
前回始めてタイヤウォーマーを使いましたが、せっかく温めたタイヤも、車に装着して着地して走行準備に入ると、あっという間にタイヤが冷えてきてしまうことも分かりました。
その多くは、ホイールからハブに伝わって熱が逃げて行ってしまっているようです。
以前にファイヤー安藤さんのEVO9のタイムアタック号を筑波で観たときは、タイヤを何セットもまとめて、強烈なファンヒーターでホイールの内側から温めているのを見たことがあります。
そこで、タイヤウォーマーで温めている間に、なんとかホイールも暖められないか考えて試作してみました。
地面にはコストコで買ったタイヤキャスターの上に、タイヤウォーマーを巻いてタイヤを積み重ね、タイヤウォーマーの電源は入れずに何通りかテストしてみます。
天板には、カインズホームに売っている、Φ600mmの木の板の真ん中に、ドライヤーがすっぽり入る穴を開けて、一番安い1200Wのドライヤーでどの位暖かくなるかテストしてみました。
室内でタイヤ削りした後なので、ホイール表面温度は11度からスタートです。
ドライヤーで1時間暖めてみました。
一番上のホイールの温度は36度、
一番下のホイールの温度は22度でした。
効果はあるようです。
だいたい想定通りです。
次は、ダンボールとファンヒーターで、下から暖めてみました。
下から温風が行って、上から抜けなくてはならないので、ドライヤーの穴は塞がずにやってみました。
1日置いたので、ホイールの温度は約0度まで下がっていました。
1時間後、一番上のホイールの温度は34度でした。
下から2番目のホイールは37度でした。
この後、天板の穴を塞いでみたり、天板の横の隙間を目地してみたり実験しましたが、一番下のホイールの温度と一番上のホイールの温度差は埋められませんでした。
下からはファンヒーター、上からはドライヤーで2時間以上タイヤウォーマーとセットで暖めることが出来れば、かなり有効な気がします。
ファンヒーターとタイヤの間の段ボールや、目地の荷造りテープのところからも熱がかなり逃げているので、本番はアルミ断熱シートでもっと厳重に断熱します。
しかしドライヤーも使うとなるともう一台発電機が必用になります。
どうしようかなー?
Posted at 2022/01/27 17:03:00 | |
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