
エコエコアザラク、エコエコザメラク…
ヌゥヲヲヲ今回は特に強い呪文が必要じゃあ。
なんせマツダのマツダによるマツダの為の試乗記である。
MAZDA謹製、最長72時間モニターにて
CX-80試乗記の御報告である。
XD Exclusive Mode
SKYACTIV-D3.3 2WD(8EC-AT)
7人乗り ¥5071000
4990✕1890✕1710mm
車両重量:2010kg

デッカ! 何アレ!?コッワ!…

デカイです。
まぁ大概の大型車と並べて見劣りは無い。
国産車であれば隣りで肩身の狭い思いをする事は皆無であろう事請け合い。
フォフォフォ。

まァ、身体は大きいのに意外と恥ずかしがり屋さん
何にも見せてくれないのネ。( ´,_ゝ`)
丁度1年前に試乗したCX-60はガソリン車だったため体感出来なかったが、
やはりSKYACTIV-D3.3の
もりもりと肉を付けて成長するかの如きトルクは
この機種を搭載する車種の価値そのものといって過言では無いように思える。
如何なる速度帯からでも期待を越える加速を見せてくれる。

言うなれば、
"巨大なスポーツカー"。
操作をゆっくりと行うならば、
それはたおやかに、巨鯨のような優美さだが、
スポーツカーの様に扱えばスポーツカーの様に応えてくるのである。
一体、何故か。

ロール抑制がかなり効いている。
キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)の効能による所であろうが、
通常の交差点右左折からしてロールが少なく感じられる。
我が家のコアファイター、カローラフィールダーと比較しても、である。
重量2tに全高1700越えてこのパフォーマンスは凄い。
その乗り味に加え、加速時はモチロン、
減速の際にフォンフォンフォンと
多段変速を主張してくる辺り。
妙だ…、さっき俺は確かに鯨に乗り込んだハズなのに。
こりゃあ、ギャップ萌えてやつですかい?

グリルインシグニア
優雅なキャラクターにこういった識別標識は、少々平民的かもしれぬが
そこはσ(*´Д`;)の様なストロングスタイル庶民にとっては大歓迎である🎉

居並ぶACスイッチ群。
インテリアに関して。
まずドライビングポジションの調整については、これはもうBe a Driver.マツダの本懐と言いますか、
各部調整が至れり尽くせり、
「合わない」とは言わせない意地が伝わって来る。
AC操作類もインパネ中央下部に
薄く集積され非常にスマート。
ただこれだけ横一線に一様に並べられると
目視せずに操作できるまでに
寿命が来そうじゃわい。
( `ハ´)フォフォフォ

BOSEサウンドシステム
相変わらず、マツダさんとこのボーズさんは、
聴かせてくれるわい。
いつも聴いてる筈の音源から
聞いたこと無い音が聞こえまくる。
(普段、どんなんで聞いてんのかーい)

隣りがどんなプレステージなクルマであろうと…。
「負けていない。」
このことが、満たしたい所有欲に於いて
如何に説得力を放つかは明白。
仮に隣りが外国車であれ、
大抵はこの大きさで凌駕する事となろう。

反面、駐車は、、、
うっぐ。
一般的な駐車スペースだと、身をよじり、車格にそぐわない情けない声を上げる事となる。
CX-80はイオンとかに行ってはいけない、
逆の立場から言えば来ないで欲しいクルマだ。
…
ちょっと気になってしまった点が一点、
アイドル時の風切り音の様な音?
例えば信号停止中なんかに、
走行していないのに走行音のような
風を切る音が、
割と耳に近い箇所で聞こえてきた。
たぶんダッシュパネル内とは思うが、
ファンが回っているような、風の音である。
NVH抑制が効いて、至極静謐な車内、
助手席の奥様の声もよく聞こえ、
声の周波数帯と干渉しないようノイズ抑制しているのではと勘繰ってしまうほどなだけに、
なおさら気になってしまった。
ともあれCX-80、
アッパークラスSUVを体感するに充分過ぎるパフォーマンスである事は
理解した。
CX-60のネガを如何に回収出来ているか、
マツダのフラッグシップとして避け難い使命と云えるだろう。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2025/04/19 15:14:45