ネタを東北信越高速移動グルメに戻します(笑)
ここ暫くはMAZDA2と携帯ネタで引っ張ってしまったので…(苦笑)
忘れているかもしれませんのでもう一度だけ振り返ります
2日目の昼を塩竃でMy海鮮丼としたところまでは
ストーリーにしましたけどそこから既に約3週間
まったくネタにしていなかったのですよ
で…今回の再開に選んだネタは
←の秋田到達
一旦は諦めていたのですが新幹線ダイヤを組み直したら
行けるという結果が出たのですがこれがまた面倒な話で…(笑)
まずはおさらいつーか今回利用したJR東日本パスの規約から話に入りますね
↑での新幹線を含む特急列車は自由席は乗り放題で指定席は4回までOKです
つまり全車指定席の特急列車には必ず指定席を取るのがお約束となりますが
↓の区間では指定席を事前取得せずに乗車できる特例があります
◆東北新幹線:盛岡 - 新青森
◆秋田新幹線:盛岡 - 秋田
◆山形新幹線:福島 - 新庄
↑はローカル区間対応という意味合いもあるのですが
もうひとつ謎つーか不思議な特例があります
◆東北新幹線:仙台 - 盛岡を相互発着する全車指定列車で途中駅に停車する列車
↑がクセモノっていうか この区間を走る全車指定列車って↓だけ
はやぶさ + こまち
↑のこまちに直接仙台から乗って行けばいいだけの話ですが
仙台 - 盛岡で途中駅停車するはやぶさ*こまちって早朝深夜の一部列車だけで
今回のツアー ここの仙台 - 盛岡で1枚指定カードを切るわけにはいかない
つーか翌日に確実2枚切が確定していたのですよ
さらにこの日は盛岡への宿泊が決定していたから結構綱渡りだったんですがね
そこで…
盛岡まで各駅停車の"やまびこ"
盛岡から"こまち"で秋田へGo!
そうなると仙台起点で1時間10分早発と盛岡で45分待ちが必要なんだけど仕方ない
どうしても食いたかった一品のためですよ
それとおやつ代りに食っても盛岡に戻ってメインデイッシュでも
2時間は経過するので当社の腹具合は問題ないという判断もありますた
で…
話は盛岡から乗った↓から始めます
E6系 こまち
東北新幹線区間でE5系"はやぶさ"と併結して320㎞/h運転を行うために
開発された新在直通(ミニ新幹線)=秋田新幹線直通運転用車両である
E5系と同時開発であるけれどコイツは在来線区間も走行するために
専用装備を持つのだが工業デザイナーの奥山清行が手掛けた車内は
ゆとり・やさしさ・あなたのをキーワードに丁寧な拵えと誂えをコンセプトに
車内デザインは↓な感じなのですよ
グリーン車はカーペットを中心に田沢湖の青色がベース
普通車は米どころ秋田をイメージした稲穂カラーがベース
在来線直通車両で車体はナローなので横4列だけど
ここだけ見ると完全に在来線車両としか思えないのがミニ新幹線なんだよな
秋田新幹線と路線名こそ新幹線だけどその実体は田沢湖線+奥羽本線の通称
要は在来線で新幹線そのまま直通させるためにワイドトレッドに改定しただけ
しかも田沢湖線区間の電化開業は1982年の東北新幹線開通と同時
それも秋田・青森への連絡特急"たざわ“を運転するためにですよ
それまではディーゼルカーがのどかに走るローカル線でしたからね
で…話をこまちに戻します
盛岡を出発したらそこは在来線区間なので最高速も130㎞/h
E6系は持てるパフォーマンスの半分も出し切れなくてもモノの30分程で
勾配をものともせず岩手・秋田の県境=仙岩トンネルに到達するのですが
そのトンネルを抜けると
やはり秋田は雪国
3月上旬とはいえ田沢湖までの山岳区間はこんな感じ
車窓からの雪景色は大曲あたりまで続くわけで秋田まで約90分のトリップです
秋田駅に降り立ったのは↑な駅舎だった頃以来
如何にも地方都市の表玄関駅という風情は1961年落成だったとか?
910ブルのタクシーが時代を感じさせますが
駅名表示にJRが追加されているので1987年以降の撮影ですよ
↑が現駅舎(西口)で落成は1997年の秋田新幹線と同時落成
手前の全天候型連絡通路は2000年完成のポポロード
2017年に全面リニューアルしたのですが途中から↓のも見えますよ
サスガ雪国! 転ばぬ先の杖というかABS=Antilock Braking System
歩行者も注意という感じかと思いましたがそんなわけねーだろ(笑)
ABSはABSでも秋田放送
-Akita Broadcasting System-
JRが所有する駅前用地に2020年春移転してきたラテ兼営局ですよ
ちなみにテレビは日テレ系列でして秋田にはテレ東とTBS系列局がありません
またまた話が脱線しまして本題まで焦らしまくりですが…(笑)
いやね…どうしても立寄りたかったラーメン店が秋田にある
それだけの理由ですよ
その店が↓
麺屋 朋
秋田県秋田市中通6-9-10
営業時間:月・水・木・金0700 - 1700/土日祝0700 - 1900
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
元々は朝ラーもありきで来店計画していたのですが
それを実行すると後が破綻してしまうことが発覚
そこで諦めていたのですがねえ
いや~以前の情報では平日も1900まで営業だったのに変わっている
つーか店に到着したのが1730頃で日曜日だから助かったものの
鵜呑みにしてたら何のために秋田まで来たのか?無駄足になるところですたw
一応駅から徒歩6分という話でしたが探しながら行ったので10分程かかったかな?
兎に角余裕を見て往復20分と食事時間20分の計40分
秋田滞在時間1時間10分に収めることだけは何とかなりそうでしたからね
カウンター5席 2人テーブルx2セットの小さな店ですが
なぜここまでして来たかったのかというと↓が気になっていたから
塩ラーメン三姉妹
↑の中の長女 正しくは
柚子香る塩ラーメン
塩ラーメン大好きな当社は是非ともこれを食したかったわけです
しょっつるラーメンも気になっていたけどw
ここまで引っ張るだけ引っ張ってようやく本題ですよ
で…待つこと5分程
当社の前に現れたのが↓ですた
アレッ?メニュー画像と具材が微妙に…(以下略)
まあ最近の食材高騰でも700円で提供するための策と考えておこう(笑)
サーブされた瞬間から柚子の香りが周囲を包み込む
もう
これだけで充分なスープありきなのですよ
実際にまずスープからいだたきますた
国立自動車総研的塩ラーメンの頂点は塩の本場とも呼ばれる函館ではなく
神奈川県愛甲郡愛川町 麺工房 隠國 愛川本店
※隠國と書いて"こもりく"と読みます
↑の塩に匹敵つーかカナリいい勝負ができるほどのウマサだと思いますた
ただ…やはりというか柚子の存在感が強過ぎる
もう少しパンチがあってもイイのではとも思えてくるのですよ
そういえば店の主張にこんなポップがあったわけで…
なるほど!
如何に化学調味料に頼っているラーメン屋が多いかという主張でもあり
パンチとか味変させたければ客がカスタマイズさせればというスタンスなのね
↑を証明するように↓のをテーブルに発見しますた
油三姉妹(笑)
お試しはレンゲにスープを少量取ってそこに各種油をこれまた少量加えてみますた
まずはマー油はないな
大蒜が柚子の風味を見事に殺してしまう
そしてラー油はどうかというと塩に辛味をという時点で
完全に賛否両論つーかそれぞれの良さが逆ベクトルになってしまう感じですた
で…ベターだったのがねぎ油
動物系や香辛料系のクドさがないというかベースがねぎという点で
油そのものが柚子塩の存在を強くするブースター的存在になる感じで…
これでスープのパンチが強くなるのですが入れすぎは注意ですねw
ただ…忖度なく言わせていただきます
ひとつだけ
残念なのは麺ですた
この店のスタンスもしくは店主の好みかはわかりませんが
茹ですぎでヤワヤワ
最初からのびた感じがしてて…
↑が当社の好みじゃないという主観を差し置いても
誰もが絶対にそう思うと思うんだけど…
これで麺がよければ替玉したのは間違いなかっただけに
勿体ない(笑)
ただ柚子塩というだけで盛岡から往復250㎞強足を延ばしたのは正解ですた
↑の残念はオーダー時にお願いすればいいだけの話ですから
次回はいつになるかわかりませんがやはり足を運んでみたいですね
盛岡に戻る車中ではそれなりの満足感に包まれてましたが
E6系に↓なアイテムがあるのを発見
↑は客室入口ドアなのですが床材にも稲穂のレタリングが施されているんですよ
米どころ秋田を意識して強調しているんですな
つまり…
リアルあきたこまちかと?(笑)
まあ米どころでラーメンという異種格闘技戦してきたという当社
これだけのために普通だったら往復で1万円はくだらないオプションですが
今回実現できたのは最初からパック料金のJR東日本パスだからできた技ですよw