クリスマス・イブ
↑で盛り上がったカップルはどうなるんでしょう?(笑)
ええ…当然ホ●ルなんでしょうけど
イブなんてどこ行っても満室ですからねえ…
そんな2人のための1台ってどうよ?(笑)
まあいろんな意味で攻め過ぎたクルマが主役です
ええ…今回はみんカラ会員ではない知人から是非ともというリクエスト
クルマのコンセプトがコンセプトだけでタイミングが難しいなあと考えてましたが
嗚呼 クリスマスイブの後ならスンナリ流れを持っていけるなと判断しますた
その1台とは↓
HONDA S-MX
1995年の第31回東京モーターショーにクリエイティブムーバーの1モデルとして
参考出品後1996年11月に正式発売に移行
先行発売されていたRF1/2型ステップワゴンの全長を切り詰め
若年層をターゲットとしたスタイリングや大胆な造形のフロント・リヤが特徴
また量産車でありながらメーカー純正用品としてホンダアクセスや無限などから
エアロパーツを豊富にオプションで用意するほか
車高を15㎜下げたローダウン仕様もラインナップ
排気音も低周波を効かせたチューニングとするなど
アフターマーケットでのカスタム手法を採り入れた画期的な1台である
2002年に日本国内総登録台数158,380台の数字を残し1代限りで生産販売終了
で…当社的にはこれもまた
青山1丁目の伝説
それも攻め過ぎた伝説
このひとことに集約できるかと?(笑)
HONDAとしては当初のキャッチコピーを
恋愛仕様としてましたけど
実際にはそんなナマ温いモノではありません
その理由がみなさんご存知な↓
フルフラットシート
↑だけなら何の変哲もないありがたい装備なんですけど
わざわざ恋愛仕様と銘打っている以上はですねえ
どう考えても
走るラブ●
動くホテ●ニュー越谷
※ホ●ルニュー越谷は80年代に一部で爆発的支持を受けたスネークマンショーに登場する架空のラブホテ●です
ええ…↑だけじゃないつーか実に細かい部分まで走るラ●ホとしてしか考えてない
2人その気にさせる数々のアイディア
コラムシフト&ベンチシート
愛をはぐくむゴージャスな雰囲気
つーかそのためにジャマにならない(笑)
そしてサイドブレーキがどこにも見当たらない
これが足踏式でもないんですよ
これはフルフラットにした時のことを考慮して運転席ドア側に設置したんですが
HONDA市販4輪車第1号のT360もこれだったと記憶つーか
時代を超えたフィードバックだったりしますなあ(笑)
しかも用意周到というかここまで気を遣うのかと思われるのが↓
画像左側の収納部分にご注目
凹みになっている部分が市販のティッシュペーパーにサイズを合せたBOX
しかも照明付(笑)
もう完全にやって下さいという仕様なんですよね
さらに左右非対称のドア配置
法規上は4人乗りですけど2人乗り前提ですからねえ
しかも事の最中に横から逃げられないという意味も含めると
右側リヤドアはない方がいいという解釈ですね
尤もですよ
人目に付かない完璧な出入口
↑を実現にするには透過率一桁%なフィルムを装着
もしくはマジックミラー号みたいにする必要はありましたけど(笑)
そしてグレードによっては
そんなクリスタルなあなたに贈る↓な派手派手内装も
ここまでクルマでの営みを考えたクルマもないと思うのですが
普通のクルマと考えた場合はどうかというと?
搭載エンジンは排気量1,972㏄直列4気筒4バルブDOHCのB20B型
ベースのステップワゴン同様のエンジンに小型化された約1.4tの車体には
それなりの動力性能は確保されていましたが
4速ATとのコンビネーションを考えてもチョットばかりモッサリでしたね
まあパワーがどうのなクルマではないのでこれでいいのかもしれませんが…
むしろです
標準で15㎜ローダウン仕様を設定していたことが画期的でしたね
これは画像を見ても一目瞭然
まずは標準車
そしてローダウン
エアロも含めてカナリ攻めていますなあ
しかもローダウンはマフラーがフルステンでポリッシュ加工まで施す凝りようw
サウンドチューニングも結構野太くつーかその気にさせてくれるのですけど…
ただローダウンはサスの煮詰めが今ひとつでしたね
ぴょんぴょん跳ねるつーか突き上げのキツサが半端ないって(笑)
このままでは社会的地位がダメになる
だけど出来れば内緒で続けたい
そんなオーディナリーピープルのあなたには
ハッキリ言ってむかない(笑)
ええ…実は当時友人がこれを購入しちゃったんですよ
当社もよく乗せてもらったのでこの辺もよく知ってたりするんですが
コッソリ彼に聴いたことがあります
2000年代のファッショナブルナイトライフは?
すると彼は黙って頷くだけでしたけど…(笑)
で…
このクルマが1代限りで終わってしまった理由なのですが
攻め過ぎたコンセプトゆえに
ユーザー層がカナリ限定された
マイナーチェンジで4人→5人乗り仕様やフロントセパレートシート車も
追加されましたけど焼け石に水つーかファミリー層にはアピール仕切れず
結果的には尻すぼみな販売実績だったこともあるかと思います
しかしですよ
このコンセプトが2010年代になってまた火を付けようとしたつーか
明らかにパワーアップさせたモデルが出てくるのです
それが↓
TOYOTA TANK
DAIHATSUが開発したM900系TallのOEM供給車で
姉妹車ROOMYとSUBARUへ供給され22年振りにブランド復活したJUSTYと
基本構造を共有するトールワゴン
2016年 - 2020年の1代限りのモデルとなった
まったく後出しじゃんけんの得意な三河ですが…(笑)
TANKのPR動画がS-MX以上に攻めていたと当時話題になりますた
今ではその動画を見ることができませんが
男と女だけに静止画で纏めたサイトでご覧下さい(笑)
これ…直球過ぎるだろう?ww
しかもですよ
#ドライブデート
#からのフルフラット
#ランプを消して
↑のハッシュタグじゃ如何にも過ぎるって(笑)
まあ攻め過ぎたせいなのか?
それとも歴史は繰り返すつーかTANKも1代限りでしたね
尤も1代限りっていうか攻め過ぎたのはNISSANもやらかしてます
◆NISSAN AVENIR SALUT 45sec 松嶋菜々子 Special◆
何パターンかあるんですけど元作を弄るという意味では一番面白いのはコレ
まだブレイク前の松嶋菜々子が惜しげもなく攻めたにも関わらず
クルマとしてはイマイチ売れなかったという
彼女にとっても黒歴史的CMでもありますが…
やはりこのクルマも今や絶版(笑)
どうも広告宣伝戦略で攻め過ぎたクルマは短命に終わるジンクスがあるようです
話をS-MXに戻しますが…
時代を先取り過ぎたという点では
今の車中泊ブームに早過ぎた
↑に尽きると思います
大人2人が足を伸ばして横になれるという恋愛仕様がそのまま使えるにも関わらず
前後を切り詰めたからこそ実現した全長3,950㎜
フェリーの航送料金って1m刻みですから4m未満の割安料金
あなたを安心させるリーズナブルなお値段(笑)
今の当社の姿勢が2000年代前半だったら絶対これでしたね
だからこそ北海道ダイスキな当社には絶好なフルフラット仕様
シングルベッドとして使うには広すぎるって?
ええ…そういう時はですねえ
おね~ちゃんは現地調達
↑に限ります(笑)
って…当社も今回は完全に攻め過ぎてますw
スネークマンショーからも適当にパクってますんで…
こりゃあ消えるな(笑)