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2020年11月14日 イイね!

アルピナ 大試乗会

アルピナ 大試乗会コロナ禍の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はGoTo利用して札幌へ行ったところ、感染者数が急増して驚いております。私自身は元気そのものですが、タイミングが…。会社も全国規模にも関わらず感染者が出ておりません。第一号にならない様に、注意するしかないかな、と思います。

さて、今日はアルピナの大試乗会に行ってきました。

まずは朝から赤坂のニコルさんのアルピナ・ショールームへ新型B3の試乗に行ってきました。













新型B3は現行の3シリーズ(G20)のM340というグレードをベースにしています。また明日エンジンはMシリーズに搭載されるS型エンジンです。

諸元としては
・直6ツインターボ、4輪駆動
・総排気量:2993cc
・圧縮比:9.3
・最高出力:462ps(5500-7000r.p.m.)
・最大トルク:71.4kg-m(2500-4500r.p.m)
になります。

さて、早速新型B3を用意頂いて試乗に行きました。コースは首都高・外苑から都心環状線を回って戻ってくるコースです。

新型B3に乗ってすぐに感じたのは車内空間の広さです。



私の愛車、E90B3に比べてセンターコンソールが1.5倍は広くなっています。助手席まで距離があり、ゆったりとした空間になっています。




後部座席も座面、足元空間共に広くなっています。ただセンタートンネルが高くなっている印象なので、3人乗車だと足元が窮屈に感じそうです。逆に2人乗車であれば従来の5シリーズ並に快適な空間になると思います。

早速エンジンをかけさせて頂き、簡単な操作の説明を受けました。最新型だとシフトレバーの使い方とかが違うんで戸惑います。

乗り出して最初に感じるのは「軽さ」です。朝一ということもありまだエンジンが温まっていない状態ですが、ほんの少しだけアクセルを踏めばスッと動き出します。その時、エンジンがパワーを出す為に動いている気配を感じません。まるで電気自動車の様な滑らかさで動きます。これは71.4kg-mという強大なトルクが為せる技なんでしょうが、スムージさに圧倒されます。

そして一般道での車線変更や交差点で感じるのは4駆のパワーです。フロントも駆動するため、グイグイ曲がっていきます。フロントが率先して曲げている、という感覚が近いのかもしれません。ここはFRのE90B3と(感覚的に)大きく違う感覚でした。

首都高に入り、継ぎ目のいなし方は驚愕です。驚きしかありません。大きな段差はしょうがないですが、首都高の継ぎ目レベルは感じさせず、フラットに駆け抜けます。また従来のアルピナほどロールしないセッティングなのか、フラット感が強いです。先程のフロントでの駆動も合わさって、フラットな状態でドンドン曲がっていきます。運転していて不安に感じる部分は全くありませんでした。

むしろ不安に感じるのはスピードの出し過ぎです。遮音性が高いこともあり、気付いたら速度が出ています。決してロケットの様な加速ではなく、あくまで自然に、ジェントルに加速します。感覚的には相対性理論の様に、車外と車内で流れている時間が違うような、そんな感じです。これは驚愕だと思います。

また5シリーズから移植されたブレーキもいい仕事をしていて、カーブ前の急減速もしっかり受け止めてくれます。といっても前のめりになる事なく、自然に止まります。試乗なので加速と減速を繰り返しましたが、安定性は素晴らしかったです。

因みにある場所で営業の方に煽られたのでしっかりアクセルを踏ませて頂きましたが、スピードメーターの速度は上がれど車内に緊張感は上がらず。不思議というか、驚愕というか…

首都高を降りた所でオーディオも少し聴かせて頂きましたが、これまた音が良く、クリアな音を奏でていました。ベースなどの低音を聴かせつつ、高音が伸びてくる感じ。気持ちよかったです。

じゃあ全く不満がないか、というとそういう訳ではありません。正確には従箱の隅っこを必死に粗探ししたレベルです。

まずはステアリングの太さです。ベースのM340のステアリングをラヴァリナレザーで巻き直しているんですが、従来の細めのステアリングに慣れていると違和感になります。また太い分、スウィッチトロニックのボタンに指が届かず、私は操作がしにくかったです。スウィッチトロニックを意識しないと操作できない、というのは、自然体を求めるアルピナとしては違和感でした。試乗中もスウィッチトロニックが操作できず、少し困惑しました。が、どれだけ操作する事があるか、というと疑問ですよね。

また車内にアルピナウッドが少ないのは悲しい部分です。ベース車で従分に高級なのですが、赤みがかったアルピナウッドで更に高めていただけに、高級感の演出が寂しくなります。

更に今回からピレリタイヤというのも違和感でした。ミシュランの様にタイヤ自体が撓んで路面変化を受け止める感覚が弱いです。ただ460馬力ものパワーを受け止める事を考えると、今回のピレリタイヤの固さは必要なのかもしれません。

試乗後、同じコースを愛車のE90B3で走りました。E90B3はエンジンの回転数と共にトルクが高まるNAエンジンの様な感覚がありますが、G20B3は無意識にドンドン加速していきます。

またE90B3は常に排気音が聞こえていますが、G20B3は高回転時の澄んだエンジン音や減速時のバックファイヤ音程度しか聞こえません。長距離乗る時は静音性が高いので快適だと思います。

また首都高の継ぎ目もE90B3でも高いレベルにあるのですがG20B3は更に上にいます。非常にジェントルな足回りです。

それでいてとても鋭い牙を持っています。この牙を隠す味付けがアルピナならではです。

今回試乗させて頂き、最新のアルピナでもボーヘンジーペン社長が目指す日常の快適性を高めて日常で楽しめる最高級車という方向性は変わっていないと思いました。それと共にE系オーナーからするとアナログ感が薄く、電子装備に守られていると感じられる部分もあります。懐古主義的な感覚になってしまいますが、遊びがなくなってしまった様な感じです。決して否定ではなく、懐古主義者の戯言に近いものです。ここは試乗ではなく、じっくり味わってみないと結論が出ないと思います。

試乗後の再確認の後は大黒PAで昼食を。っとここでE39B10-3.3に乗っているアルピナ仲間が合流。アルピナ談義を繰り広げて、お互いのアルピナを試乗しよう、と駐車場に向かった所、E39B3-V8Sが!!!急いで並べさせて頂きました。






(アルピナオーナー、愛車を並べがち)

しばらくするとV8Sのオーナーさんが戻られてきて、早速ナンパ(笑)からのお互いの愛車を試乗会になりました!

まずはE39B10-3.3。これは軽快な直6NAエンジンでした。自然な回転と軽く動いていきます。後部座席でも軽さを感じられました。

対してE39B10-V8Sは圧倒的重厚感。ドッシリと重いクルマが動いている感じは後部座席で感じることが出来ました。

排気音も3.3はトランペットの様な中高音も奏でますが、V8Sはトロンボーンの様な低音を奏でています。同じクルマでありながら、知らないで乗ると全く別のクルマの様でした。乗り味が全く違います。エンジンが違うだけでこんなにも違うか、と思えると思います。ここはやはり直6とV8の両方を所有するしかないのかもしれません。
※名古屋にアルピナ直6とV8、両方を所有されている方がいらっしゃいますが、大正解と言うことが分かりました。

最後に私のE90B3を試乗頂きましたが、「マジで最高!」と評価頂きました。普段自分で運転していて当然と感じてしまってる事が、他の方に運転して頂くと改めて感じて頂けます。リジカラとCPMが入っているので本来のアルピナではありませんが、これも込みでバランスがいいとの事。これは嬉しいですよね。助手席に乗っていて快適至極で、足回りの更新は不要に感じてしまいました。

試乗会の後、アルピナオーナー3人で談笑。初見でナンパしたにも関わらず試乗会させて頂き、V8Sのオーナー様には感謝しかありません。

結局今日は
・G20B3
・E30B10-3.3
・E39B10-V8
と3台ものアルピナに試乗させて頂きました。普通では絶対にできない様な試乗会です。ひとえにアルピナ界隈の皆様のご厚意な部分があります。貴重な体験が出来た1日でした。それと共に愛車のE90B3にますます気に入ってしまいました。たまには浮気も必要ですね(笑)
Posted at 2020/11/14 21:05:41 | コメント(1) | トラックバック(0)

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