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ユリノキのブログ一覧

2010年12月17日 イイね!

【単発?継続?】間違いだらけのヘッドフォン

【単発?継続?】間違いだらけのヘッドフォンとりあえず、単発で書いてみる。もし需要があるようなら継続するかも。

というわけでお試し版。第一回目は選ぶ基準って何?から入ります。

いまやヘッドフォンは一つの文化として定着するほどブームになり、町で見かけることも多い。

携帯オーディオの付属のイヤホンから乗り換えようとする人も多いだろう。

大きな電気屋へ行けば膨大な種類のヘッドフォンからチョイスできる。

そこで、ベストエフォートを探すためには何が必要か。
どういう手順を踏んで選ぶべきか。
今回はそこに触れてみたい。

私にこういうヘッドフォンが欲しいんだけどという相談を持ちかけてくる人間はたいてい「音」で指定してくる。
しかし、「音」は一番重要なファクターなのだろうか。
確かに「音」は商品だけを見れば一番の価値を持つ。
だが、想像してみて欲しい、ホーム用の大きなヘッドフォンで街中を歩く自分の姿を、頭の形に合わないヘッドフォンに苦しむ自分の姿を。

私が提唱するヘッドフォンにおけるファーストプライオリティーは掛け心地である。
たとえば、音の良いヘッドフォンを作るメーカーとして有名な会社の一つであるSHUREを例にとってみよう。

SHUREはスタジオ機材を中心に製造しているメーカーで、ヘッドフォンもモニター用機材の一つという立ち位置で製造している。
当然、スタジオモニターなので、一曲録音する時間だけ掛けられれば良いし、遮音性、音の再現度は命とも言える。
そうなると、頭に対し、ユニットを左右からできる限りの力で押さえつける方が断然有利だ。

当然、長時間のリスニングは視野に入っていないし、ましてや力を掛けて押さえつける構造なので頭の大きい人間には不向きだ。

合わない人は5分で頭が痛くなるから駄目だという。
合う人は音の再現度がいいから物凄く良いという。

レビューをやたらみると混乱してくるのはこういう個人差があるからだ。

選ぶに当たって、まず一番は掛けてみてあたまが痛くならないこと。
痛みに耐えてまで音楽を聴く価値はあるのだろうか。

音楽はそもそも快適に過ごすための手段の一つだ。
その手段が音という目的の為に快適さを失ってしまっては本末転倒である。

今回のオススメ
Audio-Technica ATH-A500
大きさと素材の安っぽさはあるものの、Audio-Technicaの特許構造のX-Wingテクノロジーにより掛け心地は抜群に良い。
値段も7000円程度とハイエンド方面に手を出す取っ掛かりには最適なモデル。
同社のA900とは流石に格の違いをまざまざと見せ付けられるが、他社の1~2万円のヘッドフォンと比べても遜色の無い音。
X-Wing全般に言えるのだが、ヘッドパッドがプラスチック製のバーに引っ掛けてあるだけなので、持ち歩くと、ヘッドパッドを落としたり、固定用のバーが折れる可能性が高いので要注意。
Posted at 2010/12/17 21:04:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 薀蓄 | 日記
2010年09月27日 イイね!

鍍金雑考

最近オーディオファイルなネタを書いていないのでたまにはと思い重い腰を上げてみる。

端子のメッキに関して。

よく金メッキの商品を見かけますよね。
あれに関して書いていこうかなと。

金メッキの特徴から。

金をメッキしてますって言うとそのままだなw
表面を金で覆ってます。

何故そんなことするのかというと・・・

・ほかの素材に比べて伝導率が良い。
・表面をやわらかく仕上げることが出来る。
・見た目が良い。

この三点に尽きると思います。

何故伝導率がよいといいのか。
それは電気は素材の表面に沿って流れるという性質があるので、伝導率の良い金を表面に塗布することで素材そのままよりも大量の電気を流すことが出来るから。

大量の電気が流れる=電気抵抗の軽減=電源の低インピーダンス化=瞬間放電効率アップ

という図式が出来るわけです。

何故表面がやわらかいといいのか。
それはトルクが掛かったときに素材同士のミクロのスキマを埋めて接点面積をより広げることが出来るから。

見た目についてはまぁ意見はそれぞれ有りますので割愛です。

利点がこれだけあるのになぜ世の中の高級商品はすべて金メッキでないのか。

それには理由があります。

通電するということは電荷が移動するということ。
そうなると接点表面では無数の電子が飛び交うわけですが、そこに移動速度の遅い電子と速い電子が存在します。

また表面を自由に動くわけですから右へ行ったり左へ行ったりするわけです。

そうすると当然、電子同士の衝突が起こるわけです。

この衝突を専門用語でコロナ放電といいます。

このコロナ放電が曲者です。

オーディオの作業するときにヒューズの抜き差しをするとバチっと火花が飛びますよね。
あれがコロナ放電です。

大なり小なりあの現象がスイッチを入れて通電したとたんに始まるわけです。

火花が散るということは当然そこにススが発生するわけで。

端子清掃をやっているとなぜか綿棒に黒いものが付着するのがその証拠です。

で、このススですが、困ったことに半導性の膜を作ってしまいます。
そうなるとどうなるか、端子に半導体がくっついてるようなもの。

当然電動効率が上がるわけも無く。

伝導率が高いので、このコロナ放電も起こりやすい。

次に表面がやわらかいことによる耐久性。

1つの機材にずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとつけっぱなしなら問題は無いのですが、端子の表面がやわらかいのでねじの締めトルク、プラグの差込トルクで表面の金メッキは目に見えない範囲で合金化します。

なので抜き差し、差し替えをすると直ぐに表面は傷みます。

表面に細かな傷が出来る→付け替えるごとに表面積が減っていく

というわけです。

なぜこんな金メッキをハイエンドにも使うの?っていう疑問が出てくると思います。

それは1度だけ使うにはこれより優れた素材は理論上存在しないからです。

実際は好みによって無メッキの生地のほうがいいという人(劣化が少ないので長く使えるし、パワー感のある音でもある?)、ロジウムメッキのほうが良いという人(表面が硬く、電気を通し易いので耐久性も高く、繊細な音)、ブラス(真鍮)がいいという人(私w、明るい音で劣化が少ないです。)、銀メッキがいいという人(柔らかく通電性もいいので繊細で暖かい音・・・らしい。)、金メッキにこだわりたい人。

それぞれなので、実際と理論は違うのです。

ですが、金メッキは音が良い反面、劣化しやすいのです。
だから取り扱いに注意が必要です。

以上。メッキ雑考でしたw
Posted at 2010/09/27 21:53:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 薀蓄 | 日記
2010年06月03日 イイね!

ホーム用スピーカーをカーで使うにあたっての注意点。

カー用のスピーカーって高いですよね。

その割には耐入力以外のスペックがしょうもなかったり。

まぁ、カーでもいいのは有るんですけど、それらは一概にお高いし。

個人的にはESBとかPHASSとかBEYMA、Morelあたりは良心的かなぁと。
まぁMorelのNWは駄目ですがね。

とまぁ、スピーカー談義は尽きないのですが、今回はホーム用を使ってみたいんだけどなんか問題ある?って人のためにちょちょっと書いておこうかと。

まず、ホーム用とカー用の違いから。
ホーム用→振動に弱い、湿気に弱い、基本室内で使うものだからマグネットとか大きくても問題にならない。

カー用→振動に強い、湿気に強い、基本半屋外(ドアの中)で使うものだから、取り付け寸法なども頭に入れた設計となっている。

なので、まず、ホーム用をカーで使うならバッフルを用意しましょう。
ものによっては鉄板を切る覚悟が必要です。

次に湿気対策をしましょう。とはいえ、除湿剤なんか入れても何回か雨降ったら終了なわけで。
そこでです。オススメなのはメタルコーン、PPコーン、ケブラーコーンのユニットです。
ホームでも湿気などで音が変わるのを嫌う人はこういうコーンを選びます。
ペーパーは安くて音がいいのですが、湿気に弱いので、カーには向きません。
また、鉄丸出しのマグネットはさびやすいのでなるべくならプラスチックやゴムでカバーしてあるものが良いでしょう。

☆純正はなぜペーパーでもいいの?
→特殊コート紙を使って雨をはじくように作られているからです。ホーム用ではまずありえないと思ってください。

さらに振動対策。
ホームは箱に入れて設置してしまえば後はおと出してる最中に揺らしたりはしません。
地震でも来ない限りはそのままです。振動対策は必要ないです。

ではどういうユニットを選べばいいの?という話。
単純明快です。フレームがごついの選べば問題ないです。
振動をエッジやダンパー、コーンに伝えないためにはごついフレームが必要になります。
また、フレームがごつくなくても、重ければ震えにくいので重いものを選びましょう。

以上をふまえると
メタル、PP、ケブラーコーンでマグネットはカバーつき、ごついフレームを持つ重いユニットがカー向きであるということになります。

これを鑑みてユニットを選ぶと・・・・
結局はカー用と同じくらいかかります。

安いからと手をだすと後が大変です。

まぁ、ダッシュボードに置く分には日光さえ気に掛ければ問題ないと思われますがね。
Posted at 2010/06/03 22:44:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | 薀蓄 | 日記
2010年06月01日 イイね!

軽自動車のオーディオで重要なこと。

大事なことは電気を使いすぎないこと。

オルタネータの出力の確認をしておくこと。

電圧計を常にチェックしておく必要がある。

12Vを切るとそれはNG、レッドカードです。
バッテリーの電圧は定格で12V、オルタネータの出力は定格で14.4V。
その差の2.2Vにオルタネータの電圧を掛けた電力までしか定格で使うことはできません。

じゃあ何を基準に計算すればいいの?って話。
それは使う電装品のヒューズの容量と駆動に必要なボルト数。

え?って思う方もいらっしゃるでしょう。
カー用品ってみんな12Vじゃないの?って。

そう決めるのは早計です。

大概のオーディオ機器はメモリ部分の保持に必要なボルト数+入力感度の分だけ喰います。

家で使っているアンプ(HERTZ EP.2)の例だと、メモリ保持+最低入力感度で0.4V、これにヒューズの25Aが掛かり、最低限までボリュームを絞った場合、1Wの消費となります。(実際の出力についてはスピーカーのインピーダンスとかも関係するので割愛)

そう、55Aオルタネータのekワゴンの場合、34.56Wまでしか使えないことになります。

家の場合、ゲインセッティングは下から1/4(ブリッジ)、1/4、最低となっているので、ボリューム全開な上にピンクノイズなんか流そうもんなら23W+23W+1Wの47W消費します。

47W搾り出すには3.27A必要になりますので、余裕分で発電できるのは7.8W、残り39.2W分、約3.26A分バッテリーから持ち出しになります。

さらに車両側の負担もありますので、相当な負荷になるでしょう。

イベントなどで軽自動車でも大きなマルチチャンネルのアンプを何台も駆動している車もいますがそういう車は強化オルタネータ積んでるか、サブバッテリー積んでるか、最低ゲインの小さいアンプでゲインを最小減に抑えているか、配線はダミーかのどれかです。

普通のオーディオ趣味でやる世界ではございません。
そこまでいけば立派な廃人です。

軽自動車で大切なこと。
それは電気を喰いすぎる設計をしないこと。

特に軽自動車では30A以上のヒューズ2枚以上は危険です。(経験済み)
昔30A×2枚のヒューズのアンプに25Aヒューズのアンプを1枚入れました。
見事に夏の夜中停車中に10V台をたたき出してくれてひやひや物でした。
計算が合うならば、1年でバッテリー(CAOS)が上がる計算でした。

まずアンプから設計に入ると良いでしょう。
どれくらいの容量のアンプを入れるといいかそこから考えて見ましょう。
そして、そこからスピーカーを考えてみるといいんじゃないかな?

まず、内臓アンプで行くか、外部アンプ背負うか。
その出力がどれくらいのものか。

そしてその範囲で鳴るスピーカーを選ぶ。

こんな感じで作り上げていくと辻褄のあうシステムになっていくのではなかろうかと。

・・・まぁ、できる人は何使っても辻褄合わせられちゃうんだけどね。
Posted at 2010/06/01 22:40:24 | コメント(9) | トラックバック(0) | 薀蓄 | 日記
2010年05月02日 イイね!

アッテネータがアッテネーダ

アッテネータがアッテネーダボリュームとアッテネータ。

同じ可変抵抗。

でも名前が違う。

これはなぜか。

簡単に言うと、動作する場所である。

ボリュームは入力段で作用する。

アッテネータは出力段で作用する。

とかいてもわかりにくいでしょうね。

風呂を思い浮かべてください。

風呂場にはある程度水がたまってます。

そこに水量を変えずに新たな水を入れようとしています。

そうするにはどうすればいいか。

栓をぬいて水道をひねればいいですね。(なんともったいない!)

下水道に流れる量が出力だと考えると、蛇口から出る水は入力。

そうすると・・・

栓がアッテネータで蛇口がボリュームとなります。

栓を開る量を調整すれば(できるのかしら?)、下水道に流れる量をコントロールできます。
蛇口のひねる量を調整すれば、風呂桶に溜まる水の量を調整できます。

つまりは、ボリュームは全体を操る可変抵抗、アッテネータは部分部分を操る可変抵抗と考えてもよいかと。

事実あまり見かけませんが、ウーファーにアッテネータがついてるスピーカーとかもありますし。
ツィーターにアッテネータはよく見ますね。

とまぁ、簡単にアッテネータとボリュームの違いを説明したつもりですが・・・
わかりました?
期末テストに出ますよ~w
Posted at 2010/05/02 11:32:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 薀蓄 | 日記

プロフィール

「みんカラどうしようか。
ギャランもマグナも手がかからないし、ツーリングも行けないしで、なんのネタも無い。
今あるネタはミニ四駆か音楽ネタか。
ミニ四駆日記になっても続けるべきか、そのままするか、いっそ辞めるか。
決められなくてズルズル。」
何シテル?   02/13 10:03
諸君 私は低音が好きだ 諸君 私は低音が好きだ 諸君 私は低音が大好きだ テクノが好きだ ポップが好きだ 電子音が好きだ ドラムが好きだ...
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