おだし～のブログ一覧

とは言え、先週末ですが・・・。
今週は忙しくてブログどころじゃありませんでした。

と言うワケで遅くなりましたが、福島の状況のご報告です。

まず、東北道の様子から。
先日もお伝えしましたが、東北道は上下線とも白河インターから福島西インター間の路面状況はかなり悪いです。

ポイントとしては、橋の前後や土盛り区間にある立体交差（農道など）部分の前後にゆがみが多くみられており、おそらくコンクリートの橋脚部分はそのままにと土盛り部分が陥没した事によるゆがみかと思われます。

昼間に走行する分には新しいアスファルトが目立つので良いのですが、夜間は見えにくいので走行には十分注意が必要です。

また、路肩部分の崩れも数箇所見られました。

一応補修されていますが、緊急車両や支援物資の車両を通行させるために応急的に補修してあるので制限速度は守った方が賢明です。


続いて伊達市の状況ですが、阿武隈川にかかる橋の補修はだいぶ進んでいるようです。ただし、こちらの補修も応急的なものなので結構段差は大きいです。

実家のある梁川は小学校が危険建築物となってしまったので、近くの中学校に登校し、そちらの空いている教室で授業を受ける事になります。

私も空いている時間に町内を回って見ましたが、不思議な事に平屋であれば築40年以上の建物でも瓦も落ちず、震災前と変わらないんですよね。
まぁ室内の家具なんかは倒れたりしたんでしょうけど、建物自体は無事なんですよね。
おそらく重心が低い建物ほど振られなかったんでしょうね。

で、問題の実家の状況ですが、パッと見は何とも無いのですが、よく見るとひび割れ多数で、特に２階の外壁は余震でひび割れが進行しています。

実家の造りは一般的な木造家屋ではなく、ブロックを積み上げた建築物であり、しかも築45年。
当然現在の建築基準法に全く合わないものなので、強度的にも問題あり。
ひび割れもブロックに沿って入っており、倒壊した場合はおそらく粉々に崩れる可能性が高く、木造よりも生存スペースが極端に少ないみたいです。

この事から、赤紙になっちゃたみたいです。
現在、建築士の友人に対策を考えてもらっていますが、ちょっと難しそうです・・・。


ちなみにそんな実家で先週の震度5強の余震を体験しましたが、本気でビビりました（汗）
まさか本震から1ヶ月経ってそんなに大きい地震が来るとは思いませんでしたから・・・。

というわけでご報告でした。


次回から通常の内容を取り上げますね～。


それでは。

本日は実家の建物のチェックとお片付けで一日が終わってしまいました。

どうも建物の２階がヤバいらしく、四つ角のうちベランダ側の壁にひび割れ多数…。

少しでも２階の重量を減らそうと２階をメインに大掃除となった訳です。

何年前の？ってくらい昔の荷物が出てきたり、私や弟が小学生だった頃の図工の作品やおもちゃが多数発掘されました。

懐かしいな～と思いながら片付けるんですが、さすがに自分達の思い出の品を捨てるのは寂しかったですね。

一応ミニカーなどは捨てずに保存しましたけどね。
ボロボロだけどダイヤペットの西部警察のマシン達は捨てられなかったですね（汗）

また、夕方からは建築士の友人(ってか先輩)に再度今のリスクの説明してもらい、今後の対策についての検討をお願いしました。

ブロック積みの建物なので木造住宅とは違った対策が必要だそうな。

先日の見立てでは大きな地震が来たら２階から倒壊するであろうとの事ですが、年金生活の両親だけではどうしようもないので、今後も検討が必要です。

さ～て、どうすっかなぁ…。

本日夕方、無事に福島県伊達市に到着しました。


移動中、各県警のパトカーの集団に出合いました。

まず首都高で広島県警のゼロクラウンが５～６台、東北道では大阪府警のバスが３～４台。
警視庁のゼロクラウンも数台見かけました。

また各サービスエリアではどこの県警かは解りませんがバスが５～６台は見かけました。


東北６県で70台の緊急車両が被害にあったそうですが、まさか広島から自走で来るとは…。

改めて全国から援助が来ているんだなとちょっと感激して涙が出そうになっちゃいました。

最近涙腺が弱いんですよねぇ。


なお、東北道の下りは福島県の白河インターから福島西インターの区間で路面が波打った箇所があり、修正はしてあるものの、所謂チンサムロードのようになっているので注意が必要です。

とりあえず、本日のご報告はこのくらいです。


それでは。

タイトルのとおり、明日の午前中に実家のある福島県伊達市に行ってきます。

震災から３週間が経過していますので、実家や地元の友人に必要なもののリクエストを募ったところ、食料もあるしガソリンも制限はあるものの届いているとの事。

今回の帰省は実家の状態の確認がメインですけど、何も持って行かないのもねぇ。

というわけで、クルマ屋らしくガソリン80リッターを持っていく事にしました。
ただ、携行缶なんてデント屋さんでは普段必要が無いため持ってませんでしたので、取引先の業者様より携行缶をレンタルしていただきました。


ただ、今回の帰省に関して、娘が反応しています・・・。
「パパが帰って来なくなるんじゃないか、死んじゃったらイヤだよ」
と泣きながら傍を離れません・・・。

普段から泊りがけで出かける事がある私ですが、こんな反応は初めてです。


明日から５年生になる娘ですが、もうＴＶのニュースで何処が大変なのか、どれ程危険なのかわかっているようで、『福島＝放射能＝危険』という図式があるようです。

振り返ってみると、震災後から娘の精神状態がちょっと不安定なんですよね。
所謂、情緒不安定といいますか・・・。

ＴＶからの情報を理解している分、成長したなぁと思うのですが、反面ＴＶから流れてくる被災地の惨状を散々見ていた事を考えるとトラウマにならなきゃいいんだがと思ってしまう自分もいます。

まぁ、伊達市は地震の影響はかなりあるようですが、放射能の数値もそんなに高い
わけではないので大丈夫だよと娘には伝えましたが。

でも携行缶を積んでの移動はちょっと怖いですけど（汗）


というワケで、明日行ってきます。

最後に携行缶を快く貸し出してくれたパーフェクトスタイル様とそのご友人の皆様、、Ｙ’ｓガレージ様、本当にありがとうございました。