
今販売されているスポーツカー、トヨタ名「86(ハチロク)」・スバル名「BRZ」の元になった車のお話です。
スタートは1973年。その頃の一般大衆車と言えば「カローラ」でした。日本で一番売れていた車です。
そこでトヨタは、若者向けにスポーツタイプを買って貰おうということで、
「カローラ レビン」
「スプリンター トレノ」
この2車種を発売しました。この頃は高度経済成長期で、瞬く間に売れたようです。
駆動方式はFR、エンジンは2TG(1600ccDOHC)で、その当時としては本格派でした。
売れたと言っても、本当に好きな人しか乗ってなかったようです。それから9年後の1979年にフルモデルチェンジした
「71レビン」
「71トレノ」
が発売されました。デザイン的には近代化されましたが、中身は大きく変わらず駆動方式、エンジンは前と同じ。
ぼちぼちという感じでしたね。
因みにこの頃私も免許を取得し初めて買った車が、レビンでは無く、そのダウングレードの1500ccの形だけ同じの型式が「AE70」でした。レビン/トレノは上の画像のようにサイドストライプが2本線が象徴だったので、テープを買ってなんちゃって仕様にしてました(^-^;)
そして、1983年に伝説のスポーツカー「ハチロク」が登場!
「86レビン/トレノ」
この頃になると、若者達はこぞってハチロクやホンダのシビック、マツダのファミリアを買って競いあってました。
私も御多分に漏れず、この車を買いました。
この頃は、サンルーフがついていると女の子にモテるよと言われ、付けたもんです。でもあんまり関係無かったですね
(T_T)
これが、アニメの「イニシャルD」の原点ですよ!
この車を買ってから、本当に毎日走りまくってました。また弄りも、その頃余り有名では無かったのですが、レースドライバーの土屋圭一さんが、ハチロクを見事なまでに操る映像を見て、色々弄って(ボディ補強・吸気系・足回り)楽しんでましたね。何故トレノにしたかはヘッドライトが点灯時にアップするリトラクタブル式が、カッコいいと思ったんです(^-^;)
そんな感じで遊んでいたのですが、走り仲間の1人がマツダの「RX-7」型式FC7を買って、一緒に走ると速さの違いに愕然としてました(>_<)
そう思っていた1987年に「レビン/トレノ」もフルモデルチェンジして、90系になりました。駆動方式はFFになり、ハチロクとエンジンは同じだったのですが、スーパーチャージャー着きの「GT-Z」というグレードが追加になったのです。
ボンネット中央にエアインテークがついているのが特徴です。
それを見て飛びつきました!今までライバルのシビックに勝てず、RX-7には突き放されて来たので、これで何とかなると思いました。
案の定、シビックには負けず、RX-7にはスタートダッシュならついて行けるようになったのです。う~ん、懐かしいなぁ(^^)d
それから暫くして、スープラへの憧れを現実にして「レビン/トレノ」から、アップグレードしました。
その後、「レビン/トレノ」は
100系
110系
この2つのモデルチェンジを経て、2000年に販売終了となりました。
この頃からミニバンブームでしたね。
という訳で、今考えてみると20年サイクルでスポーツカーブームが来ている気がします。これも自動車メーカーの戦略かな?
以上、親父のぼやきでした。お休みなさい(^^)/
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旧車 | 日記
Posted at
2019/09/18 01:06:09