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2009年08月07日 イイね!

問題提起

問題提起この問題はそれぞれで回答が異なる問題だと思います。

それは何かというと

スピーカーのリニアリティとパワーハンドリングの問題。

リニアリティとパワーハンドリング・・・

どちらを優先するか。

パワーハンドリングを優先し臨場感たっぷりに大音量で再生するのか。
それともリニアリティを優先し、センシティブで精緻な音にするのか・・・

それぞれ優先するものが違う。

それぞれに求めるものが違うからだ。

だからどちらがいいとは一概には言えない。

もし、リニアリティを本当に追求するなら、背面開放エンクロージャにして背圧をフリーにしてやる必要があるし、パワーハンドリングを優先するなら密閉エンクロージャを作りこむのが一番だろう。

しかし、カーという限られた環境においてエンクロージャを造り込める車種は少ないだろう(ピラー設置を除く)。

だからといってリニアリティを優先しようと思ってもやはり、カーという環境がネックになってくる。

一つは取り付け面の背面の強度の問題だ。

多くの車はドアに設置する。
そうなるとスピーカーの裏は自動的にドアの外板ということになる。

面積の大きな薄い鉄板が後ろにある。
共鳴してくれといってくれているようなもんである。
ここで効いてくる手段がデッドニングであるが・・・
なぜ多くの人は外板の補強ではなく、内板のサービスホールを埋めてエンクロージャ化しようとするのだろうか。
あんな薄い板でふさいだところで共振するだけである。
薄い板を振ってみればヒュンヒュンと音がする。それと同じである。
デッドニングとは文字通りデッドにすること、つまりは殺すことが目的である。
では何を殺せばいいのか。

私が思うに外板の共鳴ではないだろうか。

重さによる低共振化を図る。この一言に尽きると思う。
しかし、ココで一歩進めるのならさまざまな場所に様々な錘を散らして配置することで、場所場所の共鳴振動数を変更するという手に打って出るのも面白いだろう。

二つ目は耐候性の問題である。
いくら吸音特性が優れてるからとはいえ、腐る素材は使えない。

ドア内で腐ってしまうなら内板や外板にも錆を生みかねない。

つまりは車体に悪影響を与えてしまう。

しかし、吸音しないことにはスピーカー背面から出た逆の位相をもつ音、外板に反射する音がスピーカーから出る音を邪魔してしまう。
そう、吸音は必要悪なのである。
しかし、その必要悪さえ普通のものでは使用できないわけだ。

三つ目の課題、それはストッピングパワーの問題である。
背面開放をするにあたり、エンクロージャの利点である空気バネ、つまりはスピーカー自身による制動が利かないのだ。
何にでも反動があるように、スピーカーの動きにも反動はある。
その反動を利用したスピーカーの制動が利かないのである。

では何で制動をかければいい?
答えはアンプである。
動は難しくない。
電力を与えればマグネットの反作用で勝手に動いてくれる。

問題は制だ。
電力だけ供給してスピーカーが暴走してもそれは余計な共鳴を生むだけ。
きちんととめられるだけの性能を持っていなければならない。

では何を見ればその力があるかを図れるか。
それはダンピングファクターという値だ。

この値が高いほどスピーカーを止められる。

もう一つ方法がある。
スピーカーのコーンを軽くし、収束回路の軽いものを選ぶことだ。
その点一番理にかなっているのは純正スピーカーである。
純正も馬鹿にはできない。
アンプをあまり選ばない代わりにパワーハンドリングが恐ろしく悪いので耐入力が低いのが問題だ。
実質ケーブルの変更は不可能であると考えられるので、アクセサリーの選択肢がないのも問題である。

スピーカーの理想を語るならばコーンが軽く収束回路も強力なものとなるが、それに見合ったストッピングパワーがなければ暴発するだけであり、いわば軽い戦艦に巨大な砲を積むようなもの、子供に44マグナムを握らせるようなものであり、過ぎた力で暴発するだけである。

最後の問題。コレが一番の問題だ。
スピーカーから取り付け面までの距離がとれないことによる背圧の逃げ道の確保である。
そうなると外板を振動させる以外にないのである。

また、外板には水抜きの穴などふさげない物も多い。
この問題に対処するにはアウターバッフルが一番有効な手ではあるが、単にアウター化するだけでは問題は解決しない。
スピーカー取り付け部そのままにバッフルを乗せるならば背圧の抜けは変わらない。
ドアの鉄板を切り、スピーカーホールを広げてからでないと背圧の逃げ道は変わらない。
そうすると車の査定が下がってしまう。

また人気のスラントバッフルだが、これも背圧の逃げ道を細めてしまう原因になる。
しかし、なぜスラントバッフルが人気かといえば、平面バッフルよりも定位が上がってくるからである。

定位をとるか、スピーカーの鳴りを取るか。
人それぞれである。

定位は別のアクセサリーでも出せないこともないが、コレもまた茨の道である。

なににせよ茨の道だが、リニアリティを追求するだけでもコレだけの問題が立ちはだかる。

パワーハンドリングを求めるなら、ドア内装を作り変える覚悟をし、大工作の末、エンクロージャを取り付けなければ求める事はできない。

いかにカーという環境は苛酷であるかわかっていただけただろうか。
そんな茨の道だからこそ歩みがいがあり、様々な手法がとられ、日々新たなアプローチが生まれてくるのである。

・・・・という私なりの答えではどうでしょうか

この記事は悩んでます^^について書いていますw
Posted at 2009/08/07 23:12:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 薀蓄 | 日記
2009年08月07日 イイね!

悪いことは重なるもんで・・・

悪いことは重なるもんで・・・厄い!非常に厄い!

ついぞこの前世話になった人が亡くなったかと思えば、今日は母が手術を勧められるという事態に…

禍福はあざなえる縄の如しとも言いますし。一過性のものだと思いますが・・・

なんでも母は片方視力が極端に落ちていて、その原因が網膜を引っ張るように幕ができていて、視界を歪めているそうです。

直すにはその幕を切除する手術をするしかないそうで・・・

もう年だし、心配です。

そしてもう一つ心配事が・・・

残り2万5千円(交通費込み)、給料日まであと20日…

どうするの俺?

・・・いくらハーツとはいえ、予定外の3万の出費はひっじょーに痛い…

しかも香典もださにゃならんし。

これはあれか封印していたクレジットカードフラグか?

この戦線を生き延びたら・・・俺・・・

何しよう?<考えておけよ

緊縮財政ですな。

ああ。

何も買えまへん。

しばらくは自重しますか・・・

仕方ないお金とはわかるけど・・・
医療費・・・うーん、かさむなぁ・・・
Posted at 2009/08/07 19:37:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「みんカラどうしようか。
ギャランもマグナも手がかからないし、ツーリングも行けないしで、なんのネタも無い。
今あるネタはミニ四駆か音楽ネタか。
ミニ四駆日記になっても続けるべきか、そのままするか、いっそ辞めるか。
決められなくてズルズル。」
何シテル?   02/13 10:03
諸君 私は低音が好きだ 諸君 私は低音が好きだ 諸君 私は低音が大好きだ テクノが好きだ ポップが好きだ 電子音が好きだ ドラムが好きだ...
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