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国立自動車総研のブログ一覧

2022年01月29日 イイね!

【おじさん的昔車レビュー10】帰国子女と変態エンジニアの絶妙ハーモニクス【1993年式FHP10プリメーラUK】

タイトルだけだと三流AVみたいですが…(笑)

旧車レビューは原則的に手元に来た順で書いてきましたが
今回はチト狙いがありましてそれを崩します
ええ…どうしてもその次のはネガティブな印象しか残ってない1台なので
どう書こうかで迷っているのもありますが
愛車紹介と旧車レビュー外伝とリンクさせてみたらどうなる?
そんな思いと外伝ネタでピンと来たので実行委員会しちゃった訳です

で…
今回のネタクルマは↓になります

☆英国日産 PRIMERA UK 5Dr 2.0eGT (E-FHP10)☆
1989年10月に開催された第28回東京モーターショーに参考出品された
コンセプトカーPRIMERA-Xをベースに1990年2月に日欧市場で市販開始
欧州車を強く意識して開発されスタイリング・動的性能・実用性・パッケージングは
プリメーラパッケージと称するコンセプトを確立
当時日本国内で流行した目先の高級感よりも使い勝手や居住空間を最優先
また901運動から生まれたフロントマルチリンクサスペンションにより
ハンドリングの評価は特に高くFF版スカイラインとまで呼ばれた
エンジンは排気量1.8L/2.0Lの4気筒SR型を搭載
ボディタイプは日本国内では当初4ドアセダンのみが追浜工場で製造されたが
1991年6月に欧州市場で販売されていた5ドアHBを追加
ただし日本市場では5ドアの需要は然程高くないと判断した日産は
英国日産自動車製造会社(Nissan Motor Manufacturing (UK) Ltd NMUK)の
サンダーランド工場(Sunderland Plant)で製造し逆輸入という形態を採用
それゆえに逆輸入車であることも含め日本国内での登録台数も少ない

↑なので当社は帰国子女と呼んでますた(笑)

英吉利生産ということで細かいところが国内向けHP10と異なるのは当然ですよ
たとえば…

↑の製造表記が英国日産だったり

LUCAS製パーツを使用していてシッカリとMADE IN UKの表示があったり

純正14インチアルミホイールも国内仕様と同デザインでありますが
ベルギーの名門レメルツ社製で光沢に差があるのも知られた話だし

搭載されるSR20DE型エンジンもハイオクガソリン仕様ナトリウム封入バルブで
チューニングも含めてそれだけでもプリメーラスペシャルな上に
エキマニも等長ステンレスって金かかてるよなあ(笑)
さらにカムカバーが国内仕様はアルミ剥き出しなのに赤系結晶塗装を施すとか

VDO製メーターは国内仕様AT車にあるポジションインジゲーターがなく
代りに油圧計になったりと枚挙に暇がない
まあ欧州ブランドの見本市みたいな状態だったりするわけです
つまりベースは日本人であってそれなりに意思疎通は取れるのですが
日本の常識 世界の非常識よろしくな部分もあるわけでして
その好例としてひとつあげるとしたら
シガーソケットの径がDIN規格だったかな?
日本国内仕様よりひと回り大きいから自動後退なんかで売ってるシガーソケット
これがちゃんとハマらないつーかユルユルで用を足さない
なのでVWやメルセデスはたまたAUDIやBMWなどの独逸車向けのを
一段かましてから日本国内仕様で増設という二度手間が必要だったりするわけで
最終的にはこの微妙なな規格違いに振り回されることになるんですけどね(笑)

そもそもプリメーラはデビュー当時から注目の的でした
プレセアを購入した際に最後まで迷っていたのですが
やっぱ2Lだよなと思いつつも希望のTeでは100万近い価格差
さらには友人がセールスを勤めていたのが日産店で取扱がなく断念したわけです
それから時を経て完全な趣味クルマとしてのBNR34 スカイラインGT-R Vspecと
足車としてK11を所有していたものの諸事情からこの2台を集約統合する必要が生じ
どうせなら以前欲しかったP10に絞ったわけで当初は↓目当てでした

HP10(改) プリメーラ AUTECH VERSION
日産直系のオーテックがチューニングしたコンプリートカー
SR20DE型エンジンは最高出力を150→200psまでパフォーマンスアップ
ホイールサイズを15インチに拡大し専用エアロパーツなどを装着する

走り屋御用達な1台なので程度のいいタマが少なく
見つかっても修復歴アリや過走行の条件付
それでいながらプレミアプライス過ぎて部に逢わないなあと思っていたところに
ネット検索で9年落ち修復歴なし走行2万㎞検2年付で込々30万円という
信じられないFHP10が出てきたわけで新車価格の約90%OFFで買えるなら
目的変更で手元にやってきたというわけです
まあ P10の中でもレアだというところは5ドアもオーテックも同じだし
MTよりもラクにATで遊ぶのも悪くないという不純な動機も手伝いました(笑)
ただクドイようですが↑の選択に後々振り回されることになるんですけどね(笑)

では変態エンジニアとは何か?
開発主管津田靖久氏のことです
この方プリンス自動車出身で日産との合併後に左遷と言っては何ですが
ヨーロッパに飛ばされて現地責任者を歴任
帰国後にVWサンタナの座間工場ノックダウン生産にも関わった経歴もある
欧州車カブレでもあるわけですが それが見事なまでにP10プリメーラに
反映されてしまったという感じなんですよ

そのひとつが社外品に交換しているんじゃないかとまで言われた硬いサス
サスがプリメーラ
↑なキャッチコピーもあったけど あまりにも一般ユーザーからクレーム多発
そのため後期型ではフレックスショックでソフト化されたわけですが
英吉利生まれのFHP10はそんなのお構いなし(笑)
ちなみにショックはモンロー製ってここでも欧州ブランド炸裂

そして絶対に媚びを売らないという姿勢を感じたのが↓

もう誰もがネタにするパワーウインドウSWの位置
助手席乗ったヤツは必ず探すのは最早お約束なんだけど
津田氏の拘りもここまで行くとホントにヨーロッパ至上主義ありきを感じます(笑)
ちなみにパーキングレバーの根本に生える箒みたいなアレは
国内仕様にはないFHP10だけの装備です

それでも特筆すべき★★★★★なパーツは↓

HP10の上級グレードと基本構造が共通のスポーツシート
レカロと同じダイヤル式リクライニングのほか前後分離式シートリフターを装備
座面は程よい硬さでホールド性もカナリのモノで長距離でも疲れ知らず
歴代所有車の純正シートでこれを超えたというのはない
↑言い切れるだけの一品ではありますが
走行8万㎞を超えたあたりからヘタリはありましたけどね(笑)

まあ津田氏はあの櫻井眞一郎氏の弟子でもありますし
開発もフロントマルチリンクサスペンションで
R32スカイライン産みの親である伊藤修令氏も関わっており
最終的にAUTECH VERSIONもリリースされたことも含めて
櫻井学校の集大成
FFでスカイラインを作るとこうなる

最高出力150ps/最大トルク19.0㎏-mと扱い切れるパワー&トルク
卓越したハンドリング&スポーツセダンに特化させたサスセッティング
↑らからどう考えてもこういうのが適切であり
GTとして5ドアのコンセプトも融合させたら↑のタイトルとなったわけです

しかし…しかしですよ
どんなに優れた名車でも完成品であるとは限らない
所詮は妥協すべき点は妥協せざるを得ない最大公約数が必要な工業製品
そこはカスタマイズをする余地は残されているわけで当社は↓なのをやりました
◆ヘッド&フォグをハロゲンのままホワイトバルブ化◆
◆ホーンをBOSCHラリーストラーダへ交換◆
◆CUSCO製フロントタワーバー◆
◆オクヤマ製リヤタワーバー◆
◆APEX製HP10用メガホンマフラー◆
◆プロジェクトμ製ブレーキパッド◆
◆メーカー不明レーダー探知機搭載◆
◆三菱重工製分離型ETC MOBE300装着◆
◆リヤ三面ガラスにフィルム加工◆
◆フロントガラス撥水加工◆

↑はその一部ですが結構オマヌケなのから手間かかっているのもありますよ(笑)

◆メーカー不明BNR32風フロントグリル交換◆

パフォーマンスアップには全く貢献しないイジリ(笑)
しかし雰囲気を変えるには結構イイ感じでした

◆日産純正BBSアルミホイールで15インチにアップ◆

サスガに純正で14インチというのは…(笑)
しかも納車時点で装着されていのが新車OEMのイギリスDUNLOP製って…
山が残っているから無交換でもゴムの硬化を考えたらキケンがアブナイ
なので併せて15インチ化しちまえとなったわけですが
どうせなら純正品流用してしまえ それも軽量鍛造のBBSでと!
バブル期の日産はR31スカイラインやY31セドリック/グロリアあたりから
オプション設定を展開しており6.5J/PCD114.3/4H/+40㎜のタイプは
R32/A31/C33/S13用のRGタイプがありました
ハブ径は66㎜なのでハブリングも不要の完全ボルトオン
装着するタイヤは195/55-15で当初はDL DIREZZA DZ101
走行28,000㎞でボウズになってからはMI Pilot Preceda PP2に交換
絶対的パワーがないプリメーラにはハイグリップ重視なタイプよりも
ある程度ハンドリングも考慮されたタイプの方がいいです
確かに軽量化の恩恵は体感できたというか
ストローク量で不利なこのクルマでもサスが軽快に動く
この実感はプライスレな悦びですた

ちなみに…
16インチへのインチアップはサスペンション特にアームやリンク類への負荷が
大きくなりすぎて金属疲労しやすく最悪破断などのトラブルに陥りやすい
↑な話を日産関係者から教えて貰ったこともあり15インチに留めました(笑)
まあ元々アッパーリンクのガタは第一世代マルチリンクサスペンションの
ウィークポイントでもあったわけでR32なんかでも指摘されてましたし
当社も総計6万㎞の時点で一度交換しました
尤もこの辺は次世代モデルのP11では改善されましたけどね

◆ハザード&リヤデフォガーSWの移植◆

P10系のハザード&リヤデフォガーSWはセンタークラスターに4つ並んだ
SW類4つのうち中央2ヶ所に装着されているのですが
インダッシュタイプのナビを装着すると操作できなくなってしまうのです
そこで両端2ヶ所のメクラカバーと入れ替えるのは定番中の定番で
当社もこれはインダッシュナビ装着と同時に施工しました

ちなみにナビはKENWOOD製地上アナログチューナー付属DVDタイプ
オーディオHUもKENWOOD製でMD&カセットのコンパーチブル
さらに10連装CDチェンジャーというところに時代を感じますな(笑)

◆HCR32スカイラインGTS TypeM用ステアリング移植◆

ホントはAUTECH VERSION用が欲しいところですが…
調べてみるとほぼ同等品の↑がボルトオンで移植可能
なので某オークションで安値仕入をしてDIY交換しますた
エアバック当然装備でステアリングスイッチ類満載な現代だったら
簡単にはできない技じゃないかとも思いますね

はい…イジレルだけ弄って楽しんでました
ただやはり車齢10年選手ということで結構なトラブルもありました
そう ここで帰国子女であるというに振り回されるんですよ
たとえば↓なトラブルから…

◆エアコンヒーターから温風がでない事件◆
それこそエアコンユニットごと交換で高額出費を覚悟したのですが
調べてみると吹き出し切替を行うアクチュエーターの経年劣化による死亡
品番こそ異なりますが国内仕様HP10のがそのまま流用ができ交換

◆BOSCH製オルタネーター死亡事件◆
オルタが死んでもバッテリーがD23サイズと大型なので気がつかなかった
これもDENSO製リビルト品がそのままボルトオン交換できたので
3福澤程度の出費で助かりました

◆ボンネット開かなくなっちゃった事件◆
ある日ボンネットを開けようとオープナーを操作すると…
手応えがない
すぐにワイヤーハーネスが切れたなと思いディラーに駆け込むと
ストライカー部分で破断していたことが判明
パーツを取り寄せようとしたら日本国内にない
納期は船便で3ヶ月
じゃあ国内仕様を流用しちゃえ 何とかなんじゃないかとなったのですが
ストライカーに接するカシメ部分の構造が異なるので流用不可
オイル交換も迫っていたのでそんなに待てないという当社のオーダーに
当時お世話になっていたプリンス店のサービスフロントと一緒に無い知恵を絞り
ストライカーごと交換しちゃえばいいじゃん
↑の結論を導き出しました
しかもFHP用ワイヤーハーネス+1,000円ですべてが揃うって
パーツ類の値段おかしくないか?(笑)
発注翌日にパーツが届いて3日後にオイル交換を含めて復旧しますた

◆ガソリン入れると漏れちゃう事件◆
フューエルリッドから燃料タンクに繋がるパイプ部分に亀裂
火災爆発の危険があるので早急に交換と思い件のディラーで調べるとまたまた
日本国内にパーツ無
納期は船便で3ヶ月

ヤバイよヤバイよ度MAXな状態でこれは死ぬかもしれない(笑)
そこでFHP用とHP用のパーツリストを見比べると…
形状や長さも殆ど同じなことに気がついたので
現車合わせでやってみようと…
実際のところ部品番号は異なっていましたが完全ボルトオンでした

◆マフラー仁王立ち事件◆
快音を奏でていたAPEX製メガホンマフラー
本来はHP10用ですが格安中古を某オークションで入手して2年以上愛用したけど
ある時期から排気漏れしているような音に代ってきたわけで…
突然サイレンサーとエキゾーストパイプの溶接部分が破断
原因は経年劣化による金属疲労だったことと溶接不良ということでしたが
この際に微速ながらも動いていたことからマフラーが仁王立ちになり
リヤバンパー取付部分をブッ壊しやがった(笑)
まあマフラーは純正を残していたので戻せば無問題でしたが問題はリヤバンパー
一体構造なのでアッセンブリー交換が必要なんだけどこれもやっぱり
日本国内にありません
しかもHP10用とは互換性がないことも判明して八方塞がりかと思いきや
日産のリサイクルパーツリストを検索したら
黒が福岡にあるよ

すぐに取り寄せてそのまま色違いでもいいから装着しようとしましたが
線キズな塗装ハゲが凄すぎてこれまた現車合わせでボディ同色化
そこそこな出費でしたがそれでも新品バンパー本体より安く仕上がりました

そして最後はFHP10の持病といえば持病なのですが
内装トリム類に使用する接着剤が日本独自な高温多湿と相性が悪く
とにかくすぐに剥がれるわけでドア内張は何回貼り直したことか
そして3回目の車検を前にして走行中に接着剤が剥がれて天井内張が…(笑)
このほかフロントマルチリンクサスペンションのアッパーリンクに
ガタが出始めていて2回目の交換に迫られていたこと
さらにはエンジンヘッドのカムカバーからシールの経年劣化による
オイル滲みが発見されて車検と併せて修復の見積が…
結構なお値段
程度いい中古買えちゃいます

不思議なことにこういう状況になるとそこそこな上玉車が
格安で出てくるという運のめぐり合わせ
ただ…これはクルマに限ってでおね~ちゃんでこれはない(キッパリ)
この時点で13年超で悪増税対象にもなっていたことも含めて
愛車紹介にもあるR34スカイラインにスイッチしてサヨナラしますた

約6年近い所有でのインプレを要約すると
ハッキリ言ってメンドクサイ(笑)
だからこその帰国子女で世界戦略車でもあったことから欧州に拘りまくった
変態エンジニアの融合を当社も楽しませてもらったわけで
パーツ流用も何とかなるというのも勉強させてもらった1台で
お気に入りだったのは↓にもあるリヤハッチ周辺の処理


大人4人乗ってそれなりに荷物も乗るっていうのは正統派セダンであり
高速も日本国内制限最高速より少し上の領域で本来の性能を発揮できる
サスセッティングは車名の通り正にGTそのものでした
そして2022年の今では国産5ナンバーセダンが壊滅したことも含めると
全長を4.5m以下に抑えた上で↑を成立させていたのは素晴らしい限り

設計陣の考えていたことがここまで如実になったスポーツセダンは
後にも先にも他にないんじゃないかと当社は言い切ります
プリメーラ自体もこの後は2代目P11→3代目P12へ進化しますが
当初のアクの強さやスポーツ性は身を潜めた上に
最後はワゴンボディの方がメインになって2005年に廃モデル

そうか…3代で終わっちゃったんだ
ええ 実は先代というかプリメーラに継承された前身モデルも含めて
この3という数字が多く絡むんだよね(謎)
その話はまた改めて…


それにしても帰国子女とのお付き合い
人生に一度くらいは悪くないな(笑)
Posted at 2022/01/29 17:35:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旧車レビュー | クルマ
2022年01月26日 イイね!

記録…それはいつも儚い 一つの記録は一瞬ののちに破られる運命を自ら持っている

↑は知る人ぞ知るあのテリー伊藤が初めてADとして参加した伝説のテレビ番組
びっくり日本新記録のエンディングお約束ナレーション
まあ70年代から80年代にかけてOAしていた番組だから
覚えているという方は歳バレというか結構な齢を重ねている証拠(笑)
轟二郎が本名の三浦康一名義でチャレンジボーイとして毎週出てたのさ
何でそんなことまで覚えているかというと…
ボキはねおじさんだから
あははのは~~~~!

まあその轟サンも既に鬼籍って時の流れは残酷ですなあ

って↑までが前置き(笑)
タイトルで釣ろうとなるから長くなっちゃうんだけどな

さて…
今回は記録というか これはいい数字が出たかなという感触があった話です

24日(月)のことですがチョットしたヤボ用がありまして
茨城県は筑波山の麓にまで行くことになりました
往路は外環→常磐道で向かったのですが
途中でメーター内の走行可能距離が増えていることに気がつきました
そして目的地に着いて給油後の平均燃費を確認すると
25.4㎞/L
おっ!これはなかなかの数値だなと思いました

で…帰りは川越に立ち寄りがあった関係で圏央道→関越をセレクト
圏央道は片側1車線区間も多いことからペース的には80㎞/hくらいに落ちるし
何とか6速を使っての走行になることも影響したのか
走行可能距離が落ちるペースが遅い
もしかしてと思い帰宅直前のコンビニに寄った時に平均燃費を再確認すると
25.9㎞/L
お~っと!さらに伸びてる
そこで当社の脳裏にチョットした期待が浮かびました

普段通勤や近場での使用での平均燃費は19 - 21㎞/Lくらい
この状態で軽油満タンとするとメーター内の走行可能距離が
800㎞代が表示されるのですよ
MAZDA2 XD系AT車の燃料タンク容量は44L
なのでマージン分を差し引いも妥当な線ですよ

そして今回の燃費データをベースに今回の走行可能距離は
25.9x44=1139.6㎞
単純計算かつ机上の空論ですが東京から本州を超えて九州まで無給油走行が可能
まあマージン分を差し引いても表示される走行可能距離は
1000㎞の大代を期待しちゃいますよ
で…近所のGSで給油してみると
走行距離244㎞
給油量9.3L
燃費26.2㎞/L

クルマの燃費計も満更間違ってないんだということを再認識したのですが
表示される走行距離もさらに期待感も高まるわけですよ

給油も終わって残された最後の儀はイグニッションON
つまりエンジンスタートボタンを押すだけ
そうなるだろうという思いで笑いが止まらなくなることを想像しながら
心の中でカウントダウンがはじまった


3






2






1







ハイッ!












エッ?





きゅ…きゅうひゃくろくじゅうはち?




まぼろし~~!




いやいやいや…何で?
マージン取り過ぎだろ?(笑)

尤もどっちにしろ航続距離1000㎞以上をマークできる乗用車って
そうお目にかかれないことだけは間違いない
しかし表示1000㎞以上出すには27㎞/L以上出さないと無理なのか?
またチャレンジするつもりだけはマンマン(笑)

そうそう…タイトルにはあの後に続く文言があるのを思い出した

それでも人々は記録に挑む
限りない可能性とロマンをいつも追い続ける
それが人間なのである
次の記録を作るのはあなたかも知れない


ホント表示1000㎞はやってみたいわ
Posted at 2022/01/26 22:11:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | MAZDA2 | クルマ
2022年01月25日 イイね!

【おじさん的昔車レビュー外伝 Type E】これはもうワシントン条約で保護しなくてはいけない(笑)【YPY31セドリックセダン】

旧車レビュー外伝にしては直球かつジャーナリズム乗っかり系ネタですが…(笑)

昨日ネットニュースを徘徊してたら↓のニュースがありますた

勤続25年レトロパトカーに迫る退官 -読売新聞ON LINE-
↑の記事のポイントはというと…
山梨県警に所属する関係車両667台のうち日産セドリックは残4台
その4台に退官が迫っているということ

ん?…セドリックの警察用車両?
それってYPY31じゃん!

ハイ以前にもネタにしました
Y31セドリックセダンの警護車両向け特装仕様です

1998年に約10台が配備されたが残りは4台とのこと
車齢は今年で24年って干支2周り
警らで走行距離も半端ないパトカーが今も現役ということ自体が奇跡的な話
2022年現在警視庁管内でも殆どお目にかかれない
最後に見たのが首都高11号お台場線で活動中だった交通機動隊所属覆面仕様を
コロナ禍以前だったから2019年と思うが…

しかも天下の山梨県警
このYPY31を公式ツイッターで激レアと言って公開しちゃってるんですよ

※本画像はナンバーへの処理はありませんが山梨県警が公式発表
 さらには↑の読売新聞ON LINEにもそのまま使用されている事も含めて
 オリジナルを尊重する点から画像加工は一切せず掲載いたしました

PCの基本助手席用カーメイト製ミラーが桜の代紋の証(笑)
お~っと!分類番号が88の2桁というのが泣かせるぜ!
いやいや…今全国に2桁時代の警察車両がどれだけ残っているのか?
一般車でもカナリのお宝貴重な存在だからね
もう殆ど壊滅状態なことだけは間違いない

しかもだ
セドリックなのにフェンダーミラー
さらにエンジンはV6 3L NAに5速マニュアルトランスミッション
パワーウインドウなんてどこ吹く風の手回し
警察規定でシートはビニールレザーなんてイマドキのタクシー仕様にだってない
正義な漢の仕事場に相応しいじゃないか!

まあ一般仕様のY31セドリックセダンからして最終製造が2002年
タクシー仕様ですら2014年で製造終了しているということもあり
車齢的にも激減して見かけなくなっているわけですから
もうYPYは絶滅危惧種と言っても過言ではない
それに一般人に入手はできないクルマなんだから…

まずは何らかの形で残さないとイカン!
誰か保存に名乗りを上げる漢を待ってます

ん?当社?
スンマセン維持する自信が全くありません
なので丁重に辞退させていただきます(笑)
Posted at 2022/01/25 01:05:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧車レビュー外伝 | クルマ
2022年01月24日 イイね!

THE POWER OF DREAM CB

THE POWER OF DREAM CB
当社的には最強のツーリングマシーン
北海道から関西まで近場の関東・東北・甲信越・東海も含めて走り抜けました

本モデル以前にも2007年モデル無限SPも所有してましたが
モデルイヤーごとの進化がハッキリわかる
ここら辺がBIG1 PROJECTと称し今も製造販売を続ける
HONDAの誇りというか良心という感じですね
Posted at 2022/01/24 22:55:54 | コメント(0) | クルマレビュー
2022年01月24日 イイね!

『ばじる』と入力→変換したら『馬汁』とやりやがった(笑)

あまりにもバカ過ぎる当社PC
温泉旅館や日帰り温泉などでよ~く見かける
馬油のシャンプーなんかじゃないんだからな(笑)

というわけで…
毎度毎度クルマ関係のネタばかりでは飽きも来るのでタマには食系も(笑)

先日スーパーへ買出しに行った時のことです
そういえばチューブの生姜と山葵がそろそろなくなることを思い出して
チューブ系調味料のコーナーへ向かいました
SB vs ハウスが鎬を削る仁義なきシェア争奪戦が繰り広げられるこの世界
我家では常に備えが必要なアイテムでもあります
そう当社はyouがつかない
tuberです(笑)

で…
当社は生姜と山葵を手に取った直後に目線に入ってきた↓に衝撃が走りました

き…きざみバジル?
SBやるじゃねーか!
チューブ系きざみに青じそがあるのは知っていたがこれは初めて見たぞ
バジル好きの当社にはズシ~~ンと刺さってしまったというか
これは一度試してみなさいという教示されたようなもの
当然ながら買わずして語るべからずということで即買です(笑)

尤も調べてみるとこれがリリースされたのは2020年10月だったそうで
1年3ヶ月も知らなかった当社は如何にチューブ系調味料コーナーを
よく見てなかったのかを思い知らされました(笑)

そして我家に戻ってきたら早速食レポ

↑のように中味本体は濃いグリーンで如何にもバジルであることを強調
香りも見事なまでにバジルしていますが
やはりチューブ系できざみとしてしまった時点で
生バジルが100とすると40 - 50くらいまでレベルダウン(^^;
それでも独特のバジル臭は周囲に拡がるのでヨシとします

続いてお味の方です
パッケージに『チーズのこく』とありますがこれが曲者
純粋なバジルを求めるとチョットばかりの違和感
添加物のせいだと思うのですよ
ネットの評判ではこれを巡って酷評も結構あるのも事実でして
まあオリーブオイルはいいにしても
チーズパウダーとガーリックパウダーが余計な仕事をしてる感じ
要はどちらも伊太利亜料理に欠かせない食材で
バジルを活かすためには名脇役であるのは百も承知ではありますが
この1本にすべてを封じ込めてしまった弊害でもあるのかな?
尤もこれは調味料と見れば
完成度はカナリ高いのも事実です
手軽にバジル風味に味変させることのできるスグレモノなのですから(笑)

今のところポテトサラダへとバジルトーストのみで試しただけですが
結構本格的なイタリアンバジリコワールドを楽しませていただきました
正に…
手軽にフィアット
口元にアルファロメオ
味覚のフェラーリ

そんな感じです(笑)

ただ…
コイツで当社がパスタで一番好きなジェノベーゼを作ろうと思うと…

オールインワン調味料であってもカナリ使わないとあの味は出せないと思う
相葉マナブでやってる釜-1グランプリに出てきた
まるごと使い切っちゃった釜飯
↑を作るのにチューブ生姜&山葵を丸ごと1本投入するんだけど
ジェノベーゼでもこれと同様なくらいきざみバジルは必要な予感(笑)

まあ結論として調味料としてみれば★★★★☆という感じですが
SBのきざみシリーズはなかなかのラインナップが完成していたことも知りますた

レモンとかねぎ塩は使い道が想像できるんだけど
クセが強過ぎるパクチーはどんな使い方するんだよ!(笑)
何でもきざみにすりゃあイイっていうもんでもないんだぜ

チョットばかり気にはなりましたがこれはこれでヨシですな
Posted at 2022/01/24 10:27:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | グルメ/料理

プロフィール

「そのTKSを日帰りで食いに行ってみようと調べていたらとんでもないことがわかりますた http://cvw.jp/b/3408570/47734541/
何シテル?   05/21 16:16
クルマに関わるあらゆる事柄に鋭くメスを入れる そして笑いと疑問を提供する国立自動車総研 どうも! 主席研究員の代表取乱役です 国の公的機関みたいですがそん...
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