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ユリノキのブログ一覧

2010年12月26日 イイね!

【訂正】<s>OPA637BP</s>OPA627BP VS AD797

ここ一週間ほど比較試聴しておりました。

なのでちょびっとばかしレビューを。

OPA637BP訂正OPA627BP
いわずと知れたバーブラウン社の最高級オーディオ用オペアンプ。
その採用実績は枚挙に暇が無い。
高級オーディオに採用されるだけの信頼性をもつ、高音質オペアンプの定番。

AD797
アナログデバイセズ社の高級オーディオ用オペアンプ。
自作をする人間にとっては、定番とも言われていた。
現在は廃盤になるも、数が出ているためオークションなどで入手が容易である。

<使用機材>
BATT:Panasonic IMPULSE 006P(角型 アルカリ電池)
AMP(基盤):COSMOWAVE HAMP-134DX
※基盤はDualMono構成なのでシングルオペアンプ2枚使用
SCU:Apple iPod nano(5G) 8GB
HP:ORTOFONE O-ONE(ULTRAZONE DJ1-Pro同等品)
Cable:Mogami 2552+NUITORIK PLUG+マルツオリジナルプラグ

<雑感>
OPA627BP
良くも悪くも人の声に忠実なアンプという印象。
ゲインが高く軽々とフォンをドライブしてくれる。
基盤のATTが低くても十分な音量を取れるが、消費電力が高いらしく、パイロットランプが点滅することがある。
低音、高音の量感は抜群で、乗り良く楽しめる。
音の勢いがあり、ステージングが良く、一歩前にでる感じ。
全体的に見通しの良いさわやかでノリの良いサウンド。

AD797
ソースに忠実で綺麗な音のアンプ。
ゲインはあまり高くないので、十分な音量を確保するためにはATTをそれなりに解除しなければならないのでアンプへの負担は大きめ。
消費電力はOPAより少ないようで、パイロットランプの点滅は余り気にならない。
ワイドレンジで再生しきれるだけのフォンは限られるだろう。
音の勢いは控えめでステージングは一歩引いた感じ。
落ち着いた腰の低いサウンドが楽しめる。

比較
OPA627とAD797では再生できるレンジがぜんぜん違う。
まず、AD797。
ソースの中に含まれる超低音やら超高音までをフラットにならすことができる。
そのため、自然で定着したサウンドが楽しめる。
OPA627は中音、特に中高音が厚くヴォーカルのよさが際立っている。
だが、低音が薄いのでヴォーカルが浮ついて聞こえる節が目立つ。
またOPAはヘッドフォンの所為かとも思うが、変なエコーや付帯音が気になり、S/Nレートがスペックより悪いように感じる。
超低音が苦手なので、ベースのディストーションでは不自然さを感じ、超高音も苦手なのでシンバルの響きも苦手な感じがする。
AD797の方が骨太で腰の低いサウンドがでてかっこいい。
ただ、OPA627は人間の声の帯域に特化しているだけあって、声の帯域と近いサックス、ギターなどの音は素晴らしい。(響きは別として)
OPAのほうが声の分離は良く、MJのI can't stop Lovin youなどの音色の近い声でのコーラスの分離がしっかりしている。
総評として、ほとんど何を聞くにもAD797の方がいいように思える。
あえて使い分けるとしたら、ビットレートが低く、超高音、超低音がほとんどカットされている場合にはOPAのほうが優れている、それ以外であればAD797。
もしくは再生する環境のヘッドフォン、スピーカーがナローレンジであればあるほどOPAのほうが効果的であろう。
使い分けの目安としてはWAV、ロスレスが使える環境であればAD797、MP3やWMAしか使えない場合にはOPAのほうが優れてるように感じるが、そういう環境ではオペアンプの交換自体難しいと思うので、出番は少ないだろう。

一昔前は猫も杓子もバーブラウンをもてはやしてましたが、アナログデバイセズや新日本無線の新作、価格性能比を考えれば、バーブラウンは今やブランド力に胡坐をかいているだけの存在のように思えます。
バーブラウンの627は1個3000円、AD797は一個1000円。
デュアルオペアンプでも647は1個5000円、MUSE01は一個3000円。
これを信頼性とブランド力の代金として割り切れるか、安い新興勢力の実力を取るか・・・
Posted at 2010/12/26 21:11:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2010年12月15日 イイね!

ヲタソンの深読み5

いい加減、ボカロから離れないとボカロの深読みになってしまうので、今日はボカロ以外から選びました。

本日紹介する曲はこちら!
風葉で「新東京ハイパーウェイ」

近未来の東京を舞台に繰り広げられるグルーヴ感&ドライブ感たっぷりな曲です。

16ビートのシンプルなドラムに乗っかるのはジャズでおなじみ、2-5(ツーファイブ)進行のベース。
そこに明るく甘めなヴォーカル、綾菓(りょうか)さんのナレーションから始まります。

この曲はツインヴォーカルなので、本来は作曲者兼キーボードの来兎(らいと)さんもヴォーカルとして参加しています。

YOUTUBEのほうでは1番の一部しか聞けないので綺麗なハーモニーであったりその辺は楽しめないのが残念ですが。

関連情報にAmazonの販売ページ入れておいたので、興味の有る方はポチッとな。(ちなみに現在Amazon以外では注文不可能で再生産の目処も立ってないので在庫限り。欲しい方はお早目に)

第二東京タワーに浅草ヒルズ、高速道路の上を行くハイパーウェイ。ハチ公も空を飛ぶ。

そんな夢のような反重力近未来な世界観。

次から次へ波のように押し寄せるフレーズ。

一言で括るなら「世界系」と呼ばれる音楽です。

変拍子+16ビートという独特のスタイルに合わさる甘く明るい女性ヴォーカルに芯の通った男性ヴォーカルの掛け合いが見事な曲です。

ちなみに、綾菓さんのサイトではこの曲の世界観をモチーフにしたショートストーリーも公開されております。

彼女はシンガポール出身で英語は母国語、第二母国語で日本語ペラペラ。
そんな才媛の彼女は作曲者の来兎さんのことをなぜか「おにいちゃん」と呼んでいますw
こんな可愛い才媛におにいちゃんって呼ばせてるなんて!なんてうらやまs(ダマレ

風葉/新東京ハイパーウェイ
Posted at 2010/12/15 21:39:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2010年12月08日 イイね!

ヲタソンの深読み4

はい、今週もやってきました水曜日。

毎度おなじみヲタソンの深読みの日でございます。

今日の曲はこちら。
「忘却心中」

今回はミクさんではなく、メイコさんです。

この曲の歌詞は非常に哲学的で深いです。

人の死とは何時なのか。
それは心臓が止まったときではなく、忘れ去られたときではないのか。と。

この歌詞が、アクセントごとに韻を踏んでるのも独特な世界観を醸し出すのに一役買っている。

歌詞だけみるとラップと近いほど韻を良く踏んでいる。

では演奏のほうはどうか?

シンバルが絶えずスカのリフを演奏し、メタル調の重たいリフをギターがザックザックと掻き立てる。

ベースの低音はブンブンと地を這うようにそこかしこへと唸りまくる。

そこに加わるヴォーカルは一本芯の通った極太アルトのメイコさんです。

張りの有る声で伸びやかに歌いあげる様はまるでカオスの中に調和をもたらす女神のよう。

メタル好きにはたまらない一曲です。

ちなみにPSPのProjectDivaにも収録されているようですよ

それでは短いですが今回はこの辺で曲をどうぞ!

メイコ(OPA)で忘却心中! StayTune!

Posted at 2010/12/08 20:57:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2010年12月01日 イイね!

ヲタソンの深読み3

はい、今日はちょっと前のミクの大ヒット曲、メルトをお送りします!

この曲の特徴はなんと言っても甘酸っぱい恋心を歌った歌詞でしょうね。
とても素敵な歌詞ですよね。
この曲の君は死ねばいいのに。って思わず書いちゃうくらいカッコいいですね。
あぁ羨ましい!ぱるぱるぱるぱるぱるぱる
恋に落ちる音がした。
ねぇ、綺麗でしょ?素敵でしょ?
厨二といわれてもかまわない。私は好きです。

歌詞のストーリーにあわせての転調、お洒落ですね~。
じつは一つ一つのフレーズを拾うと1フレーズが短く循環コードで循環してるのですが、歌詞のストーリー展開にあわせて起ではCのコードを延々と伴奏が奏で、承でEのコード、転でF7、結でGコード。
更に歌詞全体のストーリーの場面場面でC→E→F→Gと転調していくのです。

いわば、循環コードのネスト構造になってるわけです。

ポップな歌詞をミクが可愛く歌い上げます。
そこにドラムがロックのリフを叩きます。

正にポップロックの王道とも言える作品です。

ポップ好きにもロック好きにもオススメできる作品ですね。

ライトな感じで歌詞は甘酸っぱい。

良くあるポップススタイルです。

惜しむらくはやはりプログラム。

声の抑揚の自由度が少ないところですね。

こればっかりはカバー曲も聞いてみることをオススメします。

それではこの辺で曲を。
初音ミク(ryo)でメルト。ではどうぞ~
Posted at 2010/12/01 20:40:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2010年11月24日 イイね!

ヲタソンの深読み2

今回のヲタソンはてん@おぷさんのリクエスト。

アンダーグラウンドでアナーキーな初音ミク使いのデッドボールPの中でも異色なテーマを持つ曲。

曽根崎心中でお送りいたします。

この曲は面白いですねー。

なんと、主なテーマは4つの音だけで構成されてるんです。
これを転調を繰り返すことによりめくるめく世界が広がっていきます。

ド、ミ、ファ、ソ。

この4つの音を繰り返すことでメロディーを作り出しているんですね。

この4つの音、正確にはコードなんですが、これは作曲の基本といわれる循環コードと呼ばれる音の並びなんですね。

この曲はマイナーコードの転調を繰り返し、ドラムの刻む8ビートに載せて綺麗な旋律を奏でる。
所謂80年代後半から90年代に掛けて爆発的にヒットしたサタニズムメタルを彷彿とさせます。

そして、この8ビート、なんとお経と相性がいいんですね。
よーくお経を聞いていると、木魚のリズムは8ビートなんですねー。

そこをひろって冒頭に南無阿弥陀仏とややキッチュな雰囲気をもつ初音ミクの声で唱えるのがカオスな世界観を生死感として捕らえるとなかなかアイロニックで引き込まれます。

そしてマイナー循環コードのメロディーに載せて展開されるめくるめく古典ロマンの世界。
途中、メジャーコードによるフレーズを混ぜることにより、メロディーに希望感を持たせています。
しかし、歌詞は「愛し、可愛いと(言いながら首を)絞めて~」と暗い歌詞です。
ここにもデPなりのアイロニックを感じます。

対旋律を奏でるピアノはソナチネ形式で同じメロディーを繰り返しており、ヴォーカルが抜け、間奏に入ると淡淡としたソナチネのピアノが嫌でも耳に付く状況になります。
そこでグワーっと16部音符の大行進のギターフレーズソロ。

まさにカッコいい萌えメタルという新たなジャンルを確立してるのではないでしょうか。

それではこの辺りで曲を。
デッドボールPで「曽根崎心中」

Posted at 2010/11/24 21:15:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記

プロフィール

「みんカラどうしようか。
ギャランもマグナも手がかからないし、ツーリングも行けないしで、なんのネタも無い。
今あるネタはミニ四駆か音楽ネタか。
ミニ四駆日記になっても続けるべきか、そのままするか、いっそ辞めるか。
決められなくてズルズル。」
何シテル?   02/13 10:03
諸君 私は低音が好きだ 諸君 私は低音が好きだ 諸君 私は低音が大好きだ テクノが好きだ ポップが好きだ 電子音が好きだ ドラムが好きだ...
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