
Take A Look Back At Audi TT Concepts Through The Years
レシプロエンジンでの次世代モデルはない(どころか、モデル名自体が消滅)ことがほぼ確定的な、TT、
小生からのレクイエムとして、
その誕生からの歴史を振り返り、過去には考えられたこともある、コンセプトモデル、9車を、
少し古いですが、今を去る1年前の2018年7月に、米国自動車情報サイトのMotor1.comに掲載された記事から紹介します。
今日と、明日以降の2回に分けてエントリ投下します。
今日はその1回目(1/2)
なお今回は写真のみで、動画はありません。
なぜって、
それは、走っている姿がほとんど公開されていない(もしくは、ひょっとして走ったことすらない)からです。
記事本文の要旨は次の通り、
Some were pretty cool, others not so much.
かなりクール(カッコイイ)なのもあれば、それほどではないのもあった。
The TT debuted in 1998 and we’re only three generations into the line, but there have been all kinds of TT concept cars through the years.
TTは1998年にデビューし、我々が目にするのはわずか3世代だけだが、何年にも亘って、 あらゆる種類のTTコンセプトカーが世に問われてきた。
Here’s a quick look at some of the TT concepts that could’ve seen the light, and perhaps thankfully, some that died on the operating table.
ここに、世に出ることができたTTコンセプトのいくつか、そしてタブンありがたくも手術台で死んだもののいくつか(小生注、しっかし、なんちゅー表現、でも英語でこう書いてあるんだから仕方がない)に目を通そう。
Audi TT Concept

そのコンセプトモデルのデザインが初お目見えし世間の耳目を集めたのは、1995年のフランクフルトモーターショーが始まりだった。
その姿(shape)は、それまでのどのAudiのモデルから思いっきり離れたもの(drastically departure)で、量産モデルは1998年に、ルーフと他いくらかの変更を受けただけで、コンセプトほぼそのままに出現した。
Audi TT Shooting Brake Concept

その歴史上、TTベースのshooting brake コンセプトの系譜は二つ。
コイツはそは最初のもので、2005年の東京モーターショーでデビュー。
TTのキモチ実用的なハッチバックの方向性を探るという明白な役割があったが、その役目はすでにA3によってカバーされていた。
Audi TT Clubsport Quattro Concept

このspeedster-inspired conceptは、第2世代TTの登場に次いで、その便乗効果に乗っかったもの(原文:rode the coattails of momentum、かなりムズかしい表現!)。2007年のオーストリアWörthersee(ヴェルター湖)チューナー ショーでベールを脱いだ。TT ロードスターのハードコア版として作られ、ボンネットフード下には、300馬力の2L TFSIがデュアルクラッチトランスミッションに繋がれて収まっていた。
Audi Allroad Shooting Brake Concept

Audi2度目の、より実用性を求めたshooting brakeで、2014年の 北米 International Auto Showで発表。このクルマ、TTの名は冠していないが、TTベース。
Audi TT Offroad Concept

デトロイトでのAllroad Shooting Brakeデビューに続き、2014年、北京モーターショーにおいて、Allroad延長線上で、Q5同等サイズ、TTオフロードが登場。
当時のAudiは、第3世代でクロスオーバー寄りのTTをラインナップすることに非常に興味を持っていたようだが、すでに他のモデルでこの分野はカバーしており、量産化実現は果たせなかった。
と、今日は、ココまで。
明日以降、2回目(その2/2)として、Audi TT Sportback Conceptから始まる4台のコンセプトモデルを紹介します。
Posted at 2019/09/30 20:28:58 | |
トラックバック(0) |
海外記事紹介 | 日記