『What makes Toyota’s next mega talent unique』
ユヴァスキュラでの夏の祝賀ムードは今に始まったことではなく、この競技の重要な伝統の一つで、モクシやウッリアといったステージでの初勝利は、決して忘れられないものとなり、それらのステージでの成功は、将来のワールドチャンピオンへの確かな足掛かりとなることが多い
一般の人々にとっても、それは明らかだった。先月初め、19歳のジャスパー・ヴァヘルがトヨタ GR ヤリス Rally2のルーフに立ち、ヒョンデのワークスドライバーであり、ユヴァスキュラで開催されたもう一つのラリーの勝者でもあるエサペッカ・ラッピを1.6秒差で下したことを祝った時のことだ
今週の日曜日にも、フィンランド中部で再びシャンパンを浴びる瞬間が訪れることは間違いないだろうが、ヴァーヘルが7週間前のユヴァスキュラで見せた走りは、極めて印象的なものだったのは、フィンランド・ラリー選手権の第5戦であり、彼にとって四輪駆動車での参戦はまだ7戦目という状況でのことだったからだ
当然ながら、こうした結果は彼への注目度をさらに高めることになり、私も皆さんと同様、2週間前に母国エストニアで開催されたWRC戦を前に、ヴァヘルについて多くの噂を耳にしていた
ヴァーヘルとの初めての対話を前に、私はこの19歳のエストニア人がメディアとどのように接するのかに興味を抱いていた
2000年代初頭にマルコ・マルティンと初めて話した際は、共通の友人であるマイケル・パークやマネージャーのポール・ターナーが、打ち解けるきっかけを作ってくれたものだったが、それから10年後、今度はマルティン自身が、年下の同胞であるオイット・タナックを紹介する際に、その役割を担っていた
メディアに対するヴァーヘルの自信に満ちた態度は、すぐに際立って見えた
ヴァーヘルの場合、そうした「氷を溶かす(緊張をほぐす)」ようなきっかけは必要なく、握手は力強く、視線もしっかりと合い、関心を持って話を聞き、同時に興味深い人物でもあると言うより、むしろ魅力的とさえ言えるだろう
確かに、彼は土曜日の朝にクラッシュしてしまいましたが、それは大した問題ではなく、ヴァーヘルの進むべき道は明らかだからです
最初の質問は、ユヴァスキュラでラッピを打ち負かしたことについてでしたが、彼の答えは、思慮深く、落ち着いたものでした
「いい仕事ができたと思います。勝利に値する走りだったと思います」と、彼は言いました
中等教育を終えたばかりのヴァーヘルですが、歴史に対する理解は確かで、その歴史を塗り替える可能性は凄まじいものがあります
実際、彼はすでにその一歩を踏み出しています。トヨタ・ガズー・レーシングのWRCチャレンジ・プログラムに迎え入れられた、初の非日本人ドライバーなのです
「正直なところ、夢が叶ったし、間違いなく一生に一度のチャンスです。本当に誇りに思います。このことの本当の大きさを、まだ完全には実感できていないかもしれません。でも、とにかく自分にできるベストを尽くし、すべての瞬間を楽しもうと思っています」と、彼は微笑みました
Rally2での初シーズン、ヴァーヘルは猛スピードで走り、限界に挑んでいます
フィンランド・ラリー選手権やヨーロッパ各地での限定的な参戦といった、比較的穏やかな環境から一転、WRC2の激しい競争の世界へと足を踏み入れ、戦いのレベルは一段と高まり、デルフィ・ラリー・エストニアでの早期リタイアは、緊張をほぐす助けにはなりませんでしたが・・・
「それほどプレッシャーは感じていません。プレッシャーというのは、自分で作り出しているものだと思います。今年は、大きな結果を期待するにはまだ少し早い時期ですから」と、彼は言いました
ヴァーヘルには、若々しく爽やかな率直さがあります
例えば、デルフィ・ラリー・エストニアに向けた準備期間について話す際、彼は開幕の1週間前から指折り数えてその日を待っていたと明かしましたが、ここフィンランドでも同じことでしょう
彼はここ2週間で2度目となる、世界ラリーのWRC2におけるトップレベルのドライバーたちとの対決に臨みますが、その中には、同じく速さを誇る同郷のロバート・ヴィルヴェス、ロメット・ユルゲンソン、パトリック・エノクといったライバルたちも含まれています
「現時点では・・・Rally2カテゴリーには、非常に速いうえに参戦に必要な資金も確保しているトップレベルのエストニア人ドライバーが数多くいます。ですから、今のエストニアのラリー界は史上最高の盛り上がりを見せていると思います」と、ヴァヘルは語った
「昨年はそれほど多くのドライバーがいませんでしたが、今は違います。Rally2カテゴリーにこれほど多くのエストニア人がいるのは本当に素晴らしいことですし、彼らと自分たちを比較できるのも良いことですね」
そうした比較は避けられないものではあるが、少なくとも現時点では無意味なことでもある
エストニアにおける過去の汚点など忘れてしまおう
これはヴァーヘルにとって新たな章の始まりであり、このバルト三国の一国が築き上げてきた、驚異的な成功を誇るラリーの歴史に新たな1ページが加わる瞬間なのだから
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フィンランド・ラリー選手権のSM ユヴァスキュラ・ラリーでの優勝後、ユホ・ハンニネンは、ヴァーヘルがラリーで成功するための方法を既に深く理解していると語っていたのですが、記事の著者であるラリージャーナリストのデビッド・エバンスはインタビューから、精神的にも成熟していると感じた様ですね
スペインでのグラベル選手権ながら、Rally2カーで5戦目にして総合優勝を飾るなど、速さに疑う余地は無く、まだ19歳ゆえに、オジェやローブのチャンピオン獲得回数を塗り替える様なドライバーになるのではないでしょうかね
次世代ドライバーが確実に育っているトヨタは、当分安泰でしょうね
Posted at 2026/07/31 20:54:13 | |
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