今度は違う視点からガソリンスポーツカーの価格が上がる理由を説明します。
長いけど独り言ですからね。
近年、高級腕時計やスニーカーも凄い価格高騰するモデルもあります。
これと同じ事、又はそれ以上にガソリンスポーツカーに起きるのでは無いかと予想しています。
話は飛びますが、日本が1991年以降長い間デフレに苦しまされてきたのは、複数理由がありますが、私は当時の日本の技術力が突出して優れていたからと言う事も理由の一つと考えています。
今ではテレビは日本製だろうが中国製だろうが基本的な性能に大きな差は無く、壊れなくて当たり前ですが、当時の家電製品はそうでは無く、中国製ならまともに使えない物がたくさんありました。
50インチの液晶テレビが発売されたばかりの頃、価格は100万円程度しましたが今では5万円位ですかね?、ここではテレビを例に出しましたが、テレビだけでは無く、技術の進歩はデフレを促進させるんです。
ですが中央銀行は価格上昇率を維持しようとします。じゃないとデフレになってしまうからです。
少しずつ話を戻していきます。
ここで技術が進歩すると物は安くなりますが、進歩しない物は相対的に価格が上がる現象が発生します。
それが、自動巻きの高級時計の価格が上がる大きな原因の一つで、スニーカーにも同じ事が言えます。
もう少し広げると、技術力の進歩に関係ない物、例えば金とか土地の価格もこれからは上がり続けると思います。
ここ最近急速にガソリン車から電気自動車へのシフトが進むような風潮になってきました。
ガソリン自動車、特にスポーツカーの開発は終わってしまったので、ここで進化を止められてしまったんです。
腕時計は、まだ旧態依然とした自動巻きのモデルが新発売されるにもかかわらず価格は上がっています。
ガソリンスポーツカーは、近い将来新発売しなくなるので、もっと凄いことが起こる可能性があります。
心配な点は、将来ガソリンスタンドが急減してガソリンインフラが無くなってしま事ですが、高級スポーツカーに関しては当面心配していません。
マクラーレンF1GTRは、今売買されるとしたら20億円以上だと思いますが、これを買った人は普段乗っているのでしょうか?
たぶん乗っていないはずで、買った理由は歴史に残る凄い車を持っているという所有欲のはずです。
なので、1000万円を超えるような高級スポーツカーは、絵画のように価値が残り、そうは衰えないと思っています。
とは言え、時計もそうでしょうが何でも上がるわけでは無いようです。
たぶん時計はロレックスのデイトナあたりが最初にガンガン上がりだして、その後に素性の良い数モデルの価格が上がると言う構図だったはずです。
R35 GT-Rは、おそらく歴史に残る名車で、デイトナのように最初にガンガン価値の上がる存在になるでしょう。
SW20のMR2を500万とかで買ってもダメだと思います。
Posted at 2022/04/13 09:46:18 | |
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