます。
そりゃもう、渾身のヒルクライムをするに決まってるでしょ。一気に駆け上がりました。
峠について一休み。ここでRX-8から白煙が上がってることに気付き、慌ててマシンチェック。
目視では異常箇所わからず。各油温計や運転フィールにも異常はなし。白煙も短時間で収まりました。
ここから高速道路までは標高差1000M以上の下りですので、様子見ながら下山します。
下山したところで食事タイムです。美味しい蕎麦が食べられるということで今回もまた期待していたのですが・・・
店のおばちゃん 「あらぁ~ごめんなさいねぇ~、今日は蕎麦まだ打ってないのぉ~」
ボク&RX-8 「なにぃぃぃぃぃ!!!?? 今日は、じゃなく、今日も、なんじゃねーの!?」
というわけで今回もまた蕎麦にありつけませんでした; なんでやねん。
泥だらけです~(笑)
その後、RX-8も無事帰宅。原因はミッションオイル漏れ→マフラーにかかって熱で発煙ということで、すでに修理の段取りもついて、リベンジツーリングに向けて準備中です。
次は晴れるといいな。
おまけ。
ドスコイ! 日本史上最強の力士の雷電でごわす。となりのドラえもんが謎すぎてツボ(笑)
ではまた。