R35 GT-R NISMOは、乗ってみたらだんだん良くなってきました^^
とにかく驚くのはハンドリングのシャープさ、軽快さです。
車両重量が1720kgでフロントエンジンなのに一体どんなことをしているのか私の頭の中ではまだ理解できていません。
ちなみに購入時にハイパフォーマンスセンターでアライメントを調整してもらっているのでアライメントの心配はありません。
ステアリングニュートラルからのステア初動がかなりシャープなのでBSのスポーツタイヤ、ポテンザのRE-71RSやRE-12Dを履くとシャープすぎて難しくなるかもしれません。
少々ダルな感じのアドバンのA052あたりなら合いそうです。
ブレーキですが、「ブレンボなんてAPとかのレーシングブレーキに比べてファッションブレーキでしょ」なんて馬鹿にしていましたが、コントロール製はかなり良いです。
もちろんサーキットでフルブレーキングしたわけではないですが、踏み始めの制動が押さえられていてミドルコーナーの微妙な車勢コントロールがしやすそうです。
ブレーキが効かないと言う人も多いと思いますが、私はしっかりブレーキを踏めるタイプなのでおそらく問題ないです。(マクラーレン比較試乗会等でフルブレーキングの比較をさせてくれたりするのですが、フルブレーキで最短制動距離で停まれる人ってけっこう少ないです、ABSが付いているのに)
ハンドルが大きくて(Φ37cm?)コラム固定のパドルには慣れそうもありません。
三ヶ月3000kmの保証機関が過ぎたらこれはステアリング連動型に取り替えたいです。
パドルを取り替えたら、パドルの剛性も上がることを期待します。
DCTの変速レスポンスが極端に悪いわけではないですがイマイチです。
マクラーレン600LTと比較しては可哀想なのかもしれません。
これも保証機関が終わったら最新のTCMに入れ替えたいです。
エンジンですが、同じ600馬力の600LTの車重1360kgに比べて1720kgもあるからと馬鹿にしていましたがもの凄く速いです!!!
600LTとは最高出力発生回転数が違って、おそらく中間馬力が厚いんだと思いますがかなり速くてビックリしました。
やはりショックアブソーバーの出来が悪くて惜しいです。
DCTの出来と、ショックアブソーバーの出来が悪いだけで車の評価が落ちてしまっています。
これも最新型のNISMOでは改善されているのでしょうか?、値段がかなり違うので良くなっているのでしょうね。
ショックアブソーバーは、Rモードにするとかなりバランスは良くなります。
この車は常時RRRモードが良いと思います。
ロータス・エキシージやS2000・マクラーレン600LTは、どの車もフロントタイヤを自分の手で、リアタイヤを自分の脚で操作している感覚(人馬一体感というのでしょうか?)があるのですが、R35 GT-R NISMは、何か1つ間に入っている、旨く表現できませんが例えばプレイステーションのコントローラーで車を操縦しているような、人馬一体感が少ないのでフルスロットルにするのがけっこう怖いです。
マクラーレン600LTは、R35 GT-R NISMOより速いと思いますが、自分の手の内にある感じがするのでこんなに怖くないです。
自分が今まで乗ってきた乗り物と少し違う乗り物のようで、これはこれでまた乗りこなす喜びが沸いてきました。
以上、MY15 R35 GT-R NISMOのセカンドインプレッションでした。
Posted at 2022/03/29 09:06:46 | |
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