銀えりのブログ一覧

　エリパで見つけた強化エンジンマウントを装着して、おおよそ１ヶ月と２週間位。

　ウェットではありますが、スポーツ走行も経験したので、装着後のインプレッションをまとめてみようかと思います。








●街乗り
　エリーゼ号の使用の大半は街乗りですから、やっぱり街乗りの乗り味は重要なポイントです。
　まずは、エンジンの振動の伝わり方。
　装着してすぐは、そんなに気になるレベルではないなぁと思っていました。
　実際に信号待ちなどで止まっている状態では、それほど大きな違いはありません。バックミラーに伝わる振動で、像のブレが気になる程度です。

　・・・が、少し荒れた路面を走行してみると、明らかに乗り心地が悪くなったことが判ります。
　どうしてそうなるのかという理屈はいまひとつわかりませんが、路面からの振動をタイヤ経由でエンジンが拾って、その振動がボディをゆするという伝播経路になるのでしょう。
　ナビシートに載っているMｙ嫁あきちゃんも『前より寝難くなった』と言ってます。

　峠道を走ったりするとシフトチェンジがスムーズになったり、アクセルのオンオフに対する車の反応が良くなったりとメリットが多いのですが、こうした普段乗りのデメリットと天秤にかけると・・・若干デメリットの方が多いかもしれません。

●スポーツ走行
　前述の通り、アクセスのオンオフに対する車の反応が良くなりました。
　シフトもスムーズになり、ドライ状態でなかったのが残念ですが、横Gがかかった状態でもシフトが渋くなったりするようなことはなくなった様です。
　でも、これはドライ状態でもう少し様子をみる必要がありそうです。

　意外だったのは、リアのグリップが増したこと。
　グリップが増したというのは正しくないかもしれません。
　以前であれば、完全にスピン状態になっていた状況でも何とか立て直すことができたり、そのままの角度を保ったまま、車が前に進む様になりました。
　これは、なかなか楽しみな変化です。
　是非、ドライ路面で再チャレンジしてみたいところです。


　・・・ということで、総合的に考えると、メリットとデメリットは・・・トントンというところでしょうか。
　街乗りの乗り味の悪さは、人によっては耐え難いものかもしれません。

　交換はそれぞれの方のエリーゼ号の使い方を考えて、慎重に検討することをオススメします。


　私は、それなり気に入ってますけど・・・My嫁あきちゃんは、そうでもなさそうです・・・(;^_^A